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村松友視草稿(下書、習作) 「オペラグラス」66枚完

古本あい古屋

村松友視草稿(下書、習作) 「オペラグラス」66枚完

¥260,000

  • 著者 村松友視
  • 刊行年 [1981]
  • ページ数 66枚
  • サイズ 相馬屋製400字詰原稿用紙
  • 冊数 1部
  • 状態 中古品(並)
  • 解説  村松友視初期小説「オペラグラス」草稿 66枚 無署名だが、村松友視(1940-)の肉筆 400字詰の原稿用紙66枚 鉛筆書き。 
     村松友視の初期小説(直木賞以前の作)を集めた作品集「悲劇のように」(1981年福武書店刊)に同名の「オペラグラス」という作品ある。
    「オペラグラス」は、1979年作品社設立に参加した寺田博が、翌年、編集長として創刊した文藝雑誌『作品』(7号で休刊)第二巻第四号1981年4月号に吉野英生名義で発表された。 この原稿と本を比較すると、その作品の草稿、下書、あるいは習作、といえるもの。 主人公の名「武吉」は、初出、本では「薫」に(ちなみに、作品集「悲劇のように」中の別作品「変装のあと」の主人公が「武吉」)、登場人物、洋装店「ヒラタ」主人の平田や、主人公共々「ヒラタ」につとめる由紀などは同じ、大井町の喫茶店「マドンナ」の描写や「サファリスーツやパンタロンを身につけ、首には夏でも派手な色合いのネッカチーフを巻き付け」「流行のパンタロン・シューズを履き」「背が低く、低いなりに均整がとれ」「均整がとれているだけに余計に小さく見える」という平田の風貌、由紀が煙草の火の貸し借りをしている男たちを見て「ああいうのを見ると、男だなあって思う」というシーン、「ヒラタ」の屋根裏の三角部屋、刑場の科人が首を斬られるとき、口中にふくんだ二分銀(自分の首洗料)をぺっと吐き出す話など、同じ描写、エピソードが数々。話の筋としては全く同じではないが、ラストは主人公がオペラグラスを覗くシーンであることは同一、66枚で一応完結。参考に初出掲載誌、当該単行本、当該文庫本の三種を附す。 原稿には汚れ痛みあり。
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