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2,112件

中国語口語表現 ネイティヴに学ぶ慣用語(CD1枚付)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,930
沈建華 編著 是永駿・陳薇 編訳、東方書店、2009年、352p、A5判
母と娘、会社の同僚、クラスメイト、タクシーの運転手と客……。中国人同士のふだんのおしゃべりから、「教科書」では学べない慣用表現を身につける。慣用表現を学ぶことは、単なる言葉の学習を超え、中国人の生活、考え方を学ぶことにもつながる。全20課、約500フレーズを収録。『漢語口語習慣用語教程』(北京語言大学出版社、2003年)を全訳。日本語訳、練習問題解答は巻末に付す。本文会話を収録したCD1枚付。約1000の例文を掲載している「例文解釈」は別売CDに収録。
構成
まえがき
訳者まえがき・本書の使い方
第一课 我自己的钱爱怎么花就怎么花(自分のお金は使いたいように使うわ)
第二课 这次考试又考砸了(今度のテストもまたしくじった)
第三课 这60块钱就打水漂儿了(その六十元が泡のように消えてしまう)
第四课 你可真是个马大哈(君は本当に粗忽者だね)
第五课 这事让我伤透了脑筋(これには随分悩まされた)
第六课 有的路口都乱成一锅粥了(ある交差点ではもう蜂の巣をつついたような騒ぎだ)
第七课 这都是看爱情小说看的(これはみんな恋愛小説を読み過ぎたせいよ)
第八课 在工作上他向来一是一,二是二(仕事の面では彼はいつも几帳面です)
第九课 为了孩子我们豁出去了(子供のためなら思い切ってやりますよ)
第十课 这事儿八成儿得黄(この件は多分おじゃんになる)
第十一课 谁都猜不出他葫芦里卖的什么药(誰も彼が何を考えているか分からない)
第十二课 你现在是鸟枪换炮了(君は大変身したね)
第十三课 拿到票我这一块石头才算落了地(チケットを手に入れてやっとほっとした)
第十四课 你说这叫什么事儿啊(これはいったいなんということかしら)
第十五课 我已经打定主意了(私はもう決心したんだ)
第十六课 那些菜真不敢恭维(あの料理はお世辞にもおいしいとは言えない)
第十七课 此一时彼一时(あの時はあの時、今は今)
第十八课 老坐着不动可不是事儿(いつも座ってばかりいては良くないよ)
第十九课 我觉得他说在点子上了(彼の言うことは急所を突いていると思う)
第二十课 他给我们来了个空城计(彼は空城の計を使ったんだよ)
索引
日本語訳・練習問題解答
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2,930
沈建華 編著 是永駿・陳薇 編訳 、東方書店 、2009年 、352p 、A5判
母と娘、会社の同僚、クラスメイト、タクシーの運転手と客……。中国人同士のふだんのおしゃべりから、「教科書」では学べない慣用表現を身につける。慣用表現を学ぶことは、単なる言葉の学習を超え、中国人の生活、考え方を学ぶことにもつながる。全20課、約500フレーズを収録。『漢語口語習慣用語教程』(北京語言大学出版社、2003年)を全訳。日本語訳、練習問題解答は巻末に付す。本文会話を収録したCD1枚付。約1000の例文を掲載している「例文解釈」は別売CDに収録。 構成 まえがき 訳者まえがき・本書の使い方 第一课 我自己的钱爱怎么花就怎么花(自分のお金は使いたいように使うわ) 第二课 这次考试又考砸了(今度のテストもまたしくじった) 第三课 这60块钱就打水漂儿了(その六十元が泡のように消えてしまう) 第四课 你可真是个马大哈(君は本当に粗忽者だね) 第五课 这事让我伤透了脑筋(これには随分悩まされた) 第六课 有的路口都乱成一锅粥了(ある交差点ではもう蜂の巣をつついたような騒ぎだ) 第七课 这都是看爱情小说看的(これはみんな恋愛小説を読み過ぎたせいよ) 第八课 在工作上他向来一是一,二是二(仕事の面では彼はいつも几帳面です) 第九课 为了孩子我们豁出去了(子供のためなら思い切ってやりますよ) 第十课 这事儿八成儿得黄(この件は多分おじゃんになる) 第十一课 谁都猜不出他葫芦里卖的什么药(誰も彼が何を考えているか分からない) 第十二课 你现在是鸟枪换炮了(君は大変身したね) 第十三课 拿到票我这一块石头才算落了地(チケットを手に入れてやっとほっとした) 第十四课 你说这叫什么事儿啊(これはいったいなんということかしら) 第十五课 我已经打定主意了(私はもう決心したんだ) 第十六课 那些菜真不敢恭维(あの料理はお世辞にもおいしいとは言えない) 第十七课 此一时彼一时(あの時はあの時、今は今) 第十八课 老坐着不动可不是事儿(いつも座ってばかりいては良くないよ) 第十九课 我觉得他说在点子上了(彼の言うことは急所を突いていると思う) 第二十课 他给我们来了个空城计(彼は空城の計を使ったんだよ) 索引 日本語訳・練習問題解答

