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「小野鍾山書簡  <和紙3枚・毛筆18行 封筒入>」の検索結果
1件

小野鍾山書簡  <和紙3枚・毛筆18行 封筒入>

港や書店
 東京都文京区大塚
5,500
上海・菅沼寛蔵宛、戦前、1通
書家・小野鍾山(鷹男)毛筆書簡。上海フランス租界の菅沼寛蔵宛て。入退院等に関する通信。

諸文献の情報を総合すると菅沼寛蔵は山形県出身、法政大学明治37年卒の弁護士兼金融業者。大正中期の台湾林本源製糖買収事件に鈴木商店側弁護士として関与。宮川次郎著『新台湾の人々』(大15・拓殖通信社)では「辯護士と、實業家と、黒幕師との間を行く(略)林糖事件で産を成し、今は東京で脂下て居る」と評されている。大正10年度の『荘内館報告・第25回』に「今回事務所を上海に設け専ら同地に於て事業を経営することにせられたり」とあり、此の時期に上海へ進出したと思われる。世田谷区に居を構えて事業を継続し、「花園都市」を謳った別府観海寺土地株式会社の内紛~清算時には同社監査役を務めている。戦後の動静についても週刊誌報道等が見つかるが割愛。
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5,500
上海・菅沼寛蔵宛 、戦前 、1通
書家・小野鍾山(鷹男)毛筆書簡。上海フランス租界の菅沼寛蔵宛て。入退院等に関する通信。 諸文献の情報を総合すると菅沼寛蔵は山形県出身、法政大学明治37年卒の弁護士兼金融業者。大正中期の台湾林本源製糖買収事件に鈴木商店側弁護士として関与。宮川次郎著『新台湾の人々』(大15・拓殖通信社)では「辯護士と、實業家と、黒幕師との間を行く(略)林糖事件で産を成し、今は東京で脂下て居る」と評されている。大正10年度の『荘内館報告・第25回』に「今回事務所を上海に設け専ら同地に於て事業を経営することにせられたり」とあり、此の時期に上海へ進出したと思われる。世田谷区に居を構えて事業を継続し、「花園都市」を謳った別府観海寺土地株式会社の内紛~清算時には同社監査役を務めている。戦後の動静についても週刊誌報道等が見つかるが割愛。

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