東京都美術館 編、東京都美術館、1984、221p、25cm
メッセージ
東京都美術館, 奈良県立美術館,読売新聞社等の主催によりエルミタ
ージュ, プーシキン美術館収蔵作品による「後期印象派から立体派ま
で] の展覧会が,東京と奈良で開催される運びになりましたことを、心
からお喜び申し上げます。
このたびの展覧会は、豊かな収蔵品を誇る両美術館から、後期印象
派、新印象派, 野獣派, 立体派などの名作を選び, 19世紀後半から20世
紀初頭にかけての西洋美術史の流れが展観できるよう構成されたとのこ
と、その成果を期待しております。
セザンヌ, ゴーギャン, マチス, ピカソなど巨匠たちの68点に及ぶ代
表的な油彩,版画, パステルの優れた作品は,鑑賞する方々に深い感銘
を与えるものと信じます。
この展覧会の開催に尽力された関係各位に敬意を表しますとともに,
本展の御成功と,これを契機として日本とソヴィエト社会主義共和国連
邦両国の文化交流が一層促進されますことを祈念いたします。
昭和59年4月
文化庁長官
鈴木 勲
東京展 主催: 東京都美術館, 読売新聞社 会期: 1984年4月6日~5月27日
ほぼ良好。パラフィン包装にてお届け致します。