文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

レーニン  <現代思想選 3> 「若い日のレーニン(1933年」と「レーニンについて(1924年)」を収録。前者は竹内成明がロシア語原典のモーリス・パジャーヌ訳から訳したもの。1870年にウラジミール(世界の主人、所有者の意)という名の子がウリヤーノフ家の三人目の子供としてシンビルスク(ウリヤノフスクと名前を変える)で生まれたこと(1章)p27から1893年ころ資本論などを読んで思想を深めていった時期までを史実を、当時のソビエトが作り上げた虚像との違いなども指摘しながらじっくりと時代を追って描写しており信頼がおける。主な内容と抜粋は以下。父、母(2章)、当時「人民」とは「農民階級」を意味していたp41、政治的背景、インテリゲンチアの革命への道、テロリズムp52(3章)、兄アレクサンドル、そのギムナジウムの校長がケレンスキーだったころ、その大学生活(4章)、1880年代のトルストイ(悔い改めた貴族p74)、キリスト教(世界のための教義ではなく、個人の救済にいたるための修練p75)について描写し、この10年は「誰もが自分をいっそう確実に救おうとして他人に背を向けているような時代でアレクサンドルは大学生でウラジミールはギムナジウムで勉強(5章、p76)、1887年3月1日のアレクサンドルのテロリストとしての逮捕p83、裁判p86、彼が書いた綱領(「労働者階級の組織と教育」の必要性は認めていたが、その問題はいつとも定められぬ未来に延ばされていた。真のマルクス主義者が専制を転覆する本質的な力は労働者の階級闘争にあると考えていたのに対し、テロリスト支部は、労働者階級が政治の領域に介入してくるためには、前もってインテリゲンチアがテロによって専制を打倒しておくべきであると信じていた6章、p90)、レーニンの幼年期と学校時代(7章)、父の55歳での脳溢血による死p113、アレクサンドルの死刑、姉アンナの逮捕(8章)、父と兄とレーニンの思想の違い(9章)、大学時代の準備(「情熱が欠けていたのではない、情熱を抑制する能力が、彼のもっともすぐれた天性のひとつだったのであり、まさにそれこそが、彼を人々の指揮者たらしめた10章)、アレクサンドル三世の治世(11章)、「ロシアの革命家は資本論の中に、そこに書かれてあるもの、つまり資本主義体制の科学的分析ではなく、搾取に対する道徳的断罪を読みとっていた(マルクスはこの思いちがいを <現代思想選 3>

佐藤書房

レーニン  <現代思想選 3> 「若い日のレーニン(1933年」と「レーニンについて(1924年)」を収録。前者は竹内成明がロシア語原典のモーリス・パジャーヌ訳から訳したもの。1870年にウラジミール(世界の主人、所有者の意)という名の子がウリヤーノフ家の三人目の子供としてシンビルスク(ウリヤノフスクと名前を変える)で生まれたこと(1章)p27から1893年ころ資本論などを読んで思想を深めていった時期までを史実を、当時のソビエトが作り上げた虚像との違いなども指摘しながらじっくりと時代を追って描写しており信頼がおける。主な内容と抜粋は以下。父、母(2章)、当時「人民」とは「農民階級」を意味していたp41、政治的背景、インテリゲンチアの革命への道、テロリズムp52(3章)、兄アレクサンドル、そのギムナジウムの校長がケレンスキーだったころ、その大学生活(4章)、1880年代のトルストイ(悔い改めた貴族p74)、キリスト教(世界のための教義ではなく、個人の救済にいたるための修練p75)について描写し、この10年は「誰もが自分をいっそう確実に救おうとして他人に背を向けているような時代でアレクサンドルは大学生でウラジミールはギムナジウムで勉強(5章、p76)、1887年3月1日のアレクサンドルのテロリストとしての逮捕p83、裁判p86、彼が書いた綱領(「労働者階級の組織と教育」の必要性は認めていたが、その問題はいつとも定められぬ未来に延ばされていた。真のマルクス主義者が専制を転覆する本質的な力は労働者の階級闘争にあると考えていたのに対し、テロリスト支部は、労働者階級が政治の領域に介入してくるためには、前もってインテリゲンチアがテロによって専制を打倒しておくべきであると信じていた6章、p90)、レーニンの幼年期と学校時代(7章)、父の55歳での脳溢血による死p113、アレクサンドルの死刑、姉アンナの逮捕(8章)、父と兄とレーニンの思想の違い(9章)、大学時代の準備(「情熱が欠けていたのではない、情熱を抑制する能力が、彼のもっともすぐれた天性のひとつだったのであり、まさにそれこそが、彼を人々の指揮者たらしめた10章)、アレクサンドル三世の治世(11章)、「ロシアの革命家は資本論の中に、そこに書かれてあるもの、つまり資本主義体制の科学的分析ではなく、搾取に対する道徳的断罪を読みとっていた(マルクスはこの思いちがいを <現代思想選 3>

