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出版社「八木書店」の検索結果
4,791件

尊経閣善本影印集成13 秘府略

こもれび書房
 愛知県名古屋市昭和区藤成通
5,000
前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、1997、1
21.5×30.5センチ、函欠、背にシール剥がし跡、表見返しにシール剥がし跡、クリックポストでの発送
丁寧な梱包・迅速な発送をこころがけます。 ご注文確認後、お支払いのご案内メールをお送りします。 クリックポスト(185円)・ゆうメール・レターパックライト(430円)・レターパックプラス(600円)・佐川急便(60サイズ:680円、80サイズ:780円、100サイズ:880円、140サイズ:1600円、全国一律ですが沖縄・北海道・離島は除きます)のいずれかで送ります。 代引き手数料は500円です。
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5,000
前田育徳会尊経閣文庫編 、八木書店 、1997 、1
21.5×30.5センチ、函欠、背にシール剥がし跡、表見返しにシール剥がし跡、クリックポストでの発送

尊経閣善本影印集成1~6 西宮記1~6 全6巻揃い

こもれび書房
 愛知県名古屋市昭和区藤成通
12,000
前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、1993、6
21.5×30.5センチ、函欠、背にシール剥がし跡、表見返しにシール剥がし跡、天シミ、佐川急便100サイズでの発送
丁寧な梱包・迅速な発送をこころがけます。 ご注文確認後、お支払いのご案内メールをお送りします。 クリックポスト(185円)・ゆうメール・レターパックライト(430円)・レターパックプラス(600円)・佐川急便(60サイズ:680円、80サイズ:780円、100サイズ:880円、140サイズ:1600円、全国一律ですが沖縄・北海道・離島は除きます)のいずれかで送ります。 代引き手数料は500円です。
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12,000
前田育徳会尊経閣文庫編 、八木書店 、1993 、6
21.5×30.5センチ、函欠、背にシール剥がし跡、表見返しにシール剥がし跡、天シミ、佐川急便100サイズでの発送

本朝月令要文 小野宮故実旧例 年中行事秘抄 (尊経閣善本影印集成 47-1・2)

新日本書籍(SNS)
 東京都千代田区神田神保町
8,580
前田徳育会尊経閣文庫、八木書店、2013、B5
2冊組 1刷 函 函蓋 B5判上製 ※良好
◎送料は基本的に安価な方法でご案内いたします。レターパックに入らないもの、高額商品などは宅配便でのご案内になります。 ◎領収書等必要な方、ご注文時にご指示ください。(宛名、但し等) ◎公費、承ります。必要書類等(種類、枚数、宛名、日付の有無、送料の項目の有無)のご指示を添えてご注文下さい。 ◎お問い合わせは、【snsnet@booktown.co.jp】または【03-5948-7978】まで。 ◎神保町事務所での販売は、特記事項をご参照下さい。(書店名をクリック)
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8,580
前田徳育会尊経閣文庫 、八木書店 、2013 、B5
2冊組 1刷 函 函蓋 B5判上製 ※良好

無題号記録 春玉秘抄 (尊経閣善本影印集成 49)

新日本書籍(SNS)
 東京都千代田区神田神保町
8,250
前田徳育会尊経閣文庫、八木書店、2011、B5
1刷 函 352頁 B5判上製 ※良好
◎送料は基本的に安価な方法でご案内いたします。レターパックに入らないもの、高額商品などは宅配便でのご案内になります。 ◎領収書等必要な方、ご注文時にご指示ください。(宛名、但し等) ◎公費、承ります。必要書類等(種類、枚数、宛名、日付の有無、送料の項目の有無)のご指示を添えてご注文下さい。 ◎お問い合わせは、【snsnet@booktown.co.jp】または【03-5948-7978】まで。 ◎神保町事務所での販売は、特記事項をご参照下さい。(書店名をクリック)
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8,250
前田徳育会尊経閣文庫 、八木書店 、2011 、B5
1刷 函 352頁 B5判上製 ※良好

夕拝備急至要抄 参議要抄 (尊経閣善本影印集成 53)

新日本書籍(SNS)
 東京都千代田区神田神保町
6,270
前田徳育会尊経閣文庫、八木書店、2012、B5
1刷 函 170頁 B5判上製 ※良好
◎送料は基本的に安価な方法でご案内いたします。レターパックに入らないもの、高額商品などは宅配便でのご案内になります。 ◎領収書等必要な方、ご注文時にご指示ください。(宛名、但し等) ◎公費、承ります。必要書類等(種類、枚数、宛名、日付の有無、送料の項目の有無)のご指示を添えてご注文下さい。 ◎お問い合わせは、【snsnet@booktown.co.jp】または【03-5948-7978】まで。 ◎神保町事務所での販売は、特記事項をご参照下さい。(書店名をクリック)
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
6,270
前田徳育会尊経閣文庫 、八木書店 、2012 、B5
1刷 函 170頁 B5判上製 ※良好

羽林要秘抄 上卿簡要抄 (尊経閣善本影印集成 54)

新日本書籍(SNS)
 東京都千代田区神田神保町
5,940
前田徳育会尊経閣文庫、八木書店、2013、B5
1刷 函 152頁 B5判上製 ※良好
◎送料は基本的に安価な方法でご案内いたします。レターパックに入らないもの、高額商品などは宅配便でのご案内になります。 ◎領収書等必要な方、ご注文時にご指示ください。(宛名、但し等) ◎公費、承ります。必要書類等(種類、枚数、宛名、日付の有無、送料の項目の有無)のご指示を添えてご注文下さい。 ◎お問い合わせは、【snsnet@booktown.co.jp】または【03-5948-7978】まで。 ◎神保町事務所での販売は、特記事項をご参照下さい。(書店名をクリック)
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5,940
前田徳育会尊経閣文庫 、八木書店 、2013 、B5
1刷 函 152頁 B5判上製 ※良好

正倉院古文書影印集成 一~八 正集、正集裏、続修、続修裏

とらや書店
 茨城県水戸市三の丸
19,800
宮内庁正倉院事務所編、八木書店、平 4、8冊
函 三方シミ(一,二,八巻)
「日本の古本屋」掲載品は水戸市三の丸の店舗にはございません。 倉庫で保管しております。 ご来店の際は必ず前もってご連絡賜りますようお願い申し上げます。 公費でのご購入は¥2,000以上で承ります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
19,800
宮内庁正倉院事務所編 、八木書店 、平 4 、8冊
函 三方シミ(一,二,八巻)

江吏部集注解

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
27,500
甲田利雄著、八木書店、令7、1冊
一条天皇・三条天皇の侍読にして、文人、儒者として活躍した大江匡衡の漢詩集の注釈書
藤原道長、道隆、実資、兼家、行成ら、同時代の公家たちとの関係や、匡衡の朝廷での動向が明らかに!

【内容説明】
『江吏部集』は、大江匡衡(952■1012)の漢詩集。その書名の由来は、著者が大江氏で、吏部(式部省の唐名)であったことによる。本書は全3巻(上中下)で、(上巻)天・四時・地・居処、(中巻)神道・釈教・帝徳・人倫・文・音楽・飲食・火、(下巻)木・草・鳥の15門に部類され、それぞれをさらに細分している。駢儷体の詩序38篇を含み、詩130余首を所収。七言律詩・絶句を主体とする。

匡衡は、平安時代中期の儒者で、文章生、検非違使を歴任し、永祚元年(989)に文章博士となる。その後、東宮学士、一条天皇の侍読となり、侍従、式部大輔、尾張守、丹波守となった。匡衡の死に際して、藤原実資はその日記『小右記』の中で「名儒比肩するものなし、文道滅亡」と彼の死を嘆いている。妻は赤染衛門。曾孫の匡房は、談話記録「江談抄」を残した。

【本書の特徴】
①『群書類従』巻第132の『江吏部集』を底本として、各詩ごとに考説・校異・大意を施して解説を加えた。
 〇考説 詩題と漢詩について、語句の意味するところと出典を明示した。出典は、和漢の古典籍や経典、詩文、伝記など多岐にわたる。
 〇校異 『本朝文粋』『日本詩紀』『本朝麗藻』『朝野群載』『本朝文粋註釈』に見えるものを記し、私見を加えた。
 〇大意 各漢詩ごとに、おおよその意味を示した。
②本文の読点は、改めて施した。また、底本に施された傍注等は削り、校異に示した。
③巻末に、100頁にわたる項目・事項・人名・書名の詳細な索引を付し、利用の便をはかった。

【主な出典】
文選・論語・史記・南史・老子・商子・荘子・管子・列子・荀子・淮南子・礼記・周礼・漢書・晋書・梁書・隋書・尚書・後漢書・宋書・春秋・唐書・南斉書・陳書・北史・国語・三国志・太平御覧・爾雅・説苑・全唐詩・詩経・書経・法華経・芸文類聚・蒙求・白氏長慶集・蘇軾文集・職原鈔・公卿補任・日本国見在書目録・本朝書籍目録・色葉字類抄・塵袋・作文大躰・延喜式・扶桑略記・帝王編年記・日本紀略・本朝往生伝・古今著聞集・拾芥抄・権記・御堂関白記など

#八木書店出版物/-/-
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27,500
甲田利雄著 、八木書店 、令7 、1冊
一条天皇・三条天皇の侍読にして、文人、儒者として活躍した大江匡衡の漢詩集の注釈書 藤原道長、道隆、実資、兼家、行成ら、同時代の公家たちとの関係や、匡衡の朝廷での動向が明らかに! 【内容説明】 『江吏部集』は、大江匡衡(952■1012)の漢詩集。その書名の由来は、著者が大江氏で、吏部(式部省の唐名)であったことによる。本書は全3巻(上中下)で、(上巻)天・四時・地・居処、(中巻)神道・釈教・帝徳・人倫・文・音楽・飲食・火、(下巻)木・草・鳥の15門に部類され、それぞれをさらに細分している。駢儷体の詩序38篇を含み、詩130余首を所収。七言律詩・絶句を主体とする。 匡衡は、平安時代中期の儒者で、文章生、検非違使を歴任し、永祚元年(989)に文章博士となる。その後、東宮学士、一条天皇の侍読となり、侍従、式部大輔、尾張守、丹波守となった。匡衡の死に際して、藤原実資はその日記『小右記』の中で「名儒比肩するものなし、文道滅亡」と彼の死を嘆いている。妻は赤染衛門。曾孫の匡房は、談話記録「江談抄」を残した。 【本書の特徴】 ①『群書類従』巻第132の『江吏部集』を底本として、各詩ごとに考説・校異・大意を施して解説を加えた。  〇考説 詩題と漢詩について、語句の意味するところと出典を明示した。出典は、和漢の古典籍や経典、詩文、伝記など多岐にわたる。  〇校異 『本朝文粋』『日本詩紀』『本朝麗藻』『朝野群載』『本朝文粋註釈』に見えるものを記し、私見を加えた。  〇大意 各漢詩ごとに、おおよその意味を示した。 ②本文の読点は、改めて施した。また、底本に施された傍注等は削り、校異に示した。 ③巻末に、100頁にわたる項目・事項・人名・書名の詳細な索引を付し、利用の便をはかった。 【主な出典】 文選・論語・史記・南史・老子・商子・荘子・管子・列子・荀子・淮南子・礼記・周礼・漢書・晋書・梁書・隋書・尚書・後漢書・宋書・春秋・唐書・南斉書・陳書・北史・国語・三国志・太平御覧・爾雅・説苑・全唐詩・詩経・書経・法華経・芸文類聚・蒙求・白氏長慶集・蘇軾文集・職原鈔・公卿補任・日本国見在書目録・本朝書籍目録・色葉字類抄・塵袋・作文大躰・延喜式・扶桑略記・帝王編年記・日本紀略・本朝往生伝・古今著聞集・拾芥抄・権記・御堂関白記など #八木書店出版物/-/-

翻刻・影印 天平諸国正税帳

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
【編者】鈴木靖民・佐藤長門/【執筆者】荒井秀規・榎 英一・早川万年・山﨑雅稔、八木書店、令6、1冊
奈良時代の正倉院文書に残る収支計算書「正税帳」全27通を翻刻し、詳細な注釈をくわえ、別冊に影印を付した決定版
全国の地方財政・特産物・交通手段・産業、さらにはパンデミックによる救済措置・被害状況まで、奈良時代の社会情勢が全国規模でわかる貴重史料

【内容説明】
【正税帳(収支決算書)からわかること】
●奈良時代の全27通の正税帳 正税帳は毎年国ごとに作成され、中央政府に提出されたその国の一年間の正税(田租や出挙利稲の蓄積による穎稲・稲穀)の収支決算書で、今日でいえば都道府県の一般会計の歳入歳出決算書にあたる。平城京左京と20ヶ国の計27通の正税帳(大税帳5・郡稲帳3・正税出挙帳1を含む)の断簡が正倉院文書として伝来する。すべて天平期(730~739年)のもので、本書に全27通を翻刻・影印で収録。
●全国規模での地方財政 27通の内訳は、畿内4、東海道6、北陸道4、山陰道3、山陽道4、南海道3、西海道3で、東山道を除いて全国に分散しており(本内容見本表紙の地図参照)、古代社会の指標の一つとなる天平期の地方財政の実情を全国規模で知ることができる。同時に、地域間や年度間の比較もできる貴重な史料群。
●交通や産業・流通の実情 各国内を通過した使者・防人のほか、平城京に貢進された全国各地の特産物から、当時の交通や産業・流通の実情を知ることができる。
●モノの価格や度量衡、神社の存在まで 貢納物や材料の価格、その度量衡、貢納物の製造手段、さらには各国の年間行事とその経費・従事者、国司や郡司の構成、郡ごとの正倉の種類と数、天平期の神社の存在など、地方情勢を伝える。
●正史を補完し、法令の運用実態も 奈良時代の正史『続日本紀』の記事と比較することで、正史を補完することができるばかりでなく、地方における法令の運用実態までもがわかる。
●天然痘での被害対策や被害状況 近年、災害史の観点から注目されるのは、天平期の天然痘のパンデミックにおける各地の様相で、救済対策としての公費投入(正税支出)や死亡者・困窮者への租税減免措置や、各地の被害状況も推測される。
●さまざまな分野で活用できる史料 多方面の記載をもつ正税帳の記事は、歴史学・考古学に限らず、文学・経済史・法制史・災害史・建築史など、さまざまな分野での活用が期待され、諸分野での研究が活発となる。


#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
16,500
【編者】鈴木靖民・佐藤長門/【執筆者】荒井秀規・榎 英一・早川万年・山﨑雅稔 、八木書店 、令6 、1冊
奈良時代の正倉院文書に残る収支計算書「正税帳」全27通を翻刻し、詳細な注釈をくわえ、別冊に影印を付した決定版 全国の地方財政・特産物・交通手段・産業、さらにはパンデミックによる救済措置・被害状況まで、奈良時代の社会情勢が全国規模でわかる貴重史料 【内容説明】 【正税帳(収支決算書)からわかること】 ●奈良時代の全27通の正税帳 正税帳は毎年国ごとに作成され、中央政府に提出されたその国の一年間の正税(田租や出挙利稲の蓄積による穎稲・稲穀)の収支決算書で、今日でいえば都道府県の一般会計の歳入歳出決算書にあたる。平城京左京と20ヶ国の計27通の正税帳(大税帳5・郡稲帳3・正税出挙帳1を含む)の断簡が正倉院文書として伝来する。すべて天平期(730~739年)のもので、本書に全27通を翻刻・影印で収録。 ●全国規模での地方財政 27通の内訳は、畿内4、東海道6、北陸道4、山陰道3、山陽道4、南海道3、西海道3で、東山道を除いて全国に分散しており(本内容見本表紙の地図参照)、古代社会の指標の一つとなる天平期の地方財政の実情を全国規模で知ることができる。同時に、地域間や年度間の比較もできる貴重な史料群。 ●交通や産業・流通の実情 各国内を通過した使者・防人のほか、平城京に貢進された全国各地の特産物から、当時の交通や産業・流通の実情を知ることができる。 ●モノの価格や度量衡、神社の存在まで 貢納物や材料の価格、その度量衡、貢納物の製造手段、さらには各国の年間行事とその経費・従事者、国司や郡司の構成、郡ごとの正倉の種類と数、天平期の神社の存在など、地方情勢を伝える。 ●正史を補完し、法令の運用実態も 奈良時代の正史『続日本紀』の記事と比較することで、正史を補完することができるばかりでなく、地方における法令の運用実態までもがわかる。 ●天然痘での被害対策や被害状況 近年、災害史の観点から注目されるのは、天平期の天然痘のパンデミックにおける各地の様相で、救済対策としての公費投入(正税支出)や死亡者・困窮者への租税減免措置や、各地の被害状況も推測される。 ●さまざまな分野で活用できる史料 多方面の記載をもつ正税帳の記事は、歴史学・考古学に限らず、文学・経済史・法制史・災害史・建築史など、さまざまな分野での活用が期待され、諸分野での研究が活発となる。 #八木書店出版物/-/-

