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「哲学 知泉書館」の検索結果
267件

「ハイデガーと倫理学」

古書 本々堂
 福岡県福岡市南区大橋
2,300 (送料:¥430~)
岡田紀子 著、知泉書館、2007年初版、295p、23cmA5
著者献呈本です。カバーにやや擦れありますが、
ほぼ読まれた形跡がなく、きれいな状態です。

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在庫検索用ワード:本々堂人文・哲学思想関係
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岡田紀子 著 、知泉書館 、2007年初版 、295p 、23cmA5
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中世と近世のあいだ : 14世紀におけるスコラ学と神秘思想 <中世研究 第12号>

三日月書店
 東京都国立市中
6,000 (送料:¥600~)
上智大学中世思想研究所 編、知泉書館、2007、509, 45p、22cm、1
カバー付。良好。
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6,000 (送料:¥600~)
上智大学中世思想研究所 編 、知泉書館 、2007 、509, 45p 、22cm 、1
カバー付。良好。
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中世と近世のあいだ : 14世紀におけるスコラ学と神秘思想 <中世研究 第12号>

大山堂書店
 東京都文京区本郷 5-26-6 
4,950
上智大学中世思想研究所 編、知泉書館、2007、509, 45p、22cm、1冊
カバー少キズ 鉛筆書込み
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4,950
上智大学中世思想研究所 編 、知泉書館 、2007 、509, 45p 、22cm 、1冊
カバー少キズ 鉛筆書込み

中世における信仰と知

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
上智大学中世思想研究所 編、知泉書館、2013/03/30、482p、A5
本書はキリスト教古代から近世にいたる「信仰と知」をめぐる思索を代表的な思想家を通して解明する。古典古代で形成された知の探究構造はいかに聖書理解に受け継がれたか,信仰における問題意識に理性はいかに迫り,それ自体としては表現できない超越的な事態を理性はいかに理解へともたらすのかなど,多様な問題に光をあてる。
キリスト教がギリシア・ローマの思想と対峙した2世紀,教父たちは古代の知恵を信仰理解と信仰生活に生かすために,ヘレニズム的テキスト解釈を聖書解釈へ導入し,中期プラトン主義による救済史的神学体系の構築に挑んだ。
11世紀のラテン中世では,信仰内容を「理性のみによって」探究する初期スコラ学がアンセルムスにより形成され,「信仰と知」は自らに目覚めた理性と聖書理解および教会の伝統との関係を問う「理性と権威」として主題化された。
アリストテレス哲学がイスラム世界から受容された13世紀の盛期スコラ学では,「知」は経験的認識に基づいた「学知」となり,信仰理解は「大全」にまとめ上げられ,「信仰と知」は大学において「神学と哲学」として提起された。
14世紀の後期スコラ学になると哲学と神学の密接な関係が神学の優位性とともに解体し,経験と個体を重視するスコトゥスとオッカムの思惟の展開,また思弁的知性論を軸としたエックハルトからクザーヌスへの潮流が,イギリス経験論と大陸合理論,ドイツ観念論へと展開していった。
「信仰と知」から見た中世思想史としても格好の基本文献。

納入までに3週間ほどかかります。
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9,900
上智大学中世思想研究所 編 、知泉書館 、2013/03/30 、482p 、A5
本書はキリスト教古代から近世にいたる「信仰と知」をめぐる思索を代表的な思想家を通して解明する。古典古代で形成された知の探究構造はいかに聖書理解に受け継がれたか,信仰における問題意識に理性はいかに迫り,それ自体としては表現できない超越的な事態を理性はいかに理解へともたらすのかなど,多様な問題に光をあてる。 キリスト教がギリシア・ローマの思想と対峙した2世紀,教父たちは古代の知恵を信仰理解と信仰生活に生かすために,ヘレニズム的テキスト解釈を聖書解釈へ導入し,中期プラトン主義による救済史的神学体系の構築に挑んだ。 11世紀のラテン中世では,信仰内容を「理性のみによって」探究する初期スコラ学がアンセルムスにより形成され,「信仰と知」は自らに目覚めた理性と聖書理解および教会の伝統との関係を問う「理性と権威」として主題化された。 アリストテレス哲学がイスラム世界から受容された13世紀の盛期スコラ学では,「知」は経験的認識に基づいた「学知」となり,信仰理解は「大全」にまとめ上げられ,「信仰と知」は大学において「神学と哲学」として提起された。 14世紀の後期スコラ学になると哲学と神学の密接な関係が神学の優位性とともに解体し,経験と個体を重視するスコトゥスとオッカムの思惟の展開,また思弁的知性論を軸としたエックハルトからクザーヌスへの潮流が,イギリス経験論と大陸合理論,ドイツ観念論へと展開していった。 「信仰と知」から見た中世思想史としても格好の基本文献。 納入までに3週間ほどかかります。

ヘーゲルハンドブック: 生涯・作品・学派

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
16,940
ヴァルター・イェシュケ 著/神山伸弘・久保陽一・座小田豊・島崎隆・高山守・山口誠一 監訳、知泉書館、・・・
ヘーゲル哲学の現代性とは何か? それは形而上学を批判して論理学に置き換え,「自然哲学」を構想し,人間学や法と国家の理解,また歴史の思想や芸術,宗教の哲学,そして哲学史を思想そのものの発展と見なす考え方に現れている。ヘーゲルの思想は過去のものではなく,現代思想の一つの重要な基準点である。

しかし今日の思想がヘーゲルと切り離されているのは,ヘーゲルの時代を歴史化し,19世紀半ばの「ドイツ観念論の崩壊」以来,「現代的」思想による実証主義的な簡略化と精神的な力の消滅による。思考を経験科学に限定する「現代的」なやり方にとり,精神や理性は古臭く,効用と機能への現代的関心の障害となる。だがヘーゲル哲学は,現代を理解するためだけでなく,時代を象徴する独断的な簡略化と硬直化を理解するのにも役立つ。

本書はヘーゲルの著作の発展史の概観と,ヘーゲルが提示し解決しようとした体系的な諸問題の概観を与え,最近の研究を位置づける試みである。著者は批判版ヘーゲル全集の編集を主導し,その研究はドイツ古典哲学全般に及ぶ。本書は文献学的歴史的研究の立場からテキスト・クリティーク,発展史,概念史,背景事情,影響史など最新の研究成果に基づいて,バランスの取れた斬新な解釈を展開する。確かなテキストに拠って,難解な内容を読み解くとともに,概念史から発展史,研究史に関する該博な知識を駆使,膨大な研究蓄積をも見渡して書かれた驚嘆すべき画期的な手引書である。ヘーゲル研究のみならず近代哲学の研究者にとっても本書は無視することができない基本文献となろう。

内容は生涯,作品,学派からなり,主要部である〈作品〉は,最初に記録された草稿や著作から最後の刊行物に至るまでを発展史的に叙述した前半部と,「エンツュクロペディー」の順序である論理学―自然哲学―精神哲学に従い,後期の講義において素描された「体系」を叙述した後半部より成る。また〈学派〉では1815-48年の三月革命期のヘーゲル学派の論争過程に焦点を絞って「影響の最初の決定的な局面」を考察し,その影響史の射程を定める。

