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「勉誠社」の検索結果
3,690件

杜甫詩論考

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
後藤秋正(著)、勉誠社、2025年10月、488p、A5判
「詩聖」と称される杜甫。その生涯で多数の詩を残しており、仇兆鰲の『杜詩詳注』には一四五七首が収録されている。
しかし『杜甫集』成立以降、収録される詩数は増加し、偽作の疑いが濃いものも多くある。
本書では、杜甫の作かどうか疑念が持たれている詩について精査し、真作か、偽作か、それとも他詩人の集から誤って入り込んだものなのか、その実情を考察。
また、杜甫の詩に用いられる詩語、杜甫の交友関係から生まれた詩などについて、資料を精査し、作品を丁寧に読み直すことで解明された最新の知見を提示する。

目次

緒 言

Ⅰ 杜甫詩の真偽
「夜宴左氏荘」札記
「杜鵑行」札記
「虢国夫人」札記
「避地」札記
「哭長孫侍御」札記
「狂歌行、贈四兄」札記
「江南逢李亀年」について
「過洞庭湖」札記
「佚詩」五篇などについて

Ⅱ 杜甫の詩と詩語
「朱門酒肉臭」札記―杜甫「自京赴奉先県詠懐五百字」―
「家書」は届いたか―杜甫「春望」の「家書抵万金」について―
「家中」とは妻のことか―杜甫「縛鶏行」について―
「帯」の用法から見た杜甫の詩
杜甫の詩と「鯨魚」
杜甫の詩における「残生」などの語について
杜甫「蚕穀行」の諸問題
杜甫「客従」と元結「舂陵行」―作詩の契機について―
杜甫「別董頲」詩について
杜甫と韋迢―杜甫晩年の応酬詩―

附 編 杜甫はいつから「詩聖」になったか

結語
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杜甫詩賦題名索引
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11,000
後藤秋正(著) 、勉誠社 、2025年10月 、488p 、A5判
「詩聖」と称される杜甫。その生涯で多数の詩を残しており、仇兆鰲の『杜詩詳注』には一四五七首が収録されている。 しかし『杜甫集』成立以降、収録される詩数は増加し、偽作の疑いが濃いものも多くある。 本書では、杜甫の作かどうか疑念が持たれている詩について精査し、真作か、偽作か、それとも他詩人の集から誤って入り込んだものなのか、その実情を考察。 また、杜甫の詩に用いられる詩語、杜甫の交友関係から生まれた詩などについて、資料を精査し、作品を丁寧に読み直すことで解明された最新の知見を提示する。 目次 緒 言 Ⅰ 杜甫詩の真偽 「夜宴左氏荘」札記 「杜鵑行」札記 「虢国夫人」札記 「避地」札記 「哭長孫侍御」札記 「狂歌行、贈四兄」札記 「江南逢李亀年」について 「過洞庭湖」札記 「佚詩」五篇などについて Ⅱ 杜甫の詩と詩語 「朱門酒肉臭」札記―杜甫「自京赴奉先県詠懐五百字」― 「家書」は届いたか―杜甫「春望」の「家書抵万金」について― 「家中」とは妻のことか―杜甫「縛鶏行」について― 「帯」の用法から見た杜甫の詩 杜甫の詩と「鯨魚」 杜甫の詩における「残生」などの語について 杜甫「蚕穀行」の諸問題 杜甫「客従」と元結「舂陵行」―作詩の契機について― 杜甫「別董頲」詩について 杜甫と韋迢―杜甫晩年の応酬詩― 附 編 杜甫はいつから「詩聖」になったか 結語 初出一覧 杜甫詩賦題名索引

料理の日本史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
五味文彦 著、勉誠社、2024、248p、46判
日々を生きていくために欠かせない「食」。
日本の歴史の中で、料理もまた時代により様々な変遷を遂げてきた。
どのような料理があり、どのように食されていたのか。
天皇、貴族、武士、庶民などの身分、また江戸、京都、地方などの地域によって、料理はどのように違うのか?
食材にはどのようなものがあり、それらはどのように流通していたのか。
料理はどう持ち運ばれ、どのように買われたのか。
食べた人の感想はどうだったのか。縄文時代から現代に至るまで、それぞれの時期の社会との関わりに注目し、通史的に料理の変遷が学べる、画期的な一冊。
目次
はじめに
一 料理の誕生と変遷
縄文文化と食事
弥生・古墳時代の食文化
律令制下の料理
天皇の食事
貴族の食事
『新猿楽記』の記す食材と合戦での食事
大臣大饗
中央と地方の食事の風景
年中行事の饗宴と平泉の宴会から見た和食
二 料理の広がり
武士と寺の料理
様々な絵巻に描かれた食事の様子
精進料理と武士の食事
『一遍聖絵』の食事風景
三 料理の文化
料理の仕度と提言
様々な人の食事の有様
茶会と接待の料理
食材の流通と本膳料理・酒宴
料理と膳の実際
『七十一番職人歌合』の料理職人
ほか
納入までに3週間ほどかかります。
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2,640
五味文彦 著 、勉誠社 、2024 、248p 、46判
日々を生きていくために欠かせない「食」。 日本の歴史の中で、料理もまた時代により様々な変遷を遂げてきた。 どのような料理があり、どのように食されていたのか。 天皇、貴族、武士、庶民などの身分、また江戸、京都、地方などの地域によって、料理はどのように違うのか? 食材にはどのようなものがあり、それらはどのように流通していたのか。 料理はどう持ち運ばれ、どのように買われたのか。 食べた人の感想はどうだったのか。縄文時代から現代に至るまで、それぞれの時期の社会との関わりに注目し、通史的に料理の変遷が学べる、画期的な一冊。 目次 はじめに 一 料理の誕生と変遷 縄文文化と食事 弥生・古墳時代の食文化 律令制下の料理 天皇の食事 貴族の食事 『新猿楽記』の記す食材と合戦での食事 大臣大饗 中央と地方の食事の風景 年中行事の饗宴と平泉の宴会から見た和食 二 料理の広がり 武士と寺の料理 様々な絵巻に描かれた食事の様子 精進料理と武士の食事 『一遍聖絵』の食事風景 三 料理の文化 料理の仕度と提言 様々な人の食事の有様 茶会と接待の料理 食材の流通と本膳料理・酒宴 料理と膳の実際 『七十一番職人歌合』の料理職人 ほか 納入までに3週間ほどかかります。

空間と環境の古代東アジア世界史 GISと歴史学・考古学の協奏(アジア遊学307)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
中村慎一・渡部展也・小林正史・菊澤律子・大川裕子・松村弘市編著、勉誠社、2025、320p、A5判
人々は地表という空間の上で暮らしを営み、そこに広がる自然環境や人文環境との関係やつながりの中で社会や技術を変化させてきた。
空間と環境に着目することで、どのような歴史が浮かび上がってくるだろうか。
本書では、歴史学、考古学、言語学など異分野の研究者が、気候変動と中国古代文明の形成との関係、長江流域から黄河流域の農耕社会の変動、鉱物資源の流通、唐代交通路の復元など、東アジアの環境や社会の変化、人・モノの移動に焦点を当て、GIS(地理情報システム)を応用しながら空間を具体化して分析・考察を行った事例を取り上げる。
中国大陸を中心として、南洋諸島から、日本列島、中央ユーラシアに至るまでの空間認識と環境の利用方法について提示するとともに、古代東アジア世界史を再構成する。
目次
はじめに GISと歴史研究―古代東アジア世界の空間と環境を考えるために 渡部展也・村松弘一
第Ⅰ部 東アジアの歴史空間と環境
第Ⅱ部 農耕世界の変動―なりわいとたべること、稲作と米食
第Ⅲ部 空間と環境―人・生き物・モノと都市遺跡の関係性
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,850
中村慎一・渡部展也・小林正史・菊澤律子・大川裕子・松村弘市編著 、勉誠社 、2025 、320p 、A5判
人々は地表という空間の上で暮らしを営み、そこに広がる自然環境や人文環境との関係やつながりの中で社会や技術を変化させてきた。 空間と環境に着目することで、どのような歴史が浮かび上がってくるだろうか。 本書では、歴史学、考古学、言語学など異分野の研究者が、気候変動と中国古代文明の形成との関係、長江流域から黄河流域の農耕社会の変動、鉱物資源の流通、唐代交通路の復元など、東アジアの環境や社会の変化、人・モノの移動に焦点を当て、GIS(地理情報システム)を応用しながら空間を具体化して分析・考察を行った事例を取り上げる。 中国大陸を中心として、南洋諸島から、日本列島、中央ユーラシアに至るまでの空間認識と環境の利用方法について提示するとともに、古代東アジア世界史を再構成する。 目次 はじめに GISと歴史研究―古代東アジア世界の空間と環境を考えるために 渡部展也・村松弘一 第Ⅰ部 東アジアの歴史空間と環境 第Ⅱ部 農耕世界の変動―なりわいとたべること、稲作と米食 第Ⅲ部 空間と環境―人・生き物・モノと都市遺跡の関係性

壮族の歴史と文化

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,600
項青・田畑博子 編、勉誠社、2025、360p、A5判
中国には漢民族の他に、現在認められているだけでも55 の少数民族がいる。
その中で、漢族に次いで二番目に多いのが、1854万人もの人口を有する壮(チワン)族である。
80万年以上前から遺跡によりその存在が確認され、独自の文字・言語・習俗を持つ壮族の特徴については、日本ではほとんど知られていない。
本書はこれまで中国で発表された、壮族に関わる代表的な論文を翻訳。壮語から見る稲作発生地域の検証、壮族に伝わる神話、独自の体系を持つ壮語や壮文字など、様々な視点から壮族を紹介・検証する。
詳細な訳者注も付し、理解を助けるための図版も多数掲載。
日本の教科書やガイドブックには載っていない中国の少数民族の姿を、中国人研究者の目を通して知ることができる画期的な一冊。
目次
序 森正人(熊本大学名誉教授)
まえがき 項青・田畑博子
凡例
第1部 壮族の歴史起源と文化 張声震・農冠品
第2部 壮族始祖女神姆洛甲の神話伝承 張声震・農冠品
第3部 「那」文化圏論 覃乃昌
第4部 壮族の言語と文字 李富強
第5部 広西壮族自治区平果・甘桑石刻文の新しい探索 李富強・鄭超雄・黄継先・楊敏捷
初出一覧
引用・参考文献/図版出典/地図出典
嶺南古地図
壮族関連書籍・論文目録
あとがき 項青・田畑博子
索引
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
6,600
項青・田畑博子 編 、勉誠社 、2025 、360p 、A5判
中国には漢民族の他に、現在認められているだけでも55 の少数民族がいる。 その中で、漢族に次いで二番目に多いのが、1854万人もの人口を有する壮(チワン)族である。 80万年以上前から遺跡によりその存在が確認され、独自の文字・言語・習俗を持つ壮族の特徴については、日本ではほとんど知られていない。 本書はこれまで中国で発表された、壮族に関わる代表的な論文を翻訳。壮語から見る稲作発生地域の検証、壮族に伝わる神話、独自の体系を持つ壮語や壮文字など、様々な視点から壮族を紹介・検証する。 詳細な訳者注も付し、理解を助けるための図版も多数掲載。 日本の教科書やガイドブックには載っていない中国の少数民族の姿を、中国人研究者の目を通して知ることができる画期的な一冊。 目次 序 森正人(熊本大学名誉教授) まえがき 項青・田畑博子 凡例 第1部 壮族の歴史起源と文化 張声震・農冠品 第2部 壮族始祖女神姆洛甲の神話伝承 張声震・農冠品 第3部 「那」文化圏論 覃乃昌 第4部 壮族の言語と文字 李富強 第5部 広西壮族自治区平果・甘桑石刻文の新しい探索 李富強・鄭超雄・黄継先・楊敏捷 初出一覧 引用・参考文献/図版出典/地図出典 嶺南古地図 壮族関連書籍・論文目録 あとがき 項青・田畑博子 索引

中国書籍史のパースペクティブ 出版・流通への新しいアプローチ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,400
永冨青地編訳、勉誠社、2015、359p、A5判
カバー、帯あり。
書物という鏡から社会・文化を考える。広く東アジアに伝播し、文字や学問、思想、技術を伝える媒体となった漢籍。それらは社会史・文化史における豊潤な史料的源泉として着目され、特に欧米においては、従来の書籍史・印刷史研究を踏まえつつ、複合的な視野からの新たな研究が進められている。出版・流通・蒐書など、書物をめぐるコミュニケーションを担う人びとの営みを描き出した、研究の第一線を示す本邦初公開の必読論文を収載。これからの漢籍研究の可能性と展開を示す画期的論集。
目次
第1部 漢籍史と印刷技術(漢籍の歴史について;東西における印刷技術に関する比較―いくつかのステレオタイプな見方に関する調査)
第2部 商業出版と読者層の拡大(麻沙本―宋から明に至る建陽における商業出版;杭州と蘇州の還読斎―十七世紀の出版の研究;十九世紀のベストセラーについて―四堡における商業出版;近世中国における新読者層の形成)
第3部 漢籍収集と蔵書形成(ケンブリッジの漢籍コレクションについて;大英博物館における漢籍について;大英図書館の中国関係コレクションにおける珍品について)
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4,400
永冨青地編訳 、勉誠社 、2015 、359p 、A5判
カバー、帯あり。 書物という鏡から社会・文化を考える。広く東アジアに伝播し、文字や学問、思想、技術を伝える媒体となった漢籍。それらは社会史・文化史における豊潤な史料的源泉として着目され、特に欧米においては、従来の書籍史・印刷史研究を踏まえつつ、複合的な視野からの新たな研究が進められている。出版・流通・蒐書など、書物をめぐるコミュニケーションを担う人びとの営みを描き出した、研究の第一線を示す本邦初公開の必読論文を収載。これからの漢籍研究の可能性と展開を示す画期的論集。 目次 第1部 漢籍史と印刷技術(漢籍の歴史について;東西における印刷技術に関する比較―いくつかのステレオタイプな見方に関する調査) 第2部 商業出版と読者層の拡大(麻沙本―宋から明に至る建陽における商業出版;杭州と蘇州の還読斎―十七世紀の出版の研究;十九世紀のベストセラーについて―四堡における商業出版;近世中国における新読者層の形成) 第3部 漢籍収集と蔵書形成(ケンブリッジの漢籍コレクションについて;大英博物館における漢籍について;大英図書館の中国関係コレクションにおける珍品について)

「訓読」論 東アジア漢文世界と日本語【オンデマンド版】

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,720
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 共編、勉誠社、2024年3月、366 頁
『「訓読」論』(ISBN:978-4-585-03184-0)(2008年9月刊行)のオンデマンド版となります。

「訓読」という異文化理解の方法を再考し、日本伝統文化の形成、さらには東アジアの漢字・漢字文化圏の文化形成のあり方を論じる。

<目次>

なぜ、いま「訓読」論か/中村春作

第Ⅰ部 異文化理解の「課題」としての訓読
「訓読」の思想史―〈文化の翻訳〉の課題として―/中村春作
近代における「漢文直読」論の由緒と行方―重野・青木・倉石をめぐる思想状況―/陶 徳民
ピジン・クレオール語としての「訓読」/高津 孝
ベトナムの「訓読」と日本の「訓読」―「漢文文化圏」の多様性―/岩月純一

第Ⅱ部 訓読と日本語・日本文化の形成
日本における訓点資料の展開―主として音読の視点から―/沼本克明
近世における漢文訓読法の変遷と一斎点/齋藤文俊
漢文訓読体と敬語/前田 勉
国語施策と訓点語学/山東 功

第Ⅲ部 訓読論の地平
〈訓読〉問題と古文辞学―荻生徂徠をめぐって―/田尻祐一郎
表現文法の代用品としての漢文訓読/加藤 徹
日本漢文の訓読とその将来/小島 毅
漢文訓読の現象学―文言資料読解の現場から―/市來津由彦

あとがき
執筆者一覧
人名索引
書名(論文名)索引
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5,720
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 共編 、勉誠社 、2024年3月 、366 頁
『「訓読」論』(ISBN:978-4-585-03184-0)(2008年9月刊行)のオンデマンド版となります。 「訓読」という異文化理解の方法を再考し、日本伝統文化の形成、さらには東アジアの漢字・漢字文化圏の文化形成のあり方を論じる。 <目次> なぜ、いま「訓読」論か/中村春作 第Ⅰ部 異文化理解の「課題」としての訓読 「訓読」の思想史―〈文化の翻訳〉の課題として―/中村春作 近代における「漢文直読」論の由緒と行方―重野・青木・倉石をめぐる思想状況―/陶 徳民 ピジン・クレオール語としての「訓読」/高津 孝 ベトナムの「訓読」と日本の「訓読」―「漢文文化圏」の多様性―/岩月純一 第Ⅱ部 訓読と日本語・日本文化の形成 日本における訓点資料の展開―主として音読の視点から―/沼本克明 近世における漢文訓読法の変遷と一斎点/齋藤文俊 漢文訓読体と敬語/前田 勉 国語施策と訓点語学/山東 功 第Ⅲ部 訓読論の地平 〈訓読〉問題と古文辞学―荻生徂徠をめぐって―/田尻祐一郎 表現文法の代用品としての漢文訓読/加藤 徹 日本漢文の訓読とその将来/小島 毅 漢文訓読の現象学―文言資料読解の現場から―/市來津由彦 あとがき 執筆者一覧 人名索引 書名(論文名)索引