台湾新文学運動四〇年

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,390
彭瑞金 著 中島利郎・澤井律之 訳、東方書店、2005年、496p、A5判
戦後台湾文学史の決定版日本統治期から1980年代中期に至る激動の歴史の中で、台湾文学はいかなる発展を遂げてきたのか。この時期、特にポスト日本統治時代の台湾の小説・詩・散文・戯曲、さらには文学結社や文学思潮とそれが及ぼしてきた影響を探る。彭瑞金『台湾新文学運動四十年』(春暉出版社、1997年)を全訳、さらに詳細な訳注を付した。台湾文学の全貌を知る恰好の概説書。
構成
日本語版序
第一章 台湾新文学運動の起源
第一節 旧文学の終焉/第二節 文化的抗日運動の出現/第三節 新文学運動の誕生/第四節 彷徨と選択
第二章 戦後初期の文学再構築運動(一九四五年~一九四九年)
第一節 新文学運動の新たな出発/第二節 日本統治期作家の文学継承責任/第三節 二二八事件によって歪められた新文学運動/第四節 二二八事件後における文学再構築運動/第五節 台湾新文学の理想とその基盤
第六節 厳しい環境の中での創作活動
第三章 暴風雨の中の新文学運動(一九五○年~一九五九年)
第一節 変色した台湾と変色した文学/第二節 戦闘を標榜する「反共文学」/第三節 軍中文芸と軍人作家
第四節 現代派と台湾の詩の現代化/第五節 困難の中から萌芽した本土文学/第六節 反共文学の最期
第四章 努力と研鑽の年代(一九六〇~一九六九)
第一節 安定し始めた台湾政局/第二節 反逆するモダニズム文学/第三節 枯れた大地から萌ゆる緑の芽
第四節 本土文学理論と実践/第五節 根無し草の文学/第六節 詩の近代化と本土化/第七節 エッセイの変容と話劇の凋落
第五章 写実への回帰と本土化運動(一九七〇~一九七九)
第一節 変わりゆく台湾/第二節 写実主義文学への回帰/第三節 郷土文学論争/第四節 郷土文学全盛期/第五節 郷土文学の実践と反省/第六節 現代詩の変革と回帰/第七節 演劇の没落と散文の変奏
第六章 本土化の実践と推移(一九八〇~)
第一節 悲しみの中で覚醒した文学/第二節 台湾コンプレックスと中国コンプレックス/第三節 政治を反映した文学/第四節 弱者の声、高らかな調べ/第五節 女性文学/第六節 環境保護文学/第七節 方言文学から母語文学へ/第八節 八〇年代作家分布図/第九節 台湾文学の展望
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4,390
彭瑞金 著 中島利郎・澤井律之 訳 、東方書店 、2005年 、496p 、A5判
戦後台湾文学史の決定版日本統治期から1980年代中期に至る激動の歴史の中で、台湾文学はいかなる発展を遂げてきたのか。この時期、特にポスト日本統治時代の台湾の小説・詩・散文・戯曲、さらには文学結社や文学思潮とそれが及ぼしてきた影響を探る。彭瑞金『台湾新文学運動四十年』(春暉出版社、1997年)を全訳、さらに詳細な訳注を付した。台湾文学の全貌を知る恰好の概説書。 構成 日本語版序 第一章 台湾新文学運動の起源 第一節 旧文学の終焉/第二節 文化的抗日運動の出現/第三節 新文学運動の誕生/第四節 彷徨と選択 第二章 戦後初期の文学再構築運動(一九四五年~一九四九年) 第一節 新文学運動の新たな出発/第二節 日本統治期作家の文学継承責任/第三節 二二八事件によって歪められた新文学運動/第四節 二二八事件後における文学再構築運動/第五節 台湾新文学の理想とその基盤 第六節 厳しい環境の中での創作活動 第三章 暴風雨の中の新文学運動(一九五○年~一九五九年) 第一節 変色した台湾と変色した文学/第二節 戦闘を標榜する「反共文学」/第三節 軍中文芸と軍人作家 第四節 現代派と台湾の詩の現代化/第五節 困難の中から萌芽した本土文学/第六節 反共文学の最期 第四章 努力と研鑽の年代(一九六〇~一九六九) 第一節 安定し始めた台湾政局/第二節 反逆するモダニズム文学/第三節 枯れた大地から萌ゆる緑の芽 第四節 本土文学理論と実践/第五節 根無し草の文学/第六節 詩の近代化と本土化/第七節 エッセイの変容と話劇の凋落 第五章 写実への回帰と本土化運動(一九七〇~一九七九) 第一節 変わりゆく台湾/第二節 写実主義文学への回帰/第三節 郷土文学論争/第四節 郷土文学全盛期/第五節 郷土文学の実践と反省/第六節 現代詩の変革と回帰/第七節 演劇の没落と散文の変奏 第六章 本土化の実践と推移(一九八〇~) 第一節 悲しみの中で覚醒した文学/第二節 台湾コンプレックスと中国コンプレックス/第三節 政治を反映した文学/第四節 弱者の声、高らかな調べ/第五節 女性文学/第六節 環境保護文学/第七節 方言文学から母語文学へ/第八節 八〇年代作家分布図/第九節 台湾文学の展望 索引

「近代化」を探る中国社会 日中《市場経済と文化》シンポジウム

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,250
北京市友苑中外文化服務中心 編、東方書店、1996、288p、A5判
個人の生き方、社会のあり方をさがし求める!
1994年10月、北京に経済学・哲学・社会学・文学ほか多様な分野からの参加者が集って開催された《市場経済と文化》シンポジウムにおいて、経済と文化という異なった領域の関連性をめぐって討論が交わされた。本書はこのシンポジウムにおける報告者を中心に、伊東光晴・今村仁司・中村雄二郎・堤清二ら日本人9名、中国人18名の論文をまとめたものである。日中両国の歴史的淵源からはじまり、市場経済化により激変する現代社会における個人と社会の関係、経済発展という明るさの裏面に存在する個人の“心”の問題などを取り上げている。
構成
まえがき(李瀛/伊東光晴)
市場経済と文化(伊東光晴)
市場経済に対する認識の誤りを明らかにする(蕭灼基)
市場体制と文化の転型(景天魁)
経済発展と環境発展(王守華)
現代化と市民精神の形成(今村仁司)
東南アジア・中国・日本―経済と文化(田村克己)
中国消費市場文化の建設に関する検討(陳在汮)
情報化社会の技術発展と国の条件(森谷正規)
市場経済と中国新聞出版業(韓天雨)
市場経済の発展と価値観の変化(董志凱)
中国経済の可能性(堤清二)
市場経済体制下の大学の機能とその運営のメカニズム(楊国昌)
技術導入と現場主義的技術者養成―日本の経験から(橋本寿朗)
人間の市場化と労働力の市場化―中国とロシアの経済改革の比較(大津定美)
市場経済に適応する新しい観念の構築(魏傑・韓小明)
近代化と文化の問題―日本の場合(中村雄二郎)
市場の充分な成熟と人々の観念の革命的変革(易傑雄・李維香)
製造物責任法と消費者保護をめぐる諸問題―法文化論の立場から(中原拓也)
現在の中国における消費主義―現在、消費主義が中国住民へ与える影響についての研究の背景(黄平)
中日両国の市場経済と価値観(凌星光)
多元価値観と日本戦後の経済発展(高淑娟)
中国における市場経済と教育(陳化北)
東アジア経済の発展と儒文化(謝龍)
日中近代経済の発展と伝統文化(魏常海)
社会主義市場経済と道徳の建設(趙紹鴻)
シンポジウム組織委員会/シンポジウム参加者一覧
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3,250
北京市友苑中外文化服務中心 編 、東方書店 、1996 、288p 、A5判
個人の生き方、社会のあり方をさがし求める! 1994年10月、北京に経済学・哲学・社会学・文学ほか多様な分野からの参加者が集って開催された《市場経済と文化》シンポジウムにおいて、経済と文化という異なった領域の関連性をめぐって討論が交わされた。本書はこのシンポジウムにおける報告者を中心に、伊東光晴・今村仁司・中村雄二郎・堤清二ら日本人9名、中国人18名の論文をまとめたものである。日中両国の歴史的淵源からはじまり、市場経済化により激変する現代社会における個人と社会の関係、経済発展という明るさの裏面に存在する個人の“心”の問題などを取り上げている。 構成 まえがき(李瀛/伊東光晴) 市場経済と文化(伊東光晴) 市場経済に対する認識の誤りを明らかにする(蕭灼基) 市場体制と文化の転型(景天魁) 経済発展と環境発展(王守華) 現代化と市民精神の形成(今村仁司) 東南アジア・中国・日本―経済と文化(田村克己) 中国消費市場文化の建設に関する検討(陳在汮) 情報化社会の技術発展と国の条件(森谷正規) 市場経済と中国新聞出版業(韓天雨) 市場経済の発展と価値観の変化(董志凱) 中国経済の可能性(堤清二) 市場経済体制下の大学の機能とその運営のメカニズム(楊国昌) 技術導入と現場主義的技術者養成―日本の経験から(橋本寿朗) 人間の市場化と労働力の市場化―中国とロシアの経済改革の比較(大津定美) 市場経済に適応する新しい観念の構築(魏傑・韓小明) 近代化と文化の問題―日本の場合(中村雄二郎) 市場の充分な成熟と人々の観念の革命的変革(易傑雄・李維香) 製造物責任法と消費者保護をめぐる諸問題―法文化論の立場から(中原拓也) 現在の中国における消費主義―現在、消費主義が中国住民へ与える影響についての研究の背景(黄平) 中日両国の市場経済と価値観(凌星光) 多元価値観と日本戦後の経済発展(高淑娟) 中国における市場経済と教育(陳化北) 東アジア経済の発展と儒文化(謝龍) 日中近代経済の発展と伝統文化(魏常海) 社会主義市場経済と道徳の建設(趙紹鴻) シンポジウム組織委員会/シンポジウム参加者一覧

