JavaScript を有効にしてご利用下さい.
文字サイズ
古書を探す
アダルト商品の検索を行う場合、18歳未満の方のご利用は固くお断りします。 あなたは18歳以上ですか?
中野孝次 ブリューゲルへの旅
ブリューゲルへの旅 河出文庫
ブリューゲルへの旅
中野孝次河出文庫 2冊セット ・苦い夏昭和58年8月 初版 ・ブリューゲルへの旅 昭和55年11月再版 ヤケシミ汚有 K2
ブリューゲルへの旅 <河出文庫>
中野孝次作品〈01〉実朝考・ブリューゲルへの旅・我等が生けるけふの日
ブリューゲルへの旅新装版(河出文庫な2-1BUNGEICollection)
中野孝次著作4冊 ブリューゲルへの旅/清貧の思想/日本の美徳・恥を知るということ/美しい老年のために
ブリューゲルへの旅 <文春文庫>
文芸 第14巻第8号 1975年8月号
中野孝次作品 1
中野孝次作品 全10冊揃い
中野孝次作品1 実朝考 ブリューゲルの旅 我等が生けるけふの日
中野孝次 作品 01
我等が生けるけふの日
ヒエロニムス・ボス「悦楽の園」を追われて 謎の多いボスの絵の中で、とくに気になるのが画面に登場する人物の視線だ。じっと見つめている対象は「なんだろう」と考えさせられる。視線のドラマ! 祭壇画『快楽の園』の中の樹木人間のまなざしは、人間の愚かさと罪の数々をさめた目で観察しているボスその人と解釈される。作家中野孝次氏もその一人だが、この絵と出会った最初から謎となったという。さらに地獄の業火、血の池、怪物が人を飲み込み排泄する。この奇怪で、幻想的な絵を見て「これは現代世界を鋭く描き出した絵としても通るだろう。革命と戦争の世紀だった二十世紀、……核爆弾のような大量殺人兵器が開発され、世界のタガが外されてしまったようだった世紀を、こんな形象をもって画家は描いたととることもできよう」と現代と相通じる世界をも見てとる。それにしても、ボスは人間の顔をした悪魔を描いた。どうやってこのような人間の表情を描いたのだろう。中野氏は、自身の戦争体験を通して中世、世紀末の謎の天才画家に熱い共感を覚え、その不思議な感性に迫る。
在庫検索から見つからなかった場合は、書誌(カタログ)からも検索できます。 お探しの古書が登録されていれば、在庫が無い本や条件に合わない本についても、こちらからリクエストを行うことができます。