平安朝漢文学史論考

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,700
後藤昭雄 著、勉誠社、2012年4月、464p、A5判上製
平安朝文学史における漢文学の位置を定立する
勅撰三集が編まれ「応製奉和」の詩作が宮廷内に息づいた嵯峨~仁明朝。日本漢文学史上の画期において、詩文はいかなる場で為されたのか。
そして、漢詩から和歌へと宮廷文事の中心が移りゆく平安中期以降、漢詩文のあり方はどのように変化し、また、和歌文化にどのように作用していったのか。
政治的・社会的側面における詩作・詩人のあり方を捉えつつ、漢詩文の表現・形態への視座より描き出される平安朝漢文学史。

目次

はじめに

―Ⅰ―
 1 平安朝漢文学史の輪郭―詩序を例として
 2 勅撰三集の唱和詩と述懐詩
 3 勅撰三集詩人の身分と文学
 4 承和への憧憬―文化史上の仁明朝の位置
 5 文徳朝以前と以後
 6 古今集時代の詩と歌

―Ⅱ―
 7 嵯峨天皇と惟良春道
 8 平安朝の楽府と菅原道真の〈新楽府〉
 9 『菅家文草』の成立
 10 詩の注記と『菅家文草』の編纂
 11 平安朝における『文選』の受容―中期を中心に
 12 延久三年「勧学会記」をめぐって―文事としての勧学会
 13 大江匡房「詩境記」考

―Ⅲ―
 14 坤元録屏風詩をめぐって
 15 和歌真名序考
 16 『基俊集』の贈答詩歌
 17 尚歯会の系譜
 18 嘉保の和歌尚歯会
 19 白河尚歯会記
 20 賦光源氏物語詩序

人名索引・書名索引・事項索引

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7,700
後藤昭雄 著 、勉誠社 、2012年4月 、464p 、A5判上製
平安朝文学史における漢文学の位置を定立する 勅撰三集が編まれ「応製奉和」の詩作が宮廷内に息づいた嵯峨~仁明朝。日本漢文学史上の画期において、詩文はいかなる場で為されたのか。 そして、漢詩から和歌へと宮廷文事の中心が移りゆく平安中期以降、漢詩文のあり方はどのように変化し、また、和歌文化にどのように作用していったのか。 政治的・社会的側面における詩作・詩人のあり方を捉えつつ、漢詩文の表現・形態への視座より描き出される平安朝漢文学史。 目次 はじめに ―Ⅰ―  1 平安朝漢文学史の輪郭―詩序を例として  2 勅撰三集の唱和詩と述懐詩  3 勅撰三集詩人の身分と文学  4 承和への憧憬―文化史上の仁明朝の位置  5 文徳朝以前と以後  6 古今集時代の詩と歌 ―Ⅱ―  7 嵯峨天皇と惟良春道  8 平安朝の楽府と菅原道真の〈新楽府〉  9 『菅家文草』の成立  10 詩の注記と『菅家文草』の編纂  11 平安朝における『文選』の受容―中期を中心に  12 延久三年「勧学会記」をめぐって―文事としての勧学会  13 大江匡房「詩境記」考 ―Ⅲ―  14 坤元録屏風詩をめぐって  15 和歌真名序考  16 『基俊集』の贈答詩歌  17 尚歯会の系譜  18 嘉保の和歌尚歯会  19 白河尚歯会記  20 賦光源氏物語詩序 人名索引・書名索引・事項索引 納入までに3週間ほどかかります。

新装版 近世蔵書文化論 地域〈知〉の形成と社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
工藤航平 著、勉誠社、2025、480p、A5判
近世日本における出版文化の隆盛、そして文書による行政・経済システムの発展は、都鄙・身分を問わず、それぞれの社会的環境のもとで〈知〉の形成・蓄積をうながした。
村落においては、当地における先例、行政や生活に関わる文書、そして書籍からの抜き書きなどを実務的な目的に併せて集成した編纂物が広く作成され、地域固有の〈知〉の源泉としてさまざまな場に応じて活用された。
地域で受け継がれるアーカイブズを「蔵書文化」という観点から読み解き、近世社会特有の〈知〉の構造を描き出す。
本書は2017年刊行の『近世蔵書文化論』(ISBN:978-4-585-22200-2)の新装版です。
目次
序 章
第一章 名主の村運営と編纂事業―編纂意図の変遷と特質―
第二章 訴願〈知〉の再構築と編纂事業
第三章 地域の課題解決と編纂物―地域史の共有と郡中一和―
第四章 地域情報の共有と編纂物文化
第五章 村役人の資質形成と書籍受容の特質
第六章 日本近世における村役人の資質と文字文化
第七章 地域社会における蔵書の構造と特質―蔵書目録から地域〈知〉を読み解く―
第八章 組合村文書の分割管理と文書認識―地域情報の共有と蔵書構築の基盤―
第九章 近世蔵書文化論
終 章 近世蔵書文化論の成果と展望
あとがき
初出一覧
発送までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,800
工藤航平 著 、勉誠社 、2025 、480p 、A5判
近世日本における出版文化の隆盛、そして文書による行政・経済システムの発展は、都鄙・身分を問わず、それぞれの社会的環境のもとで〈知〉の形成・蓄積をうながした。 村落においては、当地における先例、行政や生活に関わる文書、そして書籍からの抜き書きなどを実務的な目的に併せて集成した編纂物が広く作成され、地域固有の〈知〉の源泉としてさまざまな場に応じて活用された。 地域で受け継がれるアーカイブズを「蔵書文化」という観点から読み解き、近世社会特有の〈知〉の構造を描き出す。 本書は2017年刊行の『近世蔵書文化論』(ISBN:978-4-585-22200-2)の新装版です。 目次 序 章 第一章 名主の村運営と編纂事業―編纂意図の変遷と特質― 第二章 訴願〈知〉の再構築と編纂事業 第三章 地域の課題解決と編纂物―地域史の共有と郡中一和― 第四章 地域情報の共有と編纂物文化 第五章 村役人の資質形成と書籍受容の特質 第六章 日本近世における村役人の資質と文字文化 第七章 地域社会における蔵書の構造と特質―蔵書目録から地域〈知〉を読み解く― 第八章 組合村文書の分割管理と文書認識―地域情報の共有と蔵書構築の基盤― 第九章 近世蔵書文化論 終 章 近世蔵書文化論の成果と展望 あとがき 初出一覧 発送までに3週間ほどかかります。

重層と連関―続 中国故事受容論考

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,150 (送料:¥300~)
山田尚子 著、勉誠社、2016年3月、272p、A5判上製
「規範」が生み出す文化史上のダイナミズムを探る
前近代日本において、中国は大いなる先例としてあった。政治や文化のさまざまな局面において、中国に関する知識は規範として参照され、現実を規定していった。
一方で「知」の内在化は、観念としての古典中国の世界を増幅させ、連想の糸を紡ぎ合わせ、織り重ねることで、故事と表現とを結びつける新たな体系を創り出していった。
「規範」としての中国文化を日本人は如何に読み替え、自己のものとして変容させていったのか。
平安期を中心に、公文書や詩歌、物語や学問注釈の諸相を精緻に読み解くことで、日本文化における思考の枠組みを明らかにする。

目次

序 章

第一部 辞表の故事と表現

第一章 周公旦の故事と摂政
第二章 『日本三代実録』貞観八年八月二十二日条所引藤原良房表について―故事の表現と作者
第三章 辞表の「鶴」

第二部 物語・詩歌の表現とその背景

第四章 「月宮」の周辺
第五章 「龍」の司馬相如
第六章 中国故事と和歌─結題の本説の方法をめぐって

第三部 故事の継承と再構築

第七章 楊貴妃譚の変容─延慶本平家物語「楊貴妃被失事」をめぐって
第八章 『和漢朗詠註抄』についての再検討
第九章 朗詠注の成立と展開―『私注』欄上注への試みを兼ねて

終 章

あとがき
初出一覧

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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
7,150 (送料:¥300~)
山田尚子 著 、勉誠社 、2016年3月 、272p 、A5判上製
「規範」が生み出す文化史上のダイナミズムを探る 前近代日本において、中国は大いなる先例としてあった。政治や文化のさまざまな局面において、中国に関する知識は規範として参照され、現実を規定していった。 一方で「知」の内在化は、観念としての古典中国の世界を増幅させ、連想の糸を紡ぎ合わせ、織り重ねることで、故事と表現とを結びつける新たな体系を創り出していった。 「規範」としての中国文化を日本人は如何に読み替え、自己のものとして変容させていったのか。 平安期を中心に、公文書や詩歌、物語や学問注釈の諸相を精緻に読み解くことで、日本文化における思考の枠組みを明らかにする。 目次 序 章 第一部 辞表の故事と表現 第一章 周公旦の故事と摂政 第二章 『日本三代実録』貞観八年八月二十二日条所引藤原良房表について―故事の表現と作者 第三章 辞表の「鶴」 第二部 物語・詩歌の表現とその背景 第四章 「月宮」の周辺 第五章 「龍」の司馬相如 第六章 中国故事と和歌─結題の本説の方法をめぐって 第三部 故事の継承と再構築 第七章 楊貴妃譚の変容─延慶本平家物語「楊貴妃被失事」をめぐって 第八章 『和漢朗詠註抄』についての再検討 第九章 朗詠注の成立と展開―『私注』欄上注への試みを兼ねて 終 章 あとがき 初出一覧 納入までに3週間ほどかかります。
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和漢韻文文学の諸相

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
村上哲見著 浅見洋二・松尾肇子編集、勉誠社、2025、384p、A5判
唐宋期を中心とする中国文学およびその影響下で生み出された日本漢文学について、多くの注目すべき研究成果を発表してきた村上哲見。
これまで単行本未収録であった二十二編の論考を、「中国詞論」「中国文人論」「日本漢詩論」に分類して収載。
幅広い知見と深い読解と考察により研究を領導してきた泰斗による珠玉の論文集。
目次
まえがき 浅見洋二
第一部 中国詞論
1 中国韻文史序論簡説
2 中国の韻文文学諸様式の相互関係について
3 花間詞の声律
4 燭背・灯背ということ―読詞瑣記―
5 李煜の詞におもうこと
6 南宋の文人たち―姜白石をめぐって―
7 思惟の人と行動の人―朱子と辛稼軒の交遊―
8 『詞律』の著者、万樹について
9 毛沢東主席の詞
第二部 中国文人論
10 白居易と杭州・蘇州
11 白居易の杭州赴任をめぐって
12 東坡詩札記―「鄭州西門」について―
13 詩にみる蘇東坡の書論
14 蘇東坡と陸放翁
15 皇帝と文房趣味
第三部 日本漢詩論
16 『懷風藻』の韻文論的考察
17 『三体詩』の抄物
18 許六『和訓三体詩』をめぐって
19 『唐詩選』と嵩山房 ―江戸時代漢籍出版の一側面―
20 江戸時代の漢籍出版
21 江戸時代出版雑話
22 漢詩の魅力―夏目漱石と漢詩―
【座談会】 先学を語る―村上哲見先生―
三浦國雄・川合康三・松尾肇子・浅見洋二・萩原正樹・興膳宏
略歴
著作目録
あとがき 松尾肇子
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村上哲見著 浅見洋二・松尾肇子編集 、勉誠社 、2025 、384p 、A5判
唐宋期を中心とする中国文学およびその影響下で生み出された日本漢文学について、多くの注目すべき研究成果を発表してきた村上哲見。 これまで単行本未収録であった二十二編の論考を、「中国詞論」「中国文人論」「日本漢詩論」に分類して収載。 幅広い知見と深い読解と考察により研究を領導してきた泰斗による珠玉の論文集。 目次 まえがき 浅見洋二 第一部 中国詞論 1 中国韻文史序論簡説 2 中国の韻文文学諸様式の相互関係について 3 花間詞の声律 4 燭背・灯背ということ―読詞瑣記― 5 李煜の詞におもうこと 6 南宋の文人たち―姜白石をめぐって― 7 思惟の人と行動の人―朱子と辛稼軒の交遊― 8 『詞律』の著者、万樹について 9 毛沢東主席の詞 第二部 中国文人論 10 白居易と杭州・蘇州 11 白居易の杭州赴任をめぐって 12 東坡詩札記―「鄭州西門」について― 13 詩にみる蘇東坡の書論 14 蘇東坡と陸放翁 15 皇帝と文房趣味 第三部 日本漢詩論 16 『懷風藻』の韻文論的考察 17 『三体詩』の抄物 18 許六『和訓三体詩』をめぐって 19 『唐詩選』と嵩山房 ―江戸時代漢籍出版の一側面― 20 江戸時代の漢籍出版 21 江戸時代出版雑話 22 漢詩の魅力―夏目漱石と漢詩― 【座談会】 先学を語る―村上哲見先生― 三浦國雄・川合康三・松尾肇子・浅見洋二・萩原正樹・興膳宏 略歴 著作目録 あとがき 松尾肇子

訳注 琉球文学 『佐銘川大ぬし由来記』『周藺両姓記事』『思出草』『浮縄雅文集』『雨夜物語』『永峰和文』

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,440
島村幸一・小此木敏明・屋良健一郎 著、勉誠社、2022年3月、496p、A5判・上製
文化の結節点たる琉球においては、琉球語のみならず漢語・和語による諸種の文学作品が華ひらいた。それらは、琉球という場のもつ広がりを示す貴重な歴史資料でもある。
十八世紀前半期は、琉球王府による歴史資料の編纂事業が集中し、文芸が盛んな時代であった。氏族の歴史叙述が本格的に始まり、正史や地誌の編纂も行われた。家譜と正史、地誌の叙述により、物語としての歴史が作られていく。また、それと並行して、御取合(交際・交流)の文学としての和文学も展開した。
本書では、そのような時代に成立した6編の作品を取り上げ、校訂本文に注釈・現代語訳を付し、解説を加える。
琉球をどのように叙述し、どう認識させようとしているのか。琉球の歴史や地誌をどのような枠組みで描こうとしているのか。
琉球の歴史伝承叙述の意味づけを考える上で重要な作品を読み解く。

目次

序文
凡例

佐銘川大ぬし由来記
解説/本文/現代語訳/注釈

周藺両姓記事
解説/本文/現代語訳/注釈

思出草
解説/本文/現代語訳/注釈

浮縄雅文集
解説/本文/現代語訳/注釈

雨夜物語/永峰和文
解説/本文/現代語訳/注釈

あとがき
参考文献一覧
著者紹介

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島村幸一・小此木敏明・屋良健一郎 著 、勉誠社 、2022年3月 、496p 、A5判・上製
文化の結節点たる琉球においては、琉球語のみならず漢語・和語による諸種の文学作品が華ひらいた。それらは、琉球という場のもつ広がりを示す貴重な歴史資料でもある。 十八世紀前半期は、琉球王府による歴史資料の編纂事業が集中し、文芸が盛んな時代であった。氏族の歴史叙述が本格的に始まり、正史や地誌の編纂も行われた。家譜と正史、地誌の叙述により、物語としての歴史が作られていく。また、それと並行して、御取合(交際・交流)の文学としての和文学も展開した。 本書では、そのような時代に成立した6編の作品を取り上げ、校訂本文に注釈・現代語訳を付し、解説を加える。 琉球をどのように叙述し、どう認識させようとしているのか。琉球の歴史や地誌をどのような枠組みで描こうとしているのか。 琉球の歴史伝承叙述の意味づけを考える上で重要な作品を読み解く。 目次 序文 凡例 佐銘川大ぬし由来記 解説/本文/現代語訳/注釈 周藺両姓記事 解説/本文/現代語訳/注釈 思出草 解説/本文/現代語訳/注釈 浮縄雅文集 解説/本文/現代語訳/注釈 雨夜物語/永峰和文 解説/本文/現代語訳/注釈 あとがき 参考文献一覧 著者紹介 納入までに3週間ほどかかります。

