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酒井健著、現代思潮社、1996、270p、20cm、1冊

カバー付　カバーにスレ・ヤケ有。本文は状態良好です。

酒井健著、現代思潮社、1996年6月、270p、20cm

ジェブ著、木下正路　訳、岩波書店、1939.3、267p＋折込地図、文庫判、1冊

大橋良介著、2018年初版1刷、504, 37p (本体厚さ：約4cm)、20cm

2018年初版1刷。カバー・帯付属。定価：9,000円+税。
カバー上端に小スレ、帯の一部にシワ・2ヶ所に小裂け等の小傷みがあります。それ以外は特に問題はありません。

●別タイトル
・Pathos des miteinanders : phänomenologie der compassion
・共生のパトス : コンパシオーン悲の現象学
・共生のパトス : コンパシオーンの現象学

●内容説明
大乗仏教の「大悲」に根源を持つ概念「コンパシオーン」を、西田幾多郎の「無」、西谷啓治の「空」と並ぶ、鍵概念として提起。他者論から「局処‐世界」を射程に「コンパシオーン」の現象学的基礎づけをおこないアリストテレス感覚論を基礎に、聖書、世阿弥、エックハルト、ミシェル・アンリ、ベンヤミン、レヴィナスの問題領域へと展開する。

●目次
序　「コンパシオーン（悲）」の予備概念
・第１部　コンパシオーン（悲）の現象学の基礎づけ（他者の「遠近さＦｅｒｎｎ¨ａｈｅ」；他者の「高深さＨ¨ｏｈｅｎｔｉｅｆｅ」；「感覚忘却Ｓｉｎｎｅｓｖｅｒｇｅｓｓｅｎｈｅｉｔ」；「現象カテゴリーＰｈ¨ａｎｏｍｅｎａｌｉａ」と「世界カテゴリーＭｕｎｄａｎａ」；「局処‐世界Ｗｅｌｔ‐Ｏｒｔ」）
・第２部　コンパシオーン（悲）の現象学の展開（五感の感性論—感性の深層へ；「私に触れてはいけないＮｏｌｉ　ｍｅ　ｔａｎｇｅｒｅ」；「非‐共通の共通感覚ｓｅｎｓｕｓ　ｃｏｍｍｕｎｉｓ　ｎｏｎ‐ｃｏｍｍｕｎｉｓ」；世阿弥の「離見の見」と「共同感Ｇｅｍｅｉｎｇｅｆ¨ｕｈｌ」；非‐社交的な社交（社会）パトス（Ｕｎ‐ｇｅｓｅｌｌｉｇｅｓ　Ｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔｓｐａｔｈｏｓ）　ほか）
・後序　「何を書いてきたか、何をまだ書かねばならないか」

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