内藤湖南の書風と書論に関する基礎的研究 近代日本における王羲之尊重の文脈

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,490
石永峰、東方書店、2025年06月、334p、A5判
京都学派支那学の創始者の一人、東洋史学の泰斗である内藤湖南(1866-1934)の書風(書法)、書論(書学)、金石学研究について、『内藤湖南全集』などの出版物や関西大学内藤文庫の所蔵品の調査・検証をもとに考察。

目次

序(陶徳民)
序にかえて(菅野智明)

序 論 内藤湖南の書風と書論をめぐる研究状況と問題点
一 研究の背景
二 先行研究とその問題点
三 研究の目的と方法
第一章 内藤湖南の書風に関する評価
はじめに
第一節 内藤湖南の書風に関する評価と研究状況
第二節 内藤湖南の書風の特徴について
第三節 家学の淵源―書風形成の基礎―
第四節 書風の変遷と進化の契機
おわりに
附表:内藤湖南墨跡年表(部分)
第二章 内藤湖南の王羲之研究
はじめに
第一節 内藤湖南による王羲之受容の研究と継承
第二節 内藤湖南の王羲之法帖題跋
第三節 内藤湖南の王羲之研究とその影響
おわりに
第三章 内藤湖南の金石学史研究
はじめに
第一節 「書法と金石」比較方法論の形成
第二節 金石学研究上の視野の変遷―筆法論から考証学へ―
第三節 金石学研究上の視野の拡大―「清朝金石学」から「歴代金石学」へ―
第四節 内藤湖南の金石学における京都東洋学派への影響
おわりに
附録:内藤湖南金石研究参考書目
第四章 近代日本における碑帖論争と内藤湖南
はじめに
第一節 中国と日本における碑帖論争の時代背景
第二節 内藤湖南と中村不折との論争について
第三節 内藤湖南から見た日下部鳴鶴の書論
おわりに
第五章 内藤湖南の宋元墨跡題跋考
はじめに
第一節 蘇軾書法に関する湖南の題跋
第二節 米芾書法に関する湖南の題跋
第三節 趙孟頫書法に関する湖南の題跋
おわりに
結 論 書の「伝統」と「正統」を考える―湖南書学の歴史的意義―
一 各章の総括
二 王羲之の真相を見極める内藤湖南の研究軌跡と書学特色
三 近代日本書学書道史における湖南書学の歴史的意義

附録一 内藤湖南未収録文補遺
附録二 内藤湖南書学研究年譜
〔附録論考〕「竟山学古」考

図版出典一覧
参考文献一覧
初出一覧
あとがき
索引(人名索引、項目索引)

納入までに3週間ほどかかります。
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6,490
石永峰 、東方書店 、2025年06月 、334p 、A5判
京都学派支那学の創始者の一人、東洋史学の泰斗である内藤湖南(1866-1934)の書風(書法)、書論(書学)、金石学研究について、『内藤湖南全集』などの出版物や関西大学内藤文庫の所蔵品の調査・検証をもとに考察。 目次 序(陶徳民) 序にかえて(菅野智明) 序 論 内藤湖南の書風と書論をめぐる研究状況と問題点 一 研究の背景 二 先行研究とその問題点 三 研究の目的と方法 第一章 内藤湖南の書風に関する評価 はじめに 第一節 内藤湖南の書風に関する評価と研究状況 第二節 内藤湖南の書風の特徴について 第三節 家学の淵源―書風形成の基礎― 第四節 書風の変遷と進化の契機 おわりに 附表:内藤湖南墨跡年表(部分) 第二章 内藤湖南の王羲之研究 はじめに 第一節 内藤湖南による王羲之受容の研究と継承 第二節 内藤湖南の王羲之法帖題跋 第三節 内藤湖南の王羲之研究とその影響 おわりに 第三章 内藤湖南の金石学史研究 はじめに 第一節 「書法と金石」比較方法論の形成 第二節 金石学研究上の視野の変遷―筆法論から考証学へ― 第三節 金石学研究上の視野の拡大―「清朝金石学」から「歴代金石学」へ― 第四節 内藤湖南の金石学における京都東洋学派への影響 おわりに 附録:内藤湖南金石研究参考書目 第四章 近代日本における碑帖論争と内藤湖南 はじめに 第一節 中国と日本における碑帖論争の時代背景 第二節 内藤湖南と中村不折との論争について 第三節 内藤湖南から見た日下部鳴鶴の書論 おわりに 第五章 内藤湖南の宋元墨跡題跋考 はじめに 第一節 蘇軾書法に関する湖南の題跋 第二節 米芾書法に関する湖南の題跋 第三節 趙孟頫書法に関する湖南の題跋 おわりに 結 論 書の「伝統」と「正統」を考える―湖南書学の歴史的意義― 一 各章の総括 二 王羲之の真相を見極める内藤湖南の研究軌跡と書学特色 三 近代日本書学書道史における湖南書学の歴史的意義 附録一 内藤湖南未収録文補遺 附録二 内藤湖南書学研究年譜 〔附録論考〕「竟山学古」考 図版出典一覧 参考文献一覧 初出一覧 あとがき 索引(人名索引、項目索引) 納入までに3週間ほどかかります。

モンゴルにおける都市建築史研究 遊牧と定住の重層都市フフホト

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,340
包慕萍、東方書店、2005年02月、392p、上製本
元来、中華の農耕文化とモンゴルの遊牧文化は万里の長城を境界として区分されていた。しかしながら18世紀から19世紀にかけて、チベット仏教の導入と清朝の版図への編入に伴って中華文化が境界を超えて流入、浸透し、モンゴルにおける伝統的な遊牧都市は定住的な都市へと変貌を遂げていくことになる。さらに、19世紀後半から20世紀にかけて西洋からの影響を受けることによって、西洋化も進んでいった。以上の流れを踏まえつつ、現在の中国内モンゴル自治区の省都・フフホトを中心に、モンゴルにおける18世紀から20世紀にかけての都市と建築の歴史的な変容の過程を系統的に記述することが本書のテーマである。