東アジアの短詩形文学 俳句・時調・漢詩(アジア遊学152)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
静永健・川平敏文 編、勉誠社、2012、256p、A5判
世界で最も文字数の少ない文学「俳句」、五言・七言の句より構成される「漢詩」、そして三章六句の抒情詩「時調(シジョ)」・・・。
東アジアには古来、短い字数でかつ雄大な空間、悠久の時間をとらえる文学のかたちがあった。
日中韓そして古代から現代へと、空間・時間を超えて共有される、研ぎ澄まされた言葉が織りなす短詩形文学の小宇宙を垣間見る。
目次
〈みじかいうた〉に咲く宇宙(コスモス) 静永健
雪・月・花のとき君をおもう―平安京、白楽天詩ことはじめ 静永健
漢詩の歌枕―詩跡 佐藤浩一
名作の楽しみ方―王之渙の「鸛鵲樓を登る」詩について 陳翀
王維のクオリアを探る―「輞川集」にみる〈光と音の交錯する世界〉 内田誠一
中唐の名句名言―人生の四季 諸田龍美
清風明月 人の管する無し 中尾健一郎
日本人が読んだ陸游―『増続陸放翁詩選』所収の絶句について 甲斐雄一
唐宋詞の名句―『草堂詩余』から 萩原正樹
藤原宇合の『論語』受容 ―『懐風藻』所載藤原宇合詩序二篇を手がかりとして 髙田宗平
仇を報ずるに恩を以てする―家康立功の大秘文 大渕貴之
三章六句の抒情―「時調」 中尾友香梨
時調と“サラン”―K-Popを考えながら 兪玉姫
韓国国際俳句の最新事情―郭大基氏の韓国俳句研究院の活動 東聖子
タガログ語ハイクについての考察 ―Gonzalo K. FloresとJose V. Panganibanを中心に 酒村有希
ほか
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静永健・川平敏文 編 、勉誠社 、2012 、256p 、A5判
世界で最も文字数の少ない文学「俳句」、五言・七言の句より構成される「漢詩」、そして三章六句の抒情詩「時調(シジョ)」・・・。 東アジアには古来、短い字数でかつ雄大な空間、悠久の時間をとらえる文学のかたちがあった。 日中韓そして古代から現代へと、空間・時間を超えて共有される、研ぎ澄まされた言葉が織りなす短詩形文学の小宇宙を垣間見る。 目次 〈みじかいうた〉に咲く宇宙(コスモス) 静永健 雪・月・花のとき君をおもう―平安京、白楽天詩ことはじめ 静永健 漢詩の歌枕―詩跡 佐藤浩一 名作の楽しみ方―王之渙の「鸛鵲樓を登る」詩について 陳翀 王維のクオリアを探る―「輞川集」にみる〈光と音の交錯する世界〉 内田誠一 中唐の名句名言―人生の四季 諸田龍美 清風明月 人の管する無し 中尾健一郎 日本人が読んだ陸游―『増続陸放翁詩選』所収の絶句について 甲斐雄一 唐宋詞の名句―『草堂詩余』から 萩原正樹 藤原宇合の『論語』受容 ―『懐風藻』所載藤原宇合詩序二篇を手がかりとして 髙田宗平 仇を報ずるに恩を以てする―家康立功の大秘文 大渕貴之 三章六句の抒情―「時調」 中尾友香梨 時調と“サラン”―K-Popを考えながら 兪玉姫 韓国国際俳句の最新事情―郭大基氏の韓国俳句研究院の活動 東聖子 タガログ語ハイクについての考察 ―Gonzalo K. FloresとJose V. Panganibanを中心に 酒村有希 ほか

東アジアの王権と宗教(アジア遊学151)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,840
小島毅 編、勉誠社、2012年3月、224p、A5判並製
天皇は歴史的に宗教とどう関わってきたのか?アジア各地の王権はどう違うのか?そもそも中国皇帝の権威の源泉はどこにあったのか?中国伝来の芸術(絵画や音楽)が日本でとげた展開とは?
権力が宗教と結びついた時に国家とその文化・芸術が受ける影響関係について、文学・歴史学・思想史学など多分野の視角から検証する。

目次
 
序 言/小島 毅

中世日本の「王権」/近藤成一
日本における王法と仏法/蓑輪顕量
漢代の郊祀と都城の空間/佐川英治
儒教経学と王権/小島 毅
朝鮮時代の君臣関係と王権/六反田豊
古代日本における祭祀と王権―斎宮制度の展開と王権/本橋裕美
古代天皇における孝徳―歴史書と物語文学を通じて/趙 秀全
嵯峨朝・仁明朝の王権と東アジア/河添房江
道教と唐宋王朝/横手 裕
近世フランスの王権と宗教―比較の視点から/深沢克己
近世日本における中国伝来音楽の諸相―明清楽を中心に/加藤 徹
清末士大夫の見た西洋議会制―いかにして理想の君民関係を築くか/小野泰教
「生き返らせる」田中正造研究批判/商 兆琦
宗教団体法にみる国家と「宗教」/新野和暢
「桃鳩」イメージの変容―王権の表象から平和の象徴へ/板倉聖哲

後 記/小島 毅

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小島毅 編 、勉誠社 、2012年3月 、224p 、A5判並製
天皇は歴史的に宗教とどう関わってきたのか?アジア各地の王権はどう違うのか?そもそも中国皇帝の権威の源泉はどこにあったのか?中国伝来の芸術(絵画や音楽)が日本でとげた展開とは? 権力が宗教と結びついた時に国家とその文化・芸術が受ける影響関係について、文学・歴史学・思想史学など多分野の視角から検証する。 目次   序 言/小島 毅 中世日本の「王権」/近藤成一 日本における王法と仏法/蓑輪顕量 漢代の郊祀と都城の空間/佐川英治 儒教経学と王権/小島 毅 朝鮮時代の君臣関係と王権/六反田豊 古代日本における祭祀と王権―斎宮制度の展開と王権/本橋裕美 古代天皇における孝徳―歴史書と物語文学を通じて/趙 秀全 嵯峨朝・仁明朝の王権と東アジア/河添房江 道教と唐宋王朝/横手 裕 近世フランスの王権と宗教―比較の視点から/深沢克己 近世日本における中国伝来音楽の諸相―明清楽を中心に/加藤 徹 清末士大夫の見た西洋議会制―いかにして理想の君民関係を築くか/小野泰教 「生き返らせる」田中正造研究批判/商 兆琦 宗教団体法にみる国家と「宗教」/新野和暢 「桃鳩」イメージの変容―王権の表象から平和の象徴へ/板倉聖哲 後 記/小島 毅 納入までに3週間ほどかかります。

中国の名作をどう読むか 真の主題を見極める

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,270
下定雅弘、勉誠社、2025、592p、A5判
中国の古典には、王羲之「蘭亭序」、杜甫「感時花濺涙、恨別鳥驚心」、沈既済『枕中記』、李商隠「夕陽無限好、只是近黄昏」など名作・名句と言われながら、その主題や解釈に議論があるものが少なくない。それら未解決の名作を取り上げ、あくまで原文に即しつつ、一字一句の典拠や作品の背景を究明し、あまたの議論に終止符を打つ。
好評を博した『中国古典をどう読むか――規範からの逸脱、規範への回帰』の姉妹版。
目次
はじめに
第一章  王羲之「蘭亭序」―死への恐れと悲しみ
第二章  陶淵明「飲酒二十首」―官界から田園へのはざまで
第三章  柳宗元の愚渓と謝霊運の始寧―わが園林への愛
第四章  杜甫「春望」の「感時花濺涙、恨別鳥驚心」―「花」も「鳥」も詩人と一つ
第五章  沈既済『枕中記』―幸せの鍵は欲をおさえることに
補 論  李公佐『南柯太守伝』―人生は不可知の何者かに操られている
第六章  『杜子春伝』―いかなる情よりも深い母の愛
第七章  白居易「琵琶引」―自分と女性と音楽への愛の結晶
第八章  白居易「燕子楼三首」―主人を亡くした妓女の悲哀への共鳴
第九章  李商隠「夕陽無限好、只是近黄昏」―「只是」は「しかし」か「ひたすら」か
第十章  李商隠「曲江」の「傷春」―時代の惨劇に関われない痛苦
第十一章 蘇東坡の酒―生涯のこよなき伴侶
あとがき
参考文献
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下定雅弘 、勉誠社 、2025 、592p 、A5判
中国の古典には、王羲之「蘭亭序」、杜甫「感時花濺涙、恨別鳥驚心」、沈既済『枕中記』、李商隠「夕陽無限好、只是近黄昏」など名作・名句と言われながら、その主題や解釈に議論があるものが少なくない。それら未解決の名作を取り上げ、あくまで原文に即しつつ、一字一句の典拠や作品の背景を究明し、あまたの議論に終止符を打つ。 好評を博した『中国古典をどう読むか――規範からの逸脱、規範への回帰』の姉妹版。 目次 はじめに 第一章  王羲之「蘭亭序」―死への恐れと悲しみ 第二章  陶淵明「飲酒二十首」―官界から田園へのはざまで 第三章  柳宗元の愚渓と謝霊運の始寧―わが園林への愛 第四章  杜甫「春望」の「感時花濺涙、恨別鳥驚心」―「花」も「鳥」も詩人と一つ 第五章  沈既済『枕中記』―幸せの鍵は欲をおさえることに 補 論  李公佐『南柯太守伝』―人生は不可知の何者かに操られている 第六章  『杜子春伝』―いかなる情よりも深い母の愛 第七章  白居易「琵琶引」―自分と女性と音楽への愛の結晶 第八章  白居易「燕子楼三首」―主人を亡くした妓女の悲哀への共鳴 第九章  李商隠「夕陽無限好、只是近黄昏」―「只是」は「しかし」か「ひたすら」か 第十章  李商隠「曲江」の「傷春」―時代の惨劇に関われない痛苦 第十一章 蘇東坡の酒―生涯のこよなき伴侶 あとがき 参考文献 初出一覧

マハーバーラタ入門 インド神話の世界

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,980
沖田瑞穂 著、勉誠社、2019年5月、240p、46判
ここに存するものは他にもある。
しかし、ここに存しないものは、他のどこにも存しない―

神話・教説・哲学が織り込まれた古代インド叙事詩『マハーバーラタ』。
18巻・十万詩節からなるヒンドゥー教の聖典を1冊にまとめた画期的入門書!!
英雄・アルジュナ、宿敵・カルナ、ヴィシュヌの化身・クリシュナ、絶世の美女・ドラウパディー…。神々・英雄たちが活躍する今話題の『マハーバーラタ』が一冊で丸わかり!

★『マハーバーラタ』とは…
サンスクリット語で書かれ、全18巻、約10万もの詩節より成る古代インド叙事詩。「マハーバーラタ」は、「マハー(偉大な)・バラタ族」=「バラタ族の物語」という意味。
従兄弟同士の戦争物語を主筋とし、その間に多くの神話、教説、哲学が織り込まれた、膨大な書物である。物語では、何億という人間が戦争で命を落とし、生き残るのはたったの10人であるため、この物語を「寂静の情趣(シャーンタ・ラサ)」とよぶこともある。

【本書の特色】
◎長大な物語を、4章構成とし、それぞれ「主筋」・「挿話」に分け、わかりやすく解説。
◎神話モチーフの読み解き、他地域の神話との類似点や相違点、登場人物についての豆知識など『マハーバーラタ』がより深く楽しめる多数のコラムを掲載。
◎英雄たちの系図、登場人物一覧、索引など充実の附録。

目次

はじめに
◆附録―あらすじ
◆附録―主要登場人物一覧
◆附録―系図

第1章 はじまりの神話
第2章 繁栄
第3章 追放
第4章 戦争と死
コラム一覧

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沖田瑞穂 著 、勉誠社 、2019年5月 、240p 、46判
ここに存するものは他にもある。 しかし、ここに存しないものは、他のどこにも存しない― 神話・教説・哲学が織り込まれた古代インド叙事詩『マハーバーラタ』。 18巻・十万詩節からなるヒンドゥー教の聖典を1冊にまとめた画期的入門書!! 英雄・アルジュナ、宿敵・カルナ、ヴィシュヌの化身・クリシュナ、絶世の美女・ドラウパディー…。神々・英雄たちが活躍する今話題の『マハーバーラタ』が一冊で丸わかり! ★『マハーバーラタ』とは… サンスクリット語で書かれ、全18巻、約10万もの詩節より成る古代インド叙事詩。「マハーバーラタ」は、「マハー(偉大な)・バラタ族」=「バラタ族の物語」という意味。 従兄弟同士の戦争物語を主筋とし、その間に多くの神話、教説、哲学が織り込まれた、膨大な書物である。物語では、何億という人間が戦争で命を落とし、生き残るのはたったの10人であるため、この物語を「寂静の情趣(シャーンタ・ラサ)」とよぶこともある。 【本書の特色】 ◎長大な物語を、4章構成とし、それぞれ「主筋」・「挿話」に分け、わかりやすく解説。 ◎神話モチーフの読み解き、他地域の神話との類似点や相違点、登場人物についての豆知識など『マハーバーラタ』がより深く楽しめる多数のコラムを掲載。 ◎英雄たちの系図、登場人物一覧、索引など充実の附録。 目次 はじめに ◆附録―あらすじ ◆附録―主要登場人物一覧 ◆附録―系図 第1章 はじまりの神話 第2章 繁栄 第3章 追放 第4章 戦争と死 コラム一覧 納入までに3週間ほどかかります。

増補改訂 江戸の異性装者たち: セクシュアルマイノリティの理解のために

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
長島淳子 (著)、勉誠社、2023年12月、312p、四六判
多様な性のかたち
性規範のもとで葛藤・苦悩する人々。
男装を禁止されても止めず遠島に処された女、女装姿で貸金業を営み女に求婚した男、男同士の夫婦、陰間茶屋で男色に従事する美少年たち―。
社会規範からの逸脱の実態を記録した事件史料を読み解く。
第五章として、「セクシュアルマイノリティ研究の現在」の一章を増補し、装いを新たに刊行!

*本書『江戸の異性装者たち』(ISBN:978-4-585-22198-2、2017年11月刊行)の増補改訂版です。

目次

増補改訂版にあたって はじめに
はじめに
《ヨーロッパの同性愛者への抑圧》
第一章 女性の異性装をめぐって
 第一節 たけの最初の罪
 第二節 たけ、再登場
 第三節 近世ヨーロッパとの比較

第二章 男性の異性装と男色の歴史的位相
 第一節 青山千駄ヶ谷、お琴の一件
 第二節 歌舞伎と男色
 第三節 江戸の男色をめぐる諸規制
 第四節 服装規制にみる近代・近世

第三章 男性カップルたち
 第一節 鳶職金五郎と女髪結はつのケース
 第二節 縫箔職重吉と新内師匠小若のケース

第四章 多様な愛のかたち―レズビアン/シスター
 第一節 女性同性愛をめぐる動向
 第二節 江戸の女性同性愛
 第三節 入水事件から愛のかたちを考える

第五章 セクシュアルマイノリティ研究の現在
 第一節 出版後の反響と美術館の企画展示
 第二節 滝沢馬琴の『兎園小説 余録』
 第三節 『兎園小説 余禄』収載の二人の記事

おわりに

参考文献
あとがき
増補改訂版あとがき
索引

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3,520
長島淳子 (著) 、勉誠社 、2023年12月 、312p 、四六判
多様な性のかたち 性規範のもとで葛藤・苦悩する人々。 男装を禁止されても止めず遠島に処された女、女装姿で貸金業を営み女に求婚した男、男同士の夫婦、陰間茶屋で男色に従事する美少年たち―。 社会規範からの逸脱の実態を記録した事件史料を読み解く。 第五章として、「セクシュアルマイノリティ研究の現在」の一章を増補し、装いを新たに刊行! *本書『江戸の異性装者たち』(ISBN:978-4-585-22198-2、2017年11月刊行)の増補改訂版です。 目次 増補改訂版にあたって はじめに はじめに 《ヨーロッパの同性愛者への抑圧》 第一章 女性の異性装をめぐって  第一節 たけの最初の罪  第二節 たけ、再登場  第三節 近世ヨーロッパとの比較 第二章 男性の異性装と男色の歴史的位相  第一節 青山千駄ヶ谷、お琴の一件  第二節 歌舞伎と男色  第三節 江戸の男色をめぐる諸規制  第四節 服装規制にみる近代・近世 第三章 男性カップルたち  第一節 鳶職金五郎と女髪結はつのケース  第二節 縫箔職重吉と新内師匠小若のケース 第四章 多様な愛のかたち―レズビアン/シスター  第一節 女性同性愛をめぐる動向  第二節 江戸の女性同性愛  第三節 入水事件から愛のかたちを考える 第五章 セクシュアルマイノリティ研究の現在  第一節 出版後の反響と美術館の企画展示  第二節 滝沢馬琴の『兎園小説 余録』  第三節 『兎園小説 余禄』収載の二人の記事 おわりに 参考文献 あとがき 増補改訂版あとがき 索引 納入までに3週間ほどかかります。

