「浮世絵名品百年の流れ展　歌麿・写楽・北斉・広重から初公開の芳年まで」の検索結果

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ごあいさつ
浮世絵は江戸初期にその萌芽がみられ、明治初期にいたるまでの間、
庶民の絵画の主流をなした美術様式です。 その最盛期は豪華な美人画に
名作を残す喜多川歌麿や、謎の絵師といわれる役者絵の東洲斎写楽が登
場する寛政期です。続く化政期から幕末にかけては、世相を反映してデ
カダンス浮世絵が氾濫しますが、この期に清新な息吹を送ったのは、風
景画の巨匠、葛飾北斎と歌川広重でした。
平成四年十二月
このたび開催いたします 「浮世絵名品百年の流れ展」は、寛政期から
幕末、明治にかけて活躍した浮世絵の巨匠たちの名作を中心に、その百
年の流れを、版画と肉筆画の両面から展示いたします。
また、今年は最後の浮世絵師といわれる月岡芳年の没後百年に当たり
ます。芳年の代表作による狂気と幻想の世界も併せてご覧下さい。
本展の開催にあたりまして貴重なコレクションを提供していただき、
ご監修賜りました中右瑛氏に深甚なる感謝の意を表します。 また、ご後
援、ご協力いただきました関係各位に心より御礼申し上げます
西日本新聞
テレビ西日本
カバー
状態：良好です