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16,940
ヴァルター・イェシュケ 著/神山伸弘・久保陽一・座小田豊・島崎隆・高山守・山口誠一 監訳 、知泉書館 、2016/06/20 、750p 、B5
ヘーゲル哲学の現代性とは何か? それは形而上学を批判して論理学に置き換え,「自然哲学」を構想し,人間学や法と国家の理解,また歴史の思想や芸術,宗教の哲学,そして哲学史を思想そのものの発展と見なす考え方に現れている。ヘーゲルの思想は過去のものではなく,現代思想の一つの重要な基準点である。 しかし今日の思想がヘーゲルと切り離されているのは,ヘーゲルの時代を歴史化し,19世紀半ばの「ドイツ観念論の崩壊」以来,「現代的」思想による実証主義的な簡略化と精神的な力の消滅による。思考を経験科学に限定する「現代的」なやり方にとり,精神や理性は古臭く,効用と機能への現代的関心の障害となる。だがヘーゲル哲学は,現代を理解するためだけでなく,時代を象徴する独断的な簡略化と硬直化を理解するのにも役立つ。 本書はヘーゲルの著作の発展史の概観と,ヘーゲルが提示し解決しようとした体系的な諸問題の概観を与え,最近の研究を位置づける試みである。著者は批判版ヘーゲル全集の編集を主導し,その研究はドイツ古典哲学全般に及ぶ。本書は文献学的歴史的研究の立場からテキスト・クリティーク,発展史,概念史,背景事情,影響史など最新の研究成果に基づいて,バランスの取れた斬新な解釈を展開する。確かなテキストに拠って,難解な内容を読み解くとともに,概念史から発展史,研究史に関する該博な知識を駆使,膨大な研究蓄積をも見渡して書かれた驚嘆すべき画期的な手引書である。ヘーゲル研究のみならず近代哲学の研究者にとっても本書は無視することができない基本文献となろう。 内容は生涯,作品,学派からなり,主要部である〈作品〉は,最初に記録された草稿や著作から最後の刊行物に至るまでを発展史的に叙述した前半部と,「エンツュクロペディー」の順序である論理学―自然哲学―精神哲学に従い,後期の講義において素描された「体系」を叙述した後半部より成る。また〈学派〉では1815-48年の三月革命期のヘーゲル学派の論争過程に焦点を絞って「影響の最初の決定的な局面」を考察し,その影響史の射程を定める。 納入までに3週間ほどかかります。

聖霊と神のエネルゲイア

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,150
G.パラマス 著 大森 正樹 訳、知泉書館、2023、708p
知泉学術叢書22
「聖霊の発出」について東方教会と西方教会の間にある重大な齟齬は非常に由々しい問題であった。
4世紀のニカイア公会議で,「聖霊は父から出て,父と子とともに礼拝される」としたが,西方教会では6世紀に「聖霊は父と〈子からも〉出る」と「子からも」という文言を付加した。この見方が西方教会へ浸潤することにより,東西で論争が展開,その溝は次第に深まった。さらに教会慣行の違いなどもあり,東西教会は1054年に分裂した。
東方教会としては一度公会議で決定された条項に付加や削除を加えるのは,教義の変更で認められないと主張,聖霊の神学についてビザンティン神学を代表する存在であったグレゴリオス・パラマス(1296頃-1359年)は,徹底的な批判を展開した。
本書は既訳の『東方教会の精髄 人間の神化論攷』に続き9つの論攷を翻訳し,全体は三分野の主題として扱われる。
まず「聖霊の発出」に関わる問題,次にパラマスの注目すべき教説「神の本質と働きの区別」を扱い,最後に自然と世界を含むパラマス思想の全体像が明らかにされる。
先の訳書と本書によって,パラマスの主たる思想の大筋が解明される。20世紀半ばから本格的に展開したパラマス研究を踏まえ,今後の研究の礎となる訳業である。
西欧のスコラ学研究の陰となり注目されなかったビザンティン哲学の研究に,新たな扉を開く貴重な翻訳である。
観想の実践を重んずる東方教会の独自性が明らかになる。
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7,150
G.パラマス 著 大森 正樹 訳 、知泉書館 、2023 、708p
知泉学術叢書22 「聖霊の発出」について東方教会と西方教会の間にある重大な齟齬は非常に由々しい問題であった。 4世紀のニカイア公会議で,「聖霊は父から出て,父と子とともに礼拝される」としたが,西方教会では6世紀に「聖霊は父と〈子からも〉出る」と「子からも」という文言を付加した。この見方が西方教会へ浸潤することにより,東西で論争が展開,その溝は次第に深まった。さらに教会慣行の違いなどもあり,東西教会は1054年に分裂した。 東方教会としては一度公会議で決定された条項に付加や削除を加えるのは,教義の変更で認められないと主張,聖霊の神学についてビザンティン神学を代表する存在であったグレゴリオス・パラマス(1296頃-1359年)は,徹底的な批判を展開した。 本書は既訳の『東方教会の精髄 人間の神化論攷』に続き9つの論攷を翻訳し,全体は三分野の主題として扱われる。 まず「聖霊の発出」に関わる問題,次にパラマスの注目すべき教説「神の本質と働きの区別」を扱い,最後に自然と世界を含むパラマス思想の全体像が明らかにされる。 先の訳書と本書によって,パラマスの主たる思想の大筋が解明される。20世紀半ばから本格的に展開したパラマス研究を踏まえ,今後の研究の礎となる訳業である。 西欧のスコラ学研究の陰となり注目されなかったビザンティン哲学の研究に,新たな扉を開く貴重な翻訳である。 観想の実践を重んずる東方教会の独自性が明らかになる。

クザーヌスの思索のプリズム 中世末期の現実を超克する試み

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
八巻 和彦 著、知泉書館、2019/11/20、744p、菊判
クザーヌス(1401-64)は,生涯カトリック教会の枢機卿や司教,さらには教皇代理として活動しつつ,旅の最中に多くの著作を残した。彼の著作は写本から印刷本としてヨーロッパに広まり,その影響はブルーノをはじめコペルニクス,ケプラー,ライプニッツ,カント,ヤコービ,ハーマン,ダン,レッシングなど思想家から文学者まで多くの人びとに及んだ。

Ⅰ部で著者は,クザーヌスを中世末期の人物として捉え,その多面的な活動について考察する。

Ⅱ部では,クザーヌスの主体性論と近代の主体性概念との違いを検討し,彼の主体性が二重構造をもち,彼が人間精神の能力を高く評価していることを解明する。

Ⅲ部では,彼の認識論は神をいかに把握されうるかにあり,人間の認識能力は本質的に限界があり,絶対的存在からの助力を必要とする。さらに認識対象への接近方法として,表象力,比喩,象徴が強調される。

