芸術新潮　４７巻２号（１９９６年２月）

￥810

• 出版社 新潮社
• 刊行年 1996/02
• サイズ 29ｃｍ
• 解説 江戸ルネサンスの天才 小堀遠州 I琵琶湖畔に生まれ戦乱の世を生きる 遠州を生んだ近江の文化的土壌 / 栗田勇/
  ・ 江戸ルネサンスの天才 小堀遠州 II庭に託した理想的宇宙 以後の庭園の典型を作る/
  ・ 江戸ルネサンスの天才 小堀遠州 III利休、そして織部との出逢い 京・堺・奈良の文化サロン/
  ・ 江戸ルネサンスの天才 小堀遠州 IV「侘びさび」を超え「綺麗さび」へ 茶の湯の新たなる地平を開く/
  ・ 江戸ルネサンスの天才 小堀遠州 Vいま甦る「綺麗さび」の美学 多才な天才の遺したもの/
  ・ ART NEWS 目標は300歳！“版画仙人”平塚運一のゴキゲンな日々/
  ・ ART NEWS 知られざる女流画家 キャリントンの奇妙な愛情生活 愛した男はホモセクシュアルだった ようやく脚光を浴びつつあるイギリスの女流画家 ドーラ・キャリントンの、あまりに数奇な人生と画業！ / 鈴木布美子/
  ・ WORLD ゆかりの宿に開館したバルビゾン派美術館 ビザンティンの遺跡も会場 イスタンブール隔年展ほか/
  ・ INVITATION これから見られる展覧会案内 お薦めのCD、書籍、映画などなど/
  ・ 次号予告/
  ・ 話のツボ ESSAY OF THE MONTH カリフォルニアで夢二を見つけた！ / 袖井林二郎/
  ・ 話のツボ ESSAY OF THE MONTH 明治の新聞“拾い読み”の愉しさ / 神保侃司/
  ・ 特集 謎の達人 小堀遠州 庭作りの名人として名高い遠州……彼にはまた、名建築家、天下第一の茶の宗匠、はたまた桃山から江戸への激動の時代を生き抜いた、有能な政治家としての顔もあった彼が好んだ“綺麗さび”の世界を探りつつ、この“謎の達人”の全貌に迫る / 栗田勇
  特集 謎の達人 第一章 孤篷庵－菩提寺に結実した遠州の美学--「孤篷」とは苫舟のこと 遠州が自ら作ったこの菩提寺の庭や茶室には故郷の琵琶湖に浮かぶ舟のイメージが重ねられているという/
  ・ 特集 謎の達人 第二章 「日本の庭」は遠州が変えた！ 遠州作とされる庭園は数多い「刈り込み」ほかの得意技を駆使して夢窓国師以来の伝統を刷新、以後の庭の典型を作った名園を拝見/
  ・ 特集 謎の達人 第三章 “泰平の世”の茶の湯を開く 金地院八窓席、孤篷庵
  良好