谷崎潤一郎 中国体験と物語の力(アジア遊学200)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
千葉俊二・銭暁波 編、勉誠社、2016、208p、A5判
カバーに汚れあり。
中国を旅した谷崎潤一郎は、そこで何を見たのか、どんな影響を受けたのか、そしてそれをどのような物語として表現したのか。
体験と表象の両面から、中国、上海と創作の関わりを考察。
日本、中国、欧米の研究者による論考を掲載し、世界の読者が読む谷崎の世界を提示する。
目次
はじめに 千葉俊二
Ⅰ 物語の力
座談会 物語の力―上海の谷崎潤一郎 千葉俊二×銭暁波×日高佳紀×秦剛
物語る力―谷崎潤一郎の物語方法 千葉俊二
文学モデルとしての推理小説―谷崎潤一郎の場合  アンヌ・バヤール=坂井
Ⅱ 中国体験と物語
「お伽噺」としての谷崎文学―「オリエンタリズム」批判再考 清水良典
陰翳礼讃の端緒としての「西湖の月」 山口政幸
十年一覚揚州夢―谷崎潤一郎「鶴唳」論  林茜茜
「隠逸思想」に隠れる分身の物語―『鶴唳』論  銭暁波
谷崎潤一郎と田漢―書物・映画・翻訳を媒介とした出会いと交流  秦剛
Ⅲ 物語の変容―中国旅行前後
『嘆きの門』から『痴人の愛』へ―谷崎潤一郎・中国旅行前後の都市表象の変容 日高佳紀
都市空間の物語―横浜と『痴人の愛』  ルイーザ・ビエナーティ
「卍」の幾何学  スティーヴン・リジリー
『アラビアン・ナイト』から〈歌〉へ―「蓼喰ふ蟲」の成立前後 細川光洋
放浪するプリンスたちと毀損された物語―〈話の筋〉論争から「谷崎源氏」、そして村上春樹「海辺のカフカ」へ 西野厚志
ほか
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2,200
千葉俊二・銭暁波 編 、勉誠社 、2016 、208p 、A5判
カバーに汚れあり。 中国を旅した谷崎潤一郎は、そこで何を見たのか、どんな影響を受けたのか、そしてそれをどのような物語として表現したのか。 体験と表象の両面から、中国、上海と創作の関わりを考察。 日本、中国、欧米の研究者による論考を掲載し、世界の読者が読む谷崎の世界を提示する。 目次 はじめに 千葉俊二 Ⅰ 物語の力 座談会 物語の力―上海の谷崎潤一郎 千葉俊二×銭暁波×日高佳紀×秦剛 物語る力―谷崎潤一郎の物語方法 千葉俊二 文学モデルとしての推理小説―谷崎潤一郎の場合  アンヌ・バヤール=坂井 Ⅱ 中国体験と物語 「お伽噺」としての谷崎文学―「オリエンタリズム」批判再考 清水良典 陰翳礼讃の端緒としての「西湖の月」 山口政幸 十年一覚揚州夢―谷崎潤一郎「鶴唳」論  林茜茜 「隠逸思想」に隠れる分身の物語―『鶴唳』論  銭暁波 谷崎潤一郎と田漢―書物・映画・翻訳を媒介とした出会いと交流  秦剛 Ⅲ 物語の変容―中国旅行前後 『嘆きの門』から『痴人の愛』へ―谷崎潤一郎・中国旅行前後の都市表象の変容 日高佳紀 都市空間の物語―横浜と『痴人の愛』  ルイーザ・ビエナーティ 「卍」の幾何学  スティーヴン・リジリー 『アラビアン・ナイト』から〈歌〉へ―「蓼喰ふ蟲」の成立前後 細川光洋 放浪するプリンスたちと毀損された物語―〈話の筋〉論争から「谷崎源氏」、そして村上春樹「海辺のカフカ」へ 西野厚志 ほか

日中韓の武将伝(アジア遊学173)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
井上泰至・長尾直茂・鄭炳説 編、勉誠社、2014、192 p、A5判
表紙に汚れあり。
戦争が生み出す英雄は、リスクを取って勝利する物語の魅力を放つ。またその戦略や統率のモラルは教育、会社、ひいては国家を考える重要な視角にもなりうる。戦争の人間学は、人文科学の重要な資源なのである。
本書では漢字文化圏であると同時に、個別に花開いていった日・中・韓の武将伝の「偏差」を浮かび上がらせ、三者を比較することにより、文化伝播の様相を総体的かつ相互交流的に捉える。
目次
提言―東アジアの武将伝という問題設定 井上泰至

日本―武将・武士
『義貞軍記』と武士の価値観 佐伯真一
江戸時代の武将伝の問題系 井上泰至
後藤又兵衛と堺 高橋圭一
〈薩琉軍記〉にみる武将伝 目黒将史
描かれた異国合戦―『絵本朝鮮軍記』『絵本和田軍記』の挿絵について 藤沢毅
朝鮮軍記物浄瑠璃作品における武将・小西行長像 原田真澄

中国―軍略家・武神 
日本漢詩文に見る楠正成像―諸葛孔明との関連において 長尾直茂
三国志の軍神像(関羽) 渡辺義浩
王守仁―いくさを嫌った名将 小島毅
道教における武神の発展―元帥神を中心に 二階堂善弘
中国の兵書 湯浅邦弘

韓半島―救国の英雄
東アジアにおける『三国志演義』の受容と展開―朝鮮の事例を中心に 染谷智幸
近代韓国語小説『壬辰兵乱清正実記』について 金時徳
英雄型武将の原型、金庾信 鄭在珉
文治政権下の武人像、林慶業 鄭炳説
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2,200
井上泰至・長尾直茂・鄭炳説 編 、勉誠社 、2014 、192 p 、A5判
表紙に汚れあり。 戦争が生み出す英雄は、リスクを取って勝利する物語の魅力を放つ。またその戦略や統率のモラルは教育、会社、ひいては国家を考える重要な視角にもなりうる。戦争の人間学は、人文科学の重要な資源なのである。 本書では漢字文化圏であると同時に、個別に花開いていった日・中・韓の武将伝の「偏差」を浮かび上がらせ、三者を比較することにより、文化伝播の様相を総体的かつ相互交流的に捉える。 目次 提言―東アジアの武将伝という問題設定 井上泰至 日本―武将・武士 『義貞軍記』と武士の価値観 佐伯真一 江戸時代の武将伝の問題系 井上泰至 後藤又兵衛と堺 高橋圭一 〈薩琉軍記〉にみる武将伝 目黒将史 描かれた異国合戦―『絵本朝鮮軍記』『絵本和田軍記』の挿絵について 藤沢毅 朝鮮軍記物浄瑠璃作品における武将・小西行長像 原田真澄 中国―軍略家・武神  日本漢詩文に見る楠正成像―諸葛孔明との関連において 長尾直茂 三国志の軍神像(関羽) 渡辺義浩 王守仁―いくさを嫌った名将 小島毅 道教における武神の発展―元帥神を中心に 二階堂善弘 中国の兵書 湯浅邦弘 韓半島―救国の英雄 東アジアにおける『三国志演義』の受容と展開―朝鮮の事例を中心に 染谷智幸 近代韓国語小説『壬辰兵乱清正実記』について 金時徳 英雄型武将の原型、金庾信 鄭在珉 文治政権下の武人像、林慶業 鄭炳説

朝鮮の国家形成と東アジア

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
武田幸男 著、勉誠社、2025年7月、608p、A5判上製
幅広い史料の実証的分析により、古代の政治・社会を浮き彫りにしてきた朝鮮史・東アジア史研究の泰斗、武田幸男。
三韓から三国にいたる国家形成期の重要テーマを論じた珠玉の論考・講演録を収録。
古代東アジア史を考えるうえで日本史研究者も必携・必読の書。

目次

序言 『朝鮮の国家形成と東アジア』編集協力者一同

第一編 『三国志』東夷伝と東方諸種族
 第一章 奴隷制と封建制
 第二章 魏志東夷伝にみえる下戸問題
 第三章 三韓社会における辰王と臣智

第二編 広開土王碑と東アジア
 第一章 四~五世紀の朝鮮諸国
 第二章 好太王碑の難しさ
 第三章 広開土王碑の百済と倭
 第四章 好太王の時代―四・五世紀の高句麗と東アジア―
 第五章 碑文からみた四、五世紀の高句麗
 第六章 広開土王碑おぼえがき
 第七章 広開土王碑の真意をたずねて
 第八章 集安・高句麗二碑の研究に寄せて

第三編 朝鮮三国の国家形成
 第一章 朝鮮の国家形成と三国
 第二章 五~六世紀東アジア史の一視点―高句麗「中原碑」から新羅「赤城碑」ヘ―
 第三章 六世紀における朝鮮三国の国家体制
 第四章 朝鮮三国の国家形成
 第五章 朝鮮諸国の古代国家形成

第四編 古代東アジア史の諸相
 第一章 「始祖廟」記事と高句麗王系
 第二章 徳興里壁画古墳被葬者の出自と経歴
 第三章 『高麗記』と高句麗情勢
 第四章 新羅の骨品体制社会
 第五章 平西将軍・倭隋の解釈―五世紀の倭国政権にふれて―

初出一覧
索引

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13,200
武田幸男 著 、勉誠社 、2025年7月 、608p 、A5判上製
幅広い史料の実証的分析により、古代の政治・社会を浮き彫りにしてきた朝鮮史・東アジア史研究の泰斗、武田幸男。 三韓から三国にいたる国家形成期の重要テーマを論じた珠玉の論考・講演録を収録。 古代東アジア史を考えるうえで日本史研究者も必携・必読の書。 目次 序言 『朝鮮の国家形成と東アジア』編集協力者一同 第一編 『三国志』東夷伝と東方諸種族  第一章 奴隷制と封建制  第二章 魏志東夷伝にみえる下戸問題  第三章 三韓社会における辰王と臣智 第二編 広開土王碑と東アジア  第一章 四~五世紀の朝鮮諸国  第二章 好太王碑の難しさ  第三章 広開土王碑の百済と倭  第四章 好太王の時代―四・五世紀の高句麗と東アジア―  第五章 碑文からみた四、五世紀の高句麗  第六章 広開土王碑おぼえがき  第七章 広開土王碑の真意をたずねて  第八章 集安・高句麗二碑の研究に寄せて 第三編 朝鮮三国の国家形成  第一章 朝鮮の国家形成と三国  第二章 五~六世紀東アジア史の一視点―高句麗「中原碑」から新羅「赤城碑」ヘ―  第三章 六世紀における朝鮮三国の国家体制  第四章 朝鮮三国の国家形成  第五章 朝鮮諸国の古代国家形成 第四編 古代東アジア史の諸相  第一章 「始祖廟」記事と高句麗王系  第二章 徳興里壁画古墳被葬者の出自と経歴  第三章 『高麗記』と高句麗情勢  第四章 新羅の骨品体制社会  第五章 平西将軍・倭隋の解釈―五世紀の倭国政権にふれて― 初出一覧 索引 納入までに3週間ほどかかります。

遣唐使から巡礼僧へ (石井正敏著作集 2)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
石井正敏 著/村井章介・榎本渉・河内春人 編、勉誠社、2018年7月、512p、A5判・上製
虚心に史料と対峙し、地域・時代を越えて数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡
国家間の外交を主軸とする時代から僧が個人として渡航する時代へ。
東アジア世界の展開とともに変容する古代・中世の対外関係を活写した22編の必読論文を集成。

目次

序 言 村井章介・榎本渉・河内春人

Ⅰ 遣唐使
1 外交関係―遣唐使を中心に―
2 遣唐使の貿易活動
3 遣唐使と新羅・渤海
4 唐の「将軍呉懐實」について
5 大伴古麻呂奏言について―虚構説の紹介とその問題点―
6 いわゆる遣唐使の停止について―『日本紀略』停止記事の検討―
7 寛平六年の遣唐使計画について
8 寛平六年の遣唐使計画と新羅の海賊
9 『古語拾遺』の識語について
10 宇佐八幡黄金説話と遣唐使
11 遣唐使と語学

Ⅱ 巡礼僧と成尋
12 遣唐使以後の中国渡航者とその出国手続きについて
13 入宋巡礼僧
14 入宋僧奝然のこと―歴史上の人物の評価をめぐって―
15 成尋―一見するための百聞に努めた入宋僧―
16 成尋生没年考
17 入宋僧成尋の夢と備中国新山寺
18 『成尋阿闍梨母集』にみえる成尋ならびに従僧の書状について
19 源隆国宛成尋書状について
20 入宋僧成尋のことなど
21 『参天台五臺山記』研究所感―虚心に史料を読む、ということ―
22 『参天台五臺山記』にみえる「問官」について

第二巻初出一覧
訂正一覧
索 引

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10,450
石井正敏 著/村井章介・榎本渉・河内春人 編 、勉誠社 、2018年7月 、512p 、A5判・上製
虚心に史料と対峙し、地域・時代を越えて数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡 国家間の外交を主軸とする時代から僧が個人として渡航する時代へ。 東アジア世界の展開とともに変容する古代・中世の対外関係を活写した22編の必読論文を集成。 目次 序 言 村井章介・榎本渉・河内春人 Ⅰ 遣唐使 1 外交関係―遣唐使を中心に― 2 遣唐使の貿易活動 3 遣唐使と新羅・渤海 4 唐の「将軍呉懐實」について 5 大伴古麻呂奏言について―虚構説の紹介とその問題点― 6 いわゆる遣唐使の停止について―『日本紀略』停止記事の検討― 7 寛平六年の遣唐使計画について 8 寛平六年の遣唐使計画と新羅の海賊 9 『古語拾遺』の識語について 10 宇佐八幡黄金説話と遣唐使 11 遣唐使と語学 Ⅱ 巡礼僧と成尋 12 遣唐使以後の中国渡航者とその出国手続きについて 13 入宋巡礼僧 14 入宋僧奝然のこと―歴史上の人物の評価をめぐって― 15 成尋―一見するための百聞に努めた入宋僧― 16 成尋生没年考 17 入宋僧成尋の夢と備中国新山寺 18 『成尋阿闍梨母集』にみえる成尋ならびに従僧の書状について 19 源隆国宛成尋書状について 20 入宋僧成尋のことなど 21 『参天台五臺山記』研究所感―虚心に史料を読む、ということ― 22 『参天台五臺山記』にみえる「問官」について 第二巻初出一覧 訂正一覧 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

知っておきたい和食の文化

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
佐藤洋一郎 編、勉誠社、2022、396p、46判
日本人と外国人にとっての和食はどう違うのか? 
江戸時代の人々はどのような料理を食べていたのか?
鯨食は日本の伝統文化なのか?
そもそも和食って何?
一口に和食といっても、その意味するところは、地域や国によって様々である。
本書では、伝統的な日本の食文化を「和食文化」と定義し、様々な謎や疑問について、歴史や材料など多角的に探り、文化を守る取り組みも紹介する。
目次
はじめに 佐藤洋一郎
和食の空間・和食のいろいろ
第1章 外から見た和食 アイスン・ウヤル槙林
第2章 東の和食、西の和食 佐藤洋一郎
対談 佐藤洋一郎×熊谷真菜―「コナモンは和食である」 
コラム 外国人の見た和食 朝倉敏夫
コラム 関西のパン事情 柿木央久
和食の歴史・和食の変遷
第3章 江戸時代から学ぶ「未来の食」 鎌谷かおる・野中朋美
第4章 戦後家庭料理の変遷―「社会が変わる・台所が変わる」 奥村彪生
第5章 鯨食の地域性と保守性―コールドチェーンが変えた鯨食文化 赤嶺淳
和食の材料
第6章 和食と魚 石川智士
第7章 和食は、どのように作られるのか? 佐藤洋一郎・石川智士
第8章 和食科学分野の研究テーマの見つけ方と進め方 中村考志
コラム 「はりはり鍋」は和食文化における健康増進の知恵? 中村考志
和食の思想・宗教・教育
第9章 和食と宗教 末原達郎
第10章 和食とサービス 平本毅
第11章 茄子の花と食育 櫻井要
第12章 和食と教養 濱崎加奈子
第13章 和食の総合政策 新川達郎
ほか
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3,080
佐藤洋一郎 編 、勉誠社 、2022 、396p 、46判
日本人と外国人にとっての和食はどう違うのか?  江戸時代の人々はどのような料理を食べていたのか? 鯨食は日本の伝統文化なのか? そもそも和食って何? 一口に和食といっても、その意味するところは、地域や国によって様々である。 本書では、伝統的な日本の食文化を「和食文化」と定義し、様々な謎や疑問について、歴史や材料など多角的に探り、文化を守る取り組みも紹介する。 目次 はじめに 佐藤洋一郎 和食の空間・和食のいろいろ 第1章 外から見た和食 アイスン・ウヤル槙林 第2章 東の和食、西の和食 佐藤洋一郎 対談 佐藤洋一郎×熊谷真菜―「コナモンは和食である」  コラム 外国人の見た和食 朝倉敏夫 コラム 関西のパン事情 柿木央久 和食の歴史・和食の変遷 第3章 江戸時代から学ぶ「未来の食」 鎌谷かおる・野中朋美 第4章 戦後家庭料理の変遷―「社会が変わる・台所が変わる」 奥村彪生 第5章 鯨食の地域性と保守性―コールドチェーンが変えた鯨食文化 赤嶺淳 和食の材料 第6章 和食と魚 石川智士 第7章 和食は、どのように作られるのか? 佐藤洋一郎・石川智士 第8章 和食科学分野の研究テーマの見つけ方と進め方 中村考志 コラム 「はりはり鍋」は和食文化における健康増進の知恵? 中村考志 和食の思想・宗教・教育 第9章 和食と宗教 末原達郎 第10章 和食とサービス 平本毅 第11章 茄子の花と食育 櫻井要 第12章 和食と教養 濱崎加奈子 第13章 和食の総合政策 新川達郎 ほか 納入までに3週間ほどかかります。

東アジアにおける旅の表象 異文化交流の文学史(アジア遊学182)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
王成・小峯和明 編、勉誠社、2015、224p、A5判
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。
古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。
目次
序言 王成・小峯和明
Ⅰ 古典文学と旅の表象
天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明
日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬
悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽
【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹
『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅
平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵
江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明
【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華
Ⅰ 古典文学と旅の表象
天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明
日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬
悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽
【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹
『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅
平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵
江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明
【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華
ほか
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
2,640
王成・小峯和明 編 、勉誠社 、2015 、224p 、A5判
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。 古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。 目次 序言 王成・小峯和明 Ⅰ 古典文学と旅の表象 天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明 日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬 悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽 【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹 『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅 平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵 江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明 【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華 Ⅰ 古典文学と旅の表象 天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明 日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬 悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽 【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹 『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅 平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵 江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明 【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華 ほか

