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明治150年 - 幕末・開国・明治維新
特集163 明治150年 - 幕末・開国・明治維新(2018年7月3日〜2018年7月17日 ホーム掲載)
1868年10月23日(旧暦9月8日) 明治元年。改暦は旧暦明治5年12月2日。翌日を新暦1月1日と定めた。明治6年は旧暦で13か月、政府は月給制になったばかりで、1か月分節約のため実施した。12月も2日間になったおかげで支給せず済んだ。布告はひと月前。商人は大晦日まで年内の売掛金を回収する慣例だったが、急すぎて年明けになってしまうなど混乱を招いた。当時太陽(グレゴリオ)暦を理解できる者はほとんどなく、福澤諭吉は解説本「改暦弁」について「三版も五版も同時に彫刻して、製本を書林に渡しさえすれば、直に売れ行く其有様は、之を見ても面白し」と記している。
書籍一覧
(英文) WILLIAM WHEELER A Young American Professor in Meiji Japan
(Tetsuro Takasaki(高崎哲郎)/著 Kazue E.Campbell/訳)
黒船の行方 アメリカ文学と「日本」 (龍谷叢書 21)
(中川法城/監修 高橋勇二・藤谷聖和・藤本雅樹/編著 執筆者8名)
「徳川慶喜公伝 全4冊揃」
(澁澤栄一著 ; 藤井貞文解説)