「新訳ダンネマン大自然科学史　　第1巻 第1巻」の検索結果

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１１刷　 函　 帯付　 函ヤケ無し　 帯ヤケ無し　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

人類の科学の発祥地のカルデア人は天体の動きを現代と遜色ない精度で観測し、太陽が自己の直径の60倍進むに要する時間の12倍を一日の時間とした、エジプトはナイルの増水開始は狼星が早朝に見え始める時点を暦年の初めにした、1年は365日ではなくこれに1/4が加わる。バビロニア人の分数では分母が常に60または360である。
バビロニアは669か月の間に恒星天を723回360分の32だけ回転することを確認していた。
当時の人々の天体の丁寧な観測により、現在の暦と時間の基礎が作られていたことなど、古代科学の驚くべき内容をよくここまで説明してくれるものよと、豊富な知識の接することが出来る喜びを感じさせてくれる。