日本古代の儀礼と社会

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
11,000
西本昌弘編、八木書店、令6、1冊
内容説明】
王権に関わる儀礼や祭祀、古代仏教と国家・社会との関わり、摂関制を含めた広義の政務と典籍・文物■■最新の研究成果を踏まえた書き下ろし論考18本を収録

【目次】
はしがき 西本昌弘

第一部 儀礼と王権
 西本昌弘 不改常典と神祇令践祚条
 山内晋次 日本近世の航海信仰からみた古代の持衰
 市 大樹 古代行幸の運用実態
 姚 晶晶 『唐暦』と「日本」国号への変更期間について
 二星祐哉 荷前別貢幣と諸王発遣の意義
 笹田遥子 斎院の交替制

第二部 仏教と社会
 田島 公『伊勢物語』第九段 東下り「都どり」の歌と「豊嶋ミヤケ」・「浅草寺縁起」■在原業平の「事問ひ」の和歌と「特牛」・「檜前」氏■
若井敏明 行基にかんするいくつかの問題
家村光博 行基と池溝開発
鈴木拓也 長岡遷都・廃都と早良親王
櫻木 潤 和気氏と最澄・空海
山口哲史 平安時代中後期における四天王寺俗別当の補任と芸能

第三部 政務と文物
 鴨野有佳梨 太政大臣の権能からみた摂政・関白の成立
 鈴木景二 大極殿炎上と清和天皇の退位
 藤井貴之 季禄の変遷と財源
 高田義人 平安時代における天文勘申と中原氏
 小倉慈司 近世における『政事要略』の伝来■前田綱紀蒐集本を中心に■
 並河暢子 安閑天皇陵とガラス碗■東北大学附属図書館所蔵 速水宗達『御玉まりの説』より■


#八木書店出版物/-/-
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11,000
西本昌弘編 、八木書店 、令6 、1冊
内容説明】 王権に関わる儀礼や祭祀、古代仏教と国家・社会との関わり、摂関制を含めた広義の政務と典籍・文物■■最新の研究成果を踏まえた書き下ろし論考18本を収録 【目次】 はしがき 西本昌弘 第一部 儀礼と王権  西本昌弘 不改常典と神祇令践祚条  山内晋次 日本近世の航海信仰からみた古代の持衰  市 大樹 古代行幸の運用実態  姚 晶晶 『唐暦』と「日本」国号への変更期間について  二星祐哉 荷前別貢幣と諸王発遣の意義  笹田遥子 斎院の交替制 第二部 仏教と社会  田島 公『伊勢物語』第九段 東下り「都どり」の歌と「豊嶋ミヤケ」・「浅草寺縁起」■在原業平の「事問ひ」の和歌と「特牛」・「檜前」氏■ 若井敏明 行基にかんするいくつかの問題 家村光博 行基と池溝開発 鈴木拓也 長岡遷都・廃都と早良親王 櫻木 潤 和気氏と最澄・空海 山口哲史 平安時代中後期における四天王寺俗別当の補任と芸能 第三部 政務と文物  鴨野有佳梨 太政大臣の権能からみた摂政・関白の成立  鈴木景二 大極殿炎上と清和天皇の退位  藤井貴之 季禄の変遷と財源  高田義人 平安時代における天文勘申と中原氏  小倉慈司 近世における『政事要略』の伝来■前田綱紀蒐集本を中心に■  並河暢子 安閑天皇陵とガラス碗■東北大学附属図書館所蔵 速水宗達『御玉まりの説』より■ #八木書店出版物/-/-

萬葉集正義 第1(収録:巻1・2)

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
8,800
萬葉集正義編集委員会編、八木書店、令6、1冊
漢籍を中心に比較文学の知見を盛り込んだ『万葉集』注釈の決定版!

【内容説明】
★インターネット書評サイト「ALL REVIEWS」で解説コラム掲載中!
『万葉集』15年ぶりの本格的注釈書の刊行
https://allreviews.jp/review/6897

①『万葉集』全20巻を全注釈!各歌に詳細な語釈/成立論/内容紹介を付した注釈の決定版
&本シリーズでは『万葉集』全20巻を2巻ずつ、全10冊で徹底精読する。最善本である西本願寺本に則った最良の校訂本文・読み下し文を提供し、各歌に詳細な語釈を付す。各歌には「作品の成立」「作品の特質」などとして、上代文学研究の立場から精緻な作品解説を掲載している。

②漢籍の出典などを重視した比較文学研究!
語釈では漢籍・仏典の文言との関係を丁寧に考究している。これは『万葉集』を比較文学研究の立場から研究したという点で画期的。民俗学の立場からの解釈を試みている点も注目される。

#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
8,800
萬葉集正義編集委員会編 、八木書店 、令6 、1冊
漢籍を中心に比較文学の知見を盛り込んだ『万葉集』注釈の決定版! 【内容説明】 ★インターネット書評サイト「ALL REVIEWS」で解説コラム掲載中! 『万葉集』15年ぶりの本格的注釈書の刊行 https://allreviews.jp/review/6897 ①『万葉集』全20巻を全注釈!各歌に詳細な語釈/成立論/内容紹介を付した注釈の決定版 &本シリーズでは『万葉集』全20巻を2巻ずつ、全10冊で徹底精読する。最善本である西本願寺本に則った最良の校訂本文・読み下し文を提供し、各歌に詳細な語釈を付す。各歌には「作品の成立」「作品の特質」などとして、上代文学研究の立場から精緻な作品解説を掲載している。 ②漢籍の出典などを重視した比較文学研究! 語釈では漢籍・仏典の文言との関係を丁寧に考究している。これは『万葉集』を比較文学研究の立場から研究したという点で画期的。民俗学の立場からの解釈を試みている点も注目される。 #八木書店出版物/-/-

尊経閣善本影印集成87 尊経閣古文書纂 編年雑纂文書 4〔第十輯 古文書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
30,800
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介、八木書店、令6、1冊
編年文書・朝鮮文書・外国文書・俳人等文書・未定文書・宗教関係文書からなる多種多様な古文書群

【内容説明】
「尊経閣古文書纂」のうち、諸家・社寺両文書に分類されない古文書を収めたもので、総数は約九二〇点である。内訳は、編年文書=約六九一点、朝鮮文書=二二点、外国文書=一三点、俳人等文書=七点、未定文書=約一五五点、宗教関係文書=三二点で、編年文書は三分冊、それ以外の古文書は二分冊として集成する。

このうち編年文書は、年次順に五七七の番号(枝番あり)を付けて配列したもので、一番は、天平勝宝四(七五二)年六月十五日の解(重要文化財「買新羅物解」七通のうち)、最後の五七七番は、江戸時代中期、延享期(一七四五年頃)と推定される年未詳五月二十三日の日野資枝書状である。源頼朝や足利尊氏などの成巻史料や荘園・村落関係史料など多種多様な古文書が収載されている。
朝鮮文書は、豊臣秀吉による二度の朝鮮出兵に関する古文書をまとめたもので、陣法度や軍勢人数次第といった豊臣秀吉・秀次の朱印状が多く、秀吉による中国・朝鮮征服計画を記したことで著名な「豊太閤三国処置太早計」(一巻)も含まれている。外国文書には、高山国(現在の台湾)宛の豊臣秀吉朱印状(一巻)や、徳川家康時代の安南・占城(ともに現在のベトナム)等宛の渡海朱印状(五通)などを収録する。
なお最終冊には、文庫が所蔵する「三朝宸翰」(二巻、国宝)、「後醍醐天皇宸翰御感状」(一幅、重要文化財)といった巻子や掛幅に装幀された宸翰などの古文書約四〇点も収録する。「三朝宸翰」は、伏見・花園・後醍醐三天皇が青蓮院門跡に宛てた宸筆消息を貼り継いだもの。第一巻が花園天皇の消息一二点、第二巻が後醍醐天皇の消息一〇点と伏見天皇の消息二点で、紙背に法華経を摺写した痕跡があり、供養経として伝来したとされる。「後醍醐天皇宸翰御感状」は、年月日欠ながら、後醍醐天皇が元弘の変以来の足助重治の軍功を賞し、さらなる忠節を期待した感状である。


【目次】
朝鮮文書/外国文書/俳人等文書/未定文書断筒類:伊・呂・波・仁・保・辺

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
30,800
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介 、八木書店 、令6 、1冊
編年文書・朝鮮文書・外国文書・俳人等文書・未定文書・宗教関係文書からなる多種多様な古文書群 【内容説明】 「尊経閣古文書纂」のうち、諸家・社寺両文書に分類されない古文書を収めたもので、総数は約九二〇点である。内訳は、編年文書=約六九一点、朝鮮文書=二二点、外国文書=一三点、俳人等文書=七点、未定文書=約一五五点、宗教関係文書=三二点で、編年文書は三分冊、それ以外の古文書は二分冊として集成する。 このうち編年文書は、年次順に五七七の番号(枝番あり)を付けて配列したもので、一番は、天平勝宝四(七五二)年六月十五日の解(重要文化財「買新羅物解」七通のうち)、最後の五七七番は、江戸時代中期、延享期(一七四五年頃)と推定される年未詳五月二十三日の日野資枝書状である。源頼朝や足利尊氏などの成巻史料や荘園・村落関係史料など多種多様な古文書が収載されている。 朝鮮文書は、豊臣秀吉による二度の朝鮮出兵に関する古文書をまとめたもので、陣法度や軍勢人数次第といった豊臣秀吉・秀次の朱印状が多く、秀吉による中国・朝鮮征服計画を記したことで著名な「豊太閤三国処置太早計」(一巻)も含まれている。外国文書には、高山国(現在の台湾)宛の豊臣秀吉朱印状(一巻)や、徳川家康時代の安南・占城(ともに現在のベトナム)等宛の渡海朱印状(五通)などを収録する。 なお最終冊には、文庫が所蔵する「三朝宸翰」(二巻、国宝)、「後醍醐天皇宸翰御感状」(一幅、重要文化財)といった巻子や掛幅に装幀された宸翰などの古文書約四〇点も収録する。「三朝宸翰」は、伏見・花園・後醍醐三天皇が青蓮院門跡に宛てた宸筆消息を貼り継いだもの。第一巻が花園天皇の消息一二点、第二巻が後醍醐天皇の消息一〇点と伏見天皇の消息二点で、紙背に法華経を摺写した痕跡があり、供養経として伝来したとされる。「後醍醐天皇宸翰御感状」は、年月日欠ながら、後醍醐天皇が元弘の変以来の足助重治の軍功を賞し、さらなる忠節を期待した感状である。 【目次】 朝鮮文書/外国文書/俳人等文書/未定文書断筒類:伊・呂・波・仁・保・辺 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

西山宗因の研究

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
13,200
尾崎千佳、八木書店、令6、1冊
連歌と俳諧に生きた激動の詩人の虚実に迫る!
全集刊行の成果に最新知見を加えた論考と詳細な年譜考証を収録
★『西山宗因全集』の編集委員として資料を博捜精査した著者が、その成果を集大成!
★2段組390頁におよぶ年譜考証には、従来の研究史を刷新する新知見を豊富に盛り込み、幅広い社会的・地域的階層との交流の様相を精緻に描き出す
★近世前期の武家社会における牢人の実証研究として日本史・文化史にも寄与
【内容説明】
【第一部】晩年の宗因像の出所を没後百年におこなわれた宗因顕彰運動に求め、談林俳諧の祖としての俳諧師宗因、および、その反措定としての連歌師宗因という虚像をいったん解体したうえで、寛文期以降のその俳諧活動の実態に迫る。
【第二部】肥後加藤家牢人から職業連歌師に転じた宗因の実像を近世初期武家社会のなかに位置づけ、諸大名との関わりのなかから生まれたその紀行が、いかなる真実を伝えるべく虚構を成しているか、創作の主題と方法を明らかにする。
【第三部】西山宗因全集第五巻所収「西山宗因年譜」を基盤として、慶長十年(1605)から天和二年(1682)にいたる宗因の全事績を、近世初期の文化・政治・社会の状況と関わらせつつ、具体的に考証する。

文学史を生きたものにするために(尾崎千佳)
 本書の課題は、西山宗因の存在を動態的に文学史上に位置づけることにある。
 西山宗因は、かつて、談林俳諧の総帥として知られていたが、実証的研究の進展につれて、その本業はあくまで連歌にあり、俳諧は余技と見なされるようになった。談林俳諧の中心人物としての「俳諧師宗因」を「連歌師宗因」として理解することは、「革新の詩人」を「保守の詩人」と見ることであり、文学史はここに大きく転換されたかのようである。
 しかし、「俳諧師宗因」も「連歌師宗因」も、その存在を固定的に捉える点では等しい。芭蕉や宗祇のようなあらかじめ定められた頂点との比較において価値づける文学史を脱し、これを生きたものにするためには、宗因の人生の各段階における行動と作品が、いかなる文化的・社会的状況のもとにとられ、生み出されたのか、その変化の意味を徹底して問わなければならない。 以上の問題意識に基づき、本書には、宗因をめぐる論考十編と年譜考証を収めた。西山宗因の虚像を解体して実像に接近したうえで、その創作の主題と方法に迫りたい。

#八木書店出版物/-/-
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13,200
尾崎千佳 、八木書店 、令6 、1冊
連歌と俳諧に生きた激動の詩人の虚実に迫る! 全集刊行の成果に最新知見を加えた論考と詳細な年譜考証を収録 ★『西山宗因全集』の編集委員として資料を博捜精査した著者が、その成果を集大成! ★2段組390頁におよぶ年譜考証には、従来の研究史を刷新する新知見を豊富に盛り込み、幅広い社会的・地域的階層との交流の様相を精緻に描き出す ★近世前期の武家社会における牢人の実証研究として日本史・文化史にも寄与 【内容説明】 【第一部】晩年の宗因像の出所を没後百年におこなわれた宗因顕彰運動に求め、談林俳諧の祖としての俳諧師宗因、および、その反措定としての連歌師宗因という虚像をいったん解体したうえで、寛文期以降のその俳諧活動の実態に迫る。 【第二部】肥後加藤家牢人から職業連歌師に転じた宗因の実像を近世初期武家社会のなかに位置づけ、諸大名との関わりのなかから生まれたその紀行が、いかなる真実を伝えるべく虚構を成しているか、創作の主題と方法を明らかにする。 【第三部】西山宗因全集第五巻所収「西山宗因年譜」を基盤として、慶長十年(1605)から天和二年(1682)にいたる宗因の全事績を、近世初期の文化・政治・社会の状況と関わらせつつ、具体的に考証する。 文学史を生きたものにするために(尾崎千佳)  本書の課題は、西山宗因の存在を動態的に文学史上に位置づけることにある。  西山宗因は、かつて、談林俳諧の総帥として知られていたが、実証的研究の進展につれて、その本業はあくまで連歌にあり、俳諧は余技と見なされるようになった。談林俳諧の中心人物としての「俳諧師宗因」を「連歌師宗因」として理解することは、「革新の詩人」を「保守の詩人」と見ることであり、文学史はここに大きく転換されたかのようである。  しかし、「俳諧師宗因」も「連歌師宗因」も、その存在を固定的に捉える点では等しい。芭蕉や宗祇のようなあらかじめ定められた頂点との比較において価値づける文学史を脱し、これを生きたものにするためには、宗因の人生の各段階における行動と作品が、いかなる文化的・社会的状況のもとにとられ、生み出されたのか、その変化の意味を徹底して問わなければならない。 以上の問題意識に基づき、本書には、宗因をめぐる論考十編と年譜考証を収めた。西山宗因の虚像を解体して実像に接近したうえで、その創作の主題と方法に迫りたい。 #八木書店出版物/-/-

