藤澤健一編 近藤健一郎、照屋信治、松田ヒロ子著、榕樹書林、2014、446頁、A5判、1冊
並製、新刊初版。
※本の内容※ 近代史にあっては「教師」が果たした歴史的な役割は大変大きなものがある。教師は、いわば体制そのものであり、その急先鋒でもあったが同時に体制批判の先端も担っていた。本書は帝国主義日本の教育システムを沖縄の中にどう導入するのか、あるいは又、どう抵抗するのか、したのかを、復刻出版された「沖縄教育」にあらわれた事象をベースとして、近代沖縄に生きた教師の実態を解明することを通して明らかにしようとする沖縄教育史研究の新しい試みである。戦前の沖縄教育研究の基礎資料である「沖縄教育」復刻チームによる、いわば「沖縄教育」研究の第一弾!!