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「満洲文学」の発掘

中国書店

¥6,380

  • 著者 西田 勝
  • 出版社 法政大学出版局
  • 刊行年 2022年05月
  • ページ数 536p
  • サイズ 四六判上製
  • ISBN 9784588460173
  • 解説 日本の近代は東アジア諸地域の侵略と不可分だった。しかし「満洲国」をはじめ植民地で刊行された書籍や雑誌は歴史のなかで散逸し、研究文献資料はいまだ不完全なものに留まっている。2021年に逝去した著者は、その忘却を埋めるべく植民地文化学会を創設、国内外の作家・研究者との協働のもと、知られざる「満洲文学」の実態を明らかにしてきた。本書は、30年以上をかけたその畢生の仕事である。

    目次

    はじめに

    I 「満洲国」成立以前

    「満洲国」に夢を紡ぐ 藤山一雄の『群像らをこをん』

    海を渡ったプロレタリア文学

    「満洲文話会」とは何であったか

    プロレタリア詩誌『燕人街』の登場

    Ⅱ 「満洲国」成立後

    ある転向文学者の軌跡 島田和夫から上野市三郎へ

    「満洲国」における芸術的抵抗の一例
     加納三郎の「戦略」
     北尾陽三の場合
     詩人野川隆の到達点
     逮捕寸前の野川隆

    内在的批判者としての秋原勝二

    朝鮮人作家今村栄治の内心の世界 「満洲文学」の傑作 「同行者」と「新胎」

    内地文学者の訪「満」
     佐多稲子のハルピン訪問
     小林秀雄 文化工作者として

    「満洲国」文学第二世代作家としての加藤秀造

    「満洲国」における「米英撃滅詩」

    ファシストと文学 甘粕正彦の「樋口一葉の日記」

    Ⅲ 中国人作家の回想録

    「郷土文学」論争から大東亜文学者大会まで(梁山丁)

    二人の女性作家─蕭紅と呉瑛(梁山丁)

    雑誌『明明』の回想(疑遅)

    私と文学(陳隄)

    逮捕入獄から解放まで(関沫南)

    Ⅳ 「満洲国」のメディア断面

    大内隆雄と『新京日日新聞』

    『満洲行政』文芸欄を読む

    『満洲経済』文化系記事を読む

    地方文学雑誌としての『大吉林』

    「満洲国」におけるフェミニズム 『大新京日報』の連続コラム「婦人の立場から」

    初出一覧
    あとがきにかえて(谷本澄子)

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