尊経閣善本影印集成85 尊経閣古文書纂 編年雑纂文書 2〔第十輯 古文書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
30,800
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介、八木書店、令5、1冊
編年文書・朝鮮文書・外国文書・俳人等文書・未定文書・宗教関係文書からなる多種多様な古文書群

【内容説明】
「尊経閣古文書纂」のうち、諸家・社寺両文書に分類されない古文書を収めたもので、総数は約九二〇点である。内訳は、編年文書=約六九一点、朝鮮文書=二二点、外国文書=一三点、俳人等文書=七点、未定文書=約一五五点、宗教関係文書=三二点で、編年文書は三分冊、それ以外の古文書は二分冊として集成する。このうち編年文書は、年次順に五七七の番号(枝番あり)を付けて配列したもので、一番は、天平勝宝四(七五二)年六月十五日の解(重要文化財「買新羅物解」七通のうち)、最後の五七七番は、江戸時代中期、延享期(一七四五年頃)と推定される年未詳五月二十三日の日野資枝書状である。源頼朝や足利尊氏などの成巻史料や荘園・村落関係史料など多種多様な古文書が収載されている。 朝鮮文書は、豊臣秀吉による二度の朝鮮出兵に関する古文書をまとめたもので、陣法度や軍勢人数次第といった豊臣秀吉・秀次の朱印状が多く、秀吉による中国・朝鮮征服計画を記したことで著名な「豊太閤三国処置太早計」(一巻)も含まれている。外国文書には、高山国(現在の台湾)宛の豊臣秀吉朱印状(一巻)や、徳川家康時代の安南・占城(ともに現在のベトナム)等宛の渡海朱印状(五通)などを収録する。なお最終冊には、文庫が所蔵する「三朝宸翰」(二巻、国宝)、「後醍醐天皇宸翰御感状」(一幅、重要文化財)といった巻子や掛幅に装幀された宸翰などの古文書約四〇点も収録する。「三朝宸翰」は、伏見・花園・後醍醐三天皇が青蓮院門跡に宛てた宸筆消息を貼り継いだもの。第一巻が花園天皇の消息一二点、第二巻が後醍醐天皇の消息一〇点と伏見天皇の消息二点で、紙背に法華経を摺写した痕跡があり、供養経として伝来したとされる。「後醍醐天皇宸翰御感状」は、年月日欠ながら、後醍醐天皇が元弘の変以来の足助重治の軍功を賞し、さらなる忠節を期待した感状である。

【目次】
編年文書:波包(201~277)・仁包(278~373)

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
30,800
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介 、八木書店 、令5 、1冊
編年文書・朝鮮文書・外国文書・俳人等文書・未定文書・宗教関係文書からなる多種多様な古文書群 【内容説明】 「尊経閣古文書纂」のうち、諸家・社寺両文書に分類されない古文書を収めたもので、総数は約九二〇点である。内訳は、編年文書=約六九一点、朝鮮文書=二二点、外国文書=一三点、俳人等文書=七点、未定文書=約一五五点、宗教関係文書=三二点で、編年文書は三分冊、それ以外の古文書は二分冊として集成する。このうち編年文書は、年次順に五七七の番号(枝番あり)を付けて配列したもので、一番は、天平勝宝四(七五二)年六月十五日の解(重要文化財「買新羅物解」七通のうち)、最後の五七七番は、江戸時代中期、延享期(一七四五年頃)と推定される年未詳五月二十三日の日野資枝書状である。源頼朝や足利尊氏などの成巻史料や荘園・村落関係史料など多種多様な古文書が収載されている。 朝鮮文書は、豊臣秀吉による二度の朝鮮出兵に関する古文書をまとめたもので、陣法度や軍勢人数次第といった豊臣秀吉・秀次の朱印状が多く、秀吉による中国・朝鮮征服計画を記したことで著名な「豊太閤三国処置太早計」(一巻)も含まれている。外国文書には、高山国(現在の台湾)宛の豊臣秀吉朱印状(一巻)や、徳川家康時代の安南・占城(ともに現在のベトナム)等宛の渡海朱印状(五通)などを収録する。なお最終冊には、文庫が所蔵する「三朝宸翰」(二巻、国宝)、「後醍醐天皇宸翰御感状」(一幅、重要文化財)といった巻子や掛幅に装幀された宸翰などの古文書約四〇点も収録する。「三朝宸翰」は、伏見・花園・後醍醐三天皇が青蓮院門跡に宛てた宸筆消息を貼り継いだもの。第一巻が花園天皇の消息一二点、第二巻が後醍醐天皇の消息一〇点と伏見天皇の消息二点で、紙背に法華経を摺写した痕跡があり、供養経として伝来したとされる。「後醍醐天皇宸翰御感状」は、年月日欠ながら、後醍醐天皇が元弘の変以来の足助重治の軍功を賞し、さらなる忠節を期待した感状である。 【目次】 編年文書:波包(201~277)・仁包(278~373) #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

史料纂集古記録編 第219回配本 礼物軌式

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
17,600
徳川林政史研究所編/深井雅海・藤田英昭校訂、八木書店、令5、1冊
【内容説明】
「礼物軌式」(れいもつきしき)は、尾張徳川家より、幕府への献上物(時献上)の仕立方について、文化13年(1816)時点の情報を図解入りでまとめた書である。現存するものは、写本で全5冊。季節ごとに冊が分けられ、春・夏・秋・冬の各1冊ずつと、附録の1冊で全5冊という構成になっている。
序と奥書によれば、成立は文化13年の5月。内容は、春夏秋冬が江戸城の表への献上、附録が江戸城の大奥への献上物について解説が載せられている。序によれば、「調進之法」(献上の作法)は、古式に則り、常に旧録を参照にしてきたが、明暦の大火によって旧録の半分が失われ、口伝で補ってきた。元文年間に不明点を調査し、一書にまとめたが、さらに異同を正し脱漏を補ったものが「礼物軌式」である。さらに奥書によれば、編纂者の5名(小倉六兵・竹村逸平・鬼頭長十郎・武藤与一郎・生駒斧三郎)は、いずれも尾張藩士であった。

【目次】
礼物軌式 春
礼物軌式 夏
礼物軌式 秋
礼物軌式 冬
礼物軌式 附録

【解題】
「礼物軌式」の概要            髙橋喜子
「礼物軌式」に見る献上品調達と江戸    宮澤歩美
「礼物軌式」にみられる知多郡師崎村の産物 萱田寛也

#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
17,600
徳川林政史研究所編/深井雅海・藤田英昭校訂 、八木書店 、令5 、1冊
【内容説明】 「礼物軌式」(れいもつきしき)は、尾張徳川家より、幕府への献上物(時献上)の仕立方について、文化13年(1816)時点の情報を図解入りでまとめた書である。現存するものは、写本で全5冊。季節ごとに冊が分けられ、春・夏・秋・冬の各1冊ずつと、附録の1冊で全5冊という構成になっている。 序と奥書によれば、成立は文化13年の5月。内容は、春夏秋冬が江戸城の表への献上、附録が江戸城の大奥への献上物について解説が載せられている。序によれば、「調進之法」(献上の作法)は、古式に則り、常に旧録を参照にしてきたが、明暦の大火によって旧録の半分が失われ、口伝で補ってきた。元文年間に不明点を調査し、一書にまとめたが、さらに異同を正し脱漏を補ったものが「礼物軌式」である。さらに奥書によれば、編纂者の5名(小倉六兵・竹村逸平・鬼頭長十郎・武藤与一郎・生駒斧三郎)は、いずれも尾張藩士であった。 【目次】 礼物軌式 春 礼物軌式 夏 礼物軌式 秋 礼物軌式 冬 礼物軌式 附録 【解題】 「礼物軌式」の概要            髙橋喜子 「礼物軌式」に見る献上品調達と江戸    宮澤歩美 「礼物軌式」にみられる知多郡師崎村の産物 萱田寛也 #八木書店出版物/-/-

橿原考古学研究所論集 第18

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
24,200
奈良県立橿原考古学研究所編、八木書店、令5、1冊
【目次】
青柳正規「ポンペイの誕生」
齊藤 希「植物遺存体からみた黄土高原と中原地域の植物利用」
稲村達也「X線CT計測による大中の湖南遺跡から出土した稲束の形態解明」
橋本裕行「ジョッキ形容器の出現とその背景」
森岡秀人「近畿地域最古銅鐸精査考―中川原銅鐸と松帆1号銅鐸―」
北井利幸「銅鐸の鋳掛けについての一考察」
西浦 熙「もちはこばれた河内の壺―弥生時代後期における生駒山西麓産広口壺の動態―」
杉山拓己「土器に描かれた組帯文―伴堂東遺跡出土資料を中心として―」
三船温尚・廣川 守「3Dデータ解析による泉屋博古館所蔵の建安廿二年(217年)重列神獣鏡の同形2面の検討」
水野敏典「纒向遺跡における鍛冶関連遺物の基礎的研究」
奥田 尚「畿内の古墳の石室材と石棺材」
米川仁一「古代の信仰と神社の成立」
宇野隆志・清水克朗・清水康二「鏡作神社所蔵三角縁神獣鏡の製作技術に関する覚書」
髙橋幸治「雨の宮1号墳出土の腕輪形石製品」
岡﨑晋明「近畿地方の盾持ち人埴輪の性格」
豊岡卓之「大倭氏に関する研究ノート」
泉森 皎「南の内(宇智)と北の内の古墳群」
木下 亘「初期須恵器に見られる地域色―和歌山県紀ノ川下流域を中心として―」
清水康二「大和におけるミヤケの一例」
平井洸史「古墳時代中期の鉄鉾副葬とその背景」
東影 悠「佐紀古墳群東群における円筒埴輪配列」
米田敏幸「傍丘磐杯丘北陵と南陵について」
茂木雅博「後期大和王権の東国支配―特に常陸久自国を中心に―」
入倉徳裕「五条野丸山古墳被葬者論について」
鈴木 勉「藤ノ木古墳出土金銅製鞍金具と「移動する(渡来系)工人ネットワーク」」
中野 咲「鋲頭型棺釘を用いた飛鳥時代木棺の構造と展開」
岡林孝作「飛鳥時代後半の終末期古墳における棺と棺台」
東野治之「野中寺弥勒菩薩半跏像銘文論」
清水昭博「夏見廃寺出土大型多尊?仏の制作とその背景」
本村充保「下駄のなかの花鳥風月」
田中久夫「豊後の大神氏と三輪氏と小蛇の神」
田島 公「日本列島における厩猿信仰の起源と『言談抄』所引の『斉民要術』」
浦西 勉「飛鳥川上流の村落の宮座―高市郡明日香村稲渕・栢森のカンジカケ(綱掛)の意味するものと宮座―」
建石 徹「遺跡・遺構移設保存考―史跡の現地保存の原則に反する事例―」


#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
24,200
奈良県立橿原考古学研究所編 、八木書店 、令5 、1冊
【目次】 青柳正規「ポンペイの誕生」 齊藤 希「植物遺存体からみた黄土高原と中原地域の植物利用」 稲村達也「X線CT計測による大中の湖南遺跡から出土した稲束の形態解明」 橋本裕行「ジョッキ形容器の出現とその背景」 森岡秀人「近畿地域最古銅鐸精査考―中川原銅鐸と松帆1号銅鐸―」 北井利幸「銅鐸の鋳掛けについての一考察」 西浦 熙「もちはこばれた河内の壺―弥生時代後期における生駒山西麓産広口壺の動態―」 杉山拓己「土器に描かれた組帯文―伴堂東遺跡出土資料を中心として―」 三船温尚・廣川 守「3Dデータ解析による泉屋博古館所蔵の建安廿二年(217年)重列神獣鏡の同形2面の検討」 水野敏典「纒向遺跡における鍛冶関連遺物の基礎的研究」 奥田 尚「畿内の古墳の石室材と石棺材」 米川仁一「古代の信仰と神社の成立」 宇野隆志・清水克朗・清水康二「鏡作神社所蔵三角縁神獣鏡の製作技術に関する覚書」 髙橋幸治「雨の宮1号墳出土の腕輪形石製品」 岡﨑晋明「近畿地方の盾持ち人埴輪の性格」 豊岡卓之「大倭氏に関する研究ノート」 泉森 皎「南の内(宇智)と北の内の古墳群」 木下 亘「初期須恵器に見られる地域色―和歌山県紀ノ川下流域を中心として―」 清水康二「大和におけるミヤケの一例」 平井洸史「古墳時代中期の鉄鉾副葬とその背景」 東影 悠「佐紀古墳群東群における円筒埴輪配列」 米田敏幸「傍丘磐杯丘北陵と南陵について」 茂木雅博「後期大和王権の東国支配―特に常陸久自国を中心に―」 入倉徳裕「五条野丸山古墳被葬者論について」 鈴木 勉「藤ノ木古墳出土金銅製鞍金具と「移動する(渡来系)工人ネットワーク」」 中野 咲「鋲頭型棺釘を用いた飛鳥時代木棺の構造と展開」 岡林孝作「飛鳥時代後半の終末期古墳における棺と棺台」 東野治之「野中寺弥勒菩薩半跏像銘文論」 清水昭博「夏見廃寺出土大型多尊?仏の制作とその背景」 本村充保「下駄のなかの花鳥風月」 田中久夫「豊後の大神氏と三輪氏と小蛇の神」 田島 公「日本列島における厩猿信仰の起源と『言談抄』所引の『斉民要術』」 浦西 勉「飛鳥川上流の村落の宮座―高市郡明日香村稲渕・栢森のカンジカケ(綱掛)の意味するものと宮座―」 建石 徹「遺跡・遺構移設保存考―史跡の現地保存の原則に反する事例―」 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古記録編 第217回配本 参天台五臺山記2

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
15,400
森 公章校訂、八木書店、令5、1冊
天台僧成尋の渡宋日記、史料纂集にて登場!
平安時代の僧侶が綴る古代中国・日本の社会の実情とは――

【内容説明】
『参天台五臺山記』とは天台僧である成尋(1013~81)が11世紀後半に宋代中国を訪問した時の日記である。天台山・五臺山への巡礼を中心に各地を訪れており、宋代の駅・建物・運河、日々の読経の内容や様々な僧侶との交流、皇帝との面会の様子など、当時の中国社会を語る第一級史料。

〔本書の特徴〕
①最古の写本である東福寺本を底本とした初めての全文翻刻/読み下し
東福寺所蔵の最古の写本(重要文化財、全8巻)は円爾弁円旧蔵の鎌倉時代前期に書写された最善本である。本書ではこの東福寺本を底本とした。豊富な標出と詳細な校訂註/人名・地名註を付した全文翻刻〔第一〕と、それに対応する読み下し文、解説/地図/年表(参記要略)〔第二〕をセットで読むことで、本文の内容により深く迫ることができる。

②宋代中国の社会・交通・仏教の実態を示す稀有な史料
『参天台五臺山記』は1年以上にわたって宋に滞在した高僧の旅行記である。運河や駅、天台山・五臺山の寺院など、他史料にはみえない貴重な記録が豊富に含まれるため、中国史・仏教史・対外関係史の研究素材として最適である。皇帝の面会記事では日本の歴史を語る場面があり、日本の有力政治家に関する言及がみられるなど、日本史研究にも裨益。

【目次】
読み下し文:延久4年(煕寧5年、1072)3月~同5年6月
解説「成尋 宋代中国への旅ー『参天台五臺山記』解説ー」
  「附載 渡海日記と文書の引載ー古記録学的分析の試みとしてー」
『参天台五臺山記』要略
参考図版

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
15,400
森 公章校訂 、八木書店 、令5 、1冊
天台僧成尋の渡宋日記、史料纂集にて登場! 平安時代の僧侶が綴る古代中国・日本の社会の実情とは―― 【内容説明】 『参天台五臺山記』とは天台僧である成尋(1013~81)が11世紀後半に宋代中国を訪問した時の日記である。天台山・五臺山への巡礼を中心に各地を訪れており、宋代の駅・建物・運河、日々の読経の内容や様々な僧侶との交流、皇帝との面会の様子など、当時の中国社会を語る第一級史料。 〔本書の特徴〕 ①最古の写本である東福寺本を底本とした初めての全文翻刻/読み下し 東福寺所蔵の最古の写本(重要文化財、全8巻)は円爾弁円旧蔵の鎌倉時代前期に書写された最善本である。本書ではこの東福寺本を底本とした。豊富な標出と詳細な校訂註/人名・地名註を付した全文翻刻〔第一〕と、それに対応する読み下し文、解説/地図/年表(参記要略)〔第二〕をセットで読むことで、本文の内容により深く迫ることができる。 ②宋代中国の社会・交通・仏教の実態を示す稀有な史料 『参天台五臺山記』は1年以上にわたって宋に滞在した高僧の旅行記である。運河や駅、天台山・五臺山の寺院など、他史料にはみえない貴重な記録が豊富に含まれるため、中国史・仏教史・対外関係史の研究素材として最適である。皇帝の面会記事では日本の歴史を語る場面があり、日本の有力政治家に関する言及がみられるなど、日本史研究にも裨益。 【目次】 読み下し文:延久4年(煕寧5年、1072)3月~同5年6月 解説「成尋 宋代中国への旅ー『参天台五臺山記』解説ー」   「附載 渡海日記と文書の引載ー古記録学的分析の試みとしてー」 『参天台五臺山記』要略 参考図版 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

史料纂集古記録編 第216回配本 花月日記4

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
18,700
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂、八木書店、令5、1冊
「寛政の改革」を断行した老中松平定信の晩年の日記初の全文翻刻!

