胃癌の構造

￥4,500

• 著者 中村恭一 著
• 出版社 医学書院
• 刊行年 1983-5　第１版2刷
• ページ数 252ｐ
• サイズ 26ｃｍ
• 状態 中古品
• 解説 資料詳細
  
  要約等：
  
  多種類の胃疾患について出来得るかぎりの肉眼スライドを収集、肉眼像を中心としてX線・胃カメラの鑑別診断に役立つ病理学的解説を試みている。
  （提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
  目次
  序論......
  PART A
  未分化型癌 (胃型) と分化型癌 (腸型) との臨床病理学的差異
  I. 胃癌の組織型分類
  1. 胃癌組織発生からみた胃癌組織型と文献的考察
  2. 未分化型癌と分化型癌の形態認識
  a) 硬癌索状癌粘液細胞性腺癌の共通点
  b) 腺管を形成する癌の一部が未分化型癌に属していること
  c) 胃癌の2分類法における粘液癌, リンパ球浸潤をともなう髄様癌および
  腺扁平上皮癌・・・
  II. 胃癌組織型分類と胃癌生検材料の組織型診断
  III. 胃癌組織型と肉眼所見
  1. 進行胃癌……..
  2. 早期胃癌
  3. 胃癌組織型と陥凹型早期胃癌のX線所見・
  IV. 胃癌組織型と臨床病理像
  1. 肝転移…………
  2. 肺転移…
  3. 腹膜播種
  4.予後
  年齢・性·······
  PART胃癌の組織発生
  1. 前提Ⅰ 腫瘍はそれが発生した臓器にこ少少とも
  模倣している・・・・・・
  2. 前提Ⅱ
  癌は時間の経過とともに大きくなる
  3. 前提Ⅲ
  胃の粘膜は本質的に胃固有粘膜と腸上皮化生粘膜の2つに
  大別できる
  4. 前提ⅣV 胃固有粘膜は定常的ではなく時間の経過とともに部分的に
  腸上皮化生粘膜によって置き換えられていく (F境界線
  の経時的移動)・・・・・・
  a) 腸上皮化生の程度と年齢
  b) 腸上皮化生のない胃底腺粘膜領域を限界づける線 (境界線) の定義
  c) 境界線の型
  d) 境界線の経時的変化
  e) 性 年齢別にみたF境界線と腸上皮化生の程度
  5.前提のまとめ
  その他
  ハードカバー　記名　少線引き