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富岡一郎・著、昭和63年9月22日発行・非売品、238頁、タテ188ミリ×ヨコ135ミリ、1冊

著者は国鉄静岡保線事務所に就職し、昭和18年に鉄道第一連隊に入営、復員後は国鉄静岡管理部に復職した人物。鉄道文学会会員

本書には鉄道第一連隊時代の友人を思い描いた「ポプラの並木」、30年間鉄道員を勤めた実父の生涯を題材にした「父は生きている」ほか一篇の計三篇を収録

スレ跡、汚れ、薄いヤケ、少イタミがあります。

荒喜主税、1967、B6、96p

明治31年生●山形県生●近衛師団鉄道第一連隊●静岡市電気部●仙台市電気水道事業部●東北電力●仙台電気工事

鈴木軍用堂、昭和初期、9cm×14cm、10枚1組

鉄道第一聯隊、48+29p、B5

記名 少イタミ ISBN:**

昭4～12頃、モノクロ焼付写真・計146枚所収、何れもB5横判・和装アルバム、3冊

日本陸軍鉄道連隊の鉄道兵在営アルバム3冊。
入隊当初の第二連隊(津田沼)アルバム1冊と、その後の第一連隊(千葉)アルバム2冊から成る。

以下の内容説明中、【隅付き括弧】内はアルバム作成者の手書き、若しくは写真に焼き付けられたキャプション、「鉤括弧」と(括弧)内は港やによる情景説明となります。

●『昭和四年一月十日入隊当年』(写真79枚貼付及び差込)
上記タイトルが墨書された市販アルバム。鉄道第二連隊に於ける候補生時代の記録と推測される。
「鉄道第二連隊営門」に始まり、【兵舎前ノ櫻花】【省線派遣兵活躍・津田沼駅(煙を吐く機関車輛)】【行徳町ニテ打杭ヲ】【習志野ニテ吾兵ノ実射】【南作業場ノ広軌敷設】【爆破ノ刹那ヲ】【炊事ノ飯ノ分配】【昭和四年吾班ノ顔ブレ】【洗濯場所見】「飛来する飛行船を仰ぐ人々」【秋田ニテ出張架橋・先輩】【普通機関車】【5.2.21鉄道隊レール落作業】【下関要塞司令部(敷設作業光景)】【演習鉄道隊5.3.8.九州小倉ニ於ケル集合】【小倉工廠専用線鉄道隊軌道釘着作業】【同・引延作業】【架柱組立検閲中】【吾中隊ノ初年兵ノ整列】【特命検閲使白川義則大将ノ入門ノトキ】【勾配ヲ一車推進ノ状況】等々…。その他、複数枚の敷設演習光景や同僚上官のスナップ(氏名入)含む。

●『在営記念ALBUM・鐵道第一聯隊』(写真42枚貼付及び差込)
上記タイトルが箔押しされた特製アルバム。内田壮一連隊長時代(昭6～8)の第一連隊在営記録と推測される。
【師団長鎌田弥彦中将】【鉄道第一連隊長内田壮一殿】【陸軍墓地ノ師団長】【鉄道第一連隊ノ将校】に始まり、「発破」「架橋」「鉄道敷設」「短い隧道」「車輛」「機関庫」等の作業光景多数所収。「鉄道第一連隊営門」「同・雪景」「材料廠営門」含む。

●『鐵道第一聯隊在営記念・皇紀2597』(写真25枚貼付)
上記タイトルが箔押しされた特製アルバム。キャプションや文字情報は一切無いが、タイトル通り日中戦争が勃発する昭和12年の記録だろうか。
「鉄道第一連隊営門」に始まり、「営庭」「敷設作業工程(各種)」「大空中聴音機前の集合写真」「集合写真(各種)」「銃剣術演習」「市街地行軍」「線路上の作業用車輛(3景)」「走行する機関車」「模擬戦闘演習」等々…。

[明治37年頃]、27×35.5cm

【キャプション有】 ISBN:**

京義鉄道線龍山京義街道横架橋・龍山京城街路新架旭橋
龍山鉄道の２小隊作業・韓国龍岩浦碇泊所光景
清国安東県全市街より鴨緑江を隔てて韓山を望む
沙河鎮停車場機関庫及構内線・安東県に於ける鹵獲木材
湯山城停車場・劉家河停車場・林家台停車場
鳳凰城停車場に於ける第一期総開通祝賀会式場・遼河架橋
下馬塘停車場遠景・第３期新奉線起点奉天停車場
東清鉄道渾河鉄橋・奉天宮殿・奉天聚宝街・北洋銀元局
清国婦人・奉天東門外・営口民政庁・製鉄所
大連第二停車場よりロシア街遠望・営口港湾全景・郵便局（大連）
満州軍倉庫本部（大連）・ロシア街（大連）・安東県大洪水
遼陽喇嘛塔・大連港の実況・安東県新市街遊郭
クロパトキン（ロシア満州軍総司令官）・敵兵各種・敵将校（ロシア）
東清鉄道広軌道式エンジン・奉天停車場
経理部物品係・材料係将校・集計係
鉄道第一連隊 鉄道大隊長 井上仁郎