【ロシア語洋書】 バルト・スラヴ語派研究 『Балто-славянские исследования』 1981年版

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• 著者 [редакционная коллегия: Вяч.Вс. Иванов (= Vi︠a︡cheslav Vsevolodovich Ivanov、言語学者 ヴャチェスラフ・イヴァーノフ) (отв. редактор)]
• 出版社 Изд-во "Наука"
• 刊行年 1981年版 (1982年発行)
• ページ数 343 p
• サイズ 22 cm
• 状態 中古品（並）
• 解説 【ハードカバー】全体的に若干ヤケがあります。表紙にややスレ・角にやや曲がり・部分的に薄いくすみ汚れ等、経年による傷みがあります。また小口の一部や見返しにシミがありますが、本文は特に問題はありません。
  
  ●別タイトル：Balto-slavi︠a︡nskie issledovanii︠a︡
  
  ●標題紙に「Академия наук СССР. Институт славяноведения и балканистики」 (ソ連科学アカデミー スラヴ・バルカン研究所) とあり
  
  ●内容
  バルト＝スラヴ語圏および周辺地域の言語・文化を対象とした比較歴史言語学・語源学研究、さらにインド・ヨーロッパ語アクセント論・形態音韻論の重要論考を収録した、ソ連時代を代表する専門年鑑。
  
  ●主な目次
  第1部
  ・バルト的視点から見た古代モスクワ
  ・古ノヴゴロド方言の歴史音声学に寄せて
  ・ラトガリア奥地方言における子音音素下位体系の若干の特徴
  ・ゴリャヂ語およびドニエプル＝ドヴィナ系バルト諸語の音韻体系再建に向けて
  ・バルト語の語源研究より
  ・古プロイセン語 reiddi ほかをめぐる意味論的問題
  ・葬送フォークロアにおける「家」と関連観念の意味論
  ・リトアニア民俗における「ヴャルニャス」の植物
  ・ジェマイティア出身の語り部
  ・カエルの神話について (バルト＝バルカン資料)
  ・古代ギリシア語 βάτραχος ほか (余白の覚え書き)
  ・フィン・ウゴル諸民族の神話的観念の再建に向けて
  第2部
  ・印欧語アクセント・パラダイム確立のための新資料：母音を伴う楔形文字表記 (再建のための資料)
  ・印欧語動詞のパラダイム的クラス
  ・無雑音子音語根をもつ主題動詞現在形における原スラヴ語アクセント型の分布
  
  ●編者：ヴャチェスラフ・イヴァーノフ (1929-2017)
  　ソビエト連邦、ロシアの言語学者。
  ユーリ・ロトマンと共に記号学の学派モスクワ・タルトゥ学派を形成し、ウラジーミル・トポロフと共に学派のモスクワ側における代表的人物とされています。
  研究分野が広く、インド・ヨーロッパ語族の言語と文化の初期の歴史、ヒッタイトの文化と言語、機械翻訳、計算言語学、文化人類学などを研究。
  イワーノフ、イヴァノフとも表記。
  
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