戸田金一、太郎良信、大島光子・編/成田忠久・監修、教育史料出版会、1997年
初版 509頁 カバー ヤケ -いま蘇る『北方教育』に集う若き綴方教師たちの情熱と苦悩!故・成田忠久が心血を注いで監修した昭和8年から13年まで340篇の書簡集。生活綴方教育研究の貴重な第一次資料。書簡の下欄に、編著者による詳細な注記をほどこした。北方教育社創設期および1938年以後の歩みについて、序で解説した。生活綴方教育運動の概観と『北方教育』の歴史的役割、今日的意義、成田忠久と国分一太郎の交流など、編著者による解説を収録した。口絵に当時の貴重な写真を掲載した。(紹介文) 3部構成 -口絵モノクロ写真2頁/戸田金一「まえがき」/編集方針について/戸田金一・序/昭和8年から13年までの書簡340篇(稲村謙一、国分一太郎、滑川三千夫(滑川道夫)、近藤益男、佐々木昂、村山俊太郎、草彅清次郎、加藤周四郎、小砂丘忠義、田村修二、鈴木道太、他書簡)/解説 太郎良信「北方教育運動と日本の綴方運動」 大島光子「成田忠久と国分一太郎の交流」 戸田金一「心の教育としての北方教育」/太郎良信・あとがき/参考文献