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高原と湖の遺跡 : 古代エン・ゲヴの発掘調査

ハナ書房

¥1,200

  • 著者 天理大学考古学研究室聖書考古学発掘調査団編
  • 出版社 天理大学
  • 刊行年 1994.3
  • ページ数 24p
  • サイズ 30cm
  • 状態 中古品
  • 解説 遺跡の概要
    エン・ゲヴ遺跡はイスラエル北東部のガリラヤ湖東岸に位置している。 この地では先史時代から歴史
    時代にわたる生活が営まれていた。 鉄器時代のエン・ゲヴ遺跡は、にゴラン高原が間近かにせまり、
    高原から湖に通じる交通の要衝に地を占めている。 その規模は東西南北250mほどの広がりがあり、
    その北寄りには東西50m、南北60m、高さ3m程の高まりがみられるこれはアクロポリスあるいは城
    にあたるものであろう。
    1961年に行なわれたイスラエル考古局の調査は、エン・ゲヴの地に10世紀前半に堅固な城壁を伴っ
    た都市が出現していることを明らかにした。 この町は、前8世紀に終焉をむかえる。その200年の間に5
    つの層が形成され、幾度かの災禍の跡も残されている。その一つは、前886年にイスラエル人の居住す
    るこの町がアラム人のダマスカス王国によって侵略されたことを示している。 事実、 第Ⅲ層の時期に再
    建された町は、前代と大きく様相を異にしている。 出土品としても、アラム語の銘文を刻んだ土器やシ
    リア北部地方に起源をもつ滑石製の鉢などがこの層で出土しているが、これらの証跡はアラム人がこの
    地に居住していたことを示している。 『旧約聖書』 列王紀は、 前733、2年のアッシリア王、ティグラト
    ピレセルⅢ世の侵攻により部イスラエルの町々が陥落したことを記すが、 ゴラン地域最大の規模を
    誇ったこの町もその際滅亡したのであろう。
    日本の聖書考古学発掘調査団は、1990年から3年間、遺跡の北側の高まりを対象に調査を行ない、エン・
    ゲヴ遺跡の具体的様相を明らかにした。この調査はモシェ・コハヴィ教授を団長とするテル・アヴィヴ大
    学のゲシュール地域考古学調査の一環として行なわれたものである。同大学からはギル・コーボ氏の協
    力も得た。また、調査に際しては、文部省科学研究費補助金(国際学術研究)、その他の基金の補助をも
    受け
    調査の結果、調査区の東側で遺跡を囲続する大規模な二重の壁(ケースメトウォール)を確認した。ま
    遺跡の概要
    エン・ゲヴ遺跡はイスラエル北東部のガリラヤ湖東岸に位置している。 この地では先史時代から歴史
    時代にわたる生活が営まれていた。
    状態:良好

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