【内容説明】
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記。定信の見識を通じての、当代の世情、事件、及び政治・文化面の具体的な記述、様々な人物への評言には、実に興味深いものがある。
 若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記がこの『花月日記』である。
 退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、約2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。文中には、その時々に数多の和歌が詠み込まれ、さながら歌日記の態をなしている。定信生前に歌集として版行されたのは『三草集』930余首のみであるが、この『花月日記』に詠み込まれた歌は各年300~400首を超える。
 日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。記述中には幕政に対する批判は厳に慎んでいる。繰り返されているのは当代の御代の豊かさに対する賛辞と感謝である。しかし、やはりその中には、定信自身の思い、考え、また志といったものも、折々に現れてくる。定信の心情が思われる。
 なお、「浴恩園」は閉鎖された旧築地市場(東京都中央区)の広大な跡地に眠っている。数十年にわたり地下に埋もれてきたが、都などは東京五輪・パラリンピック後の再開発に伴い、初の発掘調査を検討。庭園の再発見と実態解明に期待が高まっている。

【目次】
【所収】文化15年(1818)正月~文政4年(1821)12月

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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18,700
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂 、八木書店 、令5 、1冊
「寛政の改革」を断行した老中松平定信の晩年の日記初の全文翻刻! 【内容説明】 江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記。定信の見識を通じての、当代の世情、事件、及び政治・文化面の具体的な記述、様々な人物への評言には、実に興味深いものがある。  若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記がこの『花月日記』である。  退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、約2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。文中には、その時々に数多の和歌が詠み込まれ、さながら歌日記の態をなしている。定信生前に歌集として版行されたのは『三草集』930余首のみであるが、この『花月日記』に詠み込まれた歌は各年300~400首を超える。  日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。記述中には幕政に対する批判は厳に慎んでいる。繰り返されているのは当代の御代の豊かさに対する賛辞と感謝である。しかし、やはりその中には、定信自身の思い、考え、また志といったものも、折々に現れてくる。定信の心情が思われる。  なお、「浴恩園」は閉鎖された旧築地市場(東京都中央区)の広大な跡地に眠っている。数十年にわたり地下に埋もれてきたが、都などは東京五輪・パラリンピック後の再開発に伴い、初の発掘調査を検討。庭園の再発見と実態解明に期待が高まっている。 【目次】 【所収】文化15年(1818)正月~文政4年(1821)12月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

啄木 我を愛する歌―発想と表現―

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
4,950
太田登著、八木書店、令4、1冊
『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で再検討!
歌集の主題を形成する「我を愛する歌」151首を評釈し、
1首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明

【内容説明】
啄木研究50年の集大成となる新たな評釈!
序論として「短歌史を創る『一握の砂』の意義」を掲げ、巻末に索引3種(啄木短歌索引/詩歌作家別索引/人名・事項等索引)を収録。

啄木という抒情主体の表現世界を明らかに  太田登

 短歌という作品をどのように解釈すべきか、ながくこの課題と向きあってきた結果が本書となった。こと啄木短歌の注釈や鑑賞に関しては、岩城之徳や今井泰子らの先学の恩恵によるところが大きい。とりわけ『一握の砂』は、啄木自身の伝記的事実を反映させた解釈にかたよりがちであった。そうした『一握の砂』という文学テクストのなかの「われ」と作者である啄木とを一元化する単一的な視点ではなく、うたわずにはいられない言葉と心をいかに発想し、いかに表現しえたかという多層的な視点によって、啄木という抒情主体の表現世界を明らかにすることをめざした。
 本書は、従来からの『一握の砂』の鑑賞や評釈を再検討し、『一握の砂』という歌集の主題を形成する第1章「我を愛する歌」の151首を評釈するものである。それは漂泊と挫折の人生が主人公である都市生活者の視点から物語化された『一握の砂』という文学テクストとしての構造を解明するものであり、近代短歌ひいては現代短歌における発想と表現の意味を再検証することでもある。

#八木書店出版物/近代文学/単行本◆文学
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4,950
太田登著 、八木書店 、令4 、1冊
『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で再検討! 歌集の主題を形成する「我を愛する歌」151首を評釈し、 1首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明 【内容説明】 啄木研究50年の集大成となる新たな評釈! 序論として「短歌史を創る『一握の砂』の意義」を掲げ、巻末に索引3種(啄木短歌索引/詩歌作家別索引/人名・事項等索引)を収録。 啄木という抒情主体の表現世界を明らかに  太田登  短歌という作品をどのように解釈すべきか、ながくこの課題と向きあってきた結果が本書となった。こと啄木短歌の注釈や鑑賞に関しては、岩城之徳や今井泰子らの先学の恩恵によるところが大きい。とりわけ『一握の砂』は、啄木自身の伝記的事実を反映させた解釈にかたよりがちであった。そうした『一握の砂』という文学テクストのなかの「われ」と作者である啄木とを一元化する単一的な視点ではなく、うたわずにはいられない言葉と心をいかに発想し、いかに表現しえたかという多層的な視点によって、啄木という抒情主体の表現世界を明らかにすることをめざした。  本書は、従来からの『一握の砂』の鑑賞や評釈を再検討し、『一握の砂』という歌集の主題を形成する第1章「我を愛する歌」の151首を評釈するものである。それは漂泊と挫折の人生が主人公である都市生活者の視点から物語化された『一握の砂』という文学テクストとしての構造を解明するものであり、近代短歌ひいては現代短歌における発想と表現の意味を再検証することでもある。 #八木書店出版物/近代文学/単行本◆文学

史料纂集古記録編 第214回配本 花月日記3

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
17,600
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂、八木書店、令4、1冊
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記

【内容説明】
若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信(1758ー1829)。その定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記が『花月日記』である。
 退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。
 日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。まず息定永とその正室綱子、次郎である定栄(真田家養嗣子、後の真田幸貫)、また、各大名の正室となっていく娘たちとその夫、定信の後室隼、さらに姉・妹・実母…。ごく近しい友人として折にふれて記されているのは「月の君」こと堀田正敦、「林の君」こと林述斎である。この二人との「底意なき交じらい」「心隔てぬ友垣」の様には何よりも美しいものがある。時々には内藤信敦・松平輝延・牧野忠精・酒井忠進・松浦静山…、また「寛政の改革」以降も定信の政治基調を維持したいわゆる「寛政の遺老」松平信明等。
 幕政を離れ、さらには藩主も退任して後の定信ではあるが、助言・教導を求めて来訪・対面を願う者は絶えなかった。定信はそのほとんどを謝絶、または1年延ばしなどとはするものの、それでも、日記中には多彩な人物の名が見える。様々な大名家当主、世子、藩の問題を抱えた家老達。また、当代の文化人、北村季文・市川米庵・屋代弘賢等との交流、時に杉田玄白・頼山陽・村田春海・塙保己一等の名もあがる。

【所収】文化13年(1816)正月~文化14年(1817)12月

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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17,600
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂 、八木書店 、令4 、1冊
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記 【内容説明】 若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信(1758ー1829)。その定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記が『花月日記』である。  退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。  日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。まず息定永とその正室綱子、次郎である定栄(真田家養嗣子、後の真田幸貫)、また、各大名の正室となっていく娘たちとその夫、定信の後室隼、さらに姉・妹・実母…。ごく近しい友人として折にふれて記されているのは「月の君」こと堀田正敦、「林の君」こと林述斎である。この二人との「底意なき交じらい」「心隔てぬ友垣」の様には何よりも美しいものがある。時々には内藤信敦・松平輝延・牧野忠精・酒井忠進・松浦静山…、また「寛政の改革」以降も定信の政治基調を維持したいわゆる「寛政の遺老」松平信明等。  幕政を離れ、さらには藩主も退任して後の定信ではあるが、助言・教導を求めて来訪・対面を願う者は絶えなかった。定信はそのほとんどを謝絶、または1年延ばしなどとはするものの、それでも、日記中には多彩な人物の名が見える。様々な大名家当主、世子、藩の問題を抱えた家老達。また、当代の文化人、北村季文・市川米庵・屋代弘賢等との交流、時に杉田玄白・頼山陽・村田春海・塙保己一等の名もあがる。 【所収】文化13年(1816)正月~文化14年(1817)12月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

尊経閣善本影印集成80 尊経閣古文書纂 社寺文書 1〔第十輯 古文書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
28,600
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介、八木書店、令4、1冊
所領の安堵状や補任状、寺院の運営など、多岐にわたる古文書群
【内容説明】
「尊経閣古文書纂」のうち、社寺文書を中心とした古文書群で、神社が二群、仏寺が一五群、総数は八四五点である。内訳は、石清水八幡宮文書=一三二点、加茂社文書=一四点、仁和寺心蓮院文書=一九点(以上、三群を「社寺文書」一として集成)、宝菩提院文書=九九点、東福寺文書=一九五点(以上、二群を「社寺文書」二として集成)、長福寺文書=一四五点、大覚寺文書=一五点、大光明寺文書=一二点(以上、三群を「社寺文書」三として集成)、高野蓮養坊文書=二七点、南禅寺慈聖院文書=四八通、天龍寺真乗院文書=一四点、天龍寺周悦関係文書=二三点、西興寺文書=二〇点、園城寺実相院文書=二一点、清水寺文書=一〇点、神護寺文書=二一点、青蓮院文書=二九点(以上、九群を「社寺文書」四として集成)。社寺文書の内容は、所領の安堵状や補任状が多くを占めるほか、寄進状や田地売券、祈?状など多岐にわたる。石清水八幡宮文書は、多くの別宮・社領を有した石清水八幡宮の古文書群で、所領安堵や土地相論に関する古文書が多く残り、『史料纂集古文書編 尊経閣文庫所蔵石清水文書』(八木書店)に翻刻されている。東福寺文書は、京都五山に列せられ、武家政権から庇護を受けた東福寺から流出したものの一部で、足利尊氏の自筆祈?状などが伝わる。また、末寺や別院の運営、寺家の経営に関する古文書も残されている。長福寺文書は、現在の京都市右京区梅津に所在する長福寺の伝来文書で、寺院の金融資金である祠堂銭関係の古文書も残されている。さらに、天龍寺真乗院文書は、京都五山筆頭天龍寺の塔頭である真乗院の古文書だが、楠木正成らに仕えた和泉国和田氏に関係する古文書を含み、大塔宮(護良親王)の令旨や楠木正儀の書状が伝わっている。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
28,600
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介 、八木書店 、令4 、1冊
所領の安堵状や補任状、寺院の運営など、多岐にわたる古文書群 【内容説明】 「尊経閣古文書纂」のうち、社寺文書を中心とした古文書群で、神社が二群、仏寺が一五群、総数は八四五点である。内訳は、石清水八幡宮文書=一三二点、加茂社文書=一四点、仁和寺心蓮院文書=一九点(以上、三群を「社寺文書」一として集成)、宝菩提院文書=九九点、東福寺文書=一九五点(以上、二群を「社寺文書」二として集成)、長福寺文書=一四五点、大覚寺文書=一五点、大光明寺文書=一二点(以上、三群を「社寺文書」三として集成)、高野蓮養坊文書=二七点、南禅寺慈聖院文書=四八通、天龍寺真乗院文書=一四点、天龍寺周悦関係文書=二三点、西興寺文書=二〇点、園城寺実相院文書=二一点、清水寺文書=一〇点、神護寺文書=二一点、青蓮院文書=二九点(以上、九群を「社寺文書」四として集成)。社寺文書の内容は、所領の安堵状や補任状が多くを占めるほか、寄進状や田地売券、祈?状など多岐にわたる。石清水八幡宮文書は、多くの別宮・社領を有した石清水八幡宮の古文書群で、所領安堵や土地相論に関する古文書が多く残り、『史料纂集古文書編 尊経閣文庫所蔵石清水文書』(八木書店)に翻刻されている。東福寺文書は、京都五山に列せられ、武家政権から庇護を受けた東福寺から流出したものの一部で、足利尊氏の自筆祈?状などが伝わる。また、末寺や別院の運営、寺家の経営に関する古文書も残されている。長福寺文書は、現在の京都市右京区梅津に所在する長福寺の伝来文書で、寺院の金融資金である祠堂銭関係の古文書も残されている。さらに、天龍寺真乗院文書は、京都五山筆頭天龍寺の塔頭である真乗院の古文書だが、楠木正成らに仕えた和泉国和田氏に関係する古文書を含み、大塔宮(護良親王)の令旨や楠木正儀の書状が伝わっている。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

尊経閣善本影印集成78 尊経閣古文書纂 諸家文書 1〔第十輯 古文書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
31,900
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介、八木書店、令4、1冊
「尊経閣古文書纂」のうち、武家文書を中心とした古文書群で、総点数は四四七点である。内訳は、一条文書=一七点、飯尾文書=五七点、蜷川文書=一二点、堀文書=一〇点、日置文書=五点、加藤文書=五一点、野上文書=一八点、駒井文書=二一点(以上、八群を「諸家文書」一として集成)、籠手田文書=八二点、天野文書=四五点、得田文書=二二点、得江文書=二九点、吉見文書=一二点、毛利文書=一〇点、当家文書(前田文書)=一七点、中原文書=三九点(以上、八群を「諸家文書」二として集成)。その内容は、武家政権が発給した御教書や奉行人奉書、戦国大名や織田・豊臣政権が発給した書状、さらには着到状や軍忠状などを多く含み、武家的色彩の強い古文書群となっている。諸家文書のうち飯尾文書は、室町幕府奉行人であった飯尾氏にまつわる古文書群で、飯尾氏の所領があった遠江国羽鳥荘・能登国土田荘・美濃国古呂々比村に関する永正期(一五一〇年頃)の古文書が含まれている。蜷川文書は、幕府政所執事を世襲した伊勢氏の家臣である蜷川氏が戦国時代初期に受給した古文書が大半を占める。また加藤文書は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に関する朱印状が大部分を占め、朝鮮現地での上納物資を列挙した目録もあって貴重である。野上文書は、豊後国玖珠郡飯田郷野上村を名字の地とする野上氏、天野文書は、伊豆国田方郡天野を名字の地とする天野氏にそれぞれ伝わった古文書群の一部であるが、両家ともに名字の地を離れて能登国に移住し、加賀藩五代前田綱紀の時代に古文書を献上して原本を現在に伝えた。また籠手田文書は、肥前国松浦氏の家臣であった籠手田氏に伝来した古文書で、ほとんどが大永期~天文初期(一五二〇~三〇年代)の籠手田定経宛の武家儀礼に関する書状であり、『史料纂集古文書編 籠手田文書』(八木書店)に翻刻されている。