貸本問屋と貸本文化 娯楽的書籍の出版・流通・受容

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
松永瑠成 著、勉誠社、2025年2月、672p、A5判上製
江戸時代以降、日本国内における書籍の出版点数は年々増加し、それまで読書と縁のなかった層へも、次第に書籍が行き渡るようになっていった。
しかし、当時の書籍はそれほど安価でなく、蔵書として代々引き継がれていくだけの価値を有する学問的な書籍以外、たとえば娯楽的な読み物などを購入して読む人々はそう多くなかった。
そのような娯楽的書籍の流通・受容を支えたのが貸本文化である。
近世・近代に営業していた貸本屋の実態、また、貸本向けの書籍を出版・蔵版し、それらを卸す機能を有した貸本問屋の業態を、諸種の史料を用いて解明。
「貸本問屋→貸本屋→読者」という娯楽的書籍の出版・流通・受容の全容を明らかにする意欲作。

目次

序 章

第一部 貸本問屋の史的展開
 第一章 江戸・大坂における貸本屋組合の成立
 第二章 丁子屋平兵衛の躍進―貸本屋世話役から貸本問屋へ
 第三章 中本受容と大島屋伝右衛門
 第四章 大島屋伝右衛門と池田屋一統―売薬「処女香」を端緒として
 第五章 黎明期の初代大川屋錠吉
 第六章 赤本屋としての初代大川屋錠吉

第二部 貸本問屋の出版書目
 第一章 丁子屋平兵衛出版書目年表稿
 第二章 大島屋伝右衛門出版書目年表稿
 第三章 初代大川屋錠吉出版書目年表稿

第三部 貸本文化の変容とその諸相
 第一章 貸本屋の諸相
 第二章 誠光堂池田屋清吉の片影
 第三章 近代金沢における書籍受容と春田書店

終 章

あとがき
索 引

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11,000
松永瑠成 著 、勉誠社 、2025年2月 、672p 、A5判上製
江戸時代以降、日本国内における書籍の出版点数は年々増加し、それまで読書と縁のなかった層へも、次第に書籍が行き渡るようになっていった。 しかし、当時の書籍はそれほど安価でなく、蔵書として代々引き継がれていくだけの価値を有する学問的な書籍以外、たとえば娯楽的な読み物などを購入して読む人々はそう多くなかった。 そのような娯楽的書籍の流通・受容を支えたのが貸本文化である。 近世・近代に営業していた貸本屋の実態、また、貸本向けの書籍を出版・蔵版し、それらを卸す機能を有した貸本問屋の業態を、諸種の史料を用いて解明。 「貸本問屋→貸本屋→読者」という娯楽的書籍の出版・流通・受容の全容を明らかにする意欲作。 目次 序 章 第一部 貸本問屋の史的展開  第一章 江戸・大坂における貸本屋組合の成立  第二章 丁子屋平兵衛の躍進―貸本屋世話役から貸本問屋へ  第三章 中本受容と大島屋伝右衛門  第四章 大島屋伝右衛門と池田屋一統―売薬「処女香」を端緒として  第五章 黎明期の初代大川屋錠吉  第六章 赤本屋としての初代大川屋錠吉 第二部 貸本問屋の出版書目  第一章 丁子屋平兵衛出版書目年表稿  第二章 大島屋伝右衛門出版書目年表稿  第三章 初代大川屋錠吉出版書目年表稿 第三部 貸本文化の変容とその諸相  第一章 貸本屋の諸相  第二章 誠光堂池田屋清吉の片影  第三章 近代金沢における書籍受容と春田書店 終 章 あとがき 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

杜甫と玄宗皇帝の時代(アジア遊学220)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松原朗 編、勉誠社、2018、272p、A5判
玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった。
「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか?
文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。
目次
序説 松原朗
総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として 後藤秋正
Ⅰ 杜甫が生まれた洛陽の都
武則天の洛陽、玄宗の長安 妹尾達彦
杜甫と祖父杜審言 松原朗
杜甫の見た龍門石窟 肥田路美
Ⅱ 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃
武韋の禍―楊貴妃への序曲 金子修一
楊貴妃という人物 竹村則行
楊貴妃を描いた文学 竹村則行
「麗人行」と「哀江頭」―楊貴妃一族への揶揄と貴妃不在の曲江池 諸田龍美
Ⅲ 唐の対外政策(唐の国際性)
漠北の異民族―突厥・ウイグル・ソグド人 石見清裕
蕃将たちの活躍―高仙芝・哥舒翰・安禄山・安思順・李光弼 森部豊
辺塞詩の詩人たち―岑参を中心に 高芝麻子
杜甫「兵車行」 遠藤星希
Ⅳ 杜甫の出仕と官歴
詩人たちの就職活動―科挙・恩蔭・献賦出身 紺野達也
杜甫の就職運動と任官 樋口泰裕
Ⅴ 杜甫の文学―伝統と革新
杜甫と『文選』 大橋賢一
李白との比較―「詩聖と詩仙」「杜甫と李白の韻律」 市川桃子
杜甫の社会批判詩と諷喩詩への道 谷口真由実
Ⅵ 杜甫の交遊
李白 市川桃子
高適・岑參・元結 加藤敏
納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
松原朗 編 、勉誠社 、2018 、272p 、A5判
玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった。 「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか? 文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。 目次 序説 松原朗 総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として 後藤秋正 Ⅰ 杜甫が生まれた洛陽の都 武則天の洛陽、玄宗の長安 妹尾達彦 杜甫と祖父杜審言 松原朗 杜甫の見た龍門石窟 肥田路美 Ⅱ 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃 武韋の禍―楊貴妃への序曲 金子修一 楊貴妃という人物 竹村則行 楊貴妃を描いた文学 竹村則行 「麗人行」と「哀江頭」―楊貴妃一族への揶揄と貴妃不在の曲江池 諸田龍美 Ⅲ 唐の対外政策(唐の国際性) 漠北の異民族―突厥・ウイグル・ソグド人 石見清裕 蕃将たちの活躍―高仙芝・哥舒翰・安禄山・安思順・李光弼 森部豊 辺塞詩の詩人たち―岑参を中心に 高芝麻子 杜甫「兵車行」 遠藤星希 Ⅳ 杜甫の出仕と官歴 詩人たちの就職活動―科挙・恩蔭・献賦出身 紺野達也 杜甫の就職運動と任官 樋口泰裕 Ⅴ 杜甫の文学―伝統と革新 杜甫と『文選』 大橋賢一 李白との比較―「詩聖と詩仙」「杜甫と李白の韻律」 市川桃子 杜甫の社会批判詩と諷喩詩への道 谷口真由実 Ⅵ 杜甫の交遊 李白 市川桃子 高適・岑參・元結 加藤敏 納入までに3週間ほどかかります。

海を渡る史書 東アジアの「通鑑」(アジア遊学198)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
金時徳・濱野靖一郎 編、勉誠社、2016、224p、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。
それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。
2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。
目次
序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳
新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承
 『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正
 明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨
『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開
 朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)
 朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳)
海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』
 朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利
 『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳
 ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和
島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述
 林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一
 『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子
 琉球の編年体史書 高津孝
読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」
 水戸学と「正統」 大川 真
 崎門における歴史と政治 清水則夫
 伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿
 徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎
 ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至
編集後記 濱野靖一郎
納入までに3週間ほどかかります。
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2,200
金時徳・濱野靖一郎 編 、勉誠社 、2016 、224p 、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。 それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。 2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。 目次 序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳 新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承  『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正  明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨 『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開  朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)  朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳) 海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』  朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利  『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳  ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和 島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述  林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一  『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子  琉球の編年体史書 高津孝 読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」  水戸学と「正統」 大川 真  崎門における歴史と政治 清水則夫  伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿  徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎  ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至 編集後記 濱野靖一郎 納入までに3週間ほどかかります。

朝鮮時代ソウル都市史

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
高東煥 著 野崎充彦・金子祐樹 訳、勉誠社、2024、456p、A5判
十五世紀より今日まで韓国の歴史の中心に位置する都市、ソウル。
移ろいゆく時代のなかで人びとの生活や文化、都市そのもののあり方は如何に変遷していったのか――。 遷都の背景にあった風水と儒教の役割と都市設計、政治的中心から商業都市へと変貌する過程で御用商人に代わり私商人らが伸長していくことで生じた市場の増大や、流浪民の集中による人口増加と都市問題の発生などの諸現象、また、徭役の金納化や請負業者の発展がもたらす行政施策の変化、都市民の出現による朝鮮後期の遊興文化の爛熟など、ソウルという都市をめぐる諸相を考察。
さらに様々な古地図にあらわれた都市空間に対する認識の時代的変容をも検討し、ソウルという時空間の複雑な展開を明らかにしたうえで、朝鮮時代史研究の新しいパラダイムと研究の方法論を提示する。
膨大な資料の分析と多角的な視点により、朝鮮後期の社会経済史研究を領導してきた著者による画期的研究成果を初邦訳。
目次
日本語版序文
はじめに
1 序論
2 朝鮮初期漢陽の形成と都市構造
3 朝鮮後期ソウルの人口趨勢
4 朝鮮後期ソウルの都市構造の変化と都市問題の発生
5 朝鮮後期ソウルの生業と都市文化
6 朝鮮後期ソウル住民の役制の変化―蔵氷役の廃止と蔵氷業への転換
7 漢城府行政編制の変化
8 朝鮮後期におけるソウルの空間構成と空間認識
9 朝鮮時代におけるソウルの市場と商業
10 一七、一八世紀のロンドンとソウルの都市構造比較
あとがき―解説に代えて 野崎充彦
索引
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9,350
高東煥 著 野崎充彦・金子祐樹 訳 、勉誠社 、2024 、456p 、A5判
十五世紀より今日まで韓国の歴史の中心に位置する都市、ソウル。 移ろいゆく時代のなかで人びとの生活や文化、都市そのもののあり方は如何に変遷していったのか――。 遷都の背景にあった風水と儒教の役割と都市設計、政治的中心から商業都市へと変貌する過程で御用商人に代わり私商人らが伸長していくことで生じた市場の増大や、流浪民の集中による人口増加と都市問題の発生などの諸現象、また、徭役の金納化や請負業者の発展がもたらす行政施策の変化、都市民の出現による朝鮮後期の遊興文化の爛熟など、ソウルという都市をめぐる諸相を考察。 さらに様々な古地図にあらわれた都市空間に対する認識の時代的変容をも検討し、ソウルという時空間の複雑な展開を明らかにしたうえで、朝鮮時代史研究の新しいパラダイムと研究の方法論を提示する。 膨大な資料の分析と多角的な視点により、朝鮮後期の社会経済史研究を領導してきた著者による画期的研究成果を初邦訳。 目次 日本語版序文 はじめに 1 序論 2 朝鮮初期漢陽の形成と都市構造 3 朝鮮後期ソウルの人口趨勢 4 朝鮮後期ソウルの都市構造の変化と都市問題の発生 5 朝鮮後期ソウルの生業と都市文化 6 朝鮮後期ソウル住民の役制の変化―蔵氷役の廃止と蔵氷業への転換 7 漢城府行政編制の変化 8 朝鮮後期におけるソウルの空間構成と空間認識 9 朝鮮時代におけるソウルの市場と商業 10 一七、一八世紀のロンドンとソウルの都市構造比較 あとがき―解説に代えて 野崎充彦 索引

動的視点からの日本漢字音史研究

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
石山 裕慈、勉誠社、2025、432p、A5判
日本語話者にとって、日本漢字音とはいかなるものであったのか。日本漢字音とは、単なる経年変化の中で受動的に採用されたものではなく、何らかの使用意識の下で、当時いくつか存した選択肢の中から自覚的・無自覚的に選択された結果のものである。本書ではこの「動的」な一面に着目し、個々の資料に出現する漢字音を分析し、相互に比較・対照。当時、どのような音が選択され、背後にどのような論理・力学があったのかを探り、中世以降の日本漢字音、すなわち日本語の漢字の音読みの歴史的変化について考察する。
目次
第1部 中世日本漢字音の種々相(漢籍訓読資料における漢字音の実態(1)―『論語』の場合
漢籍訓読資料における漢字音の実態(2)―『荘子』の場合
漢籍訓読資料における漢字音の実態(3)―『遊仙窟』の場合
日本漢文における漢字音の実態(1)―『本朝文粋』の場合
日本漢文における漢字音の実態(2)―『世俗諺文』の場合)
第2部 「漢語音」の視点から見た日本漢字音の変化(呉音字音直読資料における「漢語音」をめぐって;片仮名交じり文における漢語声調―親鸞自筆『三帖和讃』の場合;漢籍訓読資料における漢語声調―『本朝文粋』の場合;『四座講式』における漢語声調の変化;『補忘記』の漢語アクセント;漢語声調・アクセント史研究をめぐる諸問題)
第3部 漢字音の日本語化と学問的干渉(室町時代の『論語』古写本の清濁;浄土三部経音義の漢字音;法華経音義におけるt入声字の表記―日本漢字音史資料としての側面から;字音仮名遣いの整備と現状―豪韻字の場合;日本漢字音における「一字複数音」の歴史)
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12,100
石山 裕慈 、勉誠社 、2025 、432p 、A5判
日本語話者にとって、日本漢字音とはいかなるものであったのか。日本漢字音とは、単なる経年変化の中で受動的に採用されたものではなく、何らかの使用意識の下で、当時いくつか存した選択肢の中から自覚的・無自覚的に選択された結果のものである。本書ではこの「動的」な一面に着目し、個々の資料に出現する漢字音を分析し、相互に比較・対照。当時、どのような音が選択され、背後にどのような論理・力学があったのかを探り、中世以降の日本漢字音、すなわち日本語の漢字の音読みの歴史的変化について考察する。 目次 第1部 中世日本漢字音の種々相(漢籍訓読資料における漢字音の実態(1)―『論語』の場合 漢籍訓読資料における漢字音の実態(2)―『荘子』の場合 漢籍訓読資料における漢字音の実態(3)―『遊仙窟』の場合 日本漢文における漢字音の実態(1)―『本朝文粋』の場合 日本漢文における漢字音の実態(2)―『世俗諺文』の場合) 第2部 「漢語音」の視点から見た日本漢字音の変化(呉音字音直読資料における「漢語音」をめぐって;片仮名交じり文における漢語声調―親鸞自筆『三帖和讃』の場合;漢籍訓読資料における漢語声調―『本朝文粋』の場合;『四座講式』における漢語声調の変化;『補忘記』の漢語アクセント;漢語声調・アクセント史研究をめぐる諸問題) 第3部 漢字音の日本語化と学問的干渉(室町時代の『論語』古写本の清濁;浄土三部経音義の漢字音;法華経音義におけるt入声字の表記―日本漢字音史資料としての側面から;字音仮名遣いの整備と現状―豪韻字の場合;日本漢字音における「一字複数音」の歴史) 納入までに3週間ほどかかります。

入門 中国学の方法

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,760
二松學舍大学文学部中国文学科 編、勉誠社、2022、264p、A5判
中国の言語・文学・歴史・思想・芸術等、中国文化が育んできた諸成果を研究する「中国学」。
中国学は、長大な歴史的経験を経た先人達の膨大な知恵を効率よく吸収し、自己の思考の糧とすることができる非常に優れた学問であり、また我々が未来に向けて行動する際に参照すべき「指針」や「教訓」の宝庫と言える。
本書では、古代から二十一世紀にいたる多様な中国文化及び日本に受容された中国文化「日本漢学」の研究方法について、具体例にもとづき丁寧に解説する。
「文字学(漢字)」、「中国文学(神話と詩)」、「中国女性史(列女伝)」、「中国古典テクスト(論語)」、「中国小説(三国志演義)」、「校勘学(国語)」、「日本漢学」、「域外漢籍」、「日・中書道」、「中国古典読解(漢文訓読)」をテーマとした、中国学の「方法」を学ぶための11章。
目次
はじめに
◉文字学 街角の漢字の源流を辿って―「風月堂」の「風」はなぜ「凮」か― 戸内俊介
◉中国文学 神話と詩―文学研究の方法論―  牧角悦子
◉中国女性史 何のために女性を描くのか―劉向『列女伝』― 仙石知子
◉中国思想 中国の古典思想文献を読む―『論語』を読んでみよう― 田中正樹
◉古典小説 『三国志演義』を研究する 伊藤晋太郎
◉校勘学 清代に於ける書物の伝承と校勘―校本及びその題跋を手掛かりとして― 小方伴子
◉日本漢学 日本漢学とその研究方法をめぐって 町泉寿郎
◉中国文献学 中国学研究の新動向―中国における「域外漢籍」研究について― 王宝平
◉書道 中国書道史の旅 髙澤浩一
◉書道 墨跡・禅僧の書―宋時代・鎌倉時代から届いた心の痕― 福島一浩
◉漢文訓読法入門 返り点を付ける 市來津由彦
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1,760
二松學舍大学文学部中国文学科 編 、勉誠社 、2022 、264p 、A5判
中国の言語・文学・歴史・思想・芸術等、中国文化が育んできた諸成果を研究する「中国学」。 中国学は、長大な歴史的経験を経た先人達の膨大な知恵を効率よく吸収し、自己の思考の糧とすることができる非常に優れた学問であり、また我々が未来に向けて行動する際に参照すべき「指針」や「教訓」の宝庫と言える。 本書では、古代から二十一世紀にいたる多様な中国文化及び日本に受容された中国文化「日本漢学」の研究方法について、具体例にもとづき丁寧に解説する。 「文字学(漢字)」、「中国文学(神話と詩)」、「中国女性史(列女伝)」、「中国古典テクスト(論語)」、「中国小説(三国志演義)」、「校勘学(国語)」、「日本漢学」、「域外漢籍」、「日・中書道」、「中国古典読解(漢文訓読)」をテーマとした、中国学の「方法」を学ぶための11章。 目次 はじめに ◉文字学 街角の漢字の源流を辿って―「風月堂」の「風」はなぜ「凮」か― 戸内俊介 ◉中国文学 神話と詩―文学研究の方法論―  牧角悦子 ◉中国女性史 何のために女性を描くのか―劉向『列女伝』― 仙石知子 ◉中国思想 中国の古典思想文献を読む―『論語』を読んでみよう― 田中正樹 ◉古典小説 『三国志演義』を研究する 伊藤晋太郎 ◉校勘学 清代に於ける書物の伝承と校勘―校本及びその題跋を手掛かりとして― 小方伴子 ◉日本漢学 日本漢学とその研究方法をめぐって 町泉寿郎 ◉中国文献学 中国学研究の新動向―中国における「域外漢籍」研究について― 王宝平 ◉書道 中国書道史の旅 髙澤浩一 ◉書道 墨跡・禅僧の書―宋時代・鎌倉時代から届いた心の痕― 福島一浩 ◉漢文訓読法入門 返り点を付ける 市來津由彦 お役立ちサイト集