Ⅳ部では,世界はいかなる根拠で存在するかが問われ,「世界とは神の現れである」ことが明らかにされる。

Ⅴ部では,クザーヌスが教会のあり方をも相対化して他の宗教に対する寛容を説いた事情を明らかにする。

Ⅵ部では,愚者とか無学者を意味するイディオータが弁論家や哲学者との対話により,立場が逆転する姿を通して思想家クザーヌスの本質を見出す。

世界的にクザーヌスへの関心が広がる中,本書は半世紀に及ぶ研究の集大成であり必読の基本文献となろう。

納入までに3週間ほどかかります。
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八巻 和彦 著 、知泉書館 、2019/11/20 、744p 、菊判
クザーヌス(1401-64)は,生涯カトリック教会の枢機卿や司教,さらには教皇代理として活動しつつ,旅の最中に多くの著作を残した。彼の著作は写本から印刷本としてヨーロッパに広まり,その影響はブルーノをはじめコペルニクス,ケプラー,ライプニッツ,カント,ヤコービ,ハーマン,ダン,レッシングなど思想家から文学者まで多くの人びとに及んだ。 Ⅰ部で著者は,クザーヌスを中世末期の人物として捉え,その多面的な活動について考察する。 Ⅱ部では,クザーヌスの主体性論と近代の主体性概念との違いを検討し,彼の主体性が二重構造をもち,彼が人間精神の能力を高く評価していることを解明する。 Ⅲ部では,彼の認識論は神をいかに把握されうるかにあり,人間の認識能力は本質的に限界があり,絶対的存在からの助力を必要とする。さらに認識対象への接近方法として,表象力,比喩,象徴が強調される。 Ⅳ部では,世界はいかなる根拠で存在するかが問われ,「世界とは神の現れである」ことが明らかにされる。 Ⅴ部では,クザーヌスが教会のあり方をも相対化して他の宗教に対する寛容を説いた事情を明らかにする。 Ⅵ部では,愚者とか無学者を意味するイディオータが弁論家や哲学者との対話により,立場が逆転する姿を通して思想家クザーヌスの本質を見出す。 世界的にクザーヌスへの関心が広がる中,本書は半世紀に及ぶ研究の集大成であり必読の基本文献となろう。 納入までに3週間ほどかかります。

アウグスティヌスと古代教養の終焉

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
アンリ・イレネ・マルー(著), 岩村清太(訳)、知泉書館、2008/05/30、800p、A5
ギリシアの教養パイデイアが,ローマ世界に普及しラテン化するとともに,異教と神話に起源をもつ自由学芸が,キリスト教と融合していかに西欧中世へと移植可能になったか?
この問いに対しギリシア・ローマの教養を身につけそのキリスト教化を図った代表的人物アウグスティヌスの業績の具体的な分析を通して解明する。彼の生涯はそれ自体が古代自由学芸の実態とその変容を体現していた。アウグスティヌスはアフリカで苦学して自由学芸を修め,文法教師,修辞学教師として活躍,自由学芸の教科書の執筆も手掛けた。
彼は新プラトン主義に導かれキリスト教に入信,司教,博士としてキリスト教徒の知的霊的指導に尽くしつつ,古代の自由学芸を聖書注解,神学,説教といったキリスト教的知的活動に積極的に応用した。キリスト教と自由学芸双方を神の知恵にいたる同一の知的体系の中に位置づけ,キリスト教的知的社会における自由学芸に市民権を与えたが,同時にキリスト教もその摂取をとおしてラテン化された。
古代教養人の知的活動を支えた自由学芸の内容と変容を解明した名著を達意の訳文で実現した待望の書。

目次

第Ⅰ部 すぐれた弁論家にして博識の人アウグスティヌス
第1章 文学的教養 文法
第2章 ギリシア語の知識
第3章 修辞学
第4章 デカダン期の教養人
第5章 博識とその起源
第6章 アウグスティヌスの博識

第Ⅱ部 知恵の探究
第1章 哲学への回心
第2章 学問の課程
第3章 七自由学芸と,?ΓΚΥΚΛΙΟΣ ΠΑΙΔΕΙΑ,百科全書的知識
第4章 アウグスティヌスにおける自由学芸
第5章 哲学志向の自由学芸 1 確実な論証
第6章 哲学志向の自由学芸 2 魂の鍛錬

第Ⅲ部 キリスト教の教え
第1章 キリスト教的教養の始まり
第2章 キリスト教的教養の大枠
第3章 キリスト教的知識人の形成
第4章 アウグスティヌスにおけるキリスト教的予備教養
第5章 聖書とデカダン期の教養
第6章 キリスト教的雄弁術

納入までに3週間ほどかかります。
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12,100
アンリ・イレネ・マルー(著), 岩村清太(訳) 、知泉書館 、2008/05/30 、800p 、A5
ギリシアの教養パイデイアが,ローマ世界に普及しラテン化するとともに,異教と神話に起源をもつ自由学芸が,キリスト教と融合していかに西欧中世へと移植可能になったか? この問いに対しギリシア・ローマの教養を身につけそのキリスト教化を図った代表的人物アウグスティヌスの業績の具体的な分析を通して解明する。彼の生涯はそれ自体が古代自由学芸の実態とその変容を体現していた。アウグスティヌスはアフリカで苦学して自由学芸を修め,文法教師,修辞学教師として活躍,自由学芸の教科書の執筆も手掛けた。 彼は新プラトン主義に導かれキリスト教に入信,司教,博士としてキリスト教徒の知的霊的指導に尽くしつつ,古代の自由学芸を聖書注解,神学,説教といったキリスト教的知的活動に積極的に応用した。キリスト教と自由学芸双方を神の知恵にいたる同一の知的体系の中に位置づけ,キリスト教的知的社会における自由学芸に市民権を与えたが,同時にキリスト教もその摂取をとおしてラテン化された。 古代教養人の知的活動を支えた自由学芸の内容と変容を解明した名著を達意の訳文で実現した待望の書。 目次 第Ⅰ部 すぐれた弁論家にして博識の人アウグスティヌス 第1章 文学的教養 文法 第2章 ギリシア語の知識 第3章 修辞学 第4章 デカダン期の教養人 第5章 博識とその起源 第6章 アウグスティヌスの博識 第Ⅱ部 知恵の探究 第1章 哲学への回心 第2章 学問の課程 第3章 七自由学芸と,?ΓΚΥΚΛΙΟΣ ΠΑΙΔΕΙΑ,百科全書的知識 第4章 アウグスティヌスにおける自由学芸 第5章 哲学志向の自由学芸 1 確実な論証 第6章 哲学志向の自由学芸 2 魂の鍛錬 第Ⅲ部 キリスト教の教え 第1章 キリスト教的教養の始まり 第2章 キリスト教的教養の大枠 第3章 キリスト教的知識人の形成 第4章 アウグスティヌスにおけるキリスト教的予備教養 第5章 聖書とデカダン期の教養 第6章 キリスト教的雄弁術 納入までに3週間ほどかかります。

ことばが紡ぎ出されるとき 声とテクストのあいだ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
岩波 敦子 編、知泉書館、2026年02月、284p、菊判
「ことば」とは何か。「ことば」は単なる情報伝達の手段ではなく,身体に根ざし,時間の中で生成・消滅し,記憶と集団的連帯を形づくる。語られる声の刹那性と,テクストによる固定化・反復可能性との緊張関係をはらみ,我々の意識に刻まれ,魂の在り方に深く関わる。
本書は,哲学,神学,文学,歴史学,言語学,美術史など分野横断的な知を結集し,古典古代から現代に至るヨーロッパ,イスラーム,ビザンツ世界を中心に,ことばが文化の諸形態において果たしてきた創造的営為を,多角的な視座から検討する共同研究の成果である。
第Ⅰ部では,聖霊論や言語思想を通じて,声が時間的世界に刻印される在り方と,神的なものを伝達する思想的可能性を探究する。第Ⅱ部では,神の語りかけと応答をめぐる聖書解釈やイスラーム美術の銘文を扱い,神と人をつなぐメディアについて論じる。第Ⅲ部では,説教や教化文学を取り上げ,声とテクストが錯綜しながら人々を教え導く言語行為の歴史的展開を描き出す。第Ⅳ部では,儀礼や誓いにおける身体化されたことばが,社会的秩序と紐帯を現前化する力を有していたことを明らかにし,ことばの呪縛力をも考察する。
テクスト論,認識論,表象論,思想史,文化史など多元的なアプローチによる10章の論稿は,有機的に連関し,互いに響き合いながら,ことばの身体性・社会性・歴史性を解き明かしていく。言語文化研究に新たな地平を拓く,刺激に満ちた一冊である。