序 章 清朝藩部から近代へのまなざし
一、本書の研究対象と視座
二、従来の研究と問題点
三、本書の用語と構成
四、モンゴル帝国時代の都市建設とその特徴

第一章 モンゴル王権およびチベット仏教治下の「遊牧都市」
はじめに
一、アルタン・ハーンの牧農王国における都市と建築の様相
二、チベット仏教の導入と宗教中心都市への変容
三、遊牧社会における都市の構成要素とその形態
おわりに

第二章 中継貿易都市の形成とその空間構造
はじめに
一、売買城出現の背景およびその商業ネットワーク
二、売買城の建築類型とその空間構成
三、モンゴル人、漢人、回民の宗教施設
四、売買城の空間構造
おわりに

第三章 綏遠城の空間構造と変容
はじめに
一、清朝における八旗城
二、風水観に基づいた八旗城の都市計画
三、階級制度による建築基準
四、八旗城の街区の構成と町割
五、帰化城と綏遠城の双子都市構造の形成
六、軍事拠点から政治都市へ
おわりに

第四章 近現代の都市と建築
はじめに
一、キリスト教会建築の伝来
二、鉄道開通による都市の変容
三、都市計画と建築様式の変化
おわりに

終 章 異文化・文明を受容するアジアの近現代
一、モンゴルにおける異文化受容の歴史区分
一、近世から近代へ―「近代」に対する再考

参考文献一覧

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10,340
包慕萍 、東方書店 、2005年02月 、392p 、上製本
元来、中華の農耕文化とモンゴルの遊牧文化は万里の長城を境界として区分されていた。しかしながら18世紀から19世紀にかけて、チベット仏教の導入と清朝の版図への編入に伴って中華文化が境界を超えて流入、浸透し、モンゴルにおける伝統的な遊牧都市は定住的な都市へと変貌を遂げていくことになる。さらに、19世紀後半から20世紀にかけて西洋からの影響を受けることによって、西洋化も進んでいった。以上の流れを踏まえつつ、現在の中国内モンゴル自治区の省都・フフホトを中心に、モンゴルにおける18世紀から20世紀にかけての都市と建築の歴史的な変容の過程を系統的に記述することが本書のテーマである。 序 章 清朝藩部から近代へのまなざし 一、本書の研究対象と視座 二、従来の研究と問題点 三、本書の用語と構成 四、モンゴル帝国時代の都市建設とその特徴 第一章 モンゴル王権およびチベット仏教治下の「遊牧都市」 はじめに 一、アルタン・ハーンの牧農王国における都市と建築の様相 二、チベット仏教の導入と宗教中心都市への変容 三、遊牧社会における都市の構成要素とその形態 おわりに 第二章 中継貿易都市の形成とその空間構造 はじめに 一、売買城出現の背景およびその商業ネットワーク 二、売買城の建築類型とその空間構成 三、モンゴル人、漢人、回民の宗教施設 四、売買城の空間構造 おわりに 第三章 綏遠城の空間構造と変容 はじめに 一、清朝における八旗城 二、風水観に基づいた八旗城の都市計画 三、階級制度による建築基準 四、八旗城の街区の構成と町割 五、帰化城と綏遠城の双子都市構造の形成 六、軍事拠点から政治都市へ おわりに 第四章 近現代の都市と建築 はじめに 一、キリスト教会建築の伝来 二、鉄道開通による都市の変容 三、都市計画と建築様式の変化 おわりに 終 章 異文化・文明を受容するアジアの近現代 一、モンゴルにおける異文化受容の歴史区分 一、近世から近代へ―「近代」に対する再考 参考文献一覧 納入までに3週間ほどかかります。

漢詩の歴史 古代歌謡から清末革命詩まで

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,930
宇野直人、東方書店、2005年、480p、A5判
先秦から辛亥革命期に至る漢詩の歴史を、代表的な作品を味わいながら概説する。本邦初公開の隠れた名作をはじめ、新知見を随所にちりばめながら、詩人たちの個性、作品の魅力を壮大な詩史の流れの中に位置づける。
構成
第一章 中国の古代歌謡――北の『詩経』と南の『楚辞』と
 『詩経』――最古の歌謡集にして、詩精神の源泉/『楚辞』――巫覡への挽歌
第二章 前漢――楚声の歌と新詩型の発生
楚声の歌/武帝の文化政策と〈賦〉の成立/楽府の設置と新詩型の発生/古楽府とその特色
第三章 後漢――五言詩の定着
「古詩十九首」――地方へ逃亡した知識人たちの悲歌/蔡琰と「悲憤詩」
第四章 後漢から魏晋へ――五言詩の個性化
曹操と建安詩人たち/竹林の七賢と正始文学
第五章 晋――貴族制社会の成立と五言詩の多様化
西晋時代/ 東晋から南朝へ/ 陶淵明
第六章 南朝時代
謝霊運と〈山水詩〉/顔延之と鮑照/斉・梁・陳の詩 
第七章 唐詩(上)初唐・盛唐
初唐/初唐より盛唐へ/盛唐詩の二系列/孟浩然/王維/李白/杜甫
第八章 唐詩(下)中唐・晩唐
  中唐初期/白居易と新楽府運動/韓愈とその門下/李賀/二人の左遷詩人――柳宗元と劉禹錫/晩唐前期の三詩人/晩唐後期の社会派詩人
第九章 宋詩(上)北宋
宋初の詩人たち/宋詩の確立――欧陽蘇梅/歐陽脩/王安石/蘇軾/蘇門の詩人たち――黄庭堅・陳師道・秦観
第十章 宋詩(下)南宋
北宋から南宋へ/南宋前半期の大詩人――范成大と楊萬里/陸游/南宋後半期――永嘉の四霊、江湖派、文天祥
第十一章金詩
  金代詩史の概要/元好問
第十二章元詩
元代初期――耶律楚材、劉因、方回、趙孟頫/元代中期――元詩四大家/元代末期――薩都喇、王隻]、楊維楨
第十三章明詩
明代初期/明代中期――擬古派の盛行/明代後期――反擬古派の抬頭から亡国まで
第十四章清詩
清代初期――遺民詩人から王士禛まで/清代中期――格調説、性霊説から嘉道の風へ/清代後期――道光以後、辛亥革命と共和政体の成立まで