日本人の読書 古代・中世の学問を探る

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
佐藤 道生、勉誠社、2023、520p
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。
特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。
中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。
書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。
目次
本 篇
第一章 古代・中世 日本人の読書
第二章 日本に現存する漢籍古写本―唐鈔本はなぜ読み継がれたのか
第三章 古代・中世 漢文訓読史
第四章 平安貴族の読書
第五章 藤原道長の漢籍蒐集
第六章 藤原兼実の読書生活―『素書』と『和漢朗詠集』
第七章 養和元年の意見封事―藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む
第八章 『論語疏』中国六世紀写本の出現
第九章 平安時代に於ける『文選集注』の受容
第十章 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討
第十一章 室町後期に於ける『論語』伝授の様相―天文版『論語』の果たした役割
第十二章 清原家の学問と漢籍―『論語』を例として訓点と注釈書との関係を考える
第十三章 吉田家旧蔵の兵書―慶應義塾図書館蔵『七書直解』等の紹介を兼ねて
第十四章 「佐保切」追跡―大燈国師を伝称筆者とする書蹟に関する考察
ほか
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12,100
佐藤 道生 、勉誠社 、2023 、520p
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。 特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。 中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。 書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。 目次 本 篇 第一章 古代・中世 日本人の読書 第二章 日本に現存する漢籍古写本―唐鈔本はなぜ読み継がれたのか 第三章 古代・中世 漢文訓読史 第四章 平安貴族の読書 第五章 藤原道長の漢籍蒐集 第六章 藤原兼実の読書生活―『素書』と『和漢朗詠集』 第七章 養和元年の意見封事―藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む 第八章 『論語疏』中国六世紀写本の出現 第九章 平安時代に於ける『文選集注』の受容 第十章 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討 第十一章 室町後期に於ける『論語』伝授の様相―天文版『論語』の果たした役割 第十二章 清原家の学問と漢籍―『論語』を例として訓点と注釈書との関係を考える 第十三章 吉田家旧蔵の兵書―慶應義塾図書館蔵『七書直解』等の紹介を兼ねて 第十四章 「佐保切」追跡―大燈国師を伝称筆者とする書蹟に関する考察 ほか 納入までに3週間ほどかかります。

文化大革命を問い直す(アジア遊学203)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
土屋昌明・「中国六〇年代と世界」研究会 編、勉誠社、2016、240p、A5判
発動から50年がたったいま、文革の歴史的背景、その思想、その後のそれぞれの生き方など、様々な角度から全貌を探る。文献資料だけでなく、近年制作された胡傑監督のドキュメンタリー映画『星火』『紅色美術』や、経験者たちのライフヒストリーも交え、「文革という経験」を浮かび上がらせる。
現代中国のルーツであり、また個人の生き方さえも変えてしまうほどの影響力を持った文化大革命を、いま、再考する。
目次
総 論
文革を再考するいくつのかの視点―総説に替えて
「中国六〇年代と世界」研究会代表・土屋昌明
◆座談会 運動としての文化大革命   朝浩之×金野純×土屋昌明
Ⅰ 伏流:星火事件、二つの半工半読
小説「星火事件」 土屋昌明
林昭の思想変遷―『人民日報編集部への手紙』(その三及び起訴状)を手がかりとして
陳継東
下放は、労働を権利とみなし教育と結びつける歴史的実験だった 前田年昭
Ⅱ 噴出:政治と芸術、プロパガンダ
文革時期個人崇拝のメカニズム―ヒートアップとクールダウン 印紅標(森瑞枝訳)
◆座談会 文革プロパガンダとは何か―胡傑・艾暁明監督作品『紅色美術』をめぐって
鈴木一誌×土屋昌明×森瑞枝(進行)
Ⅲ 波及:下放の広がり、国際的影響
下放の思想史―大飢饉・文革・上山下郷の農村と知識青年 土屋昌明
日本における文革と下放から私は何を学んだのか 前田年昭
私にとっての文革―七〇年前後の学生運動を契機として 朝浩之
共和制のリミット―文革、ルソーの徴の下に 松本潤一郎
現代中国の知識人と文革 及川淳子
納入までに3週間ほどかかります。
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土屋昌明・「中国六〇年代と世界」研究会 編 、勉誠社 、2016 、240p 、A5判
発動から50年がたったいま、文革の歴史的背景、その思想、その後のそれぞれの生き方など、様々な角度から全貌を探る。文献資料だけでなく、近年制作された胡傑監督のドキュメンタリー映画『星火』『紅色美術』や、経験者たちのライフヒストリーも交え、「文革という経験」を浮かび上がらせる。 現代中国のルーツであり、また個人の生き方さえも変えてしまうほどの影響力を持った文化大革命を、いま、再考する。 目次 総 論 文革を再考するいくつのかの視点―総説に替えて 「中国六〇年代と世界」研究会代表・土屋昌明 ◆座談会 運動としての文化大革命   朝浩之×金野純×土屋昌明 Ⅰ 伏流:星火事件、二つの半工半読 小説「星火事件」 土屋昌明 林昭の思想変遷―『人民日報編集部への手紙』(その三及び起訴状)を手がかりとして 陳継東 下放は、労働を権利とみなし教育と結びつける歴史的実験だった 前田年昭 Ⅱ 噴出:政治と芸術、プロパガンダ 文革時期個人崇拝のメカニズム―ヒートアップとクールダウン 印紅標(森瑞枝訳) ◆座談会 文革プロパガンダとは何か―胡傑・艾暁明監督作品『紅色美術』をめぐって 鈴木一誌×土屋昌明×森瑞枝(進行) Ⅲ 波及:下放の広がり、国際的影響 下放の思想史―大飢饉・文革・上山下郷の農村と知識青年 土屋昌明 日本における文革と下放から私は何を学んだのか 前田年昭 私にとっての文革―七〇年前後の学生運動を契機として 朝浩之 共和制のリミット―文革、ルソーの徴の下に 松本潤一郎 現代中国の知識人と文革 及川淳子 納入までに3週間ほどかかります。

徳川美術館蔵「遊楽図屛風(相応寺屛風)」は語る 将軍家光の政治と「邸内遊楽図」の誕生

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
黒田日出男、勉誠社、2025、384p
宏壮・豪華な邸宅における遊楽・遊興が描かれ、遊びに興じている人物たちのさまざまな姿が表現される「邸内遊楽図」。
江戸時代初期に流行し、多くの作品が残されたが、なかでも徳川美術館蔵「遊楽図屛風(相応寺屛風)」(重要文化財)は最優品として知られる近世風俗画の逸品である。
その左隻の豪壮な邸宅を妓楼・遊廓・遊里とみる見解が定説となってからすでに50年近くになる。
しかし、この定説は間違っているのではないか?
そもそも相応寺屛風は、きちんと読解されてこなかったのではないか?
注文主は何者か、屛風はいつ、誰に贈られたのか――
屛風に描かれた図像の細部を綿密かつ多面的に読み解くことで、そこに隠されたメッセージを浮かび上がらせ、本作品が将軍家光の時代にどのように生まれてきたのかを明らかにする。
目次
カラー口絵 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屛風」右隻・左隻全図
巻頭図版 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屏風」右隻・左隻全図トレース図(制作:鴈野佳世子)
プロローグ 遊楽図屛風は何を物語るのか?
第Ⅰ章 「相応寺屛風」の研究史—論じられ方とその問題点
第Ⅱ章 「相応寺屛風」右隻の読解―花見の酒宴とその主人公
第Ⅲ章 「相応寺屛風」左隻の読解―宏壮な大名下屋敷で遊楽する人々
第Ⅳ章 「相応寺屛風」の注文主と享受者―浅野長晟と徳川義直の妻春姫
エピローグ 尾張徳川家当主義直の妻春姫の江戸居住と「相応寺屛風」
主要参考文献
邸内遊楽図屛風のリスト
あとがき
発送までに3週間ほどかかります。
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4,180
黒田日出男 、勉誠社 、2025 、384p
宏壮・豪華な邸宅における遊楽・遊興が描かれ、遊びに興じている人物たちのさまざまな姿が表現される「邸内遊楽図」。 江戸時代初期に流行し、多くの作品が残されたが、なかでも徳川美術館蔵「遊楽図屛風(相応寺屛風)」(重要文化財)は最優品として知られる近世風俗画の逸品である。 その左隻の豪壮な邸宅を妓楼・遊廓・遊里とみる見解が定説となってからすでに50年近くになる。 しかし、この定説は間違っているのではないか? そもそも相応寺屛風は、きちんと読解されてこなかったのではないか? 注文主は何者か、屛風はいつ、誰に贈られたのか―― 屛風に描かれた図像の細部を綿密かつ多面的に読み解くことで、そこに隠されたメッセージを浮かび上がらせ、本作品が将軍家光の時代にどのように生まれてきたのかを明らかにする。 目次 カラー口絵 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屛風」右隻・左隻全図 巻頭図版 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屏風」右隻・左隻全図トレース図(制作:鴈野佳世子) プロローグ 遊楽図屛風は何を物語るのか? 第Ⅰ章 「相応寺屛風」の研究史—論じられ方とその問題点 第Ⅱ章 「相応寺屛風」右隻の読解―花見の酒宴とその主人公 第Ⅲ章 「相応寺屛風」左隻の読解―宏壮な大名下屋敷で遊楽する人々 第Ⅳ章 「相応寺屛風」の注文主と享受者―浅野長晟と徳川義直の妻春姫 エピローグ 尾張徳川家当主義直の妻春姫の江戸居住と「相応寺屛風」 主要参考文献 邸内遊楽図屛風のリスト あとがき 発送までに3週間ほどかかります。

中国の女性演劇 越劇とジェンダー

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,920
中山文 著、勉誠社、2025、360p、A5判
19世紀中頃に浙江省で生まれ、「京劇に次ぐ第二の劇種」と称されるようになった「越劇(えつげき)」。
なぜ女性が男性役を演じる女性演劇が生まれたのか。そこでは何がテーマとされたのか。女優たちは男性俳優から何を学び、学ぶことをやめたのか。また、観客たちは何を求めたのか。
浙江省男性農民の田舎芝居にはじまる「男たちの越劇」は、彼らに指導された「少女の越劇」時代を経て1940年代の上海で「姉妹の越劇」として女性の芝居へと変容を遂げる。
中華人民共和国成立後は、中国共産党の指導により政治的な作品を生み、文化大革命という政治的混乱に翻弄される「父の越劇」時代を迎える。80年代には故郷浙江省で女性の理想を詩的に描く「母の越劇」が誕生し、21世紀に入ると女性の多様な生き方を描く「女たちの越劇」へと変容する。
越劇の形成・展開に重要な役割を果たしてきた環境や人々をジェンダーの視点から考察し、時代や社会のニーズに応じてスタイルを変え続ける越劇の姿を、一人の女性の成長史として読み直すユニークかつ意欲的な試み。
目次
序 章 越劇とはなにものか?
第一章 男たちの越劇―浙江省の遺伝子
第二章 少女の越劇一―男たちが生み育てた卵たち
第三章 少女の越劇二―男芸から女芸へ
第四章 姉妹の越劇一―時代性の獲得
第五章 姉妹の越劇二―観客の獲得
第六章 父の越劇―社会的地位の獲得
第七章 母の越劇―浙江小百花越劇団・茅威濤・楊小青
第八章 女たちの越劇
終 章 越劇は自分をどうみたか
あとがき
参考文献
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中山文 著 、勉誠社 、2025 、360p 、A5判
19世紀中頃に浙江省で生まれ、「京劇に次ぐ第二の劇種」と称されるようになった「越劇(えつげき)」。 なぜ女性が男性役を演じる女性演劇が生まれたのか。そこでは何がテーマとされたのか。女優たちは男性俳優から何を学び、学ぶことをやめたのか。また、観客たちは何を求めたのか。 浙江省男性農民の田舎芝居にはじまる「男たちの越劇」は、彼らに指導された「少女の越劇」時代を経て1940年代の上海で「姉妹の越劇」として女性の芝居へと変容を遂げる。 中華人民共和国成立後は、中国共産党の指導により政治的な作品を生み、文化大革命という政治的混乱に翻弄される「父の越劇」時代を迎える。80年代には故郷浙江省で女性の理想を詩的に描く「母の越劇」が誕生し、21世紀に入ると女性の多様な生き方を描く「女たちの越劇」へと変容する。 越劇の形成・展開に重要な役割を果たしてきた環境や人々をジェンダーの視点から考察し、時代や社会のニーズに応じてスタイルを変え続ける越劇の姿を、一人の女性の成長史として読み直すユニークかつ意欲的な試み。 目次 序 章 越劇とはなにものか? 第一章 男たちの越劇―浙江省の遺伝子 第二章 少女の越劇一―男たちが生み育てた卵たち 第三章 少女の越劇二―男芸から女芸へ 第四章 姉妹の越劇一―時代性の獲得 第五章 姉妹の越劇二―観客の獲得 第六章 父の越劇―社会的地位の獲得 第七章 母の越劇―浙江小百花越劇団・茅威濤・楊小青 第八章 女たちの越劇 終 章 越劇は自分をどうみたか あとがき 参考文献 図版出典 初出一覧 謝 辞 索 引

性なる仏教(アジア遊学300)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
大谷由香 編、勉誠社、2025、208p、A5判
誰しもに悟りの可能性が開かれることをときに強調し、多様な人格を許容しうるかのように見える仏教。
しかし世俗社会からの支持や支援によって仏教教団が成り立つからには、教団もまた性的役割分担をはじめとする社会的影響を受けざるを得ない。
妻帯が禁止されている僧侶たちは、「家」を継承するためにどのような方法をとったのか。
仏教を信仰する集団における、男性の美醜の基準とはどのようなものだったのか。
仏教の中で女性はどのような役割を負わされ、どのように理想化されていたのか。
仏教学・歴史学・美術史学など多様なフィールドの研究者が、女性や性的少数者など、仏教史上のマイノリティの存在に着眼し、仏教が想定してきた性のありように迫る。
目次
序文 大谷由香
Ⅰ 女性が出家すること/女性がさとること
東アジアにおける比丘尼受戒譚と三人の尼 大谷由香
仏性と女性 村上明也
Ⅱ 性の超越と仏教
転変する性 岸田悠里
律蔵に記載される「性転換」した人々―上座部の比丘尼僧伽復興に関連して サッチャーナンディー
Ⅲ 理想化される女性像
浄土真宗本願寺派における母親像 小野嶋祥雄
[コラム]我を抱擁せよ―『華厳経』の婆須蜜多女をめぐる教理解釈と明恵 野呂 靖
Ⅵ 僧と家族/僧の家族
僧の女犯・妻帯と清浄性―「僧の家」と女人禁制をめぐって 坪井 剛
僧の妻の系譜、坊守の系譜 板敷真純
Ⅳ ルッキズムな仏教
美僧の登場 河上麻由子
玄奘の肖像と玄奘イメージの系譜 大島幸代
[コラム]僧侶の美醜 大谷由香
Ⅴ 仏典とともに生きる女性たち
写経と女性 前島信也
[コラム]堕地獄の諸相―女性の堕地獄と救済 南 宏信
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大谷由香 編 、勉誠社 、2025 、208p 、A5判
誰しもに悟りの可能性が開かれることをときに強調し、多様な人格を許容しうるかのように見える仏教。 しかし世俗社会からの支持や支援によって仏教教団が成り立つからには、教団もまた性的役割分担をはじめとする社会的影響を受けざるを得ない。 妻帯が禁止されている僧侶たちは、「家」を継承するためにどのような方法をとったのか。 仏教を信仰する集団における、男性の美醜の基準とはどのようなものだったのか。 仏教の中で女性はどのような役割を負わされ、どのように理想化されていたのか。 仏教学・歴史学・美術史学など多様なフィールドの研究者が、女性や性的少数者など、仏教史上のマイノリティの存在に着眼し、仏教が想定してきた性のありように迫る。 目次 序文 大谷由香 Ⅰ 女性が出家すること/女性がさとること 東アジアにおける比丘尼受戒譚と三人の尼 大谷由香 仏性と女性 村上明也 Ⅱ 性の超越と仏教 転変する性 岸田悠里 律蔵に記載される「性転換」した人々―上座部の比丘尼僧伽復興に関連して サッチャーナンディー Ⅲ 理想化される女性像 浄土真宗本願寺派における母親像 小野嶋祥雄 [コラム]我を抱擁せよ―『華厳経』の婆須蜜多女をめぐる教理解釈と明恵 野呂 靖 Ⅵ 僧と家族/僧の家族 僧の女犯・妻帯と清浄性―「僧の家」と女人禁制をめぐって 坪井 剛 僧の妻の系譜、坊守の系譜 板敷真純 Ⅳ ルッキズムな仏教 美僧の登場 河上麻由子 玄奘の肖像と玄奘イメージの系譜 大島幸代 [コラム]僧侶の美醜 大谷由香 Ⅴ 仏典とともに生きる女性たち 写経と女性 前島信也 [コラム]堕地獄の諸相―女性の堕地獄と救済 南 宏信

