編著:山下 昇、東海大学出版会、平成 15年(2003年) 第1版第4刷、310 p カラー口絵:8・・・
本書はまず、日本地質の開拓者ナウマンがフォッサマグナの位置をどのように定義したかを、彼の文章に即して解明する。次に西縁の糸魚川―静岡構造線の実態を、断層露頭のほか近隣の地形や景観をまじえながら、北から南へたどる。また、東縁の直江津―平塚線という構造線は実在しないのだ、と、ナウマン説の欠陥をえぐり出す。その上で、古期「フォッサマグナ以前」、中期「フォッサマグナの変容」に分けて、フォッサマグナの実態を紹介する。 目次:序章:フォッサマグナとは何か - 山下昇 [執筆] / フォッサマグナの西縁、糸魚川―静岡構造線 - 山下昇 [執筆] / フォッサマグナの東縁、直江津―平塚線 - 山下昇 [執筆] / 古期岩層―フォッサマグナ以前の岩層 - 大塚勉 [執筆] / 中期岩層―フォッサマグナの発生と発展 - 小坂共栄 [執筆] / 大峰面―中期と新期の境界面 - 山下昇 [執筆] / 新期岩層―フォッサマグナの変容 - 山下昇, 酒井潤一 [執筆] / 新期の火山 - 河内晋平 [執筆] / フォッサマグナの温泉と地下資源 - 渡辺晃二 [執筆] / フォッサマグナと人類 - 中村由克 [執筆] / フォッサマグナの成因 - 山下昇 [執筆] / ナウマン小伝 - 山下昇 [執筆]
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