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

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2,930
宇野直人 、東方書店 、2005年 、480p 、A5判
先秦から辛亥革命期に至る漢詩の歴史を、代表的な作品を味わいながら概説する。本邦初公開の隠れた名作をはじめ、新知見を随所にちりばめながら、詩人たちの個性、作品の魅力を壮大な詩史の流れの中に位置づける。 構成 第一章 中国の古代歌謡――北の『詩経』と南の『楚辞』と  『詩経』――最古の歌謡集にして、詩精神の源泉/『楚辞』――巫覡への挽歌 第二章 前漢――楚声の歌と新詩型の発生 楚声の歌/武帝の文化政策と〈賦〉の成立/楽府の設置と新詩型の発生/古楽府とその特色 第三章 後漢――五言詩の定着 「古詩十九首」――地方へ逃亡した知識人たちの悲歌/蔡琰と「悲憤詩」 第四章 後漢から魏晋へ――五言詩の個性化 曹操と建安詩人たち/竹林の七賢と正始文学 第五章 晋――貴族制社会の成立と五言詩の多様化 西晋時代/ 東晋から南朝へ/ 陶淵明 第六章 南朝時代 謝霊運と〈山水詩〉/顔延之と鮑照/斉・梁・陳の詩  第七章 唐詩(上)初唐・盛唐 初唐/初唐より盛唐へ/盛唐詩の二系列/孟浩然/王維/李白/杜甫 第八章 唐詩(下)中唐・晩唐   中唐初期/白居易と新楽府運動/韓愈とその門下/李賀/二人の左遷詩人――柳宗元と劉禹錫/晩唐前期の三詩人/晩唐後期の社会派詩人 第九章 宋詩(上)北宋 宋初の詩人たち/宋詩の確立――欧陽蘇梅/歐陽脩/王安石/蘇軾/蘇門の詩人たち――黄庭堅・陳師道・秦観 第十章 宋詩(下)南宋 北宋から南宋へ/南宋前半期の大詩人――范成大と楊萬里/陸游/南宋後半期――永嘉の四霊、江湖派、文天祥 第十一章金詩   金代詩史の概要/元好問 第十二章元詩 元代初期――耶律楚材、劉因、方回、趙孟頫/元代中期――元詩四大家/元代末期――薩都喇、王隻]、楊維楨 第十三章明詩 明代初期/明代中期――擬古派の盛行/明代後期――反擬古派の抬頭から亡国まで 第十四章清詩 清代初期――遺民詩人から王士禛まで/清代中期――格調説、性霊説から嘉道の風へ/清代後期――道光以後、辛亥革命と共和政体の成立まで お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

中国21 Vol. 59 中国とハリウッド、映画祭

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
愛知大学現代中国学会 編、東方書店、2023、196p
特集では「インタビュー 中国映画と国際映画祭――東京国際映画祭プログラミング・ディレクター 市山尚三氏に聞く」のほか、「ハリウッドにおけるアジア系の台頭――『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のマルチバースと主体の変容」(川村亜樹)、「歴史の瓦礫にカメラを向け続ける――王兵に関する私論」(晏妮)、「「香港映画は死んだ」のか、それとも「小春日和」なのか――鮮浪潮国際短編映画祭と香港映画の現状と未来」(陳智廷)、「グローバル化する東アジア映画と鍾孟宏監督作の中の家族」(阿部範之)、「二一世紀の中国アニメーション――再出発と第三の黄金期」(陳龑)など論説5編、特別寄稿2編を収録。
構成
「中国とハリウッド、映画祭」の特集にあたって
インタビュー
中国映画と国際映画祭
 ――東京国際映画祭プログラミング・ディレクター 市山尚三氏に聞く(市山尚三 インタビュアー 石坂健治)
木下惠介、中国、そして、映画祭
 ――木下惠介記念館担当キュレーター 戴周杰氏に聞く(戴周杰 インタビュアー 藤森猛+川村亜樹)
論説
キャメラの背後のイエロー・フェイス 再論(韓燕麗)
ハリウッドにおけるアジア系の台頭
 ――『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のマルチバースと主体の変容(川村亜樹)
歴史の瓦礫にカメラを向け続ける
 ――王兵に関する私論(晏妮)
「香港映画は死んだ」のか、それとも「小春日和」なのか
 ――鮮浪潮国際短編映画祭と香港映画の現状と未来(陳智廷)
グローバル化する東アジア映画と鍾孟宏監督作の中の家族(阿部範之)
特別寄稿
日本と台湾の戦争に対する想像力の違い
 ――『金門島にかける橋』を例に(陳儒修)
二一世紀の中国アニメーション
 ――再出発と第三の黄金期(陳龑)
書評
劉文兵著『日本の映画作家と中国――小津・溝口・黒澤から宮崎駿・北野武・岩井俊二・是枝裕和まで』(平林宣和)
比較の視野による抒情伝統論
 ――陳国球『抒情伝統論與中国文学史』について(黄英哲)
書訊
川島真・鈴木絢女・小泉悠編著 池内恵監修 『ユーラシアの自画像――「米中対立/新冷戦」論の死角』(河辺一郎)
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愛知大学現代中国学会 編 、東方書店 、2023 、196p
特集では「インタビュー 中国映画と国際映画祭――東京国際映画祭プログラミング・ディレクター 市山尚三氏に聞く」のほか、「ハリウッドにおけるアジア系の台頭――『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のマルチバースと主体の変容」(川村亜樹)、「歴史の瓦礫にカメラを向け続ける――王兵に関する私論」(晏妮)、「「香港映画は死んだ」のか、それとも「小春日和」なのか――鮮浪潮国際短編映画祭と香港映画の現状と未来」(陳智廷)、「グローバル化する東アジア映画と鍾孟宏監督作の中の家族」(阿部範之)、「二一世紀の中国アニメーション――再出発と第三の黄金期」(陳龑)など論説5編、特別寄稿2編を収録。 構成 「中国とハリウッド、映画祭」の特集にあたって インタビュー 中国映画と国際映画祭  ――東京国際映画祭プログラミング・ディレクター 市山尚三氏に聞く(市山尚三 インタビュアー 石坂健治) 木下惠介、中国、そして、映画祭  ――木下惠介記念館担当キュレーター 戴周杰氏に聞く(戴周杰 インタビュアー 藤森猛+川村亜樹) 論説 キャメラの背後のイエロー・フェイス 再論(韓燕麗) ハリウッドにおけるアジア系の台頭  ――『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のマルチバースと主体の変容(川村亜樹) 歴史の瓦礫にカメラを向け続ける  ――王兵に関する私論(晏妮) 「香港映画は死んだ」のか、それとも「小春日和」なのか  ――鮮浪潮国際短編映画祭と香港映画の現状と未来(陳智廷) グローバル化する東アジア映画と鍾孟宏監督作の中の家族(阿部範之) 特別寄稿 日本と台湾の戦争に対する想像力の違い  ――『金門島にかける橋』を例に(陳儒修) 二一世紀の中国アニメーション  ――再出発と第三の黄金期(陳龑) 書評 劉文兵著『日本の映画作家と中国――小津・溝口・黒澤から宮崎駿・北野武・岩井俊二・是枝裕和まで』(平林宣和) 比較の視野による抒情伝統論  ――陳国球『抒情伝統論與中国文学史』について(黄英哲) 書訊 川島真・鈴木絢女・小泉悠編著 池内恵監修 『ユーラシアの自画像――「米中対立/新冷戦」論の死角』(河辺一郎)