琉球船漂着者の「聞書」世界 : 『大島筆記』翻刻と研究

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
島村幸一 編、勉誠社、2020年3月、472p、A5判・上製
宝歴十二年(1762)旧暦四月、薩摩へ向かう一艘の琉球船が暴風雨に遭遇し、土佐へ漂着した。
土佐藩の儒者戸部良熈が、乗船していた琉球人潮平親雲上から聞き書きをとり、琉球側からの提出資料とともにまとめたもの、それが『大島筆記』である。
優れた教養を有した二人の邂逅により纏められた本書は、琉球王府が編纂した資料では窺えない、当時の琉球人が語った貴重な情報に満ち溢れている。
漂着の次第はもとより、琉球の地誌全般、当地における文芸や言語、風俗、さらには、中国や日本など琉球を取りまく地域との交流・交叉の諸相を伝え、江戸期の琉球認識などを知るためにも貴重な資料である。
諸本のうち最も内容の備わった最善本を初めて全編翻刻、校異を付し、さらに琉球船の土佐への漂着に関する貴重資料『琉球船漂恙記』『韓川筆話(抄)』『琉球人話』を収録。
研究篇として、文献学・文学・文化史・外交史・空手史・言語学等に関する充実の論考六篇を収載した決定版。

目次

はじめに 島村幸一

第1部 翻刻編
 大島筆記(国立国会図書館所蔵)
 附録『大島筆記』に関連する資料
   琉球船漂恙記(高知県立図書館所蔵)
   韓川筆話【抄】(国立国会図書館所蔵)
   琉球人話(安芸市歴史民俗博物館所蔵)

第2部 研究編
 宝暦十二年琉球国船漂着記録「大島筆記」諸本について 横山學
 土佐国漂着の琉球船「聞書」資料の世界―『大島筆記』を中心に― 島村幸一
 琉球人の唐旅見聞談について 真栄平房昭
 近世における琉球人の日本漂着 屋良健一郎
 『大島筆記』をめぐる唐手の「伝来」に関する一考察 嘉手苅徹
 『大島筆記』に記された琉球語 橋尾直和

あとがき 島村幸一
執筆者一覧

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島村幸一 編 、勉誠社 、2020年3月 、472p 、A5判・上製
宝歴十二年(1762)旧暦四月、薩摩へ向かう一艘の琉球船が暴風雨に遭遇し、土佐へ漂着した。 土佐藩の儒者戸部良熈が、乗船していた琉球人潮平親雲上から聞き書きをとり、琉球側からの提出資料とともにまとめたもの、それが『大島筆記』である。 優れた教養を有した二人の邂逅により纏められた本書は、琉球王府が編纂した資料では窺えない、当時の琉球人が語った貴重な情報に満ち溢れている。 漂着の次第はもとより、琉球の地誌全般、当地における文芸や言語、風俗、さらには、中国や日本など琉球を取りまく地域との交流・交叉の諸相を伝え、江戸期の琉球認識などを知るためにも貴重な資料である。 諸本のうち最も内容の備わった最善本を初めて全編翻刻、校異を付し、さらに琉球船の土佐への漂着に関する貴重資料『琉球船漂恙記』『韓川筆話(抄)』『琉球人話』を収録。 研究篇として、文献学・文学・文化史・外交史・空手史・言語学等に関する充実の論考六篇を収載した決定版。 目次 はじめに 島村幸一 第1部 翻刻編  大島筆記(国立国会図書館所蔵)  附録『大島筆記』に関連する資料    琉球船漂恙記(高知県立図書館所蔵)    韓川筆話【抄】(国立国会図書館所蔵)    琉球人話(安芸市歴史民俗博物館所蔵) 第2部 研究編  宝暦十二年琉球国船漂着記録「大島筆記」諸本について 横山學  土佐国漂着の琉球船「聞書」資料の世界―『大島筆記』を中心に― 島村幸一  琉球人の唐旅見聞談について 真栄平房昭  近世における琉球人の日本漂着 屋良健一郎  『大島筆記』をめぐる唐手の「伝来」に関する一考察 嘉手苅徹  『大島筆記』に記された琉球語 橋尾直和 あとがき 島村幸一 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

天文文化学の視点 星を軸に文化を語る(アジア遊学296)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
松浦清・真貝寿明 編、勉誠社、2024、320p、A5判
目次
序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清
I 絵画・文学作品にみる天文文化
原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清
一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理
「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎
[コラム] 星の美を詠む 横山恵理
[コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明
II 信仰・思想にみる天文文化
銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能
天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆
南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠
[コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明
II 民俗にみる天文文化
奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝
[コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝
天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一
IV 中世以前の天体現象と天文文化
天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍
惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志
[コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明
丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明
V 近世以降の天体現象と天文文化
1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美
日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明
あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明
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松浦清・真貝寿明 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
目次 序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清 I 絵画・文学作品にみる天文文化 原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清 一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理 「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎 [コラム] 星の美を詠む 横山恵理 [コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明 II 信仰・思想にみる天文文化 銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能 天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆 南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠 [コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明 II 民俗にみる天文文化 奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝 [コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝 天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一 IV 中世以前の天体現象と天文文化 天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍 惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志 [コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明 丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明 V 近世以降の天体現象と天文文化 1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美 日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明 あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明

近現代日本を生きるテクスト遺産 モノ×営為×世界(アジア遊学305)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
Edoardo Gerlini 河野貴美子 編、勉誠社、2025、240p、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。
その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。
書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。
その働きと諸相はどのように把握することができるのか。
さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。
目次
序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子
緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini
Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産
明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲
「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩
書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子
Ⅱ 営為としてのテクスト遺産
〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩
文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄
テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens
桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子
テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh
Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界
近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則
「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩

入荷まで2週間ほどかかります。
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Edoardo Gerlini 河野貴美子 編 、勉誠社 、2025 、240p 、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。 その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。 書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。 その働きと諸相はどのように把握することができるのか。 さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。 目次 序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子 緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産 明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲 「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩 書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子 Ⅱ 営為としてのテクスト遺産 〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩 文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄 テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens 桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子 テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界 近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則 「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩 入荷まで2週間ほどかかります。

続「訓読」論 東アジア漢文世界の形成【オンデマンド版】

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,820
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 編、勉誠社、2024(第3刷)、482 頁
『続「訓読」論』(ISBN:978-4-585-28001-9)(2010年11月刊行)のオンデマンド版となります。

納期まで、3週間かかります。

東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか―「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで東アジア漢文世界の成立を検証する。
目次
序・「訓読」論から東アジア漢文世界の形成を考える/中村春作

Ⅰ東アジアにおける「知」の体内化と「訓読」

読誦のことば―雅言としての訓読/齋藤希史
琉球における「漢文」読み―思想史的読解の試み/中村春作
素読の教育文化―テキストの身体化/辻本雅史
明治前期の訓読体―言路洞開から公議輿論へ/前田 勉
どう訓むかという問題の難しさ/小島 毅
朝鮮半島の書記史―不可避の自己としての漢語/伊藤英人

Ⅱ近世の「知」の形成と「訓読」―経典・聖諭・土着

漢文の訓読、階層性、トポス―『春香伝』の「千字文プリ(唱)」を手掛りとして/崔 在穆
平田国学と『論語』―菊池正古『論語考』をめぐって/田尻祐一郎
満洲語思想・科学文献からみる訓読論/渡辺純成
唐通事の「官話」受容―もう一つの「訓読」/木津祐子
訓読から「辺境」を考える/澤井啓一

Ⅲ「訓読」と近代の「知」の回廊―文学・翻訳・教育

白話小説はどう読まれたか―江戸時代の音読、和訳、訓読をめぐって/川島優子
近代日本における白話小説の翻訳文体について―「三言」の事例を中心に/勝山 稔
明治・大正期の漢文教科書―洋学系教材を中心に/木村 淳
中国思想古典の文化象徴性と明治・大正・昭和―『論語』を素材に/市來津由彦

あとがき/執筆者一覧
人名索引/書名・論文名索引
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
6,820
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 編 、勉誠社 、2024(第3刷) 、482 頁
『続「訓読」論』(ISBN:978-4-585-28001-9)(2010年11月刊行)のオンデマンド版となります。 納期まで、3週間かかります。 東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか―「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで東アジア漢文世界の成立を検証する。 目次 序・「訓読」論から東アジア漢文世界の形成を考える/中村春作 Ⅰ東アジアにおける「知」の体内化と「訓読」 読誦のことば―雅言としての訓読/齋藤希史 琉球における「漢文」読み―思想史的読解の試み/中村春作 素読の教育文化―テキストの身体化/辻本雅史 明治前期の訓読体―言路洞開から公議輿論へ/前田 勉 どう訓むかという問題の難しさ/小島 毅 朝鮮半島の書記史―不可避の自己としての漢語/伊藤英人 Ⅱ近世の「知」の形成と「訓読」―経典・聖諭・土着 漢文の訓読、階層性、トポス―『春香伝』の「千字文プリ(唱)」を手掛りとして/崔 在穆 平田国学と『論語』―菊池正古『論語考』をめぐって/田尻祐一郎 満洲語思想・科学文献からみる訓読論/渡辺純成 唐通事の「官話」受容―もう一つの「訓読」/木津祐子 訓読から「辺境」を考える/澤井啓一 Ⅲ「訓読」と近代の「知」の回廊―文学・翻訳・教育 白話小説はどう読まれたか―江戸時代の音読、和訳、訓読をめぐって/川島優子 近代日本における白話小説の翻訳文体について―「三言」の事例を中心に/勝山 稔 明治・大正期の漢文教科書―洋学系教材を中心に/木村 淳 中国思想古典の文化象徴性と明治・大正・昭和―『論語』を素材に/市來津由彦 あとがき/執筆者一覧 人名索引/書名・論文名索引

東アジアの結婚 文学・歴史・宗教(アジア遊学157)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
仁平道明 編、勉誠社、2012、248p、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。
それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。
目次
[日本]
上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子
古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔
平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩
平安貴族の結婚と家族/服藤早苗
中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫
中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子
近世の結婚と女性/大藤修
[中国]
中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳)
『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳)
『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳)
“中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳)
[韓国]
「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑
閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳)
閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳)
韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳)
[台湾]
現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳)
納入までに3週間ほどかかります。
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2,640
仁平道明 編 、勉誠社 、2012 、248p 、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。 それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。 目次 [日本] 上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子 古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔 平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩 平安貴族の結婚と家族/服藤早苗 中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫 中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子 近世の結婚と女性/大藤修 [中国] 中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳) 『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳) 『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳) “中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳) [韓国] 「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑 閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳) 閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳) 韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳) [台湾] 現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳) 納入までに3週間ほどかかります。

論究日本近代語 第1集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
22,000
日本近代語研究会 編、勉誠社、2020年3月、424p、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。

目次

創刊の辞 小野正弘
英文タイトル

連語から見た『徒然草』第1部・第2部 安部清哉
キリシタン版辞書での同音異義と一語多義 豊島正之
キリシタン版『日葡辞書』「序文」の二重印刷に見る編纂方針について 中野遙
ミギテの通時的考察 木川あづさ
『雑字類編』の書き入れ語 荒尾禎秀
『語学新書』における格理解 服部紀子
明治期の漢字の「かたち」について 今野真二
『世界商売往来』の依拠資料について 丸山健一郎
『[校正/増補]漢語字類』における漢字字形のバリエーションについて 内田久美子
日本における「ウラジオストク」の漢字表記 シャルコ・アンナ
『言海』校正刷における漢字字体/字形について 小野春菜
「續々金色夜叉續編」・「新續金色夜叉」の四種本文対照 許哲
日本統治期台湾の初等国語教科書における一人称代名詞 山田実樹
テキストアナリシスによる明治期日本語教科書『日語活法』の検証 伊藤孝行
宏文学院の日本語教師編纂の会話教科書における謙譲表現 薛静
台湾の日本語教育月刊誌『国光』(昭和7年創刊)における投稿文の資料性 園田博文
日仏オノマトペの対照 瀬川愛美
上田万年をマンネンと呼ぶは礼か非礼か 三浦直人
「わりに」「割合に」の歴史的変遷 川島拓馬
丁寧体否定形式「~ませんです」の動向 神作晋一
日本語教育における授受表現の効果的な教え方とそこに見る日本人の「ウチとソト」感覚 木下哲生
現代語における接続助詞的用法のトコロヲについて 佐伯暁子
職場の会話における副詞の使用 呉雨
「なるほど」考 苅宿紀子
現代語の副助詞デモの各用法について 星野佳之

索引
執筆者一覧
編集後記 編集委員会

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22,000
日本近代語研究会 編 、勉誠社 、2020年3月 、424p 、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。 目次 創刊の辞 小野正弘 英文タイトル 連語から見た『徒然草』第1部・第2部 安部清哉 キリシタン版辞書での同音異義と一語多義 豊島正之 キリシタン版『日葡辞書』「序文」の二重印刷に見る編纂方針について 中野遙 ミギテの通時的考察 木川あづさ 『雑字類編』の書き入れ語 荒尾禎秀 『語学新書』における格理解 服部紀子 明治期の漢字の「かたち」について 今野真二 『世界商売往来』の依拠資料について 丸山健一郎 『[校正/増補]漢語字類』における漢字字形のバリエーションについて 内田久美子 日本における「ウラジオストク」の漢字表記 シャルコ・アンナ 『言海』校正刷における漢字字体/字形について 小野春菜 「續々金色夜叉續編」・「新續金色夜叉」の四種本文対照 許哲 日本統治期台湾の初等国語教科書における一人称代名詞 山田実樹 テキストアナリシスによる明治期日本語教科書『日語活法』の検証 伊藤孝行 宏文学院の日本語教師編纂の会話教科書における謙譲表現 薛静 台湾の日本語教育月刊誌『国光』(昭和7年創刊)における投稿文の資料性 園田博文 日仏オノマトペの対照 瀬川愛美 上田万年をマンネンと呼ぶは礼か非礼か 三浦直人 「わりに」「割合に」の歴史的変遷 川島拓馬 丁寧体否定形式「~ませんです」の動向 神作晋一 日本語教育における授受表現の効果的な教え方とそこに見る日本人の「ウチとソト」感覚 木下哲生 現代語における接続助詞的用法のトコロヲについて 佐伯暁子 職場の会話における副詞の使用 呉雨 「なるほど」考 苅宿紀子 現代語の副助詞デモの各用法について 星野佳之 索引 執筆者一覧 編集後記 編集委員会 納入までに3週間ほどかかります。

無住道暁の拓く鎌倉時代 中世兼学僧の思想と空間(アジア遊学298)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
土屋有里子 編、勉誠社、2024、216p、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。
近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、
彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。
彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。
鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。
無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。
鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。
目次
序文◆土屋有里子
第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京
常陸の宗教世界と無住◆亀山純生
無住と法身房◆土屋有里子
無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋
尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明
無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳
無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡
円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子
『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎
第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺
ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多
『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介
梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子
無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹
無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵
「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃

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3,080
土屋有里子 編 、勉誠社 、2024 、216p 、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。 近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、 彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。 彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。 鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。 無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。 鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。 目次 序文◆土屋有里子 第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京 常陸の宗教世界と無住◆亀山純生 無住と法身房◆土屋有里子 無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋 尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明 無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳 無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡 円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子 『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎 第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺 ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多 『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介 梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子 無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹 無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵 「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃 納入までに3週間ほどかかります。

国策紙芝居からみる日本の戦争Ⅱ

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著、勉誠社、2026年・・・
納入までに3週間ほどかかります。
『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。
1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。
本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。
紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。
国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。
目次
まえがき 新垣夢乃

Ⅰ 解題篇
凡例・紙芝居解題リスト
解題

Ⅱ 論考篇
総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児
国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広
紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児
戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹
二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史
山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃
画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔

Ⅲ データ篇
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇

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11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著 、勉誠社 、2026年3月 、480p 、A4判
納入までに3週間ほどかかります。 『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。 1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。 本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。 紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。 国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。 目次 まえがき 新垣夢乃 Ⅰ 解題篇 凡例・紙芝居解題リスト 解題 Ⅱ 論考篇 総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児 国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広 紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児 戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹 二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史 山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃 画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔 Ⅲ データ篇 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇 執筆者一覧

