「日本イエズス会士礼法指針 <キリシタン文化研究シリーズ 5>」の検索結果

1件

アレッサンドロ・ヴァリニャーノ 著 ; 矢沢利彦, 筒井砂 訳、キリシタン文化研究会、昭和45年初版･･･

若干の古書臭、表紙に経年による小シミ、上部に微小な破れが有ります。

●アレッサンドロ・ヴァリニャーノ（Alessandro Valignano、1539–1606）
イタリア出身のイエズス会宣教師で、東アジアの布教政策に大きな影響を与えた人物。
イエズス会の東インド管区巡察師として日本を3度訪れました。
1579年に初来日し、布教に文化的適応を重視する方針（適応主義）を採用、僧侶と同様の威厳あるふるまいを宣教師に求め、日本社会に溶け込もうとしました。
日本初のセミナリヨ・コレジオ・ノビシャドを創設し、日本人司祭の育成に尽力しました。
天正遣欧少年使節（1582年）を発案・実行、日本と欧州の相互理解を促しました。
1590年に再来日し、帰国する使節とともに豊臣秀吉に謁見しました。
日本初の活版印刷機を導入し、いわゆる「キリシタン版」の印刷を開始しました。
1598年の3度目の来日では、イエズス会と托鉢修道会との対立調整に取り組みました。
1603年に最後の巡察を終えて日本を離れ、1606年にマカオでその生涯を終えました。
日本文化を尊重した先駆的な宣教師であり、織田信長や豊臣秀吉らとの交流を通じて、キリスト教が受容される下地を築きました。

■送料：全国一律350円