文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

尊経閣善本影印集成70 実躬卿記4・宣陽門院御落飾記・後愚昧記(山門嗷訴記・実豊卿記)〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部

¥40,700

  • 著者 前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕菊地大樹・尾上陽介
  • 出版社 八木書店
  • 刊行年 令3
  • 冊数 1冊
  • ISBN 9784840623704
  • 解説 ●実躬卿記
    鎌倉時代後期の公家、権大納言藤原(正親町三条)実躬(一二六四~?)の日記。弘安六年正月~延慶元年(一二八三~一三〇八)正月までの自筆日記が現存する。亀山・後深草・後宇多院等による院政の時期に、廷臣として活躍する実躬の行動が記述されている重要史料である。紙背にも文書・具注暦・仮名暦・歌合など多彩な記述を含む。
     尊経閣本は弘安十年~徳治二年(一二八七~一三〇七)までの自筆原本で、重要文化財に指定される。大日本古記録『実躬卿記』にて翻刻され、尊経閣本はその底本である。

    ●宣陽門院御落飾記
    記主は日野資実(一一六二~一二二三)と思われる。尊経閣本は現在知られる限り唯一の古写本であり、元久二年(一二〇五)三月・四月が現存する。内容は三月の宣陽門院(後白河天皇皇女、覲子内親王)の出家と、関連する仏事の記事である。宣陽門院母は丹後局こと高階栄子、後白河院寵妃でその没後も権勢をふるった人物で、この日記にも「二品比丘尼」として登場する。近年当該期の政治史研究において注目される女院の史料として貴重である。

    ●後愚昧記(山門嗷訴記・実豊卿記)
    『山門嗷訴記』『実豊卿記』は、ともに北朝の延臣、前右大臣三条公忠(一三二四~八三)の日記『後愚昧記』の一部である。『後愚昧記』は康安元年~永徳三年(一三六一~八三)までが現存し、室町時代前期の政治動向を知る上で必須の史料である。
     尊経閣文庫本の『山門嗷訴記』は応安元年(一三六八)七月~十二月を所収し、『実豊卿記』は応安六年(一三七三)八月記の全部と九月二日条のみの残欠を収録。ともに自筆原本であり、大日本古記録『後愚昧記』に翻刻される。

    #八木書店出版物/-/-
  • 販売条件等 弊社発行の新刊書、古書部店頭書架に在庫しております。店頭に在庫がある場合は、お取引成立後、即日~翌営業日の内に発送できますが、弊社出版部倉庫よりのお取り寄せとなる場合、加えて1~2営業日のご猶予を頂くことがあります。納期の詳細につきましては、ご注文の際にお問い合わせください。 原則的に当商品の送料は弊社負担と致しますが、沖縄・離島・海外への発送に関しましては、実費に即したお見積をお出しします。

クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求

かごに入れる
気になる本に追加
印刷

店舗情報

店舗外観

〒101-0051
東京都千代田区神田神保町 1-1
TEL:03-3291-8221
FAX:03-3291-8223

東京都公安委員会許可 第301021209008号
書籍商 八木書店古書部

新着書籍

おすすめの書籍

書籍の購入について

支払方法等:

在庫を確認後、消費税、送料を含めた代金の合計とお取り引き方法の詳細をメールでご案内いたします。
メールの内容をご確認の上、正式のご注文の旨ご連絡ください。
高額のお取り引きの場合は、先に御入金いただきます。御入金の確認後の発送となります。

【公費でのご購入について】
ご発注の際に納品に必要となる書類(+書類作成上の注意点)をお知らせいただければ
即日(もしくは翌営業日)発送が可能です。
お急ぎの場合は必着日を明記の上でお申し込みください。

小店を初めて御利用する方で公費購入される場合は、法人・団体名の他、ご注文者様の所属部署を明記ください
(在籍確認をさせていただく場合がございます)。

商品引渡し方法:

発送・御来店、どちらの方法でも承ります。発送の場合は冊数に応じて郵便冊子小包か宅配便を利用します。

返品について:

状態など、データ記載のものと食い違う場合をのぞき、原則としてご遠慮いただいております。

他特記事項:

-

書籍の買い取りについて

-