#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
31,900
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介 、八木書店 、令4 、1冊
「尊経閣古文書纂」のうち、武家文書を中心とした古文書群で、総点数は四四七点である。内訳は、一条文書=一七点、飯尾文書=五七点、蜷川文書=一二点、堀文書=一〇点、日置文書=五点、加藤文書=五一点、野上文書=一八点、駒井文書=二一点(以上、八群を「諸家文書」一として集成)、籠手田文書=八二点、天野文書=四五点、得田文書=二二点、得江文書=二九点、吉見文書=一二点、毛利文書=一〇点、当家文書(前田文書)=一七点、中原文書=三九点(以上、八群を「諸家文書」二として集成)。その内容は、武家政権が発給した御教書や奉行人奉書、戦国大名や織田・豊臣政権が発給した書状、さらには着到状や軍忠状などを多く含み、武家的色彩の強い古文書群となっている。諸家文書のうち飯尾文書は、室町幕府奉行人であった飯尾氏にまつわる古文書群で、飯尾氏の所領があった遠江国羽鳥荘・能登国土田荘・美濃国古呂々比村に関する永正期(一五一〇年頃)の古文書が含まれている。蜷川文書は、幕府政所執事を世襲した伊勢氏の家臣である蜷川氏が戦国時代初期に受給した古文書が大半を占める。また加藤文書は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に関する朱印状が大部分を占め、朝鮮現地での上納物資を列挙した目録もあって貴重である。野上文書は、豊後国玖珠郡飯田郷野上村を名字の地とする野上氏、天野文書は、伊豆国田方郡天野を名字の地とする天野氏にそれぞれ伝わった古文書群の一部であるが、両家ともに名字の地を離れて能登国に移住し、加賀藩五代前田綱紀の時代に古文書を献上して原本を現在に伝えた。また籠手田文書は、肥前国松浦氏の家臣であった籠手田氏に伝来した古文書で、ほとんどが大永期~天文初期(一五二〇~三〇年代)の籠手田定経宛の武家儀礼に関する書状であり、『史料纂集古文書編 籠手田文書』(八木書店)に翻刻されている。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

異聞 本能寺の変―『乙夜之書物』が記す光秀の乱―【史料で読む戦国史④】

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
3,080
萩原大輔著、八木書店、令4、1冊
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった!
朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。

【内容説明】
【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。
【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。
【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。
【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。
【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。
【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。

●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。
●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』。確たる同時代史料が限られる中で、今後の研究に資する貴重な内容を数多く収録する。本能寺での戦いがどのように行われたのか、そこに至るまでに光秀はどのように動いたのか、変後の情勢など、本能寺の変を再検討するうえで必読の史料。
●本能寺の変(光秀の挙兵)だけでなく、山崎の戦いや坂本の落城(光秀方の滅亡)までも記述。本書では本能寺襲撃だけをことさらに取り上げるのではなく、光秀の反乱全体で再検討する。

#八木書店出版物/中世/単行本◆歴史
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3,080
萩原大輔著 、八木書店 、令4 、1冊
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった! 朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。 【内容説明】 【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。 【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。 【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。 【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。 【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。 【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。 ●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。 ●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』。確たる同時代史料が限られる中で、今後の研究に資する貴重な内容を数多く収録する。本能寺での戦いがどのように行われたのか、そこに至るまでに光秀はどのように動いたのか、変後の情勢など、本能寺の変を再検討するうえで必読の史料。 ●本能寺の変(光秀の挙兵)だけでなく、山崎の戦いや坂本の落城(光秀方の滅亡)までも記述。本書では本能寺襲撃だけをことさらに取り上げるのではなく、光秀の反乱全体で再検討する。 #八木書店出版物/中世/単行本◆歴史

須恵器研究の新視角

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
12,100
渡辺 一 著、八木書店、令4、1冊
須恵器はなぜ受容され消滅したのか――東アジアの焼き物史からみた須恵器の特質に迫る
古代社会を支えた須恵器の受容・生産・流通・消滅を通史的・文化史的な観点から検討。新視角で論じる須恵器研究の決定版。

古墳時代に朝鮮半島から渡来した須恵器は、在来の土師器よりも器質的にはるかに上位に位置づけられる焼き物であった。しかし土師器とは違い、須恵器は一部を除き古代の内に消滅する。その理由は何故か。この素朴な疑問を出発点とし、「列島須恵器」の文化的特徴を示すのが本書の趣旨である。

【内容説明】
①世界的視野に立って列島須恵器を評価【第1編】
 須恵器はなぜ日本で受容され消滅したのか。東アジアを中心とする世界の焼き物文化を見通しつつ、日本列島における須恵器の特質を模索する。須恵器の渡来から消滅までを総合的に論じる。
②須恵器の生産・流通に関する新視点の提示【第2編】
 「武蔵国入間郡」をフィールドにして、須恵器生産・流通の実態を探る。考古学のみならず文献史学の成果を踏まえた須恵器論は必読。
③須恵器諸論の包括的な検討【第3編】
 ヘラ記号、工房論、須恵器窯の形態・系譜論ほか平安時代の東日本で須恵器生産が拡大する事情など、研究史上で重要な問題に対し、東日本に視点を置き多角的に論じる。
④編年論の再構築を行う【第4編】
 前著(『古代東国の窯業生産の研究』)で保留した須恵器編年の問題に対し、東国屈指の南比企窯跡群(武蔵国)の編年作業の再検討を通じ、編年論(型式論・年代論)それ自体を課題として探る。

#八木書店出版物/-/-
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12,100
渡辺 一 著 、八木書店 、令4 、1冊
須恵器はなぜ受容され消滅したのか――東アジアの焼き物史からみた須恵器の特質に迫る 古代社会を支えた須恵器の受容・生産・流通・消滅を通史的・文化史的な観点から検討。新視角で論じる須恵器研究の決定版。 古墳時代に朝鮮半島から渡来した須恵器は、在来の土師器よりも器質的にはるかに上位に位置づけられる焼き物であった。しかし土師器とは違い、須恵器は一部を除き古代の内に消滅する。その理由は何故か。この素朴な疑問を出発点とし、「列島須恵器」の文化的特徴を示すのが本書の趣旨である。 【内容説明】 ①世界的視野に立って列島須恵器を評価【第1編】  須恵器はなぜ日本で受容され消滅したのか。東アジアを中心とする世界の焼き物文化を見通しつつ、日本列島における須恵器の特質を模索する。須恵器の渡来から消滅までを総合的に論じる。 ②須恵器の生産・流通に関する新視点の提示【第2編】  「武蔵国入間郡」をフィールドにして、須恵器生産・流通の実態を探る。考古学のみならず文献史学の成果を踏まえた須恵器論は必読。 ③須恵器諸論の包括的な検討【第3編】  ヘラ記号、工房論、須恵器窯の形態・系譜論ほか平安時代の東日本で須恵器生産が拡大する事情など、研究史上で重要な問題に対し、東日本に視点を置き多角的に論じる。 ④編年論の再構築を行う【第4編】  前著(『古代東国の窯業生産の研究』)で保留した須恵器編年の問題に対し、東国屈指の南比企窯跡群(武蔵国)の編年作業の再検討を通じ、編年論(型式論・年代論)それ自体を課題として探る。 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古記録編 第212回配本 花月日記2

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
18,700
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂、八木書店、令3、1冊
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記

【内容説明】
若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信(1758ー1829)。その定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記が『花月日記』である。
 退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。
 日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。まず息定永とその正室綱子、次郎である定栄(真田家養嗣子、後の真田幸貫)、また、各大名の正室となっていく娘たちとその夫、定信の後室隼、さらに姉・妹・実母…。ごく近しい友人として折にふれて記されているのは「月の君」こと堀田正敦、「林の君」こと林述斎である。この二人との「底意なき交じらい」「心隔てぬ友垣」の様には何よりも美しいものがある。時々には内藤信敦・松平輝延・牧野忠精・酒井忠進・松浦静山…、また「寛政の改革」以降も定信の政治基調を維持したいわゆる「寛政の遺老」松平信明等。
 幕政を離れ、さらには藩主も退任して後の定信ではあるが、助言・教導を求めて来訪・対面を願う者は絶えなかった。定信はそのほとんどを謝絶、または1年延ばしなどとはするものの、それでも、日記中には多彩な人物の名が見える。様々な大名家当主、世子、藩の問題を抱えた家老達。また、当代の文化人、北村季文・市川米庵・屋代弘賢等との交流、時に杉田玄白・頼山陽・村田春海・塙保己一等の名もあがる。

【目次】
【所収】文化11年(1814)正月~文化12年(1815)12月

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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18,700
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂 、八木書店 、令3 、1冊
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記 【内容説明】 若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信(1758ー1829)。その定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記が『花月日記』である。  退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。  日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。まず息定永とその正室綱子、次郎である定栄(真田家養嗣子、後の真田幸貫)、また、各大名の正室となっていく娘たちとその夫、定信の後室隼、さらに姉・妹・実母…。ごく近しい友人として折にふれて記されているのは「月の君」こと堀田正敦、「林の君」こと林述斎である。この二人との「底意なき交じらい」「心隔てぬ友垣」の様には何よりも美しいものがある。時々には内藤信敦・松平輝延・牧野忠精・酒井忠進・松浦静山…、また「寛政の改革」以降も定信の政治基調を維持したいわゆる「寛政の遺老」松平信明等。  幕政を離れ、さらには藩主も退任して後の定信ではあるが、助言・教導を求めて来訪・対面を願う者は絶えなかった。定信はそのほとんどを謝絶、または1年延ばしなどとはするものの、それでも、日記中には多彩な人物の名が見える。様々な大名家当主、世子、藩の問題を抱えた家老達。また、当代の文化人、北村季文・市川米庵・屋代弘賢等との交流、時に杉田玄白・頼山陽・村田春海・塙保己一等の名もあがる。 【目次】 【所収】文化11年(1814)正月~文化12年(1815)12月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

史料纂集古文書編 第51回配本 宇治堀家文書

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
17,600
橋本素子・角田朋彦・野村朋弘校訂、八木書店、令3、1冊
中近世移行期の宇治茶師の動向や、山城国の在地研究に不可欠の史料!

【内容説明】
「宇治堀家文書」は、山城国宇治郷在住の宇治茶師・堀氏の旧蔵文書である。現在、国立歴史民俗博物館が所蔵している田中穰氏旧蔵古典籍古文書に収められてもので、全三巻からなり、承安2年(1172)から寛文7年(1667)までの148通を収める。その多くが中近世移行期の土地売券からなり、宇治茶師の土地利用や集積の状況をうかがい知ることができる。本文書は、これまで『宇治市史』に一部の読み下し文等が掲載されているのみで、初の全文の翻刻となる。また当該時代の山城国南部に関する史料は少なく、在地の動向を明らかに出来る貴重な史料といえよう。


#八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料
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17,600
橋本素子・角田朋彦・野村朋弘校訂 、八木書店 、令3 、1冊
中近世移行期の宇治茶師の動向や、山城国の在地研究に不可欠の史料! 【内容説明】 「宇治堀家文書」は、山城国宇治郷在住の宇治茶師・堀氏の旧蔵文書である。現在、国立歴史民俗博物館が所蔵している田中穰氏旧蔵古典籍古文書に収められてもので、全三巻からなり、承安2年(1172)から寛文7年(1667)までの148通を収める。その多くが中近世移行期の土地売券からなり、宇治茶師の土地利用や集積の状況をうかがい知ることができる。本文書は、これまで『宇治市史』に一部の読み下し文等が掲載されているのみで、初の全文の翻刻となる。また当該時代の山城国南部に関する史料は少なく、在地の動向を明らかに出来る貴重な史料といえよう。 #八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料

マイクロ版近代文学館⑤ 文章倶楽部 総目次・執筆者索引

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
24,563
編集・解説 保昌正夫、八木書店、平7、1冊
完全に揃った日本近代文学研究に不可欠な資料

【内容説明】
新潮社発行の啓蒙的文芸投書雑誌、「文章倶楽部」。大正5年から昭和4年まで、通巻155冊。当時の他の文芸雑誌に掲載された話題作の紹介、読者の年齢や嗜好に合わせた記事やアンケート、文藝新話といった硬派の記事がある一方、文壇ゴシップ記事も毎号掲載。翻訳ものの記事や特集などで海外文学も扱う。活字の大きさや本文レイアウトにも工夫した編集がなされていて、大正文壇の動向や大正文士の生活など当時の読者が心躍らせて見たであろう紙面をそのままに収録。
本書はマイクロ版「文章倶楽部」のための総目録としてだけでなく、独立した「文章倶楽部」の書誌としても利用可能。
「文章倶楽部」創刊号から昭和4年4月号までの〔総目次〕と〔執筆者索引〕、および〔解説〕から成る。
〔総目次〕には巻号順に題名、筆者、掲載頁の目次、更に挿絵、口絵の目次を加え、フィッシュ番号およびフィッシュ上の位置記号を示した。
索引を〔執筆者索引〕と〔投稿者索引〕とに分割。
〔執筆者索引〕は、〔総目次〕をコンピューターによって執筆者順に分け、その氏名を50音順に配列し、作品名・発表年月日・頁数等を記す。
〔投稿者索引〕は、投稿欄の執筆者(一部本欄に掲載された投稿者を含む)をまとめたもの。

#八木書店出版物/マイクロ版・CD―ROM版近代文学館/近代雑誌複刻資料
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24,563
編集・解説 保昌正夫 、八木書店 、平7 、1冊
完全に揃った日本近代文学研究に不可欠な資料 【内容説明】 新潮社発行の啓蒙的文芸投書雑誌、「文章倶楽部」。大正5年から昭和4年まで、通巻155冊。当時の他の文芸雑誌に掲載された話題作の紹介、読者の年齢や嗜好に合わせた記事やアンケート、文藝新話といった硬派の記事がある一方、文壇ゴシップ記事も毎号掲載。翻訳ものの記事や特集などで海外文学も扱う。活字の大きさや本文レイアウトにも工夫した編集がなされていて、大正文壇の動向や大正文士の生活など当時の読者が心躍らせて見たであろう紙面をそのままに収録。 本書はマイクロ版「文章倶楽部」のための総目録としてだけでなく、独立した「文章倶楽部」の書誌としても利用可能。 「文章倶楽部」創刊号から昭和4年4月号までの〔総目次〕と〔執筆者索引〕、および〔解説〕から成る。 〔総目次〕には巻号順に題名、筆者、掲載頁の目次、更に挿絵、口絵の目次を加え、フィッシュ番号およびフィッシュ上の位置記号を示した。 索引を〔執筆者索引〕と〔投稿者索引〕とに分割。 〔執筆者索引〕は、〔総目次〕をコンピューターによって執筆者順に分け、その氏名を50音順に配列し、作品名・発表年月日・頁数等を記す。 〔投稿者索引〕は、投稿欄の執筆者(一部本欄に掲載された投稿者を含む)をまとめたもの。 #八木書店出版物/マイクロ版・CD―ROM版近代文学館/近代雑誌複刻資料

史料纂集古記録編 第105回配本 舜旧記7〔オンデマンド版〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
9,900
鎌田純一・藤本元啓校訂、八木書店、平30、1冊
品切れの書籍を復刊!

