社本幹博・越川 卓 監修 長坂徹郎・横井豊治 編、名古屋大学出版会、2018年1月、328p、B5判・・・
細胞の見方や、検体処理・染色法などの手技、各種疾患の特徴などを丁寧に解説。分子生物学の応用や LBC など、これからの細胞診に必須の知識も盛り込み、一冊で細胞診のすべてが把握できるよう編まれた好評テキストの最新版。信頼のカラー画像と見やすい構成で学習効果の向上を図る。
本書(改訂)の特徴
これから細胞診を学ぼうとする臨床検査技師や細胞検査士を目指す学生、医学部生が、細胞診断学の基礎と臨床応用を習得するため、総論と各論に分けて必要な事項をわかりやすく、コンパクトにまとめています。
◆すべての写真をカラー写真とし、本文中に挿入したことで、より使いやすいテキストに。
◆各章における重要な点が理解できるように、章末にセルフチェック(復習問題)を導入。
◆各臓器の癌取扱い規約や WHO 分類の最新改訂版に準拠した記述。
◆細胞検査士の資格試験に対しても十分対応できる内容に。
目次
はじめに
序 章 細胞診の歴史と展望
Ⅰ 総論
第1章 細胞と組織
第2章 病理学総論
第3章 検体処理
第4章 細胞診で用いられる染色法
第5章 光学顕微鏡の理論と取扱い
第6章 スクリーニング
第7章 免疫組織化学、電子顕微鏡ほか
第8章 分子生物学の細胞診への応用
Ⅱ 各論
第1章 婦人科
第2章 呼吸器
第3章 消化器
第4章 泌尿器
第5章 乳腺
第6章 甲状腺
第7章 体腔液
第8章 骨・軟部、中枢神経系、小児腫瘍
第9章 リンパ節
和文索引
欧文索引
納入までに3週間ほどかかります。