目次

はじめに
第Ⅰ部 声の刻印とことば
第Ⅱ部 神の語りかけとテクスト/表象
第Ⅲ部 教え導くことばとテクスト
第Ⅳ部 響き合うことばと儀礼
あとがき

納入までに3週間ほどかかります。
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3,850
岩波 敦子 編 、知泉書館 、2026年02月 、284p 、菊判
「ことば」とは何か。「ことば」は単なる情報伝達の手段ではなく,身体に根ざし,時間の中で生成・消滅し,記憶と集団的連帯を形づくる。語られる声の刹那性と,テクストによる固定化・反復可能性との緊張関係をはらみ,我々の意識に刻まれ,魂の在り方に深く関わる。 本書は,哲学,神学,文学,歴史学,言語学,美術史など分野横断的な知を結集し,古典古代から現代に至るヨーロッパ,イスラーム,ビザンツ世界を中心に,ことばが文化の諸形態において果たしてきた創造的営為を,多角的な視座から検討する共同研究の成果である。 第Ⅰ部では,聖霊論や言語思想を通じて,声が時間的世界に刻印される在り方と,神的なものを伝達する思想的可能性を探究する。第Ⅱ部では,神の語りかけと応答をめぐる聖書解釈やイスラーム美術の銘文を扱い,神と人をつなぐメディアについて論じる。第Ⅲ部では,説教や教化文学を取り上げ,声とテクストが錯綜しながら人々を教え導く言語行為の歴史的展開を描き出す。第Ⅳ部では,儀礼や誓いにおける身体化されたことばが,社会的秩序と紐帯を現前化する力を有していたことを明らかにし,ことばの呪縛力をも考察する。 テクスト論,認識論,表象論,思想史,文化史など多元的なアプローチによる10章の論稿は,有機的に連関し,互いに響き合いながら,ことばの身体性・社会性・歴史性を解き明かしていく。言語文化研究に新たな地平を拓く,刺激に満ちた一冊である。 目次 はじめに 第Ⅰ部 声の刻印とことば 第Ⅱ部 神の語りかけとテクスト/表象 第Ⅲ部 教え導くことばとテクスト 第Ⅳ部 響き合うことばと儀礼 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。

倫理学講義 第一巻 倫理学講義(全5巻)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
山田晶(著), 小浜善信(編)、知泉書館、2025年01月、496p、46判
著者は1985(昭和60)年に京都大学を定年退職した後,南山大学で教鞭を執るが,そこでテーマは自分で選び自由に語る教養科目の講義を要請された。京大では専門科目しか教えなかったので迷ったが,若い人たちに興味を与え,分かり易く語ることを熟慮して話されたのがこのシリーズである。哲学・倫理学の深い学識と膨大な知識に裏付けられた講義は,多くの学生を魅了した。学生ばかりか研究者も,学問と人生を知るために,今日でも読まれるべき名講義。
本巻では,まず「私とは何か」を問う。これは哲学の根本で,人間にとって最も大切なことである。「A子の話」と「捨八の話」ではナルシシズムと劣等感に苛まれた二人について物語風に語りながら,「真の自己」を知らないためにあやまちと不幸に見舞われる姿を鮮やかに描き出す。
次に愛をテーマに「自愛と他愛」を語る。人が最も愛しているのは自分自身で,愛の根元は「自愛」である。物や人に対する愛も所有する愛なので,いずれも自愛に還元される。そこで自分を愛することと自分を了解することが問題となる。高校生の娘が母親を殺した事件をもとに,母娘の心に生じる葛藤の推移と結末とを心理小説風に描き,「愛と了解」そして「愛と他者理解」の真相を考察する。
最後に「疎外の問題」を論じる。疎外とは,マルクスがヘーゲルの『精神現象学』から転用し,経済学の概念として労働者が「疎外」されていく実態を分析した言葉だが,疎外の現実は「仲間外れにする,される」ことである。そこで「仲間の構造」について,家族や友人・知人から様々な社会集団,国家に至る多様性を通して明らかにされる。

目次

凡例
まえがき
  序論――自分を知るとはいかなることか
  第一章 私とは何者であるか
  第二章 私に分からなくなる私
  第三章 私の探求の課題である私
第Ⅰ部 A子の話
 A子の話――ナルシスとナルシズムについて
第Ⅱ部 捨八の話
 捨八の話
第Ⅲ部 愛の諸形態
 一 愛と対象
 二 愛と了解
 三 愛と共感
第Ⅳ部 疎外の問題
 疎外の問題
あとがき
解説
総目次
索引

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山田晶(著), 小浜善信(編) 、知泉書館 、2025年01月 、496p 、46判
著者は1985(昭和60)年に京都大学を定年退職した後,南山大学で教鞭を執るが,そこでテーマは自分で選び自由に語る教養科目の講義を要請された。京大では専門科目しか教えなかったので迷ったが,若い人たちに興味を与え,分かり易く語ることを熟慮して話されたのがこのシリーズである。哲学・倫理学の深い学識と膨大な知識に裏付けられた講義は,多くの学生を魅了した。学生ばかりか研究者も,学問と人生を知るために,今日でも読まれるべき名講義。 本巻では,まず「私とは何か」を問う。これは哲学の根本で,人間にとって最も大切なことである。「A子の話」と「捨八の話」ではナルシシズムと劣等感に苛まれた二人について物語風に語りながら,「真の自己」を知らないためにあやまちと不幸に見舞われる姿を鮮やかに描き出す。 次に愛をテーマに「自愛と他愛」を語る。人が最も愛しているのは自分自身で,愛の根元は「自愛」である。物や人に対する愛も所有する愛なので,いずれも自愛に還元される。そこで自分を愛することと自分を了解することが問題となる。高校生の娘が母親を殺した事件をもとに,母娘の心に生じる葛藤の推移と結末とを心理小説風に描き,「愛と了解」そして「愛と他者理解」の真相を考察する。 最後に「疎外の問題」を論じる。疎外とは,マルクスがヘーゲルの『精神現象学』から転用し,経済学の概念として労働者が「疎外」されていく実態を分析した言葉だが,疎外の現実は「仲間外れにする,される」ことである。そこで「仲間の構造」について,家族や友人・知人から様々な社会集団,国家に至る多様性を通して明らかにされる。 目次 凡例 まえがき   序論――自分を知るとはいかなることか   第一章 私とは何者であるか   第二章 私に分からなくなる私   第三章 私の探求の課題である私 第Ⅰ部 A子の話  A子の話――ナルシスとナルシズムについて 第Ⅱ部 捨八の話  捨八の話 第Ⅲ部 愛の諸形態  一 愛と対象  二 愛と了解  三 愛と共感 第Ⅳ部 疎外の問題  疎外の問題 あとがき 解説 総目次 索引 納入までに3週間ほどかかります。