【内容説明】
『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

吉田兼右の子、兼見の弟、神道家梵舜(一五五三-一六三二)の三十歳より没年までの日記。京都吉田山下の神竜院の住職で、兄兼見とともに豊国社の創立に功労があり、のちに家康に神道伝授を約束した事もあった。元和二年(一六一六)家康を久能山に葬った際、天海と争った事は有名である。朝廷にも関係があり、当時の中央における諸般の情勢をみる上で最も貴重な資料の一つである。

〔収録範囲〕
1627〔寛永4〕~1630〔寛永7〕
○吉田家伝書物を関白近衛信尋へ上申す
○九条忠栄に祗候し八雲御抄一巻を進上す
○大町流目薬龍丹膏始めて調合す
○仁和寺皆明院紀伊山伏護摩の事を尋ねらる
○吉田家系図の末々を浄雲院へ進む
○姫百合の種植
○豊国社再興の瑞夢を見る
○東河原に操り高館見物
○浄勝院へ近衛前久自筆の源氏物語を進上す
○南都社家より元々集来る
○四条河原能見物
○西洞院時慶所にて日本書紀神代巻講読
○以心崇伝へ藤氏・源氏系図を貸出す
○中宮徳川和子着帯
○和子の御産平安祈祷
○梵舜の刀等盗む小者を召取
○兼見卿記
○徳川家光疱瘡平癒の祈祷
○日本書紀三十冊人皇紀摺本を家本にて校合
○尾州徳川義直摂津有馬を経て伏見に来る
○日本書紀人皇紀箱出来
○九条忠栄より諏訪系図について尋問あり
○梵舜養猫盗まる
○大角山城へ椿の接ぎ無心す
○豊臣秀吉三十三回忌
○豊国社の社領社家等を元の如く安堵せらる様祈念せしむ
○以心崇伝煩気により灸点記し進上

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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9,900
鎌田純一・藤本元啓校訂 、八木書店 、平30 、1冊
品切れの書籍を復刊! 【内容説明】 『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。 吉田兼右の子、兼見の弟、神道家梵舜(一五五三-一六三二)の三十歳より没年までの日記。京都吉田山下の神竜院の住職で、兄兼見とともに豊国社の創立に功労があり、のちに家康に神道伝授を約束した事もあった。元和二年(一六一六)家康を久能山に葬った際、天海と争った事は有名である。朝廷にも関係があり、当時の中央における諸般の情勢をみる上で最も貴重な資料の一つである。 〔収録範囲〕 1627〔寛永4〕~1630〔寛永7〕 ○吉田家伝書物を関白近衛信尋へ上申す ○九条忠栄に祗候し八雲御抄一巻を進上す ○大町流目薬龍丹膏始めて調合す ○仁和寺皆明院紀伊山伏護摩の事を尋ねらる ○吉田家系図の末々を浄雲院へ進む ○姫百合の種植 ○豊国社再興の瑞夢を見る ○東河原に操り高館見物 ○浄勝院へ近衛前久自筆の源氏物語を進上す ○南都社家より元々集来る ○四条河原能見物 ○西洞院時慶所にて日本書紀神代巻講読 ○以心崇伝へ藤氏・源氏系図を貸出す ○中宮徳川和子着帯 ○和子の御産平安祈祷 ○梵舜の刀等盗む小者を召取 ○兼見卿記 ○徳川家光疱瘡平癒の祈祷 ○日本書紀三十冊人皇紀摺本を家本にて校合 ○尾州徳川義直摂津有馬を経て伏見に来る ○日本書紀人皇紀箱出来 ○九条忠栄より諏訪系図について尋問あり ○梵舜養猫盗まる ○大角山城へ椿の接ぎ無心す ○豊臣秀吉三十三回忌 ○豊国社の社領社家等を元の如く安堵せらる様祈念せしむ ○以心崇伝煩気により灸点記し進上 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

史料纂集古記録編 第175回配本 太梁公日記5

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
前田育徳会尊経閣文庫編・長山直治校訂、八木書店、平26、1冊
加賀百万石、前田家11代藩主の自筆日記!

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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16,500
前田育徳会尊経閣文庫編・長山直治校訂 、八木書店 、平26 、1冊
加賀百万石、前田家11代藩主の自筆日記! #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

新天理図書館善本叢書31 連歌巻子本集 1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
38,500
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令2、1冊
【高精細カラー版】
室町から江戸時代にかけて成熟した
「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製!

【内容説明】
連歌は、複数の作者が和歌の上の句五七五と下の句七七を交互に詠んでいく文芸で、室町時代に全盛期を迎えました。百句続ける百韻という形式が基本となります。連歌の形式から、庶民が気軽に楽しめる俳諧が生まれて江戸時代に隆盛を極め、やがて近代の俳句へとつながります。
 本巻収録の1『集百句之連歌』は、室町幕府8代将軍足利義政に仕え、絵の才能にも優れた能阿が、自作の連歌100句を書写した自筆句集。藍打曇紙に金銀泥で下絵を描いた料紙は、室町時代の工芸装飾紙の粋を尽くしたもの。
 3『賦何人連歌百韻』は「水無瀬三吟」の通称で知られる室町連歌の代表的百韻で、宗祇とその高弟肖柏・宗長による作品。本書は、水無瀬御影堂に奉納された原懐紙かと推定されています。懐紙三ツ折原装のまま伝来。
 他、室町後期の名品計12点を収録します。

【目次】
1集百句之連歌 文明元年(1469) 能阿自筆
2賦唐何連歌百韻 文明19年(1487) 実隆自筆
3賦何人連歌百韻 長享2年(1488) 伝宗長筆
4賦山何連歌百韻 天文3年(1534)
5賦浄土要文連歌百韻 天文17年(1548)
6賦何人連歌百韻 天文20年(1551) 紹巴筆
7近衛稙家恵雲院追善連歌百韻 永禄9年(1566) 紹巴自筆
8賦何路連歌百韻 永禄10年(1567) 紹巴筆
9賦何船連歌百韻 永禄12年(1569) 紹巴筆
10賦何船連歌百韻 永禄13年(1570) 昌叱筆
11賦山何連歌百韻 元亀2年(1571) 紹巴筆
12賦何船連歌百韻 天正3年(1575) 紹巴筆
〔解題〕尾崎千佳(山口大学准教授)

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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38,500
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令2 、1冊
【高精細カラー版】 室町から江戸時代にかけて成熟した 「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製! 【内容説明】 連歌は、複数の作者が和歌の上の句五七五と下の句七七を交互に詠んでいく文芸で、室町時代に全盛期を迎えました。百句続ける百韻という形式が基本となります。連歌の形式から、庶民が気軽に楽しめる俳諧が生まれて江戸時代に隆盛を極め、やがて近代の俳句へとつながります。  本巻収録の1『集百句之連歌』は、室町幕府8代将軍足利義政に仕え、絵の才能にも優れた能阿が、自作の連歌100句を書写した自筆句集。藍打曇紙に金銀泥で下絵を描いた料紙は、室町時代の工芸装飾紙の粋を尽くしたもの。  3『賦何人連歌百韻』は「水無瀬三吟」の通称で知られる室町連歌の代表的百韻で、宗祇とその高弟肖柏・宗長による作品。本書は、水無瀬御影堂に奉納された原懐紙かと推定されています。懐紙三ツ折原装のまま伝来。  他、室町後期の名品計12点を収録します。 【目次】 1集百句之連歌 文明元年(1469) 能阿自筆 2賦唐何連歌百韻 文明19年(1487) 実隆自筆 3賦何人連歌百韻 長享2年(1488) 伝宗長筆 4賦山何連歌百韻 天文3年(1534) 5賦浄土要文連歌百韻 天文17年(1548) 6賦何人連歌百韻 天文20年(1551) 紹巴筆 7近衛稙家恵雲院追善連歌百韻 永禄9年(1566) 紹巴自筆 8賦何路連歌百韻 永禄10年(1567) 紹巴筆 9賦何船連歌百韻 永禄12年(1569) 紹巴筆 10賦何船連歌百韻 永禄13年(1570) 昌叱筆 11賦山何連歌百韻 元亀2年(1571) 紹巴筆 12賦何船連歌百韻 天正3年(1575) 紹巴筆 〔解題〕尾崎千佳(山口大学准教授) #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

尊経閣善本影印集成63 小右記8

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介、八木書店、平30、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料
【高精細カラー版】

【内容説明】
【所収】寛仁四年(1020)・治安元年(1021)・万寿元年(1024)・万寿四年(1027)

【解説】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)

 平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
36,300
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介 、八木書店 、平30 、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料 【高精細カラー版】 【内容説明】 【所収】寛仁四年(1020)・治安元年(1021)・万寿元年(1024)・万寿四年(1027) 【解説】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)  平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

史料纂集古記録編 第209回配本 花月日記1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
17,600
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂、八木書店、令2、1冊
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記

【内容説明】
若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信(1758ー1829)。その定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記が『花月日記』である。
 退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。
 日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。まず息定永とその正室綱子、次郎である定栄(真田家養嗣子、後の真田幸貫)、また、各大名の正室となっていく娘たちとその夫、定信の後室隼、さらに姉・妹・実母…。ごく近しい友人として折にふれて記されているのは「月の君」こと堀田正敦、「林の君」こと林述斎である。この二人との「底意なき交じらい」「心隔てぬ友垣」の様には何よりも美しいものがある。時々には内藤信敦・松平輝延・牧野忠精・酒井忠進・松浦静山…、また「寛政の改革」以降も定信の政治基調を維持したいわゆる「寛政の遺老」松平信明等。
 幕政を離れ、さらには藩主も退任して後の定信ではあるが、助言・教導を求めて来訪・対面を願う者は絶えなかった。定信はそのほとんどを謝絶、または1年延ばしなどとはするものの、それでも、日記中には多彩な人物の名が見える。様々な大名家当主、世子、藩の問題を抱えた家老達。また、当代の文化人、北村季文・市川米庵・屋代弘賢等との交流、時に杉田玄白・頼山陽・村田春海・塙保己一等の名もあがる。

【目次】
【所収】文化9年(1812)4月~文化10年(1813)12月

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
かごに入れる
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
17,600
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂 、八木書店 、令2 、1冊
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記 【内容説明】 若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信(1758ー1829)。その定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記が『花月日記』である。  退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。  日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。まず息定永とその正室綱子、次郎である定栄(真田家養嗣子、後の真田幸貫)、また、各大名の正室となっていく娘たちとその夫、定信の後室隼、さらに姉・妹・実母…。ごく近しい友人として折にふれて記されているのは「月の君」こと堀田正敦、「林の君」こと林述斎である。この二人との「底意なき交じらい」「心隔てぬ友垣」の様には何よりも美しいものがある。時々には内藤信敦・松平輝延・牧野忠精・酒井忠進・松浦静山…、また「寛政の改革」以降も定信の政治基調を維持したいわゆる「寛政の遺老」松平信明等。  幕政を離れ、さらには藩主も退任して後の定信ではあるが、助言・教導を求めて来訪・対面を願う者は絶えなかった。定信はそのほとんどを謝絶、または1年延ばしなどとはするものの、それでも、日記中には多彩な人物の名が見える。様々な大名家当主、世子、藩の問題を抱えた家老達。また、当代の文化人、北村季文・市川米庵・屋代弘賢等との交流、時に杉田玄白・頼山陽・村田春海・塙保己一等の名もあがる。 【目次】 【所収】文化9年(1812)4月~文化10年(1813)12月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

尊経閣善本影印集成73 外記日記(新抄)2・享禄二年外記日記〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕遠藤珠紀、八木書店、令2、1冊
記録類が少ない鎌倉時代後期の政治史を知る「外記日記(新抄)」や、文書行政の実務に携わる外記が筆録した「享禄二年外記日記」を収録

【内容説明】
●外記日記(新抄)
 中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。
 尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。

●享禄二年外記日記
 室町時代後期に朝廷の事務官として活躍した外記、清原業賢(一四九九~一五六六)の日記。享禄二年(一五二九)分が現存する。文書行政の実務に携わる立場の人物が筆録した記録として価値が高い。
 尊経閣本は自筆原本。これまで未翻刻であり、今回の影印により初めて公開される。

【目次】
■高精細カラー版 外記日記新抄
巻四 文永四年(1267年、正月~十二月)
巻四 紙背
巻五 弘安十年(1287年、正月~十二月)
巻五 紙背
参考図版(紙背文書の透過光撮影)

■高精細カラー版 享禄二年外記日記
巻上(1529年、二月~八月)
巻上 紙背
巻下(九月~十二月)
巻下 紙背
参考図版

遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『外記日記新抄』解説」
遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『享禄二年外記日記』解説」

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕遠藤珠紀 、八木書店 、令2 、1冊
記録類が少ない鎌倉時代後期の政治史を知る「外記日記(新抄)」や、文書行政の実務に携わる外記が筆録した「享禄二年外記日記」を収録 【内容説明】 ●外記日記(新抄)  中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。  尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。 ●享禄二年外記日記  室町時代後期に朝廷の事務官として活躍した外記、清原業賢(一四九九~一五六六)の日記。享禄二年(一五二九)分が現存する。文書行政の実務に携わる立場の人物が筆録した記録として価値が高い。  尊経閣本は自筆原本。これまで未翻刻であり、今回の影印により初めて公開される。 【目次】 ■高精細カラー版 外記日記新抄 巻四 文永四年(1267年、正月~十二月) 巻四 紙背 巻五 弘安十年(1287年、正月~十二月) 巻五 紙背 参考図版(紙背文書の透過光撮影) ■高精細カラー版 享禄二年外記日記 巻上(1529年、二月~八月) 巻上 紙背 巻下(九月~十二月) 巻下 紙背 参考図版 遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『外記日記新抄』解説」 遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『享禄二年外記日記』解説」 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

キリシタン世紀の言語学―大航海時代の語学書―

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
13,200
丸山徹著、八木書店、令2、1冊
キリシタン版のことば、ポルトガル語からのアプローチ

【内容説明】
400年前にカトリック宣教師が日本での布教のために出版した日本語の語学書について、ポルトガル語で書かれた自筆本とキリシタン版(版本)を克明に対比。キリシタン語学書にポルトガル語の側から光を当て言語学的に解明。

#八木書店出版物/-/-
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13,200
丸山徹著 、八木書店 、令2 、1冊
キリシタン版のことば、ポルトガル語からのアプローチ 【内容説明】 400年前にカトリック宣教師が日本での布教のために出版した日本語の語学書について、ポルトガル語で書かれた自筆本とキリシタン版(版本)を克明に対比。キリシタン語学書にポルトガル語の側から光を当て言語学的に解明。 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古文書編 第49回配本 井戸村家文書1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
神田千里・白川部達夫校訂、八木書店、令2、1冊
近江国坂田郡箕浦の土豪、井戸村家に伝存した文書群を校訂・翻刻

【内容説明】
長浜城歴史博物館所蔵の「井戸村家文書」342点を校訂・翻刻し、併せて花押を載せて刊行。京極、浅井氏に仕え、のちに帰農する井戸村氏の古文書から、近江国のこの地域における中世から近世の諸相が明らかになるだろう。

【目次】
歴代古書年譜 智
歴代古書年譜 仁

#八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料
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16,500
神田千里・白川部達夫校訂 、八木書店 、令2 、1冊
近江国坂田郡箕浦の土豪、井戸村家に伝存した文書群を校訂・翻刻 【内容説明】 長浜城歴史博物館所蔵の「井戸村家文書」342点を校訂・翻刻し、併せて花押を載せて刊行。京極、浅井氏に仕え、のちに帰農する井戸村氏の古文書から、近江国のこの地域における中世から近世の諸相が明らかになるだろう。 【目次】 歴代古書年譜 智 歴代古書年譜 仁 #八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料

中世天皇家の作法と律令制の残像

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
7,700
久水俊和著、八木書店、令2、1冊
世に残された古代律令制の実像とは? 
朝廷と室町幕府のあらたな関係を提示

【下級役人に注目した公武共同執行体制の再構築】
●最新の学説「公武統一政権」では、朝廷=天皇、幕府=将軍の“個人商店”ともいえる趣で、最上層部のみを対象に述べられており、下級役人は軽視されている。
●幕府には政所があり、朝廷には官司請負化しているものの律令国家以来の太政官制が健在なのにもかかわらず、里内裏=内廷機能ばかりが注目され、太政官制は「形骸化」したと誤認される。
●公武の実務担当の下級役人を手がかりに、公武共同による執行体制の再構築を試みる。

【皇統はどのように確立したのか】
●正平一統(南北朝期の正平年間〔1346‐70〕に一時的に南北朝が合体したこと)がきっかけとなり北朝は後光厳院流・崇光院流の2つに分裂。後花園は後光厳院流を継承したのか、それとも血脈優先で崇光院流を継承したのか。現在の皇室にもつながる問題に挑む。
●後花園(貞成)への尊号宣下により崇光院流に決着したする通説に対して、「家(イエ)」を構成する要素は公事作法・仏神事・学芸など多岐にわたる点に注目し、新説を提示。皇統の問題を追求する。

【平安京大内裏跡の復原】
●中世後期から近世初頭、「内野」と呼ばれた平安京大内裏跡を復原。これまではほとんどが里内裏=内廷機能中心に論展開されており、内野を舞台に展開された太政官・神祇官・真言院の国家的機能が軽視されている。さらに、中世内野を復原した諸地図に至っては、空閑地のままである。
●内野に存続した神祇官・太政官庁・真言院および神泉苑の機能を明確にし、内野での機能的終焉を追跡する。同時に、内野に何故これらの官衙・禁苑が維持されたのかを、その終焉から帰納的に考察する。終焉の画期となった聚楽第・二条城築城と内野の連関も試みる。

