「二つの塔　上　」の検索結果

12件

J・R・R・トールキン、評論社、2002年、1冊

カバースレ、小口ヤケシミ／文庫本／カバー／帯／訳：瀬田貞二、田中明子

キネマ旬報社、2003-3、26cm

井上ひさし、文藝春秋、2008/初版、222p、18cm

初版　カバー・帯付 / 経年劣化あり。カバー・帯少ヤケ、小口・天・地ヤケあり。装丁　石崎健太郎。

■海外発送には対応していません

井上ひさし 著、文芸春秋、253p、16cm

初版１刷、送料込、書込ナシ、線引ナシ、カバー

明44以降か、トレース紙　内4枚は全面裏打補修済、50×75cm前後(1枚を除く)、7枚

「活動写真五二館」の肉筆設計図7枚。
トレーシングペーパーに墨（一部朱墨）で引かれた立面図及び平面図。内4枚は全面裏打補修済み。

「五二館」なる活動写真館については文献上の記録を発見できなかった。
但し後述する『初階平面図』では煉瓦防火壁を隔てた隣地が「御霊倶楽部位置」とされており、これは明治44年に開場した大阪船場淡路町の「船場御霊倶楽部」だと思われる。また同じく後述の『正面建絵図』では玄関の看板に「パーテ館」と記されており、2枚ある正面図の二つの塔屋には「M」の字をあしらったオーナメントがデザインされている。
以上の事から今回の「五二館」は、明治末から大正年間に於ける船場繁華街の「M・パテー商会」系列館だと推測される。識者の御研究を乞う。

以下7枚。1枚を除き各50×75cm前後。全面裏打補修済みの4枚を含め全て折畳保存。経年ヤケ・縁ヤブレ疵・皺疵・インク染み等が見られるが、図面に掛かる形の大きな瑕疵は無い。

●『活動寫眞五二館表正面圖・縮尺五十分ノ一』／二つの塔屋とドリス式の柱が特徴的な正面図。玄関上に「五二館」の看板が掛けられている。全面裏打補修済み。恐らく蔵印を塗り潰した痕跡有り。
●『正面建繪圖・尺度五拾分ノ一』／上記正面図とほぼ同じデザイン。但し玄関上の看板が「パーテ館」とされている。また朱墨を交えて寸法が記入され、三連の硝子戸(？)には「繪看板之簾」と記されている。この1枚のみ40×56cm。全面裏打補修済み。
●『活動寫眞五二館本館正面圖・尺度五十分ノ一』／正面玄関から見ると建物背面に当る、劇場客席側の正面図と思われる。切妻の先端には避雷針が設置されている。全面裏打補修済み。
●『活動寫眞五二館側面建圖・尺度五十分ノ一』／朱墨を交えて寸法が記入された側面図。全面裏打補修済み。
●『活動寫眞五二館初階平面圖・尺度百分ノ一』／朱墨を交えて寸法が記入された一階平面図。舞台・機械室から防火壁・下水溝に至る細部名称と、上述の通り隣地に関する記載有り。
●『活動寫眞五二館階上平面圖・尺度百分ノ一』／朱墨を交えて寸法が記入された二階平面図。細部名称が書き込まれた劇場二階席の平面図。
●『無題』／上記初階平面図の下書きと思われる。余白部に「中村」のサイン有り。

大下正男編、美術出版社、昭和35年（1960年）、82ｐ、A4判、1冊

雑誌　背上下少欠け、ページ経年並　表紙＝ビュッフェ
原色版・グラビア版＝イタリアの若い作家たち　他
イタリアの現代美術/ウンブロ・アポロニオ
フォンタナとブーリの周辺―イタリアの若い作家たち/瀬木慎一
素描家としてのグロッスー『この人を見よ』を中心として/坂崎乙郎
深澤幸雄の銅版画　等