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癌と核酸

ハナ書房

¥2,500

  • 著者 村松正実 編
  • 出版社 南江堂
  • 刊行年 1975-9
  • ページ数 460p
  • サイズ 22cm
  • 状態 中古品
  • 解説
    発癌のひき金が化学的物質であるとウイルスであるとを問わず, 癌組織の
    持つ特別な性質には変わりはない。この癌組織を構成する癌の細胞やその成
    立機構を分子生物学的あるいは生化学的に解明しようとするときには, その
    主な対象は核と核酸の性質, そのはたらきの制御機構となるのは当然であろ
    う。
    DNA合成の制御, DNA の修復、転移 RNA の果す役割など, 癌細胞
    としての特異な性状を担う核酸から蛋白生合成にいたる過程の研究は近年目
    をみはるような進展を遂げている. その過程における核小体の果す役割、こ
    とに RNA の性状を中心とする研究も進んだ. 本書の前半の特色はこれら
    の研究を手を下して実際に推進している研究者によって執筆され生き生きと
    記載されていることである.
    発癌に用いられている方法は化学的物質を与えるか, ウイルスによる感染
    である. それではこの方法によって正常な細胞が癌化するという機作はどの
    ようなものか.
    前者では発癌物質の生体物質殊に核酸との結合と相互作用が問題となる
    し, 後者のウイルスによる発癌についてはウイルス核酸と細胞核の核酸との
    相互作用が中心課題となる. このなかでも RNA ウイルスによる発癌の機
    構は RNA から DNA へ向う遺伝情報伝達機構としてきわめて興味深いも
    のであろう. 癌細胞という動物を死に追いやる致命的な情報しかもこの
    情報は遺伝されてゆくのであるがいかにして正常な細胞の核につくら
    てゆくのか、本書の特色はその機作を核酸を中心として後半の部分で詳述
    ていることである.
    ビニールカバー 状態:良い

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