#八木書店出版物/-/-
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7,700
久水俊和著 、八木書店 、令2 、1冊
世に残された古代律令制の実像とは?  朝廷と室町幕府のあらたな関係を提示 【下級役人に注目した公武共同執行体制の再構築】 ●最新の学説「公武統一政権」では、朝廷=天皇、幕府=将軍の“個人商店”ともいえる趣で、最上層部のみを対象に述べられており、下級役人は軽視されている。 ●幕府には政所があり、朝廷には官司請負化しているものの律令国家以来の太政官制が健在なのにもかかわらず、里内裏=内廷機能ばかりが注目され、太政官制は「形骸化」したと誤認される。 ●公武の実務担当の下級役人を手がかりに、公武共同による執行体制の再構築を試みる。 【皇統はどのように確立したのか】 ●正平一統(南北朝期の正平年間〔1346‐70〕に一時的に南北朝が合体したこと)がきっかけとなり北朝は後光厳院流・崇光院流の2つに分裂。後花園は後光厳院流を継承したのか、それとも血脈優先で崇光院流を継承したのか。現在の皇室にもつながる問題に挑む。 ●後花園(貞成)への尊号宣下により崇光院流に決着したする通説に対して、「家(イエ)」を構成する要素は公事作法・仏神事・学芸など多岐にわたる点に注目し、新説を提示。皇統の問題を追求する。 【平安京大内裏跡の復原】 ●中世後期から近世初頭、「内野」と呼ばれた平安京大内裏跡を復原。これまではほとんどが里内裏=内廷機能中心に論展開されており、内野を舞台に展開された太政官・神祇官・真言院の国家的機能が軽視されている。さらに、中世内野を復原した諸地図に至っては、空閑地のままである。 ●内野に存続した神祇官・太政官庁・真言院および神泉苑の機能を明確にし、内野での機能的終焉を追跡する。同時に、内野に何故これらの官衙・禁苑が維持されたのかを、その終焉から帰納的に考察する。終焉の画期となった聚楽第・二条城築城と内野の連関も試みる。 #八木書店出版物/-/-

鎌倉僧歴事典

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
13,200
永井晋編、八木書店、令2、1冊
武家の都・鎌倉で活動した鎌倉時代の僧侶949名の経歴を知る人名事典。中世鎌倉を知るための必備の書

【内容説明】
①中世鎌倉を理解する必備の書
 武家の都・鎌倉で活動した鎌倉時代の僧侶949名の経歴を知る人名事典。中世鎌倉を本当に理解するうえで必備の書。
②出典を明示
 事典の記載は、僧侶それぞれについて生没年、家族、法流、本文、寺院、通称の順に記載。再検証ができるように、引用史料の出典を掲げた。
③解説・索引を完備
 本書を縦横無尽に使いこなすために、総説、将軍家御願寺補任、血脈・俗縁、索引(寺社名、館名・坊名、所領、人名、僧侶、師弟、法会・修法)を完備した。
④鎌倉顕密僧を知るガイドも
 鎌倉顕密僧の基本的な知識が得られる入門ガイド「鎌倉顕密僧の基礎知識」も掲載。

#八木書店出版物/中世/単行本◆歴史
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
13,200
永井晋編 、八木書店 、令2 、1冊
武家の都・鎌倉で活動した鎌倉時代の僧侶949名の経歴を知る人名事典。中世鎌倉を知るための必備の書 【内容説明】 ①中世鎌倉を理解する必備の書  武家の都・鎌倉で活動した鎌倉時代の僧侶949名の経歴を知る人名事典。中世鎌倉を本当に理解するうえで必備の書。 ②出典を明示  事典の記載は、僧侶それぞれについて生没年、家族、法流、本文、寺院、通称の順に記載。再検証ができるように、引用史料の出典を掲げた。 ③解説・索引を完備  本書を縦横無尽に使いこなすために、総説、将軍家御願寺補任、血脈・俗縁、索引(寺社名、館名・坊名、所領、人名、僧侶、師弟、法会・修法)を完備した。 ④鎌倉顕密僧を知るガイドも  鎌倉顕密僧の基本的な知識が得られる入門ガイド「鎌倉顕密僧の基礎知識」も掲載。 #八木書店出版物/中世/単行本◆歴史

新訂増補 弁官補任1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
飯倉晴武・田島 公編、八木書店、令2、1冊
全面的な改訂を行い、待望の新訂増補版刊行!

【内容説明】
長らく品切れで、重版の俟たれていた第1巻を、このたび新たな底本を使用し、38年の歳月をかけ、最近利用できるようになった諸史料によって出来る限り補足し、版面もすべて新しく組み直した。
 弁官は、朝廷の最高機関、太政官の職である左大弁・右大弁・左中弁・右中弁・左少弁・右少弁の総称である。左右の弁官局があり、少納言局と合せ、太政官三局という。太政官内の庶務を取扱い、宣旨、官符などの発布や諸国,諸官庁と太政官との連絡などをすべて司った。本書は、左右弁官の官位・位階・氏名を年ごとに列挙し、各人の下に任日・兼官・叙任の記事を注した補任次第書である。
 今回の新訂増補版では、現存最古の写本であり、最善本である広橋家旧蔵本「弁官補任」(国立歴史民俗博物館所蔵)を底本とし、出来るだけ広橋本を忠実に再現した(旧版の底本は、山科家旧蔵本、宮内庁書陵部所蔵)。さらに陽明文庫所蔵の「勘例」、宮内庁書陵部所蔵伏見宮家本「弁官叙任勘例」、等によって補った。また、古代の部分については、広橋家本にない部分、山科家本にない部分においては、写本が無いため、「正倉院文書」等他の史料によって増補改訂を施した。なお、利用者の便宜をはかるために、あらたに人名索引を付した。

【目次】
【所収】大宝元年~文永十一年

#八木書店出版物/補任関連/単行本◆歴史
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
16,500
飯倉晴武・田島 公編 、八木書店 、令2 、1冊
全面的な改訂を行い、待望の新訂増補版刊行! 【内容説明】 長らく品切れで、重版の俟たれていた第1巻を、このたび新たな底本を使用し、38年の歳月をかけ、最近利用できるようになった諸史料によって出来る限り補足し、版面もすべて新しく組み直した。  弁官は、朝廷の最高機関、太政官の職である左大弁・右大弁・左中弁・右中弁・左少弁・右少弁の総称である。左右の弁官局があり、少納言局と合せ、太政官三局という。太政官内の庶務を取扱い、宣旨、官符などの発布や諸国,諸官庁と太政官との連絡などをすべて司った。本書は、左右弁官の官位・位階・氏名を年ごとに列挙し、各人の下に任日・兼官・叙任の記事を注した補任次第書である。  今回の新訂増補版では、現存最古の写本であり、最善本である広橋家旧蔵本「弁官補任」(国立歴史民俗博物館所蔵)を底本とし、出来るだけ広橋本を忠実に再現した(旧版の底本は、山科家旧蔵本、宮内庁書陵部所蔵)。さらに陽明文庫所蔵の「勘例」、宮内庁書陵部所蔵伏見宮家本「弁官叙任勘例」、等によって補った。また、古代の部分については、広橋家本にない部分、山科家本にない部分においては、写本が無いため、「正倉院文書」等他の史料によって増補改訂を施した。なお、利用者の便宜をはかるために、あらたに人名索引を付した。 【目次】 【所収】大宝元年~文永十一年 #八木書店出版物/補任関連/単行本◆歴史

尊経閣善本影印集成74 碧山日録1〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
39,600
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康、八木書店、令2、1冊
応仁の乱前後の社会と寺院の様子を知る!

【内容説明】
●碧山日録
 室町時代中期の東福寺の禅僧、太極(一四二一~?)の日記。長禄三年正月~応仁二年(一四五九~六八)十二月が現存する。応仁の乱前後の社会と寺院の様子をうかがう貴重な史料である。
 尊経閣本は現存する唯一の古写本で、大日本古記録『碧山日録』の底本である。

【目次】
【所収書目】
「碧山日録」一〔所収〕長禄三年~寛正二年(1459~61)

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
39,600
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康 、八木書店 、令2 、1冊
応仁の乱前後の社会と寺院の様子を知る! 【内容説明】 ●碧山日録  室町時代中期の東福寺の禅僧、太極(一四二一~?)の日記。長禄三年正月~応仁二年(一四五九~六八)十二月が現存する。応仁の乱前後の社会と寺院の様子をうかがう貴重な史料である。  尊経閣本は現存する唯一の古写本で、大日本古記録『碧山日録』の底本である。 【目次】 【所収書目】 「碧山日録」一〔所収〕長禄三年~寛正二年(1459~61) #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

新天理図書館善本叢書29 奈良絵本集 7

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令元、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]熊野の本地(室町末期写、二冊)
〔解題〕石川透
 本地物の代表的作品で、熊野信仰説話の一つ。寺社の縁起譚でもある。天竺まかだ国の善財王の后の一人、五衰殿の女御が懐妊するが、嫉妬したほかの后達は配下に命じて五衰殿を殺させる。女御の死の直前に生まれた王子は、山の獣や僧に育てられ、やがて王と再会する。全ての経緯を知った王は后達の心の醜さを嫌い、王子らとともに国を離れ日本に渡り、紀伊国音無川の辺に熊野三所権現として現れた。極は、室町時代の武将で、歌人・書家としても秀でた十市遠忠の筆とする。挿図が非常に多く、上下三十七丁半のうち四十頁分を占める、室町末期書写の大型奈良絵本。

[2]宝月童子(江戸前期写、二冊)
〔解題〕齋藤真麻理
 天竺を舞台とした宝月童子の孝行譚で、伝存するのは本書のみ。中天竺の満月長者は、授かった宝月童子が病弱だったため、不老不死の木の実を探す旅に出る。北天竺にたどり着いた一行は、財産を狙う大王が酒宴に出した霊草を食して馬となり、厩につながれる。時を経て十三歳になった童子は北天竺におもむき、長者一行を救い出す。「およふのあま」の題簽を持ち、冒頭に「おようのあま」なる長者を記すが、それ以後の記述はなく、老僧の失敗談を描いた『おようの尼』とは異なる作品。金泥による草木下絵を施した鳥の子紙を用い、細密な絵を備える豪奢な大型奈良絵本。後期奈良絵本の代表的な装訂である。

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令元 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]熊野の本地(室町末期写、二冊) 〔解題〕石川透  本地物の代表的作品で、熊野信仰説話の一つ。寺社の縁起譚でもある。天竺まかだ国の善財王の后の一人、五衰殿の女御が懐妊するが、嫉妬したほかの后達は配下に命じて五衰殿を殺させる。女御の死の直前に生まれた王子は、山の獣や僧に育てられ、やがて王と再会する。全ての経緯を知った王は后達の心の醜さを嫌い、王子らとともに国を離れ日本に渡り、紀伊国音無川の辺に熊野三所権現として現れた。極は、室町時代の武将で、歌人・書家としても秀でた十市遠忠の筆とする。挿図が非常に多く、上下三十七丁半のうち四十頁分を占める、室町末期書写の大型奈良絵本。 [2]宝月童子(江戸前期写、二冊) 〔解題〕齋藤真麻理  天竺を舞台とした宝月童子の孝行譚で、伝存するのは本書のみ。中天竺の満月長者は、授かった宝月童子が病弱だったため、不老不死の木の実を探す旅に出る。北天竺にたどり着いた一行は、財産を狙う大王が酒宴に出した霊草を食して馬となり、厩につながれる。時を経て十三歳になった童子は北天竺におもむき、長者一行を救い出す。「およふのあま」の題簽を持ち、冒頭に「おようのあま」なる長者を記すが、それ以後の記述はなく、老僧の失敗談を描いた『おようの尼』とは異なる作品。金泥による草木下絵を施した鳥の子紙を用い、細密な絵を備える豪奢な大型奈良絵本。後期奈良絵本の代表的な装訂である。 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

尊経閣善本影印集成68 実躬卿記2〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
39,600
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康、八木書店、令元、1冊
文書・暦・歌合など、様々な紙背を利用して書かれた自筆日記

【内容説明】
●実躬卿記
鎌倉時代後期の公家、権大納言藤原(正親町三条)実躬(一二六四~?)の日記。弘安六年正月~延慶元年(一二八三~一三〇八)正月までの自筆日記が現存する。亀山・後深草・後宇多院等による院政の時期に、廷臣として活躍する実躬の行動が記述されている重要史料である。紙背にも文書・具注暦・仮名暦・歌合など多彩な記述を含む。
 尊経閣本は弘安十年~徳治二年(一二八七~一三〇七)までの自筆原本で、重要文化財に指定される。大日本古記録『実躬卿記』にて翻刻され、尊経閣本はその底本である。

【目次】
【所収書目】
「実躬卿記」二〔所収〕永仁元年~嘉元元年(1293~1303)

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
39,600
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康 、八木書店 、令元 、1冊
文書・暦・歌合など、様々な紙背を利用して書かれた自筆日記 【内容説明】 ●実躬卿記 鎌倉時代後期の公家、権大納言藤原(正親町三条)実躬(一二六四~?)の日記。弘安六年正月~延慶元年(一二八三~一三〇八)正月までの自筆日記が現存する。亀山・後深草・後宇多院等による院政の時期に、廷臣として活躍する実躬の行動が記述されている重要史料である。紙背にも文書・具注暦・仮名暦・歌合など多彩な記述を含む。  尊経閣本は弘安十年~徳治二年(一二八七~一三〇七)までの自筆原本で、重要文化財に指定される。大日本古記録『実躬卿記』にて翻刻され、尊経閣本はその底本である。 【目次】 【所収書目】 「実躬卿記」二〔所収〕永仁元年~嘉元元年(1293~1303) #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

史料纂集古記録編 第190回配本 兼見卿記6

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
14,300
橋本政宣・岸本眞実・金子拓・遠藤珠紀校訂、八木書店、平29、1冊
神祇大副吉田兼見(一五三五-一六一〇)の日記。兼見は吉田神道の宗家、吉田社神主の家職を承けて神道管領長上を称し、全国の神職に対して、補任その他神道伝授等につき絶大なる権勢があった。神事に関する記載のほか、変転する中央政界の情勢、特に信長・秀吉・家康らの有力武将達の動静に詳しく、社会および学芸等に関する記載も豊富で、安土桃山時代の最も重要な史料である。

〔収録範囲〕
文禄5年〔慶長元年〕(1596)正月~12月
慶長2年(1597)正月~12月
慶長7年(1602)6月~12月
慶長8年(1603)正月~8月
慶長13年(1608)正月~12月


#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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14,300
橋本政宣・岸本眞実・金子拓・遠藤珠紀校訂 、八木書店 、平29 、1冊
神祇大副吉田兼見(一五三五-一六一〇)の日記。兼見は吉田神道の宗家、吉田社神主の家職を承けて神道管領長上を称し、全国の神職に対して、補任その他神道伝授等につき絶大なる権勢があった。神事に関する記載のほか、変転する中央政界の情勢、特に信長・秀吉・家康らの有力武将達の動静に詳しく、社会および学芸等に関する記載も豊富で、安土桃山時代の最も重要な史料である。 〔収録範囲〕 文禄5年〔慶長元年〕(1596)正月~12月 慶長2年(1597)正月~12月 慶長7年(1602)6月~12月 慶長8年(1603)正月~8月 慶長13年(1608)正月~12月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

新天理図書館善本叢書27 奈良絵本集 5

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令元、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]いはやものがたり(室町末期写、二冊)
〔解題〕金光桂子
 鎌倉時代の物語歌集『風葉和歌集』にみえる散佚物語『いはや』の改作かとされる継子譚。継母に疎まれた対屋の姫は、太宰府に下る途次で殺されるところ、海士夫婦に助けられ岩屋で養われていた。数年後、姫は関白の息子である二位の中将に見出されて妻となり、北の政所と仰がれた。本文の一部や絵詞の書き込まれた画が半分以上を占め、奈良絵本としての古態を示す。また、文章で菱形や蝶、七宝など様々な形を表した点も特徴的である。室町末期の南都連歌師紹九筆とも伝える大型奈良絵本。

[2]じやうるり(室町末期写、二冊)
〔解題〕石川透
 源義経を主人公とする判官物の一つで、薬師の申し子である浄瑠璃御前との恋物語。金売吉次の供として矢作の宿に着いた義経は、土地の浄瑠璃姫と結ばれるが、別れを惜しみつつ、奥州へ向かった蒲原宿で病に倒れる。浄瑠璃御前の御所における泉水の描写や四季の彩り、御前の才色兼備なるところや衣装の豪華さを事細かに述べる段は、まさに節事・景事であり、浄瑠璃節への胚胎を感じさせる。本書の挿画は全て中央に雲形を描き、上半分に本文を記しているのが特徴的である。室町末期の書写と考えられる大型奈良絵本。

