アダム・カバット 監修、小学館、2014年6月、126p、21cm
1刷 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
豆腐小僧や一つ目小僧など個性的な妖怪が大集合する「妖怪図鑑」、里芋やサツマイモが地獄の責め苦を受ける「芋地獄」、こびと島の妖怪たちがお江戸を目指して旅する「こびと漫遊記」、化け物世界の嫁入りをギャグ満載で描く「化け物の嫁入り」、以上4話を収録。すべて230年前の江戸時代の黄表紙の作品です。原画原作者は山東京伝、十返舎一九、勝川春英など、当時超一流の戯作者や浮世絵師たち。それらの作品が、絵柄はそのままに、超訳して吹き出しをつけただけで、現代のマンガに早変わり! 一度見たら忘れられない超個性的なキャラクター、抱腹絶倒・荒唐無稽のストーリー展開、最初から最後までギャクとだじゃれの大連発! 日本人は江戸時代からこういうマンガが好きだったんだ、ゆるキャラが好きだったんだ、と一読すればだれでも納得。まさにクールジャパンの始まりは江戸時代にありました。
みうらじゅん氏が本書オビに寄せてくださった言葉で締めます。「これぞ日本古来の“ゆるキャラ”なり。 みうらじゅん」!