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脳卒中後遺症と薬物治療

ハナ書房

¥1,800

  • 著者 大友英一 著
  • 出版社 医薬ジャーナル社
  • 刊行年 1988-7
  • ページ数 183p
  • サイズ 22cm
  • 状態 中古品(良好)
  • 解説 序文
    最近、わが国の脳血管障害による死因は第3位となった。 高血圧検診の普
    及、すぐれた降圧剤の開発などにより,致死的な脳出血は確かに減少した。
    しかし、一方脳梗塞は相対的に増加している。 老齢人口の増加は脳梗塞を
    増やすことになる。
    筆者の印象では、脳血管障害は全体として減少しているとは考えられない。
    むしろ、致死的であることが脳出血より少ない脳梗塞の増加は, 脳卒中後遺
    症に悩む患者を増加させ,また老年者の増加は脳卒中後に寝た切り状態や、
    痴呆化に進む症例を増加させている。
    さらに,明らかな脳卒中発作を示さない脳血管性痴呆も存在する。
    したがって,脳卒中後遺症あるいは広義の脳血管障害後遺症(脳血管性痴
    呆など)は決して減少しておらず、実地診療の上では最も多い神経疾患とな
    っている。
    現在, “寝た切り老人” と “老年期痴呆” が大きな社会問題となりつつあ
    るが,この両者の原因として脳血管障害が最も大きな役割をしている。
    本書は脳卒中後遺症について,その病態を脳循環, 神経伝達物質などとの
    関連もふまえて述べ,またいろいろな合併症を論じたものである。
    特に治療については,脳循環代謝改善剤を中心に述べ、それぞれの薬物の
    特徴と具体的な使い方を論じた。
    また、脳卒中(脳梗塞の再発予防についての最近の動向についても触れ
    たものである。
    本書が日常の診療に何らかの役に立つことを期待して,序に代える次第で
    ある。
    1988年6月
    大友英一
    初版 カバー(僅かな日焼け)本文美
    グラシン紙包装にてお届け致します。

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