大久保隆郎教授退官紀念論集 漢意とは何か

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,680
大久保隆郎教授退官紀念論集刊行会 編、東方書店、2001、880p、A5判
中国の思想・文学を扱う論文39篇を収録
福島大学大久保隆郎教授(現・名誉教授)の退官記念論文集。先秦出土資料から、大久保教授の専門である漢代思想、さらに六朝・唐代の詩文、近現代文学、中国と日本・西欧との比較など、多岐の分野にわたって中国の思想・文学を扱った論文39篇を時代順に収録。
構成
序にかえて――漢代研究のこと 町田三郎
郭店楚簡『唐虞之道』の著作意図――禅譲と血縁相続をめぐって 浅野裕一
郭店楚簡『語叢』(1・2・3)の文献的性格 福田哲之
「忠臣」の思想――郭店楚簡『魯穆公問子思』について 湯浅邦弘
郭店楚簡『成之聞之』『六徳』にみえる人倫説について 渡邉大
中国思想における「常」と「無常」 堀池信夫
非攻とは何か――『墨子』非攻3篇の論理と思想 吉永慎二郎
先秦儒家思想における反省自覚の概念について――孔子・孟子を中心として 瀬尾邦雄
『荀子』の「無法者以類挙」――「礼」を支えた「類」 菅本大二
董仲舒の禅譲説をめぐって 宇佐美一博
『尚書中候』と鄭玄――周公の太平神話をめぐって 間嶋潤一
「論」の立場――王充の「作」「述」否定の意味 井ノ口哲也
王充性命論再考 山花哉夫
浮き草の貴公子 何晏 渡邉義浩
中国中世における言語観の一側面――郭象と支遁をめぐって 高野淳一
郭象の「自得」について――「二虫」の解釈をめぐって 田中隆史
陶淵明の「擬古」〈其九〉の詩の寓意について――特にその『易』および南朝民歌との関連を中心にして 沼口勝
鮑照山水詩考 向嶋成美
沈約『宋書』の「帯叙法」と鮑照伝 稀代麻也子
南朝と北朝の従軍詩について 樋口泰裕
後期廋信の表現姿勢――「謝滕王集序啓」にもとづいて 安藤信廣
唐代の呪術治療について――『千金翼法』「禁経」を中心として 坂出祥伸
唐詩中の「臨終」の語をめぐって 後藤秋正
元結の初期詩編について 加藤敏
盧綸の詩の「開朗」性について 大橋賢一
顧况の「文論」について 三上英司
韓愈の性説と創作論 高橋朱子
柳文初探――柳宗元と道教 砂山稔
蘇轍の『春秋』解釈――王法の秩序の特異性 齋木哲郎
明代の「文人」批評――胡応麟と顧炎武の場合 中嶋隆藏
季彭山の『説理会編』について 吉田公平
清代閩南の官話について――『正音郷談雑字』研究の一 樋口靖
ほか
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15,680
大久保隆郎教授退官紀念論集刊行会 編 、東方書店 、2001 、880p 、A5判
中国の思想・文学を扱う論文39篇を収録 福島大学大久保隆郎教授(現・名誉教授)の退官記念論文集。先秦出土資料から、大久保教授の専門である漢代思想、さらに六朝・唐代の詩文、近現代文学、中国と日本・西欧との比較など、多岐の分野にわたって中国の思想・文学を扱った論文39篇を時代順に収録。 構成 序にかえて――漢代研究のこと 町田三郎 郭店楚簡『唐虞之道』の著作意図――禅譲と血縁相続をめぐって 浅野裕一 郭店楚簡『語叢』(1・2・3)の文献的性格 福田哲之 「忠臣」の思想――郭店楚簡『魯穆公問子思』について 湯浅邦弘 郭店楚簡『成之聞之』『六徳』にみえる人倫説について 渡邉大 中国思想における「常」と「無常」 堀池信夫 非攻とは何か――『墨子』非攻3篇の論理と思想 吉永慎二郎 先秦儒家思想における反省自覚の概念について――孔子・孟子を中心として 瀬尾邦雄 『荀子』の「無法者以類挙」――「礼」を支えた「類」 菅本大二 董仲舒の禅譲説をめぐって 宇佐美一博 『尚書中候』と鄭玄――周公の太平神話をめぐって 間嶋潤一 「論」の立場――王充の「作」「述」否定の意味 井ノ口哲也 王充性命論再考 山花哉夫 浮き草の貴公子 何晏 渡邉義浩 中国中世における言語観の一側面――郭象と支遁をめぐって 高野淳一 郭象の「自得」について――「二虫」の解釈をめぐって 田中隆史 陶淵明の「擬古」〈其九〉の詩の寓意について――特にその『易』および南朝民歌との関連を中心にして 沼口勝 鮑照山水詩考 向嶋成美 沈約『宋書』の「帯叙法」と鮑照伝 稀代麻也子 南朝と北朝の従軍詩について 樋口泰裕 後期廋信の表現姿勢――「謝滕王集序啓」にもとづいて 安藤信廣 唐代の呪術治療について――『千金翼法』「禁経」を中心として 坂出祥伸 唐詩中の「臨終」の語をめぐって 後藤秋正 元結の初期詩編について 加藤敏 盧綸の詩の「開朗」性について 大橋賢一 顧况の「文論」について 三上英司 韓愈の性説と創作論 高橋朱子 柳文初探――柳宗元と道教 砂山稔 蘇轍の『春秋』解釈――王法の秩序の特異性 齋木哲郎 明代の「文人」批評――胡応麟と顧炎武の場合 中嶋隆藏 季彭山の『説理会編』について 吉田公平 清代閩南の官話について――『正音郷談雑字』研究の一 樋口靖 ほか

毛沢東論文選

ハコワレ古書店
 東京都足立区足立
1,500 (送料:¥600~)
中共中央毛沢東選集出版委員会 訳、東方書店、1967、710p 図版、19cm
B6 2刷 ビニカバ 少ヤケ 三方シミ
【単品スピード注文】いただければ、即日~1日程度で発送いたします。 本のサイズに合わせて日本郵便の クリックポスト、レターパックプラス、ゆうパックなどで発送いたします。(発送時に追跡番号をお知らせします) 領収書が必要な場合はご注文時にお申し付けください。(宛名、日付、但し書き、ご指定下さい) 海外への発送は対応しておりません。Sorry, we do not ship overseas. 代引きは対応しておりません。
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丁玲自伝 中国革命を生きた女性作家の回想