日本文学のなかの〈中国〉(アジア遊学197)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
李銘敬・小峯和明 編、勉誠社、2016、304p、A5判
納入までに3週間ほどかかります。
日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。
その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。
本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。
目次
序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明
Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ
巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明
『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩
かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲
『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉
樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞
Ⅱ 和漢比較研究の現在
『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿
対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕
七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅
『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛
『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可
『蒙求和歌』の増補について 趙力偉
コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹
Ⅲ 東アジアの文学圏
日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵
長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明
『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽
『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬
虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀
コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子
ほか
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李銘敬・小峯和明 編 、勉誠社 、2016 、304p 、A5判
納入までに3週間ほどかかります。 日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。 その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。 本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。 目次 序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明 Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ 巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明 『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩 かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲 『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉 樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞 Ⅱ 和漢比較研究の現在 『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿 対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕 七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅 『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛 『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可 『蒙求和歌』の増補について 趙力偉 コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹 Ⅲ 東アジアの文学圏 日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵 長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明 『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽 『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬 虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀 コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子 ほか

平安時代における変体漢文の研究

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
22,000 (送料:¥300~)
田中草大 著、勉誠社、2019年2月、400p、A5判・上製
発送までに3週間ほどかかります。
日本で著述され、かつ、本来の中国語文には見られない和習を含んだ漢文―変体漢文。
この「漢文式に日本語文を書く」というあり方は、記録・文書・典籍等を記す文語文として中核をなし、前近代の日本人の日常的な言語生活に深く根付いていた。
和文・漢文のはざまを漂う「鵺」のような存在として未だ総体を捉える基盤研究のなされていなかった変体漢文の特性と言語的特徴を同時代の諸文体との対照から浮き彫りにし、日本語史のなかに定位する。

目次

序 論
  第一章 変体漢文導論
  第二章 研究史と本研究の観点
  付 章 橋本進吉による「変体漢文」の定義と古事記の位置付け

本 論
 第一部 語彙より見たる変体漢文の性格(一)―文体間共通語への着目―
  序 章 問題の所在と本部の手法
  第一章 オドロク(驚)の語義・用法
  第二章 アソブ(遊)の語義・用法
  第三章 ヒサシ(久)の語義・用法
  第四章 ワヅカナリ(僅・纔)の語義・用法
  第五章 サカリ(盛)の語義・用法
  第六章 オク(置)の語義・用法
  第七章 分析結果と資料間の相違
  使用テクスト及び索引

 第二部 語彙より見たる変体漢文の性格(二)―漢文訓読語的部分への着目―
  序 章 問題の所在と本部の手法
  第一章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(一)―スミヤカナリ(速)―
  第二章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(二)―タヤスシ(輒)―
  第三章 接尾辞「等」の訓法と用法
  第四章 前部及び本部のまとめ

 第三部 表記より見たる変体漢文の性格
  序 章 問題の所在と本部の手法
  第一章 助動詞用法の「欲」の訓法と用法
  第二章 変体漢文における不読字―段落標示用法を中心に―
  第三章 仮名文から変体漢文への「変換」の過程
  第四章 変体漢文における、表記体に起因する言語的特徴の整理

結 論
  第一章 本研究のまとめ
  第二章 課題と展望

初出一覧
鵺の鳴く夜は…(あとがきに代えて)
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田中草大 著 、勉誠社 、2019年2月 、400p 、A5判・上製
発送までに3週間ほどかかります。 日本で著述され、かつ、本来の中国語文には見られない和習を含んだ漢文―変体漢文。 この「漢文式に日本語文を書く」というあり方は、記録・文書・典籍等を記す文語文として中核をなし、前近代の日本人の日常的な言語生活に深く根付いていた。 和文・漢文のはざまを漂う「鵺」のような存在として未だ総体を捉える基盤研究のなされていなかった変体漢文の特性と言語的特徴を同時代の諸文体との対照から浮き彫りにし、日本語史のなかに定位する。 目次 序 論   第一章 変体漢文導論   第二章 研究史と本研究の観点   付 章 橋本進吉による「変体漢文」の定義と古事記の位置付け 本 論  第一部 語彙より見たる変体漢文の性格(一)―文体間共通語への着目―   序 章 問題の所在と本部の手法   第一章 オドロク(驚)の語義・用法   第二章 アソブ(遊)の語義・用法   第三章 ヒサシ(久)の語義・用法   第四章 ワヅカナリ(僅・纔)の語義・用法   第五章 サカリ(盛)の語義・用法   第六章 オク(置)の語義・用法   第七章 分析結果と資料間の相違   使用テクスト及び索引  第二部 語彙より見たる変体漢文の性格(二)―漢文訓読語的部分への着目―   序 章 問題の所在と本部の手法   第一章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(一)―スミヤカナリ(速)―   第二章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(二)―タヤスシ(輒)―   第三章 接尾辞「等」の訓法と用法   第四章 前部及び本部のまとめ  第三部 表記より見たる変体漢文の性格   序 章 問題の所在と本部の手法   第一章 助動詞用法の「欲」の訓法と用法   第二章 変体漢文における不読字―段落標示用法を中心に―   第三章 仮名文から変体漢文への「変換」の過程   第四章 変体漢文における、表記体に起因する言語的特徴の整理 結 論   第一章 本研究のまとめ   第二章 課題と展望 初出一覧 鵺の鳴く夜は…(あとがきに代えて) 索 引
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看聞日記とその時代 好奇心旺盛な皇族・伏見宮貞成が語る中世社会

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,620
薗部寿樹 著、勉誠社、2024、344p、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。
その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。
将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。
33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。
読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。
目次
はじめに
[解説]伏見宮貞成と『看聞日記』
現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』
一 中世の領主
(1)内裏の防火と称光天皇
(2)栄仁親王の死
(3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂
(4)足利義嗣の末路と白虹
(5)治仁王の急死
(6)宇治川の船遊び
(7)石帯「金青玉」
(8)貴族が経営する旅館
(9)新内侍懐妊疑惑とその顛末
(10)斯波義教の死
(11)宮家の女性たちの呼び名を改める
(12)十四歳新参の侍女
(13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動
(14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波
(15)伏見宮家女房の逃亡
(16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する
(17)中世の領主と男色
(18)若き日の貞成の祈願
(19)下馬しない土民
(20)天狗になった天皇
(21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法
(22)室町将軍の「あれ」
(23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽
(24)専制君主への忖度
(25)足利義教による暗殺指令
(26)後白河法皇が夢に出た!
(27)足利義教御所内の乱れ
(28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない
(29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす
(30)嘉吉の乱
(31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する
ほか
納入までに3週間ほどかかります。
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4,620
薗部寿樹 著 、勉誠社 、2024 、344p 、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。 その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。 将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。 33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。 読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。 目次 はじめに [解説]伏見宮貞成と『看聞日記』 現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』 一 中世の領主 (1)内裏の防火と称光天皇 (2)栄仁親王の死 (3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂 (4)足利義嗣の末路と白虹 (5)治仁王の急死 (6)宇治川の船遊び (7)石帯「金青玉」 (8)貴族が経営する旅館 (9)新内侍懐妊疑惑とその顛末 (10)斯波義教の死 (11)宮家の女性たちの呼び名を改める (12)十四歳新参の侍女 (13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動 (14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波 (15)伏見宮家女房の逃亡 (16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する (17)中世の領主と男色 (18)若き日の貞成の祈願 (19)下馬しない土民 (20)天狗になった天皇 (21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法 (22)室町将軍の「あれ」 (23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽 (24)専制君主への忖度 (25)足利義教による暗殺指令 (26)後白河法皇が夢に出た! (27)足利義教御所内の乱れ (28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない (29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす (30)嘉吉の乱 (31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する ほか 納入までに3週間ほどかかります。

東アジア世界の民俗 変容する社会・生活・文化(アジア遊学215)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松尾恒一 編、勉誠社、2017、272p、A5判
表紙に汚れあり。
変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。
文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。
都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、
諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。
目次
序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一
Ⅰ 日常としての都市の生活を考える
生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一)
科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦
Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ
国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努
台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯
「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加)
観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮
琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一
コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一)
Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編
“記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴)
「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠
中国人新移民と宗族 張玉玲
水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅
「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴)
コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴
ほか
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3,080
松尾恒一 編 、勉誠社 、2017 、272p 、A5判
表紙に汚れあり。 変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。 文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。 都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、 諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。 目次 序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一 Ⅰ 日常としての都市の生活を考える 生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一) 科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦 Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ 国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努 台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯 「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加) 観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮 琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一 コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一) Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編 “記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴) 「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠 中国人新移民と宗族 張玉玲 水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅 「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴) コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴 ほか

五代十国 - 乱世のむこうの「治」(アジア遊学291)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山根直生 編、勉誠社、2023年12月、312 頁、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。
しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか?
同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。
従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。

目次

序論 山根直生

1 五代
後梁―「賢女」の諜報網 山根直生
燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか
後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊
契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊
後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介
急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男
宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛
〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生)

2 十国
「正統王朝」としての南唐 久保田和男
留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉
〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次
〔コラム〕五代の出版 高津孝
王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉)
楚の「経済発展」再考 樋口能成
正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那)
南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生
〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士
「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史
定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬
〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)
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3,520
山根直生 編 、勉誠社 、2023年12月 、312 頁 、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。 しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか? 同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。 従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。 目次 序論 山根直生 1 五代 後梁―「賢女」の諜報網 山根直生 燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか 後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊 契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊 後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介 急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男 宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛 〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生) 2 十国 「正統王朝」としての南唐 久保田和男 留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉 〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次 〔コラム〕五代の出版 高津孝 王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉) 楚の「経済発展」再考 樋口能成 正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那) 南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生 〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士 「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史 定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬 〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)

聖徳太子信仰とは何か

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
榊原史子 著、勉誠社、2021年12月、280p、四六判
日本文化に多大な影響を与えた信仰の全貌をわかりやすく解説!
聖徳太子に帰依し、礼拝し、供養する信仰―聖徳太子信仰。
太子への思いは絵画や彫像に表現され、太子の威徳が記された伝記も数多く書かれてきた。
また、その信仰は今に受け継がれ、法隆寺や四天王寺など太子が建立したとされる寺院が各地に存在し、大工・左官・鍛冶などの職人たちによる聖徳太子像参拝(太子講)が行われている。
史資料をひもとき、信仰の発生と発展、伝説・伝承、関連人物、文学・美術作品などを解説。あわせてゆかりの寺院・神社、史跡を紹介する。
聖徳太子没後1400年御遠忌記念出版。

目次

はじめに

第一章 聖徳太子信仰の成立
一 聖徳太子の事績
二 聖徳太子の伝説
三 聖徳太子についての研究
四 「聖徳太子」の誕生
五 聖徳太子伝と信仰の発生
六 聖から救世観音菩薩へ

第二章 聖徳太子信仰の霊場
一 法隆寺
二 四天王寺

第三章 法隆寺と四天王寺の対抗意識―聖徳太子信仰の中心地をめぐって
一 「四節文」と『四天王寺縁起』
二 原行本『聖徳太子伝暦』と「四節文」
三法隆寺の整備事業と「聖徳太子未来記」の出現、そして『天王寺秘決』と『太子伝古今目録抄』

第四章 霊場の増加
一 聖徳太子が創建したとされる寺院
二 聖徳太子に関係する神社、仏堂

第五章 太子への思い
一 初期の信仰
二 平安時代の学者と貴族
三 秦氏、惟宗氏
四 四天王寺の参拝者たち
五 鎌倉時代の武家
六 僧侶たちの聖徳太子信仰

第六章 平安時代の文学作品における聖徳太子―女性と聖徳太子信仰
一 『三宝絵』
二 『源氏物語』

第七章 聖徳太子信仰の美術
一 聖徳太子絵伝
二 聖徳太子像

第八章 太子講
一 太子講とは
二 太子講の事例
三 大工さんの日

第九章 文化の創始者聖徳太子
一 建築技術
二 華道
三 製紙技術
四 香
五 伎楽

おわりに
参考文献

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4,180
榊原史子 著 、勉誠社 、2021年12月 、280p 、四六判
日本文化に多大な影響を与えた信仰の全貌をわかりやすく解説! 聖徳太子に帰依し、礼拝し、供養する信仰―聖徳太子信仰。 太子への思いは絵画や彫像に表現され、太子の威徳が記された伝記も数多く書かれてきた。 また、その信仰は今に受け継がれ、法隆寺や四天王寺など太子が建立したとされる寺院が各地に存在し、大工・左官・鍛冶などの職人たちによる聖徳太子像参拝(太子講)が行われている。 史資料をひもとき、信仰の発生と発展、伝説・伝承、関連人物、文学・美術作品などを解説。あわせてゆかりの寺院・神社、史跡を紹介する。 聖徳太子没後1400年御遠忌記念出版。 目次 はじめに 第一章 聖徳太子信仰の成立 一 聖徳太子の事績 二 聖徳太子の伝説 三 聖徳太子についての研究 四 「聖徳太子」の誕生 五 聖徳太子伝と信仰の発生 六 聖から救世観音菩薩へ 第二章 聖徳太子信仰の霊場 一 法隆寺 二 四天王寺 第三章 法隆寺と四天王寺の対抗意識―聖徳太子信仰の中心地をめぐって 一 「四節文」と『四天王寺縁起』 二 原行本『聖徳太子伝暦』と「四節文」 三法隆寺の整備事業と「聖徳太子未来記」の出現、そして『天王寺秘決』と『太子伝古今目録抄』 第四章 霊場の増加 一 聖徳太子が創建したとされる寺院 二 聖徳太子に関係する神社、仏堂 第五章 太子への思い 一 初期の信仰 二 平安時代の学者と貴族 三 秦氏、惟宗氏 四 四天王寺の参拝者たち 五 鎌倉時代の武家 六 僧侶たちの聖徳太子信仰 第六章 平安時代の文学作品における聖徳太子―女性と聖徳太子信仰 一 『三宝絵』 二 『源氏物語』 第七章 聖徳太子信仰の美術 一 聖徳太子絵伝 二 聖徳太子像 第八章 太子講 一 太子講とは 二 太子講の事例 三 大工さんの日 第九章 文化の創始者聖徳太子 一 建築技術 二 華道 三 製紙技術 四 香 五 伎楽 おわりに 参考文献 納入までに3週間ほどかかります。

日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

今井書店
 福岡県北九州市八幡東区祝町
1,600 (送料:¥0~)
勉誠社、平成5、202頁、B5、1冊
全体少ヤケ・シミ
全品送料込・税込   (代金引換便・海外便は送料無料対象外)  配送方法は原則追跡番号のあるお任せになります。   We provide worldwide service.  火曜日定休   記載のない付図・附録・正誤表等の付属品が必要な方は個別にお問い合わせ下さい。 0頁は頁数の記載なしです。 領収書(pdfのみ)が必要な場合は事前にその旨をお申し出ください。 インボイス対応。
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、勉誠社 、平成5 、202頁 、B5 、1冊
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日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

波多野書店
 東京都千代田区神田神保町
1,000
勉誠社、平5、202p、26cm、1冊
背角微潰れ 経年良好 ゆうメール(300円)で発送
<送料について>本のサイズによって、主にスマートレター(210円)、ゆうメール(300円)、レターパックライト(430円)、レターパックプラス(600円)、ゆうパック(700円【最安東京】~1690円【最高沖縄】)での発送になります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可

日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

1,000
、勉誠社 、平5 、202p 、26cm 、1冊
背角微潰れ 経年良好 ゆうメール(300円)で発送

増補改訂版 明恵上人夢記 訳注

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編、勉誠社、2024年11月、584p、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版!

目次

口絵

増補改訂版の刊行に寄せて
緒言

凡例

Ⅰ 影印
(1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵)
(2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵)
(3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵)
(4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵)
(5)2―12 某年八月夢記(個人蔵)
(6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵)
(7)2―15 某年十一月二日夢記紙背
(8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵)
(9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑)
(10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵)
(11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵)
(12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵)
(13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵)

Ⅱ 解題
 一 「明恵上人夢記」について
 二 山外本「夢記」解説

Ⅲ 目録
 凡 例
 第1部(年の記載のあるもの)
 第2部(月日の記載のみのもの)
 第3部(日の記載のみのもの)
 第4部(年月日の記載を欠くもの)

Ⅳ 訳注
 凡 例
 第1部(1~21)
 第2部(1~24)
 第3部(1~18)
 第4部(1~15)

Ⅴ 資料
 1 夢記年表
 2 明恵略年表
 3 参考文献一覧
 4 事項索引
 5 人名一覧
あとがき

謝辞

執筆者一覧

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奥田勲・平野多恵・前川健一 編 、勉誠社 、2024年11月 、584p 、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版! 目次 口絵 増補改訂版の刊行に寄せて 緒言 凡例 Ⅰ 影印 (1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵) (2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵) (3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵) (4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵) (5)2―12 某年八月夢記(個人蔵) (6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵) (7)2―15 某年十一月二日夢記紙背 (8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵) (9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑) (10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵) (11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵) (12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵) (13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵) Ⅱ 解題  一 「明恵上人夢記」について  二 山外本「夢記」解説 Ⅲ 目録  凡 例  第1部(年の記載のあるもの)  第2部(月日の記載のみのもの)  第3部(日の記載のみのもの)  第4部(年月日の記載を欠くもの) Ⅳ 訳注  凡 例  第1部(1~21)  第2部(1~24)  第3部(1~18)  第4部(1~15) Ⅴ 資料  1 夢記年表  2 明恵略年表  3 参考文献一覧  4 事項索引  5 人名一覧 あとがき 謝辞 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

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