日本映画縦断 （全３巻）　1 (傾向映画の時代)　２（異端の映像）　３（山上伊太郎の世界）

￥7,000

• 著者 竹中労 著
• 出版社 白川書院
• 刊行年 １９７４年・　７５年・７６年
• ページ数 234, 24p
• サイズ 20cm
• 状態 中古品（並）
• 解説 （全３巻）　 初版　 カバー　 帯付　 カバーヤケ無し　 帯背少焼け　 帯両面ヤケ無し　本体天地個口少ヤケ少点紙魚　地ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し保存状態良好です。
  
  竹中氏の映画に関する書籍では、「鞍馬天狗のおじさん」ですっかり虜になり、この文庫本も四冊買いました。
  (一部紛失もした為)、この日本映画縦断の1を入手してから　探しました、続編を。しかしながら便利な時代ですね
  ネット検索すれば、持ち主がわかり購入できる訳ですから。
  そのネット検索のお陰で、今年の真夏に　雄呂血を訪ねて　「奈良・京都の独歩記(ひとりあるき)」に
  旅行してきました、いや良かったですね。外国映画では　イタリアの名所旧跡が取り上げられる作品がかなり
  ありまして、それが現在の海外旅行に拍車をかけてきた訳ですけれども。日本にもあるのです、奈良の東大寺の
  近く　「戒壇院御堂」がその撮影ロケ地。東大寺、春日退社、平城京跡　それも結構ですが・・・・。
  　1925年作品の雄呂血は、時代劇の　王者　阪妻　の傑作であるとともに、現代までのチャンバラ時代劇のとりわけ
  創世といわれた　作品でネガもほぼ完全に残っています。
  　その撮影現場も　しっかり現存され、その[史跡}を　廻ってきました。　暑さもなんのその　感無量でした。
  竹中　労氏の　映画に対する情熱、と簡単に言ってしまっては、失礼なんですけど　多少はその胸中を
  理解できました。　そんな訳で　旅行から帰り、　改めて　雄呂血のビデオ(NHK33回忌放映)とこの　本を
  読み返したのでした。

マスターID：1163631
初版刊行年：1974