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,510
丁玲 著 田畑佐和子 訳、東方書店、2004年、320p、B6判
白色テロ、反右派闘争、文化大革命……激動の時代を生きた受難の記録 近現代中国文学を代表する女性作家・丁玲。その経歴につねにつきまとい、数々の批判の要因となった1930年代南京での国民党による秘密逮捕・監禁と転向疑惑。丁玲がその晩年、自らすべての真実を語った「暗黒の世界で」。反党集団を結成したとして右派のレッテルを貼られ北方の農場へ送られた60年代、文化大革命の批判闘争の中ですべての権利を剥奪され収容所に入れられた70年代を回想する「風雪に耐えて」。苛酷な時代の中で出会った人々、その筆は時に厳しく裏切り者を糾弾し、時に暖かく人情味あふれる無名の人々を讃える。晩年の丁玲が、自らの生命を賭けて描き出した語られざる自伝。
構成
序(陳明)
暗黒の世界で
一 捕まるまで/二 南京に連行される/三 二匹の犬畜生/四 雨花台に行くのか?/五 国民党の神経戦/六 徐恩曽の出現/七 デマは人を殺す/八 塀を越えて逃げる/九 死も容易ならず/十 顧順章の出現/十一 敵をあざむくことは汚点か/十二 莫干山の冬/十三 母を南京に呼び寄せるか?/十四 母よ、感謝します/十五 姚蓬子の隣に住む/十六 馮達の計画/十七 張道潘を三たび拒む/十八 張天翼との三度の出会い/十九 方令孺の友情/二十 母よ、再会はいつの日か?/二十一 苜蓿園/二十二 傷寒病/二十三 春暖、開花を待つ/二十四 今日は私の誕生日/二十五 車中の奇遇/二十六 探索/二十七 希望の光/二十八 上海に戻る/二十九 回り道/三十 離陸/三十一 西安にて/三十二 陝北へ
風雪に耐えて(上)北大荒へ行く
一 意外な判決/二 独居/三 悲しみ/四 マッチ/五 いずこへ/六 紹介状/七 軽装/八 前進/九 陝北の人/十 マディール旅社/十一 密山に着く/十二 司令官に会う/十三 再会/十四 李主任/十五 新居/十六 見世物/十七 青年詩人/十八 選卵/十九 遠方からの便り
風雪に耐えて(下)「牛小屋」点描
一 造反派の威風/二 「牛小屋」の窓辺で/三 短信/四 別れ/五 希望は陽光のもとに/六 肥料を干しながら/七 「お前に昼寝の資格なんかあるか」/八 禁煙/九 魚肝油丸/十下っ端労働者/十一 目に見える労働効果/十二 心を鍛えよう、硬いタコができるまで/十三 不治の病を治すには
解説
訳者あとがき

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2,510
丁玲 著 田畑佐和子 訳 、東方書店 、2004年 、320p 、B6判
白色テロ、反右派闘争、文化大革命……激動の時代を生きた受難の記録 近現代中国文学を代表する女性作家・丁玲。その経歴につねにつきまとい、数々の批判の要因となった1930年代南京での国民党による秘密逮捕・監禁と転向疑惑。丁玲がその晩年、自らすべての真実を語った「暗黒の世界で」。反党集団を結成したとして右派のレッテルを貼られ北方の農場へ送られた60年代、文化大革命の批判闘争の中ですべての権利を剥奪され収容所に入れられた70年代を回想する「風雪に耐えて」。苛酷な時代の中で出会った人々、その筆は時に厳しく裏切り者を糾弾し、時に暖かく人情味あふれる無名の人々を讃える。晩年の丁玲が、自らの生命を賭けて描き出した語られざる自伝。 構成 序(陳明) 暗黒の世界で 一 捕まるまで/二 南京に連行される/三 二匹の犬畜生/四 雨花台に行くのか?/五 国民党の神経戦/六 徐恩曽の出現/七 デマは人を殺す/八 塀を越えて逃げる/九 死も容易ならず/十 顧順章の出現/十一 敵をあざむくことは汚点か/十二 莫干山の冬/十三 母を南京に呼び寄せるか?/十四 母よ、感謝します/十五 姚蓬子の隣に住む/十六 馮達の計画/十七 張道潘を三たび拒む/十八 張天翼との三度の出会い/十九 方令孺の友情/二十 母よ、再会はいつの日か?/二十一 苜蓿園/二十二 傷寒病/二十三 春暖、開花を待つ/二十四 今日は私の誕生日/二十五 車中の奇遇/二十六 探索/二十七 希望の光/二十八 上海に戻る/二十九 回り道/三十 離陸/三十一 西安にて/三十二 陝北へ 風雪に耐えて(上)北大荒へ行く 一 意外な判決/二 独居/三 悲しみ/四 マッチ/五 いずこへ/六 紹介状/七 軽装/八 前進/九 陝北の人/十 マディール旅社/十一 密山に着く/十二 司令官に会う/十三 再会/十四 李主任/十五 新居/十六 見世物/十七 青年詩人/十八 選卵/十九 遠方からの便り 風雪に耐えて(下)「牛小屋」点描 一 造反派の威風/二 「牛小屋」の窓辺で/三 短信/四 別れ/五 希望は陽光のもとに/六 肥料を干しながら/七 「お前に昼寝の資格なんかあるか」/八 禁煙/九 魚肝油丸/十下っ端労働者/十一 目に見える労働効果/十二 心を鍛えよう、硬いタコができるまで/十三 不治の病を治すには 解説 訳者あとがき

清代知識人が語る官僚人生 /東方選書62

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
山本英史、東方書店、2024年04月、300p
科挙に合格し、知県という県の長官を担当した黄六鴻こうりくこうなる知識人を本書のナレーターとして、官僚人生を過ごすにはいかなることが重要だったのかについて語ってもらった。
科挙に合格できる受験能力と官僚として生身の人間を相手に機敏に対処する実務能力とはまったく性質の異なるものであり、そこでの成功、というより失敗しないことは科挙に合格するよりも難しかった。そこで、科挙に合格して、知県という県の長官を担当し、役人のためのハンドブックである官箴書『福恵全書』も著わした黄六鴻(こうりくこう)なる知識人を本書のナレーターとして、順風満帆あるいは「治国平天下」の官僚人生を手に入れるのにはいかなることが重要だったのかについて語ってもらった。
●著者の言葉
日本の江戸時代の奉行所やそこで働く役人については時代劇や時代小説の影響もあって一般になじみがあるように思われるが、中国の同時代の状況についてはあまり知られていない。とりわけ知県本人のその時々の想いなどというものは書物には残されにくいものである。だからこそ、本音を語ることを信条する黄六鴻にナレーターを引き受けてもらい、当時の心情を彼自身の口を通して語ってもらった。読者には日本と中国との官僚社会の相違点をご理解いただき、その上でそこに通底する人間環境としての共通点を再認識していただければ幸いである。(「あとがき」より)
●構成
第一章 官僚への道
一 生家の環境
二 入学試験
三 生員の生活
四 挙人への挑戦
五 進士をめざして
第二章 官僚人生の始まり
一 赴任地の決定
二 赴任の支度
三 スタッフの募集
四 着任直前の心得
五 着任直後の心得
第三章 知県という職業
一 知県の立つ所
二 知県の居る所
三 知県の理想型
四 知県の業務
五 知県の生活
第四章 知県の人間対応
一 官僚
二 吏役
三 紳士
四 人民
第五章 黄六鴻の事件簿
一 新任知県の試練
二 誣告案の裁定
三 サルでネズミを捕まえる
四 脅迫する生員
五 捕役
六 巨魁の討伐
七 土地争い
八 疑獄
第六章 その後の人生
一 勤務評定
二 離任の心得
三 離任時のパフォーマンス
四 徳政顕彰の実態
五 転勤・昇進・退官
参考文献
図表出典
納入までに3週間ほどかかります。
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2,640
山本英史 、東方書店 、2024年04月 、300p
科挙に合格し、知県という県の長官を担当した黄六鴻こうりくこうなる知識人を本書のナレーターとして、官僚人生を過ごすにはいかなることが重要だったのかについて語ってもらった。 科挙に合格できる受験能力と官僚として生身の人間を相手に機敏に対処する実務能力とはまったく性質の異なるものであり、そこでの成功、というより失敗しないことは科挙に合格するよりも難しかった。そこで、科挙に合格して、知県という県の長官を担当し、役人のためのハンドブックである官箴書『福恵全書』も著わした黄六鴻(こうりくこう)なる知識人を本書のナレーターとして、順風満帆あるいは「治国平天下」の官僚人生を手に入れるのにはいかなることが重要だったのかについて語ってもらった。 ●著者の言葉 日本の江戸時代の奉行所やそこで働く役人については時代劇や時代小説の影響もあって一般になじみがあるように思われるが、中国の同時代の状況についてはあまり知られていない。とりわけ知県本人のその時々の想いなどというものは書物には残されにくいものである。だからこそ、本音を語ることを信条する黄六鴻にナレーターを引き受けてもらい、当時の心情を彼自身の口を通して語ってもらった。読者には日本と中国との官僚社会の相違点をご理解いただき、その上でそこに通底する人間環境としての共通点を再認識していただければ幸いである。(「あとがき」より) ●構成 第一章 官僚への道 一 生家の環境 二 入学試験 三 生員の生活 四 挙人への挑戦 五 進士をめざして 第二章 官僚人生の始まり 一 赴任地の決定 二 赴任の支度 三 スタッフの募集 四 着任直前の心得 五 着任直後の心得 第三章 知県という職業 一 知県の立つ所 二 知県の居る所 三 知県の理想型 四 知県の業務 五 知県の生活 第四章 知県の人間対応 一 官僚 二 吏役 三 紳士 四 人民 第五章 黄六鴻の事件簿 一 新任知県の試練 二 誣告案の裁定 三 サルでネズミを捕まえる 四 脅迫する生員 五 捕役 六 巨魁の討伐 七 土地争い 八 疑獄 第六章 その後の人生 一 勤務評定 二 離任の心得 三 離任時のパフォーマンス 四 徳政顕彰の実態 五 転勤・昇進・退官 参考文献 図表出典 納入までに3週間ほどかかります。

