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「小泉八雲と神々の世界/ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化 (平川祐弘決定版著作集 12) 」の検索結果
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小泉八雲と神々の世界/ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化 (平川祐弘決定版著作集 12)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
石川一 著、勉誠出版、2018年10月、776p、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。
戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。
灯台もと暗しとはこの事か。

フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。
和辻哲郎文化賞受賞。

<小泉八雲と神々の世界>
まえがき
第一章 小泉八雲と神々の世界
第二章 小泉八雲と母性への回帰
第三章 日本の女とアメリカの女
第四章 ハーンのロンドン体験
第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係
第六章 文学と国際世論
第七章 ハーンの「祖国への回帰」
あとがき
人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝

<ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化>
まえがき
第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化
第Ⅱ部 語り続ける母
第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省

あとがき―植民地主義以後の視点から
年譜と主要作品
附録 ユーマ Youma
異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉
グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル
あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引

納入までに3週間ほどかかります。
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10,450
石川一 著 、勉誠出版 、2018年10月 、776p 、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。 戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。 灯台もと暗しとはこの事か。 フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。 和辻哲郎文化賞受賞。 <小泉八雲と神々の世界> まえがき 第一章 小泉八雲と神々の世界 第二章 小泉八雲と母性への回帰 第三章 日本の女とアメリカの女 第四章 ハーンのロンドン体験 第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係 第六章 文学と国際世論 第七章 ハーンの「祖国への回帰」 あとがき 人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝 <ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化> まえがき 第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化 第Ⅱ部 語り続ける母 第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省 註 あとがき―植民地主義以後の視点から 年譜と主要作品 附録 ユーマ Youma 異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉 グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引 納入までに3週間ほどかかります。

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