マイスター・エックハルトの生の教説

￥3,500

• 著者 松田美佳 著
• 出版社 行路社
• 刊行年 2010
• ページ数 284p
• サイズ 20cm
• ISBN 9784875344254
• 状態 美
• 解説 2010年初版1刷。カバー付属。定価：2,600円+税。
  カバー上端に微スレがありますが、それ以外は良好な状態です。
  
  ●マイスター・エックハルト (Meister Eckhart、1260年頃-1328)
  　中世ドイツ（神聖ローマ帝国）のキリスト教神学者、神秘主義者。本名は、エックハルト・フォン・ホッホハイム（Eckhart von Hochheim） とされています。
  　パリ大学にてマイスターの称号を受け、トマス・アクィナス同様、同大学で二度正教授として講義を行いました。
  1326年、その教説のゆえに異端の告発を受け、これに対し「弁明書」を提出。同じく異端告発を受けた神学者のウィリアム・オッカムとともに審問を待つ間に、エックハルトは没しました。
  　死後の1329年、教皇勅書"In agro dominico"によりエックハルトの命題は異端及び異端の疑いあり、の宣告を受け、著作の刊行・配布が禁止。これによって彼に関する記録はほとんどが失われたため、その生涯は上記の「弁明書」等から再構成されるのみであり、不明な部分が多く残されています。
  　後世への影響として、ニコラウス・クザーヌス (中世ドイツの哲学者・神学者・数学者・枢機卿)、哲学者のフリードリヒ・シェリング, ヘーゲル, ニーチェ, ショーペンハウアー、音楽家で詩人のジョン・ケージなどが挙げられます。
  　著作邦訳に『エックハルトラテン語著作集』『ドイツ語説教集』『神の慰めの書』など。
  
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マスターID：4278254
初版刊行年：2010.7
ISBN：978-4-87534-425-4