元型論 : 無意識の構造 人間のこころには、フロイトのいう個人的な意識だけでなく、人類に共通の太古の記憶につながる普遍的無意識の層がある、となんとも魅惑的な論をとなえたのが、この本の著者、ユングである。本書は、ユング心理学の根幹をなす普遍的無意識と元型に関する主要論文を集めたものである。神話学、図像学、東洋学などの知見と、豊かな臨床体験をふまえ、具体例をあげながら論理的に普遍的無意識の存在を主張し解明しようとする。ユングの思想を少しでも理解しやすくするために、訳者による、ていねいな註と解説が付されている。ユング理解になくてはならない一冊。
信州観光パノラマ絵図 : 鳥瞰図でたどる大正~昭和初期の鉄道・山岳・温泉
フローズン・フィルム・フレームズ : 静止した映画 <フォト・リーヴル 1>
カオス・領土・芸術 : ドゥルーズと大地のフレーミング <叢書・ウニベルシタス 1113>
ジェンダートラブル : フェミニズムとアイデンティティの攪乱