マルグリット・ユルスナール 著 ; 多田智満子 訳、白水社、1985年、105, 2p、22cm
空想と誇大妄想の成果ともいうべき《牢獄》。古代および近代ローマを記録した《風景》。その廃墟の詩情に対する感情を、後世への文学、建築学、都市論への影響を論じつつ、「古代の復元」に賭ける文豪がみずからの夢を幻想の銅版画家の作品1点1点にたくしその魅力を語った見事な美術エッセイ。
表紙周りに薄いスレ、薄い汚れ。
三方にもシミなどの汚れあり。
巻末の遊び紙付近にシミはありますが、通読には問題ありません。
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