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レデンプトール会

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German edition, 8vo(19.5x12cm), one plate, viii, 467pp, contemporary half leather binding with marbled board, title lettered in gilt to decorative spine, red edges, Ex-library, classification label pasted on spine, stamped on title page
ナポリ出身のカトリック司祭で、レデンプトール会の創設者であったアルフォンソ・マリア・リゴリによる日本の殉教者に関する報告書。タイトルページの情報によると原文はイタリア語で書かれたものだか、本書はそれをレーゲンスブルクでドイツ語翻訳して公刊された。本書は全部で第一部、第二部、追録の三部の構成となっており、第一部は古代からの殉教者個々人の詳細な報告、第二部において日本の殉教者の報告を扱っている。日本の殉教を扱った第二部について、時代としては1590年の豊臣秀吉の切支丹弾圧に始まり、徳川三代による1624年までの大殉教をほぼ100ページにわたって紹介している。本書の構成から見て、日本の殉教事件も世界のキリスト教の迫害と殉教の一つとして位置づけようという著者の意図があったものと思われる。