中世と近世のあいだ 14世紀におけるスコラ学と神秘思想

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
上智大学中世思想研究所 編、知泉書館、2007/06/30、576p、A5
中世文化は13世紀の盛期スコラ学において思想的頂点に達したのち,14世紀には危機と転換の時代を迎えた。社会的には経済危機や人口減少,市民階級の勃興と封建体制の動揺,さらにペストや東方からの脅威に加え,領邦国家が神聖ローマ帝国に対する独立性を強め,教皇権力の求心力も弱体化しつつあった。
これら社会環境の変化に伴い,学問言語であるラテン語による知的統一は俗語の成長と大学の設立により弱まり,個別科学の優勢とともに形而上学的体系が批判され,スコラ学は解体されていく。また学問と信仰,言語と実在,世界への結びつきと内面性といった問題群が時代の課題となった。
本書は吟味可能な確実性と経験可能な真理を模索しながら,普遍的知識や自己実現の新たな規範を打ち建てる精神活動が一挙に花開く14世紀の多様な思想潮流を,〈宗教・神秘思想〉〈スコラ学・自然学思想〉〈東方キリスト教思想〉の三つの視角から本格的に考察した画期的業績である。

目次

第1部 宗教・神秘思想(ダンテと哲学―『饗宴』と『神曲』を中心として;ルルスの思想と近代;フライベルクのディートリヒの知性論;マイスター・エックハルトの思想―神の荒野と一者神論;ハインリヒ・ゾイゼとドイツ神秘思潮―マクデブルクのメヒティルトからテルステーゲンへ;ザクセンのルドルフスの霊性とその近代への影響;リュースブルクにおける二面性)

第2部 スコラ学・自然学思想(ガンのヘンリクスとフォンテーヌのゴドフロワの思想;ドゥンス・スコトゥスにおける真理認識の基礎づけ;十四世紀のスコトゥス学派の思想―偽カムプザルのリカルドゥスの代示(スポジチオ)論と個体化の理論
オッカムにおける形象不要論
アダム・デ・ヴォデハムの思想
ジョン・ウィクリフの思想
十四世紀の論理学―現代論理学とどう違っているのか
中世後期の視覚理論の形成)

第3部 東方キリスト教思想(十四世紀ビザンツの哲学的・神学的状況―ヘシュカズムを中心に;十四・十五世紀西欧の学問へのビザンツの影響)

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9,900
上智大学中世思想研究所 編 、知泉書館 、2007/06/30 、576p 、A5
中世文化は13世紀の盛期スコラ学において思想的頂点に達したのち,14世紀には危機と転換の時代を迎えた。社会的には経済危機や人口減少,市民階級の勃興と封建体制の動揺,さらにペストや東方からの脅威に加え,領邦国家が神聖ローマ帝国に対する独立性を強め,教皇権力の求心力も弱体化しつつあった。 これら社会環境の変化に伴い,学問言語であるラテン語による知的統一は俗語の成長と大学の設立により弱まり,個別科学の優勢とともに形而上学的体系が批判され,スコラ学は解体されていく。また学問と信仰,言語と実在,世界への結びつきと内面性といった問題群が時代の課題となった。 本書は吟味可能な確実性と経験可能な真理を模索しながら,普遍的知識や自己実現の新たな規範を打ち建てる精神活動が一挙に花開く14世紀の多様な思想潮流を,〈宗教・神秘思想〉〈スコラ学・自然学思想〉〈東方キリスト教思想〉の三つの視角から本格的に考察した画期的業績である。 目次 第1部 宗教・神秘思想(ダンテと哲学―『饗宴』と『神曲』を中心として;ルルスの思想と近代;フライベルクのディートリヒの知性論;マイスター・エックハルトの思想―神の荒野と一者神論;ハインリヒ・ゾイゼとドイツ神秘思潮―マクデブルクのメヒティルトからテルステーゲンへ;ザクセンのルドルフスの霊性とその近代への影響;リュースブルクにおける二面性) 第2部 スコラ学・自然学思想(ガンのヘンリクスとフォンテーヌのゴドフロワの思想;ドゥンス・スコトゥスにおける真理認識の基礎づけ;十四世紀のスコトゥス学派の思想―偽カムプザルのリカルドゥスの代示(スポジチオ)論と個体化の理論 オッカムにおける形象不要論 アダム・デ・ヴォデハムの思想 ジョン・ウィクリフの思想 十四世紀の論理学―現代論理学とどう違っているのか 中世後期の視覚理論の形成) 第3部 東方キリスト教思想(十四世紀ビザンツの哲学的・神学的状況―ヘシュカズムを中心に;十四・十五世紀西欧の学問へのビザンツの影響) 納入までに3週間ほどかかります。

古典の挑戦 第2版 古代ギリシア・ローマ研究ナビ

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
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葛西康徳(編), ヴァネッサ・カッツァート(編), 吉川斉(編), 末吉未来(編)、知泉書館、202・・・
21世紀の今,古代ギリシア・ローマを学ぶ意義とは何か。様々な社会的・地理的・人種的背景を持つ人々が交流した多様な古代社会,その姿を描き出した豊富な作品群。古典とは,人間と社会の困難な状況を示すことで,私たちにヒントを与えてくれる強力な〈武器〉なのである。
本書は,オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け,国際的に第一線で活躍する研究者が,日本人の夏期短期留学生に向けて行う西洋古典学への招待である。古典の最前線の問題に,それぞれ独特の発想とナラティヴで斬り込み,聴衆を魅了する。

第1部「記憶と再現」は,古代ギリシアが影響を受け,近年進展の目覚ましい近東文学を紹介した後,ホメロス,抒情詩,悲劇,喜劇,ヘレニズム文学,ラテン詩文など基本的テーマを丁寧に説明する。セカンド・ソフィスティックの紹介は日本で初めてとなるだろう。

第2部「素材と受容」では,20世紀に急速に発展したパピルス研究や,美術,壺絵,神話,文献学など最先端の業績を踏まえて解説する。そして日本の古典劇とギリシア演劇との比較,およびイソップ寓話の受容を見ていく。

第3部「思想と人間」は,哲学,弁論術,歴史,宗教,法などヘレニズム文化の中核的テーマを説明し,ギリシア人とは何かを考える。ギリシア・ローマの法と裁判は,近代の政治・法制度を理解する上でも必須の教養である。さらには現在注目される合唱隊の紹介,および人類学の視点から古典学の再解釈を試みる。

人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く最良の道案内。好評を博した初版に,新たに7章分のテーマを大幅増補して,最新の改訂を施した充実の決定版である。

納入までに3週間ほどかかります。 和本
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葛西康徳(編), ヴァネッサ・カッツァート(編), 吉川斉(編), 末吉未来(編) 、知泉書館 、2025年04月 、748p 、菊判
21世紀の今,古代ギリシア・ローマを学ぶ意義とは何か。様々な社会的・地理的・人種的背景を持つ人々が交流した多様な古代社会,その姿を描き出した豊富な作品群。古典とは,人間と社会の困難な状況を示すことで,私たちにヒントを与えてくれる強力な〈武器〉なのである。 本書は,オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け,国際的に第一線で活躍する研究者が,日本人の夏期短期留学生に向けて行う西洋古典学への招待である。古典の最前線の問題に,それぞれ独特の発想とナラティヴで斬り込み,聴衆を魅了する。 第1部「記憶と再現」は,古代ギリシアが影響を受け,近年進展の目覚ましい近東文学を紹介した後,ホメロス,抒情詩,悲劇,喜劇,ヘレニズム文学,ラテン詩文など基本的テーマを丁寧に説明する。セカンド・ソフィスティックの紹介は日本で初めてとなるだろう。 第2部「素材と受容」では,20世紀に急速に発展したパピルス研究や,美術,壺絵,神話,文献学など最先端の業績を踏まえて解説する。そして日本の古典劇とギリシア演劇との比較,およびイソップ寓話の受容を見ていく。 第3部「思想と人間」は,哲学,弁論術,歴史,宗教,法などヘレニズム文化の中核的テーマを説明し,ギリシア人とは何かを考える。ギリシア・ローマの法と裁判は,近代の政治・法制度を理解する上でも必須の教養である。さらには現在注目される合唱隊の紹介,および人類学の視点から古典学の再解釈を試みる。 人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く最良の道案内。好評を博した初版に,新たに7章分のテーマを大幅増補して,最新の改訂を施した充実の決定版である。 納入までに3週間ほどかかります。 和本