近代中国思想の執拗低音 歴史の考え方を振り返る 台湾漢学研究叢書

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,500
王汎森/佐藤仁史 訳、東方書店、2025年04月、292p、A5判
西洋の学知が到来した19世紀以降に新たに中国の思想文化が構築されていく過程において周縁に追いやられ、「低音」化した保守思想に「説を立てた古人と同一の境地に自分を置く」という形で分け入り、考察していく。復旦大学文史研究院での4回にわたる講演を基に、「附論」2篇を追加収録。中国・西洋・日本の、古代から現代に至る膨大な学術思想を縦横無尽に活用して進められる議論の手助けに、日本語版では人物を中心とした「用語説明」を附す。原題『執拗的低音――一些歴史思考方式的反思』(允晨文化実業公司、2014年)。
台湾人研究者が中国の思想・文学・歴史を紐解く学術専門書シリーズ第二弾。

●著者の言葉
本書が宣揚するのは、陳寅恪がいうところの「説を立てた古人と同一の境地に自分を置く」ことである。これを達成するために私が提唱するのは「足し算」であり、「引き算」ではなく、ましてや退却でもない。すなわち、私は近代以前の古い議論に退却していこうとするのではなく、新史学が固めた基礎を土台として、さらなる探索を追求したい。(略)近代の諸学問の成果に拠ってこそ、私たち現代人が真の意味で「低音」を「再訪」しうることを示したい。もし「低音」を正しく理解したいのであれば、過去へと退却していくのではなく、役に立つ世界のあらゆる学問を用いる必要がある。

●訳者の言葉
必ずしも中国思想史研究を専門としない読者、特に研究者ではない一般読者が歴史を考える上で、本書がどのような気づきを与えうるかについて二点に絞って考えてみたい。
第一は、単線的な歴史思考を乗り越えることの重要性が具体的に示されている点である。筆者が着目しているのは低音化・伏流化した各種の保守思想であるが、これらに分け入って論述したことによって、却って梁啓超らによってもたらされた単線的進化論の影響力が清末以降の中国の隅々に行き渡っていたことを痛感させられる。また、(略)西洋の概念、枠組み、方法を用いて中国を解釈することの影響力の強さを示している。(略)第二は、歴史意識を再考することの重要性を提起していることである。(略)「同時代の感覚」を丁寧に検討して私たちの歴史意識を再考し、危機の時代に役立つ参照資源を歴史から獲得する視野を得ることも本書が投げかける射程の長い問題提起の一つである。

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
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王汎森/佐藤仁史 訳 、東方書店 、2025年04月 、292p 、A5判
西洋の学知が到来した19世紀以降に新たに中国の思想文化が構築されていく過程において周縁に追いやられ、「低音」化した保守思想に「説を立てた古人と同一の境地に自分を置く」という形で分け入り、考察していく。復旦大学文史研究院での4回にわたる講演を基に、「附論」2篇を追加収録。中国・西洋・日本の、古代から現代に至る膨大な学術思想を縦横無尽に活用して進められる議論の手助けに、日本語版では人物を中心とした「用語説明」を附す。原題『執拗的低音――一些歴史思考方式的反思』(允晨文化実業公司、2014年)。 台湾人研究者が中国の思想・文学・歴史を紐解く学術専門書シリーズ第二弾。 ●著者の言葉 本書が宣揚するのは、陳寅恪がいうところの「説を立てた古人と同一の境地に自分を置く」ことである。これを達成するために私が提唱するのは「足し算」であり、「引き算」ではなく、ましてや退却でもない。すなわち、私は近代以前の古い議論に退却していこうとするのではなく、新史学が固めた基礎を土台として、さらなる探索を追求したい。(略)近代の諸学問の成果に拠ってこそ、私たち現代人が真の意味で「低音」を「再訪」しうることを示したい。もし「低音」を正しく理解したいのであれば、過去へと退却していくのではなく、役に立つ世界のあらゆる学問を用いる必要がある。 ●訳者の言葉 必ずしも中国思想史研究を専門としない読者、特に研究者ではない一般読者が歴史を考える上で、本書がどのような気づきを与えうるかについて二点に絞って考えてみたい。 第一は、単線的な歴史思考を乗り越えることの重要性が具体的に示されている点である。筆者が着目しているのは低音化・伏流化した各種の保守思想であるが、これらに分け入って論述したことによって、却って梁啓超らによってもたらされた単線的進化論の影響力が清末以降の中国の隅々に行き渡っていたことを痛感させられる。また、(略)西洋の概念、枠組み、方法を用いて中国を解釈することの影響力の強さを示している。(略)第二は、歴史意識を再考することの重要性を提起していることである。(略)「同時代の感覚」を丁寧に検討して私たちの歴史意識を再考し、危機の時代に役立つ参照資源を歴史から獲得する視野を得ることも本書が投げかける射程の長い問題提起の一つである。 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

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