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「無口になったアン夫人(バベルの図書館)」の検索結果
4件

無口になったアン夫人 バベルの図書館 2

(株)馬燈書房 海老名支店
 神奈川県海老名市門沢橋
500 (送料:¥350~)
中西秀男訳、国書刊行会、昭63、~2cm、1
函経年シミ。
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無口になったアン夫人 バベルの図書館 2

500 (送料:¥350~)
中西秀男訳 、国書刊行会 、昭63 、~2cm 、1
函経年シミ。
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サキ 無口になったアン夫人 バベルの図書館2

(株)馬燈書房
 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町5-127-13 伊勢佐木町ロイヤル1F 
500 (送料:¥350~)
ボルヘス篇・序文 中西秀男 訳、国書刊行会、s63、~2cm、1
カバー経年シミ。小口水シミ。
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サキ 無口になったアン夫人 バベルの図書館2

500 (送料:¥350~)
ボルヘス篇・序文 中西秀男 訳 、国書刊行会 、s63 、~2cm 、1
カバー経年シミ。小口水シミ。
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無口になったアン夫人(バベルの図書館)

書肆へるめちか
 埼玉県川口市芝西
2,200 (送料:¥185~)
サキ、国書刊行会
昭和63年2月20日 函帯微ヤケ、縁軽アタリ。書籍本体はきれいです。月報付属。
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2,200 (送料:¥185~)
サキ 、国書刊行会
昭和63年2月20日 函帯微ヤケ、縁軽アタリ。書籍本体はきれいです。月報付属。
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無口になったアン夫人 <バベルの図書館> <バベルの図書館>

佐藤書房
 東京都八王子市東町
1,200
サキ [著] ; 中西秀男訳 ; J・L・ボルヘス編纂/序文、国書刊行会、昭和63年2月、177p、・・・
初版  函付  函にカバー付カバーセ少ヤケ カバー両面ヤケ無し  本体両表紙と背ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し書き込み無し 保存状態良好です。

 作品の優劣は別にして、最も好みに合った作品は、本書である。本書には12の短編が収められている。

 サキは二人の厳格な伯母に育てられた不幸な幼少年時代の辛い体験があり、それが最も端的に反映されているのは「スレドニ・ヴァシュター」で、他の作品でも20世紀初頭のイギリス社交界、中産階級の人々の虚栄、偽善、過度の規律などを嘲笑、皮肉ったり、風刺したりしている。作者の抱く嫌悪感や鬱屈を小説を書くことによって解放しているかのようだ。
 また幾編かの作品には、気取った保守的な貴婦人と動物が登場し、重要な役を担っている。両者はセットのような関係で、天衣無縫、本能のおもむくまま行動する動物と貴婦人とを対比したり、相対化させている。時には動物は「トーバモリー」のしゃべる猫のように擬人化して、人間たちを丸裸かにし皮肉り倒す。
  
 下記の3編は動物は出てこないけれども、特におもしろいと感じた作品である。
「非安静療法」は主人公の存在自体がファースであるが、戯作調にエスカレートしていく展開と、どこまでも律儀に騒動に付き合う主人公の姿がおかしい。
「うずらの餌」はユーモアと皮肉、語り口がうまい。犯罪はないけれども、江戸川乱歩のいう”奇妙な味”に感覚が似ている。
「開いた窓」の最後の落ちは、ストンと落ちた感じがしないで、現実と異界の挟間のような感じが残る。

 上記の三作は、ある登場人物にとっては、突然現れる疑似幻想に恐怖を感じ、ある人物は好奇心のふくらみによりさらに幻想も拡大していく。読んでいる内は気づかないけれども、疑似幻想の原因となる登場人物もかなり変な人である。読んでいるうちに独特な語り口にはまってしまう。
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無口になったアン夫人 <バベルの図書館> <バベルの図書館>

1,200
サキ [著] ; 中西秀男訳 ; J・L・ボルヘス編纂/序文 、国書刊行会 、昭和63年2月 、177p 、23cm
初版  函付  函にカバー付カバーセ少ヤケ カバー両面ヤケ無し  本体両表紙と背ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し書き込み無し 保存状態良好です。  作品の優劣は別にして、最も好みに合った作品は、本書である。本書には12の短編が収められている。  サキは二人の厳格な伯母に育てられた不幸な幼少年時代の辛い体験があり、それが最も端的に反映されているのは「スレドニ・ヴァシュター」で、他の作品でも20世紀初頭のイギリス社交界、中産階級の人々の虚栄、偽善、過度の規律などを嘲笑、皮肉ったり、風刺したりしている。作者の抱く嫌悪感や鬱屈を小説を書くことによって解放しているかのようだ。  また幾編かの作品には、気取った保守的な貴婦人と動物が登場し、重要な役を担っている。両者はセットのような関係で、天衣無縫、本能のおもむくまま行動する動物と貴婦人とを対比したり、相対化させている。時には動物は「トーバモリー」のしゃべる猫のように擬人化して、人間たちを丸裸かにし皮肉り倒す。     下記の3編は動物は出てこないけれども、特におもしろいと感じた作品である。 「非安静療法」は主人公の存在自体がファースであるが、戯作調にエスカレートしていく展開と、どこまでも律儀に騒動に付き合う主人公の姿がおかしい。 「うずらの餌」はユーモアと皮肉、語り口がうまい。犯罪はないけれども、江戸川乱歩のいう”奇妙な味”に感覚が似ている。 「開いた窓」の最後の落ちは、ストンと落ちた感じがしないで、現実と異界の挟間のような感じが残る。  上記の三作は、ある登場人物にとっては、突然現れる疑似幻想に恐怖を感じ、ある人物は好奇心のふくらみによりさらに幻想も拡大していく。読んでいる内は気づかないけれども、疑似幻想の原因となる登場人物もかなり変な人である。読んでいるうちに独特な語り口にはまってしまう。

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