倫理学講義 第二巻 倫理学講義(全5巻)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
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山田晶(著), 小浜善信(編)、知泉書館、2025年05月、418p、46判
著者は1985年に京都大学を定年退職後,南山大学に移り,自由なテーマによる教養科目の講義を要請された。専門科目しか教授してこなかった著者が,若い人たちも興味をもち,理解できるように分かり易く工夫したのが本シリーズである。哲学・倫理学の深い学識と豊かな知識に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にとっても学問と人生を知るうえで,示唆に富む有益な名講義である。
名古屋での13年,授業で話した主要なテーマは「愛」の問題であった。本巻では愛の諸相について語られる。
「愛とは何か。問われないと私は知っている。問われると,分からなくなる。」愛することは知っている。しかし愛とは何かを知らない。愛の自明性と多義性という両面性と愛の意味を知るために愛の諸形態について考える。
愛については三つの見方がある。プラトン『饗宴』の「エロス」,アリストテレス『ニコマコス倫理学』の「ピリア」,そして『新約聖書』の「アガペー」である。
本書では『饗宴』の論客たちの愛に対する思いを見ながら,エロスの持つ多様で深い意味が紹介される。
さらにキリスト教の「あなたの父なる神」と「キリストと群衆」を通して,神とイエスと群衆が相互に交わりながら,人々の中で息づく愛と,キリスト教の真実を見つめる。
人には好きと嫌いがあり,エロスの愛は反面として「憎しみ」を伴う。それらの根底には「自愛」がある。「自愛」と「他愛」の深刻な抗いにいかに応えるかを考える。
次回の第三巻では「ピリア」と「アガペー」について語られ,「エロス」を含め愛の統合的な理解が明らかにされる。
目次
凡例
まえがき

第Ⅰ部 愛の諸形態――エロス愛について
第Ⅱ部 愛の経験
第Ⅲ部 好きと嫌い
第Ⅳ部 プラトンのエロス論
第Ⅴ部 「あなた方の父」なる神
(一)「あなた方の父」なる神
(二) イエスと群衆
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山田晶(著), 小浜善信(編) 、知泉書館 、2025年05月 、418p 、46判
著者は1985年に京都大学を定年退職後,南山大学に移り,自由なテーマによる教養科目の講義を要請された。専門科目しか教授してこなかった著者が,若い人たちも興味をもち,理解できるように分かり易く工夫したのが本シリーズである。哲学・倫理学の深い学識と豊かな知識に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にとっても学問と人生を知るうえで,示唆に富む有益な名講義である。 名古屋での13年,授業で話した主要なテーマは「愛」の問題であった。本巻では愛の諸相について語られる。 「愛とは何か。問われないと私は知っている。問われると,分からなくなる。」愛することは知っている。しかし愛とは何かを知らない。愛の自明性と多義性という両面性と愛の意味を知るために愛の諸形態について考える。 愛については三つの見方がある。プラトン『饗宴』の「エロス」,アリストテレス『ニコマコス倫理学』の「ピリア」,そして『新約聖書』の「アガペー」である。 本書では『饗宴』の論客たちの愛に対する思いを見ながら,エロスの持つ多様で深い意味が紹介される。 さらにキリスト教の「あなたの父なる神」と「キリストと群衆」を通して,神とイエスと群衆が相互に交わりながら,人々の中で息づく愛と,キリスト教の真実を見つめる。 人には好きと嫌いがあり,エロスの愛は反面として「憎しみ」を伴う。それらの根底には「自愛」がある。「自愛」と「他愛」の深刻な抗いにいかに応えるかを考える。 次回の第三巻では「ピリア」と「アガペー」について語られ,「エロス」を含め愛の統合的な理解が明らかにされる。 目次 凡例 まえがき 第Ⅰ部 愛の諸形態――エロス愛について 第Ⅱ部 愛の経験 第Ⅲ部 好きと嫌い 第Ⅳ部 プラトンのエロス論 第Ⅴ部 「あなた方の父」なる神 (一)「あなた方の父」なる神 (二) イエスと群衆 納入までに3週間ほどかかります。

倫理学講義 第五巻 倫理学講義(全5巻)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
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山田晶(著), 小浜善信(編)、知泉書館、2025年10月、400p、46判
本講義は著者が名古屋に移ってから,12年にわたる教養科目を中心にした講義の集大成である。著者自身の生の根本に関わる問題意識を直截に展開した内容である。
「自分とは何か」に始まり,自愛と他愛をめぐる「愛」の諸問題,また「他者」や「共感」の問題,さらに「生死」の問題,そしてニヒリズムにも関わる「世界の意味」や「人間的行為」を主導する理性の役割の問題など,全5巻にわたり倫理学の多様な問題群が取り上げられる。
著者の問いが新たな問いを生み,その探究の行程をたどる読者も読み進めるうちに知らず知らず問題を探究し思索することへと誘われる。著者の問題は読者と共有され,探究そのものが読者の喜びになる。読み終えた後も読者の心に問題が課題として残り,さらなる思索へと誘う不思議な体験となろう。人がものを考える,哲学することが,無意識に身体化されるのである。
本巻のⅠ部「世界の意味」では「私」が「世界」に意味を与え,私が世界の源泉である。したがって死は意味を付与した根原が消失し,世界も意味を失う。人の臨終で「世界は無意味」となるが,「私の原点」のさらなる原点はないのか。存在とは何かが問われる。Ⅱ部「行為と能力」とⅢ部「人間的行為と人間の行為」では,人間が「自己の行為の主」であるがゆえに「人間的行為」が論じられ,自己の行為は意志と理性により支えられる。意志は倫理・道徳に,理性は倫理と現代の先端科学技術に関わる。Ⅳ部「善のラチオについて」では「共通認識」は対話により,「普遍認識」は真実の経験により成立する。最後の講演「マルタとマリア」ではイエスがこの姉妹をどう見たかを語る。

目次

凡例
まえがき
第Ⅰ部 世界の意味
第Ⅱ部 行為と能力――トマス『神学大全』第一部第七八問一―三項,第二部の一,第一問一項を中心に
第Ⅲ部 人間的行為と人間の行為――トマス『神学大全』第二部の一,第一問一項を中心に
第Ⅳ部 善のラチオについて

