西田谷洋著、ひつじ書房、2020年、401p、20cm、1冊
カバー 状態:概ね良好
目次より:
1 安房直子(創作の方法;時間と共同体―小学校童話教材;スペクタクルと覚醒―中学校教材;無気力なファンタジー)
2 あまんきみこ(不可視を可視化すること―あまんきみこの世界;日常空間のファンタジー性、あるいは空間の変質―『鳥よめ』『空の絵本』;比喩と虚構―「わたしのかさはそらのいろ」「おかあさんの目」;物語の効能と主体形成―「いっかい話、いっかいだけ」「青い柿の実」「夕日のしずく」;外部空間化された意識・記憶―『だあれもいない?』;夢・白昼夢の物語―「口笛を吹く子」;連作による幻想長編の構成―『北風をみた子』;メタフィクションの挑戦―『もうひとつの空』)
3 儀礼・儀式とステージ(透明と障害―香魚子;輝くことの物語と過剰―劇場版『花咲くいろはHOME SWEET HOME』;終わらないことの夢想―吉本ばなな;らしさを生きる/らしさに抗う―山内マリコ)
4 小川洋子(虚構の民俗的カテゴリー―「百科事典少女」;グロテスクのゆくえ―「愛されすぎた白鳥」「果汁」;媒介者の機能―「缶入りドロップ」「トランジット」「博士の愛した数式」「巨人の接待」「ハキリアリ」;プロットの修辞学―『アンジェリーナ』;パサージュと窪み―『最果てアーケード』)
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