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書物の時代の宗教  日本近世における神と仏の変遷(アジア遊学287)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
岸本覚 曽根原理 編、勉誠出版、2023、256p、A5判
アジア遊学287
日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。
中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。
そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。
民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、近世社会とどのような関わりを持ったのか。
書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。
序文 岸本覚・曽根原理
Ⅰ 近世の書物と宗教文化
近世人の死と葬礼についての覚書 横田冬彦
森尚謙著『護法資治論』について W. J. ボート
六如慈周と近世天台宗教団 曽根原理
〔コラム〕おみくじと御籤本 若尾政希
Ⅱ 『大成経』と秘伝の世界
禅僧たちの『大成経』受容 佐藤俊晃
『大成経』の灌伝書・秘伝書の構造とその背景―潮音道海から、依田貞鎮(徧無為)・平繁仲を経て、東嶺円慈への灌伝伝受の過程に M. M. E. バウンステルス
増穂残口と『先代旧事本紀大成経』 湯浅佳子
〔コラム〕『大成経』研究のすゝめ W. J. ボート
Ⅲ カミとホトケの系譜
東照大権現の性格―「久能山東照宮御奇瑞覚書」を事例として 山澤学
修正会の乱声と鬼走り―大和と伊賀のダダをめぐって 福原敏男
人を神に祀る神社の起源―香椎宮を中心として 佐藤眞人
〔コラム〕東照大権現の本地 中川仁喜
Ⅳ 近世社会と宗教儀礼
「宗門檀那請合之掟」の流布と併載記事 朴澤直秀
因伯神職による神葬祭〈諸国類例書〉の作成と江戸調査 岸本覚
孝明天皇の「祈り」と尊王攘夷思想 大川真
〔コラム〕二つの神格化 曽根原理

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
岸本覚 曽根原理 編 、勉誠出版 、2023 、256p 、A5判
アジア遊学287 日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。 中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。 そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。 民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、近世社会とどのような関わりを持ったのか。 書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。 序文 岸本覚・曽根原理 Ⅰ 近世の書物と宗教文化 近世人の死と葬礼についての覚書 横田冬彦 森尚謙著『護法資治論』について W. J. ボート 六如慈周と近世天台宗教団 曽根原理 〔コラム〕おみくじと御籤本 若尾政希 Ⅱ 『大成経』と秘伝の世界 禅僧たちの『大成経』受容 佐藤俊晃 『大成経』の灌伝書・秘伝書の構造とその背景―潮音道海から、依田貞鎮(徧無為)・平繁仲を経て、東嶺円慈への灌伝伝受の過程に M. M. E. バウンステルス 増穂残口と『先代旧事本紀大成経』 湯浅佳子 〔コラム〕『大成経』研究のすゝめ W. J. ボート Ⅲ カミとホトケの系譜 東照大権現の性格―「久能山東照宮御奇瑞覚書」を事例として 山澤学 修正会の乱声と鬼走り―大和と伊賀のダダをめぐって 福原敏男 人を神に祀る神社の起源―香椎宮を中心として 佐藤眞人 〔コラム〕東照大権現の本地 中川仁喜 Ⅳ 近世社会と宗教儀礼 「宗門檀那請合之掟」の流布と併載記事 朴澤直秀 因伯神職による神葬祭〈諸国類例書〉の作成と江戸調査 岸本覚 孝明天皇の「祈り」と尊王攘夷思想 大川真 〔コラム〕二つの神格化 曽根原理 納入までに3週間ほどかかります。

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