講演 マルタとマリア

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山田晶(著), 小浜善信(編) 、知泉書館 、2025年10月 、400p 、46判
本講義は著者が名古屋に移ってから,12年にわたる教養科目を中心にした講義の集大成である。著者自身の生の根本に関わる問題意識を直截に展開した内容である。 「自分とは何か」に始まり,自愛と他愛をめぐる「愛」の諸問題,また「他者」や「共感」の問題,さらに「生死」の問題,そしてニヒリズムにも関わる「世界の意味」や「人間的行為」を主導する理性の役割の問題など,全5巻にわたり倫理学の多様な問題群が取り上げられる。 著者の問いが新たな問いを生み,その探究の行程をたどる読者も読み進めるうちに知らず知らず問題を探究し思索することへと誘われる。著者の問題は読者と共有され,探究そのものが読者の喜びになる。読み終えた後も読者の心に問題が課題として残り,さらなる思索へと誘う不思議な体験となろう。人がものを考える,哲学することが,無意識に身体化されるのである。 本巻のⅠ部「世界の意味」では「私」が「世界」に意味を与え,私が世界の源泉である。したがって死は意味を付与した根原が消失し,世界も意味を失う。人の臨終で「世界は無意味」となるが,「私の原点」のさらなる原点はないのか。存在とは何かが問われる。Ⅱ部「行為と能力」とⅢ部「人間的行為と人間の行為」では,人間が「自己の行為の主」であるがゆえに「人間的行為」が論じられ,自己の行為は意志と理性により支えられる。意志は倫理・道徳に,理性は倫理と現代の先端科学技術に関わる。Ⅳ部「善のラチオについて」では「共通認識」は対話により,「普遍認識」は真実の経験により成立する。最後の講演「マルタとマリア」ではイエスがこの姉妹をどう見たかを語る。 目次 凡例 まえがき 第Ⅰ部 世界の意味 第Ⅱ部 行為と能力――トマス『神学大全』第一部第七八問一―三項,第二部の一,第一問一項を中心に 第Ⅲ部 人間的行為と人間の行為――トマス『神学大全』第二部の一,第一問一項を中心に 第Ⅳ部 善のラチオについて 講演 マルタとマリア 納入までに3週間ほどかかります。

倫理学講義 第四巻 倫理学講義(全5巻)

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山田晶(著), 小浜善信(編)、知泉書館、2025年09月、430p、46判
京都大学を退職後,南山大学などで教養科目として倫理学を担当し,分かり易く,興味深い講義録の集大成である。
哲学・倫理学の学識と豊かな知見に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にも有益な講義である。
第四巻では,マルタとマリアの物語と,生と死というすべての人にとって避けられない問題,謎について考察する。
第Ⅰ部は福音書にある「マルタとマリアの問題」で,受難への道を歩むイエスがマルタとマリアの姉妹の家に迎えられる。マルタはイエスの食事や接待に立ち働き,マリアはイエスの足もとに座り話に聞き入った。マルタはイエスにそれについて不満を述べたが,イエスはマリアを褒めた。この物語は,マリアを観想的生活,マルタを行動的生活として伝統的に理解されていた。しかし著者はイエスは姉妹を差別せずに,それぞれが自分を見つめて振る舞ったものとして,姉妹に等しい愛を注いだと考えたのである。
第Ⅱ部の「生と死の問題」では,人生において「死の経験」だけは経験できないため,神話で多くの物語が語られ,儀式や祭として今日まで引き継がれてきた。
そこでは身体は滅びるが,魂は不死であり永遠に生きると考えられた。身体が滅びた後には何も残らないという唯物論者による見方と,魂は存続するという見方を著者は丹念に追究する。残るのは普遍的な一つの魂か,それとも個人のための多数の魂かが焦点となった。カントの普遍的な魂を紹介するとともに,キリスト教における神の創造を基盤とする個人の存在に根差した個人の魂が残ることを明らかにする。「死の経験」とは何か,重要なテーマが問われた。

目次

凡例
まえがき
第Ⅰ部 マルタとマリアの問題
 第一編 マルタとマリア
 第二編 マルタとマリア
第Ⅱ部 生と死の問題
第Ⅲ部 二つの掟,特に第二の掟について生じる諸問題の考察
 第一編 二つの恵み,生と死
 第二編 生と死
 第三編 魂の不死と人間の尊厳
 第四編 生死の問題――死んだらどうなるか

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山田晶(著), 小浜善信(編) 、知泉書館 、2025年09月 、430p 、46判
京都大学を退職後,南山大学などで教養科目として倫理学を担当し,分かり易く,興味深い講義録の集大成である。 哲学・倫理学の学識と豊かな知見に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にも有益な講義である。 第四巻では,マルタとマリアの物語と,生と死というすべての人にとって避けられない問題,謎について考察する。 第Ⅰ部は福音書にある「マルタとマリアの問題」で,受難への道を歩むイエスがマルタとマリアの姉妹の家に迎えられる。マルタはイエスの食事や接待に立ち働き,マリアはイエスの足もとに座り話に聞き入った。マルタはイエスにそれについて不満を述べたが,イエスはマリアを褒めた。この物語は,マリアを観想的生活,マルタを行動的生活として伝統的に理解されていた。しかし著者はイエスは姉妹を差別せずに,それぞれが自分を見つめて振る舞ったものとして,姉妹に等しい愛を注いだと考えたのである。 第Ⅱ部の「生と死の問題」では,人生において「死の経験」だけは経験できないため,神話で多くの物語が語られ,儀式や祭として今日まで引き継がれてきた。 そこでは身体は滅びるが,魂は不死であり永遠に生きると考えられた。身体が滅びた後には何も残らないという唯物論者による見方と,魂は存続するという見方を著者は丹念に追究する。残るのは普遍的な一つの魂か,それとも個人のための多数の魂かが焦点となった。カントの普遍的な魂を紹介するとともに,キリスト教における神の創造を基盤とする個人の存在に根差した個人の魂が残ることを明らかにする。「死の経験」とは何か,重要なテーマが問われた。 目次 凡例 まえがき 第Ⅰ部 マルタとマリアの問題  第一編 マルタとマリア  第二編 マルタとマリア 第Ⅱ部 生と死の問題 第Ⅲ部 二つの掟,特に第二の掟について生じる諸問題の考察  第一編 二つの恵み,生と死  第二編 生と死  第三編 魂の不死と人間の尊厳  第四編 生死の問題――死んだらどうなるか 納入までに3週間ほどかかります。

ハイデッガー=リッカート往復書簡 1912-1933 知泉学術叢書35

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アルフレート・デンカー(編), 渡辺和典(訳)、知泉書館、2025年1月、232p、新書
若きハイデッガーの師弟関係というと現象学の祖フッサールとの関係が語られることが多い。しかし,それ以前より始まる新カント派のリッカートとの師弟関係はどれほど知られているだろうか。
この関係を抜きにして『存在と時間』(1927年)へ至る初期ハイデッガーの思想形成を紐解くことはできない。本書はハイデッガーとリッカートとの約20年間にわたる43通の往復書簡を収録。
この書簡集ではハイデッガーの修学期,1900年代初頭に隆盛を極めていた新カント派の研究と批判により自らの思索を練り上げていった姿を垣間見ることができる。
またハイデッガーのカトリック教会との関係や就職問題,フィンケ,E. ラスク,フッサール,そしてヤスパースとの関係など,実存的な状況も綴られており,「大哲学者」というだけではない側面もうかがい知れる。
さらにハイデッガーの研究発表の資料や講演「問いと判断」,さらに学位論文への主査A. シュナイダーの論評など貴重な「文書資料」も収録。
本書は,かつて日本で多くの翻訳・研究が出されていた新カント派の視点からハイデッガーの思索の現場を照らし,これまで見過ごされてきた思想的鉱脈を見つけるきっかけとなろう。さらに新カント派が時代を担った意味を再考するための有意義な資料である。

目次

凡例

書簡
 ハイデッガーからリッカートへ(31通)
 リッカートからハイデッガーへ(12通)

