茨木 理恵子(編)、日本評論社、1990-12、296p、21cm
【座談会】
死刑は、なぜなくならないのか
死刑廃止条約批准に向けて、いま何をすべきか―高野孟+岩井 安田好弘+福田雅章
〈死刑がある社会〉と〈死刑がない社会〉
私たちが住んでいる社会と国家を問い直すために
小野坂 弘
揺れる死刑制度(アムネスティ・インターナショナル日本支部/編)寺中 誠
死刑廃止を加速したソ連・東欧の政治的激変
威信低下で大量処刑にすがる中国
崩壊はじめたアパルトヘイトと死刑
イスラム諸国もひとくくりにはできない
きわめて流動的なフィリピン
合衆国連邦死刑法、間一髪で回避
死刑と日本社会
被害者への謝罪と死刑廃止被害者とつながる一歩として
荒井 彰
悩まなくなった裁判官 永山事件最高裁差戻判決がもたらした死刑判決の増加
―飯室勝彦
秘密主義を貫く法務省の「死刑論」
菊池さよ子
死刑執行を強制される刑務官
私の死刑廃止論
清水反三
死刑囚教誨師の嘆き
大塚公子
死刑制度維持に加担するマス・メディア―死刑の実態を伝えるジャーナリズムを目指して
世論調査における死刑公正な情報を与えられない日本の国民-
山口正紀
藤吉和史・松井千秋・港 和夫 -
菊田幸一
国会議員は死刑についてどう考えているのか死刑に関する国会議員アンケート調査〉
世の中の何廃止の思想と闘い
小河滋次郎と正木亮
藤岡一郎
初版
状態:良好です