永楽善五郎「源氏五十四帖と歴代展」

￥1,200

• 著者 朝日新聞大阪本社企画部編
• 出版社 朝日新聞大阪本社企画部
• 刊行年 1988
• ページ数 214p (図共)
• サイズ 26×26cm
• 解説 開催にあたって
  朝日新聞社は、京焼の名門で茶道千家十職の重鎮である永楽家歴代の代表作
  を一堂に集めた永楽善五郎「源氏五十四帖と歴代展」を東京、京都、大阪、横
  浜の四都市で開催いたします。
  永楽家は、室町末期、土風炉師として出発しましたが、江戸末期十代了全の
  ころから茶陶を焼くようになりました。 十一代保全以後は磁器、色絵はもとよ
  り中国、高麗などの技法も取り入れ、伝家秘法の技術とも合わせて優美典雅な
  作品を生み出しています。当代の十六代善五郎氏の源氏物語を題材にした作品
  「源氏五十四帖」は繊細で気品にあふれ、歴代永楽家の集大成をみる名品とい
  われています。
  本展は、源氏五十四帖の作品を中心に、土風炉師時代からの歴代作を含む約
  二百二十点によって、豊かな茶陶の世界を紹介するものです。
  開催に当たり、永楽家をはじめ、貴重な作品を快くご出品下さいました所蔵
  家の皆様、ご協力、ご指導賜りました関係各位に対し、心からお礼を申し上げ
  ます。
  昭和六十三年三月
  ハードカバー　少点シミ　グラシン紙包装にてお届け致します。