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山田 太一（脚本家・小説家。やまだ たいち 脚本家・小説家 1934年 - 2023年）の肉筆。ペン書き。郵便葉書3枚。武敬子（たけ けいこ、レビドラマ・映画のプロデューサー1930年 - 2019年）宛　　

●1985年年賀状　肉筆添書あり
「お元気でいらっしゃいますか？」

●1985年2月27日
「お便りなつかしく拝読いたしました。
田沢さんから、あの本のこと伺っておりました
いま「ふぞろいの林檎たちⅡ」を書いており、すぐに読み返す気持ちの余裕がありません
時代遅れで全部書き直さなければ、という予感があります
そうなると時間がありません
三月の下旬あたりまで、お返事お待ちいただけませんでしょうか？
申訳ありません　折角いってくださっているのに」

●1985年4月19日
「先日は電話で失礼いたしました
ご丁寧にお便りいただき、申訳けない思いです
武さんの新しい御出発のどこかで、一番いい形で御一緒させえいただければ、幸いです
またお目にかかれるのを楽しみにしております」

汚れ痛みあり。

山田 太一（脚本家・小説家。やまだ たいち 脚本家・小説家 1934年 - 2023年）の肉筆。ペン書き。郵便葉書3枚。武敬子（たけ けいこ、レビドラマ・映画のプロデューサー1930年 - 2019年）宛　

●昭和61年年賀状　添書あり
「本数契約で御活躍、やはり武さんのえらさが分って来たのでしょう」

●昭和61年1月26日
「お便りありがとうございました
いつもお心にかけていただいて、ありがたく思っております
実はもう今年の予定は、ぎっしりになってしまい、時間がなくなってしまいました
とても残念ですが御一緒できません　お許し下さい
相すまな思いです　お身体お大切に」

●昭和61年2月6日
「お便りありがとうございました
いま札幌から帰って来て拝読いたしたところです
お気持ちを傷つけてしまい相すまぬ思いです
しかし他意はなく、私が気が弱いせいで、結局のところいろいろ引受けてしまい、先の方までうまってしまうのです
来年も、申すのもはずかしいように約束があり、なんとかやりくれぬかと考えております」　　　　　
　　
少し汚れ痛みあり