文書資料
 ハイデッガー「自然科学的概念形成の諸限界を超えるための試み」
   (1913/14冬学期)
 ハイデッガー「問いと判断」
   (1915年7月10日)
 ハイデッガー 学位申請書
   (1913年6月30日)
 ハイデッガー 履歴書と宣誓書
   (1913年6月30日)
 シュナイダー「ハイデッガー氏の学位論文に関する所見」
   (1913年7月10日)
 ハイデッガー 教授資格志願者
   (1915年7月2日)
 リッカート「ハイデッガー博士の教授資格論文に関する所見」
   (1915年7月19日)

編者あとがき
書簡で言及された著作

訳者解説
訳者あとがき
人名索引

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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,960
アルフレート・デンカー(編), 渡辺和典(訳) 、知泉書館 、2025年1月 、232p 、新書
若きハイデッガーの師弟関係というと現象学の祖フッサールとの関係が語られることが多い。しかし,それ以前より始まる新カント派のリッカートとの師弟関係はどれほど知られているだろうか。 この関係を抜きにして『存在と時間』(1927年)へ至る初期ハイデッガーの思想形成を紐解くことはできない。本書はハイデッガーとリッカートとの約20年間にわたる43通の往復書簡を収録。 この書簡集ではハイデッガーの修学期,1900年代初頭に隆盛を極めていた新カント派の研究と批判により自らの思索を練り上げていった姿を垣間見ることができる。 またハイデッガーのカトリック教会との関係や就職問題,フィンケ,E. ラスク,フッサール,そしてヤスパースとの関係など,実存的な状況も綴られており,「大哲学者」というだけではない側面もうかがい知れる。 さらにハイデッガーの研究発表の資料や講演「問いと判断」,さらに学位論文への主査A. シュナイダーの論評など貴重な「文書資料」も収録。 本書は,かつて日本で多くの翻訳・研究が出されていた新カント派の視点からハイデッガーの思索の現場を照らし,これまで見過ごされてきた思想的鉱脈を見つけるきっかけとなろう。さらに新カント派が時代を担った意味を再考するための有意義な資料である。 目次 凡例 書簡  ハイデッガーからリッカートへ(31通)  リッカートからハイデッガーへ(12通) 文書資料  ハイデッガー「自然科学的概念形成の諸限界を超えるための試み」    (1913/14冬学期)  ハイデッガー「問いと判断」    (1915年7月10日)  ハイデッガー 学位申請書    (1913年6月30日)  ハイデッガー 履歴書と宣誓書    (1913年6月30日)  シュナイダー「ハイデッガー氏の学位論文に関する所見」    (1913年7月10日)  ハイデッガー 教授資格志願者    (1915年7月2日)  リッカート「ハイデッガー博士の教授資格論文に関する所見」    (1915年7月19日) 編者あとがき 書簡で言及された著作 訳者解説 訳者あとがき 人名索引 納入までに3週間ほどかかります。

倫理学講義 第三巻 倫理学講義(全5巻)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
山田晶(著), 小浜善信(編)、知泉書館、2025年07月、488p、46判
京都大学を退職後,南山大学などで教養科目として倫理学を担当し,分かり易く語った興味深い講義録の集大成。
哲学・倫理学の学識と豊かな知見に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にとっても有益な講義である。
第二巻では愛の自明性と曖昧性という二面性を語ったうえで「愛とは何か」を問い,愛の三形態であるエロス,ピリア,アガペーのうち,エロスを中心に考察された。
本巻ではこれら三つの愛の特徴と相互関係を総合的に論じた上で,キリスト教の「アガペー」を中心に語られる。
イエスは律法学者から最も重要な律法とは何かを問われ,第一に「心を尽くし,精神を尽くし,思いを尽くして神を愛しなさい」,第二に「隣人を自分のように愛しなさい」と答えた。イエスがこれら二つの掟の深い意味と関係について説くと,律法学者はイエスに反感を抱いた。
エルサレムへの途上の村で,皮膚病を患っている十人がイエスを迎えて癒しを乞うた。病が癒され彼らは喜んで去って行った。ところがその中から異邦人のサマリア人が,神を賛美しながら戻ってきて,イエスの足もとにひれ伏して感謝した。他の人は戻らず,イエスはその人に「あなたの信仰があなたを救った」と言って立ち去らせた。
ある人がエルサレムから下ってくる時に追剝ぎに襲われ,半殺しにされた。祭司やレビ人は知らぬ顔で通りすぎたが,一人のサマリア人がこれを見て憐れに思い介抱した。イエスはこの話を律法学者に話し,隣人とは何かを問うた。
著者はこれらの話から三つの愛とは「自愛」「他愛」とそれらを介した「交流愛」であることを明らかにし,律法と福音の違い,そして神への愛について丁寧に深く考察する。

目次

凡例
まえがき
第Ⅰ部 アガペーとエロス
第Ⅱ部 キリスト教的愛について――自分のように人を愛するとは? 三つの愛,エロス,アガペー,愛の交わり
第Ⅲ部 二つの掟,特に第二の掟について生じる諸問題の考察
第Ⅳ部 律法における倫理
第Ⅴ部 キリスト教と愛
第Ⅵ部 自分のように人を愛するとはいかなることか
第Ⅶ部 二つの掟と新しい掟

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3,850
山田晶(著), 小浜善信(編) 、知泉書館 、2025年07月 、488p 、46判
京都大学を退職後,南山大学などで教養科目として倫理学を担当し,分かり易く語った興味深い講義録の集大成。 哲学・倫理学の学識と豊かな知見に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にとっても有益な講義である。 第二巻では愛の自明性と曖昧性という二面性を語ったうえで「愛とは何か」を問い,愛の三形態であるエロス,ピリア,アガペーのうち,エロスを中心に考察された。 本巻ではこれら三つの愛の特徴と相互関係を総合的に論じた上で,キリスト教の「アガペー」を中心に語られる。 イエスは律法学者から最も重要な律法とは何かを問われ,第一に「心を尽くし,精神を尽くし,思いを尽くして神を愛しなさい」,第二に「隣人を自分のように愛しなさい」と答えた。イエスがこれら二つの掟の深い意味と関係について説くと,律法学者はイエスに反感を抱いた。 エルサレムへの途上の村で,皮膚病を患っている十人がイエスを迎えて癒しを乞うた。病が癒され彼らは喜んで去って行った。ところがその中から異邦人のサマリア人が,神を賛美しながら戻ってきて,イエスの足もとにひれ伏して感謝した。他の人は戻らず,イエスはその人に「あなたの信仰があなたを救った」と言って立ち去らせた。 ある人がエルサレムから下ってくる時に追剝ぎに襲われ,半殺しにされた。祭司やレビ人は知らぬ顔で通りすぎたが,一人のサマリア人がこれを見て憐れに思い介抱した。イエスはこの話を律法学者に話し,隣人とは何かを問うた。 著者はこれらの話から三つの愛とは「自愛」「他愛」とそれらを介した「交流愛」であることを明らかにし,律法と福音の違い,そして神への愛について丁寧に深く考察する。 目次 凡例 まえがき 第Ⅰ部 アガペーとエロス 第Ⅱ部 キリスト教的愛について――自分のように人を愛するとは? 三つの愛,エロス,アガペー,愛の交わり 第Ⅲ部 二つの掟,特に第二の掟について生じる諸問題の考察 第Ⅳ部 律法における倫理 第Ⅴ部 キリスト教と愛 第Ⅵ部 自分のように人を愛するとはいかなることか 第Ⅶ部 二つの掟と新しい掟 納入までに3週間ほどかかります。

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