¥1,000 (送料:¥1,200)

  • 著者 L.トロツキー 著 ; 松田道雄, 竹内成明 訳
  • 出版社 河出書房新社
  • 刊行年 1987年2月
  • ページ数 431p
  • サイズ 20cm
  • ISBN 4309707033
  • 状態 中古品(良好)
  • 解説 3版  カバー付  カバー背少色アセ   カバーヤケ無し 本体天少点シミ 三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。

クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可

マスターID:1334437
初版刊行年:1980.5
ISBN:4309707033

かごに入れる
気になる本に追加
印刷

店舗情報

店舗外観

〒192-0082
東京都八王子市東町 12-16 
TEL:042-645-8411
FAX:042-645-8415

東京都公安委員会許可 第30883078591号
書籍商 佐藤書房

書籍の購入について

支払方法等:

郵便振込み、銀行振込み、クレジットカード決済(「日本の古本屋」での受注のみ)

・先払いをお願い申し上げます(公費のぞく)※受注後14日間ご連絡または入金確認できない場合、お取引キャンセルとさせて頂きますのでご了承下さい。

公費購入は合計金額税込み1000円以上のご注文で対応いたします

代引きの扱いはありません。

価格は全て税抜き表記となります。

商品引渡し方法:

クリックポスト、レターパックまたはゆうパック
※商品代金とは別に送料をご負担いただきます
厚さ3cmA4サイズまで1kg以内はクリックポスト 送料185円
厚さ3cmA4サイズまで4kg以内はレターパックライト 送料430円
厚さ3cmを超えレターパックプラスの封筒に入るサイズ 送料600円
それ以上の品はゆうパックにて発送いたします。
価格表をご参照ください。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-simulator/youpack.php

なお店頭での受け渡しも可能です。

・ゆうパック以外は日時指定出来ません。日時指定をご利用になりたい方はゆうパックをご利用ください。

返品について:

※こちらの瑕疵によるものでないかぎり返品・返金は致しかねます。

他特記事項:

・日曜日の配送はございません※12月31日〜1月3日まですべての業務を休業いたしますので、この期間のご注文対応はいたしかねます。

・2023年8月10日より海外発送は不可となりました。

・If you wish to ship internationally, please buy from Buyee.

書籍の買い取りについて

出張買取も対応いたします(ダンボール2箱以上より)ジャンル不問。まずは事前にご連絡の上ご相談くださいませ。

送料について

  • ゆうパック・宅配便
代引きのみ
北海道 1,200円
青森県 1,200円
岩手県 1,200円
宮城県 1,200円
秋田県 1,200円
山形県 1,200円
福島県 1,200円
茨城県 1,200円
栃木県 1,200円
群馬県 1,200円
埼玉県 1,200円
千葉県 1,200円
東京都 1,200円
神奈川県 1,200円
新潟県 1,200円
富山県 1,200円
石川県 1,200円
福井県 1,200円
山梨県 1,200円
長野県 1,200円
岐阜県 1,200円
静岡県 1,200円
愛知県 1,200円
三重県 1,200円
滋賀県 1,200円
京都府 1,200円
大阪府 1,200円
兵庫県 1,200円
奈良県 1,200円
和歌山県 1,200円
鳥取県 1,200円
島根県 1,200円
岡山県 1,200円
広島県 1,200円
山口県 1,200円
徳島県 1,200円
香川県 1,200円
愛媛県 1,200円
高知県 1,200円
福岡県 1,200円
佐賀県 1,200円
長崎県 1,200円
熊本県 1,200円
大分県 1,200円
宮崎県 1,200円
鹿児島県 1,200円
沖縄県 1,200円

新着書籍