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令元 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]いはやものがたり(室町末期写、二冊) 〔解題〕金光桂子  鎌倉時代の物語歌集『風葉和歌集』にみえる散佚物語『いはや』の改作かとされる継子譚。継母に疎まれた対屋の姫は、太宰府に下る途次で殺されるところ、海士夫婦に助けられ岩屋で養われていた。数年後、姫は関白の息子である二位の中将に見出されて妻となり、北の政所と仰がれた。本文の一部や絵詞の書き込まれた画が半分以上を占め、奈良絵本としての古態を示す。また、文章で菱形や蝶、七宝など様々な形を表した点も特徴的である。室町末期の南都連歌師紹九筆とも伝える大型奈良絵本。 [2]じやうるり(室町末期写、二冊) 〔解題〕石川透  源義経を主人公とする判官物の一つで、薬師の申し子である浄瑠璃御前との恋物語。金売吉次の供として矢作の宿に着いた義経は、土地の浄瑠璃姫と結ばれるが、別れを惜しみつつ、奥州へ向かった蒲原宿で病に倒れる。浄瑠璃御前の御所における泉水の描写や四季の彩り、御前の才色兼備なるところや衣装の豪華さを事細かに述べる段は、まさに節事・景事であり、浄瑠璃節への胚胎を感じさせる。本書の挿画は全て中央に雲形を描き、上半分に本文を記しているのが特徴的である。室町末期の書写と考えられる大型奈良絵本。 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書26 奈良絵本集 4

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令元、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]あま物語(江戸初期写、二冊)
〔解題〕金光桂子
 貴人と海女との恋愛譚。湯治のため浪速に赴いた左近中将兼光は、土地の海女と歌を詠みあい情けを交わすが、懐妊した海女は身分の違いを感じて入水する。海女は右大臣のもとに生まれ変わり、兼光と再会して再び結ばれ栄華を極める。平安から鎌倉時代にかけての散佚物語の改作と考えられる。物語中に五十首に及ぶ和歌を配し、この期の草子には珍しい歌物語的な作品となっている。本作の奈良絵本は本書の他には上巻を欠く一本が知られるのみ。

[2]大古久まい(江戸前期写、二冊)
〔解題〕齋藤真麻理
 唐の孝行説話を用い、その善報を語るという教訓的内容を持つ。親孝行者の大悦の助は、清水観音のお告げ通り、一本のわらを元に富を得、大黒天、夷三郎の来訪によって、さらに宝物を手にする。大江山の盗賊や悪霊からも二神の助けで救われた後、帝から厚遇され、末永く繁昌した。立身出世・栄華繁昌を願う中世庶民の夢が、清水観音の御利益と福神の助けによって叶う祝儀物である。

[3]磯崎物語(江戸前期写、二冊)
〔解題〕石川透
 日光山の麓に住む武士夫婦の物語。磯崎殿が連れ帰った女に女房が嫉妬し、杖で打ち殺してしまうが、その時被っていた鬼の面と杖が取れなくなる。日光山の稚児学匠である息子に仏への信仰を説かれ、その教えに従い座禅を組むと面も杖も離れ落ち、元の姿となった。女房は殺した女を弔うため出家し、磯崎殿も仏門に入る。本妻が後妻を打ち付ける後妻打の話を基に、女の嫉妬がもたらす悲劇から仏の道へと導く、発心遁世譚。

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令元 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]あま物語(江戸初期写、二冊) 〔解題〕金光桂子  貴人と海女との恋愛譚。湯治のため浪速に赴いた左近中将兼光は、土地の海女と歌を詠みあい情けを交わすが、懐妊した海女は身分の違いを感じて入水する。海女は右大臣のもとに生まれ変わり、兼光と再会して再び結ばれ栄華を極める。平安から鎌倉時代にかけての散佚物語の改作と考えられる。物語中に五十首に及ぶ和歌を配し、この期の草子には珍しい歌物語的な作品となっている。本作の奈良絵本は本書の他には上巻を欠く一本が知られるのみ。 [2]大古久まい(江戸前期写、二冊) 〔解題〕齋藤真麻理  唐の孝行説話を用い、その善報を語るという教訓的内容を持つ。親孝行者の大悦の助は、清水観音のお告げ通り、一本のわらを元に富を得、大黒天、夷三郎の来訪によって、さらに宝物を手にする。大江山の盗賊や悪霊からも二神の助けで救われた後、帝から厚遇され、末永く繁昌した。立身出世・栄華繁昌を願う中世庶民の夢が、清水観音の御利益と福神の助けによって叶う祝儀物である。 [3]磯崎物語(江戸前期写、二冊) 〔解題〕石川透  日光山の麓に住む武士夫婦の物語。磯崎殿が連れ帰った女に女房が嫉妬し、杖で打ち殺してしまうが、その時被っていた鬼の面と杖が取れなくなる。日光山の稚児学匠である息子に仏への信仰を説かれ、その教えに従い座禅を組むと面も杖も離れ落ち、元の姿となった。女房は殺した女を弔うため出家し、磯崎殿も仏門に入る。本妻が後妻を打ち付ける後妻打の話を基に、女の嫉妬がもたらす悲劇から仏の道へと導く、発心遁世譚。 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

江戸歌舞伎長唄成立史

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
原道生監修・漆﨑まり著、八木書店、令元、1冊
勧進帳や京鹿子娘道成寺・鏡獅子等、最も歌舞伎らしい演目で使われる長唄成立の謎を解き明かす!

【内容説明】
元禄歌舞伎は江戸の荒事・上方の和事と分かれていたが、それが交流した契機は何か?
上方和事の雄、坂田藤十郎の甥、坂田兵四郎の江戸下りにより荒事の芸から和事のエッセンスが育って今見る歌舞伎になったのだった。

【目次】
監修にあって(原道生)
 序 章
第一部 長唄正本の版行形態
 第一章 中村座(享保期から寛政3年)
 第二章 市村座(享保期から寛政3年)
 第三章 森田座・河原崎座(享保期から享和期)
第二部 長唄成立史
 第一章 正本の刊行と長唄の形成
 第二章 小唄から長唄への展開
第三部 中村座における株板化の動向
終 章
付 論
 江戸歌舞伎における長唄の形成
 河東節正本の版行に関する一考察

#八木書店出版物/歌舞伎・浄瑠璃/単行本◆演劇
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16,500
原道生監修・漆﨑まり著 、八木書店 、令元 、1冊
勧進帳や京鹿子娘道成寺・鏡獅子等、最も歌舞伎らしい演目で使われる長唄成立の謎を解き明かす! 【内容説明】 元禄歌舞伎は江戸の荒事・上方の和事と分かれていたが、それが交流した契機は何か? 上方和事の雄、坂田藤十郎の甥、坂田兵四郎の江戸下りにより荒事の芸から和事のエッセンスが育って今見る歌舞伎になったのだった。 【目次】 監修にあって(原道生)  序 章 第一部 長唄正本の版行形態  第一章 中村座(享保期から寛政3年)  第二章 市村座(享保期から寛政3年)  第三章 森田座・河原崎座(享保期から享和期) 第二部 長唄成立史  第一章 正本の刊行と長唄の形成  第二章 小唄から長唄への展開 第三部 中村座における株板化の動向 終 章 付 論  江戸歌舞伎における長唄の形成  河東節正本の版行に関する一考察 #八木書店出版物/歌舞伎・浄瑠璃/単行本◆演劇

近松浄瑠璃の成立

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
12,100
大橋正叔著、八木書店、令元、1冊
現存する長唄正本すべてを実見して論じる

【内容説明】
天理大学附属天理図書館の豊富な蔵書に接した著者が、浄瑠璃本の出版過程に於ける近松の関わりから、座付作者としての近松論を構築。近世演劇史の画期を示す重要資料を影印・翻刻にて紹介。

【目次】
第一部 作者近松
 作者近松門左衛門の生涯
 芝居作者への歩み
 近松と「三槐九卿」
 「作者近松門左衛門」推考
 近松の後悔
  コラム『曾根崎心中』─大坂へ─
第二部 近松浄瑠璃
 茨木幸斎一件と海音・近松
 『日本西王母』をめぐる問題
 『信州川中島合戦』
 近松世話浄瑠璃における改作について
 近松門左衛門と『世界』
 『浄瑠璃 文句評註難波土産』成立存疑
  コラム 『女殺油地獄』をめぐって
資料紹介
 「『国性爺大明丸』近松序」
 『曾根崎心中』絵入り十四行本

#八木書店出版物/歌舞伎・浄瑠璃/単行本◆演劇
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12,100
大橋正叔著 、八木書店 、令元 、1冊
現存する長唄正本すべてを実見して論じる 【内容説明】 天理大学附属天理図書館の豊富な蔵書に接した著者が、浄瑠璃本の出版過程に於ける近松の関わりから、座付作者としての近松論を構築。近世演劇史の画期を示す重要資料を影印・翻刻にて紹介。 【目次】 第一部 作者近松  作者近松門左衛門の生涯  芝居作者への歩み  近松と「三槐九卿」  「作者近松門左衛門」推考  近松の後悔   コラム『曾根崎心中』─大坂へ─ 第二部 近松浄瑠璃  茨木幸斎一件と海音・近松  『日本西王母』をめぐる問題  『信州川中島合戦』  近松世話浄瑠璃における改作について  近松門左衛門と『世界』  『浄瑠璃 文句評註難波土産』成立存疑   コラム 『女殺油地獄』をめぐって 資料紹介  「『国性爺大明丸』近松序」  『曾根崎心中』絵入り十四行本 #八木書店出版物/歌舞伎・浄瑠璃/単行本◆演劇

藤原宮木簡四

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
18,700
奈良文化財研究所 独立行政法人国立文化財機構編、八木書店、平31、1箱
藤原宮跡の西半部より出土した木簡一六二点を原寸大で高精細影印!
詳密な解説・釈文を付す
大宝律令成立前後の律令国家成立史、平安時代初期の庄園史を考える上で極めて重要な意味をもつ史料群!

【内容説明】
収録木簡の概要と特色
 藤原宮木簡として四冊目の報告書にあたる本書は、藤原宮の西半部から出土した木簡162 点を掲載している。前刊の『藤原宮木簡三』(2012 年)では東面北門周辺から出土した木簡を報告しており、ここに藤原宮の東西から出土した木簡群の両雄を、正報告することができた。
 本書に掲載した木簡のうちもっとも眼を惹く一群は、藤原宮の時代の薬にかかわる木簡である。諸国から貢納するときの荷札、白朮(ビャクジュツ)・地黄(ジオウ)・人参(ニンジン)・杜仲(トチュウ)・当帰(トウキ)・葛根(カッコン)・桃人(トウニン)など、薬を保管するときの付札、薬を支給したことを示す文書等、律令国家が藤原宮に集めた薬の姿を、総体としてとらえることができる木簡群である。
 さらなる逸品は、平安時代初期の庄園の収支簿である。推定される文字も含めた799 文字は日本の木簡として最多の文字数をほこるもので、古代庄園の収入から支出までをこれだけ詳細に伝える史料は例をみない。原寸の高精細写真によるさらなる研究の深化を切に希望する。
 本書に収めた木簡は、大宝律令前後の日本の律令国家成立史を考える際、同時代の記述として計り知れない価値を有しているとともに、平安時代の地域史を探るうえでも大いに期待されるものであろう。
B4判・27プレート+別冊解説

#八木書店出版物/古代/単行本◆歴史
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18,700
奈良文化財研究所 独立行政法人国立文化財機構編 、八木書店 、平31 、1箱
藤原宮跡の西半部より出土した木簡一六二点を原寸大で高精細影印! 詳密な解説・釈文を付す 大宝律令成立前後の律令国家成立史、平安時代初期の庄園史を考える上で極めて重要な意味をもつ史料群! 【内容説明】 収録木簡の概要と特色  藤原宮木簡として四冊目の報告書にあたる本書は、藤原宮の西半部から出土した木簡162 点を掲載している。前刊の『藤原宮木簡三』(2012 年)では東面北門周辺から出土した木簡を報告しており、ここに藤原宮の東西から出土した木簡群の両雄を、正報告することができた。  本書に掲載した木簡のうちもっとも眼を惹く一群は、藤原宮の時代の薬にかかわる木簡である。諸国から貢納するときの荷札、白朮(ビャクジュツ)・地黄(ジオウ)・人参(ニンジン)・杜仲(トチュウ)・当帰(トウキ)・葛根(カッコン)・桃人(トウニン)など、薬を保管するときの付札、薬を支給したことを示す文書等、律令国家が藤原宮に集めた薬の姿を、総体としてとらえることができる木簡群である。  さらなる逸品は、平安時代初期の庄園の収支簿である。推定される文字も含めた799 文字は日本の木簡として最多の文字数をほこるもので、古代庄園の収入から支出までをこれだけ詳細に伝える史料は例をみない。原寸の高精細写真によるさらなる研究の深化を切に希望する。  本書に収めた木簡は、大宝律令前後の日本の律令国家成立史を考える際、同時代の記述として計り知れない価値を有しているとともに、平安時代の地域史を探るうえでも大いに期待されるものであろう。 B4判・27プレート+別冊解説 #八木書店出版物/古代/単行本◆歴史

新天理図書館善本叢書24 奈良絵本集 2

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平31、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]舟のゐとく(江戸前期写、二軸) 〔解題〕石川透
[2]常盤の嫗(江戸前期写、一軸) 〔解題〕恋田知子
[3]小男の草子絵巻(室町末期写、一軸) 〔解題〕金光桂子
[4]小男の草子絵巻別本(慶長十二年写、一軸) 〔解題〕金光桂子
[5]小おとこ(江戸初期写、一冊) 〔解題〕金光桂子


#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平31 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]舟のゐとく(江戸前期写、二軸) 〔解題〕石川透 [2]常盤の嫗(江戸前期写、一軸) 〔解題〕恋田知子 [3]小男の草子絵巻(室町末期写、一軸) 〔解題〕金光桂子 [4]小男の草子絵巻別本(慶長十二年写、一軸) 〔解題〕金光桂子 [5]小おとこ(江戸初期写、一冊) 〔解題〕金光桂子 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書23 奈良絵本集 1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平30、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]天神縁起絵巻(室町末期写、一軸)  〔解題〕恋田知子
[2]八幡大菩薩御縁起(江戸中期写、二軸) 〔解題〕恋田知子
[3]鼠の草子絵巻(室町末期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理
[4]鼠の草子絵巻別本(江戸初期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理
[5]やひやうゑねずみ(江戸初期写、一冊) 〔解題〕石川透

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平30 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]天神縁起絵巻(室町末期写、一軸)  〔解題〕恋田知子 [2]八幡大菩薩御縁起(江戸中期写、二軸) 〔解題〕恋田知子 [3]鼠の草子絵巻(室町末期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理 [4]鼠の草子絵巻別本(江戸初期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理 [5]やひやうゑねずみ(江戸初期写、一冊) 〔解題〕石川透 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

尊経閣善本影印集成64 小右記9〔第八輯 平安古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介/〔解説〕加藤友康、八木書店、平30、1冊
ついに8輯平安古記録完結!
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料
【高精細カラー版】

【内容説明】
【所収】万寿四年(1027)・長元元年(1028)・参考図版・解説(附「書札類稿」翻刻資料)

【解説】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)

 平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。
本冊には原本調査をふまえた詳細な解説(加藤友康執筆)。さらに附録として加賀藩五代藩主前田綱紀が諸所と往復した書状の写しを宛先毎に整理した「書札類稿」のうち、小右記に関わる箇所を翻刻し掲載(20頁)。小右記以外の重要な史料も出てくる貴重資料を初公開。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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36,300
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介/〔解説〕加藤友康 、八木書店 、平30 、1冊
ついに8輯平安古記録完結! 藤原氏全盛期の平安中期の基本史料 【高精細カラー版】 【内容説明】 【所収】万寿四年(1027)・長元元年(1028)・参考図版・解説(附「書札類稿」翻刻資料) 【解説】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)  平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。 本冊には原本調査をふまえた詳細な解説(加藤友康執筆)。さらに附録として加賀藩五代藩主前田綱紀が諸所と往復した書状の写しを宛先毎に整理した「書札類稿」のうち、小右記に関わる箇所を翻刻し掲載(20頁)。小右記以外の重要な史料も出てくる貴重資料を初公開。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

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