-
ホーム
-
特集
-
ペニシリン発明90年 - 医療、医事の記憶
特集174 ペニシリン発明90年 - 医療、医事の記憶(2018年9月10日〜2018年9月25日 ホーム掲載)
1928年9月28日 アレクサンダー・フレミングがペニシリンを発明。「アオカビ」から見出した世界初の抗生物質。第二次大戦で兵士用に大量生産されるようになる。日本でも陸軍により「碧素(へきそ)」として開発が進められるが、量産できる工場はほどんどなく、最終的に森永乳業三島工場で生産。中心人物の稲垣克彦氏が家族の疎開先である沼津へ向かう際、バスで軍医章を見た客から、敗血症の甥が死にかけていると相談され、持ち合わせた分を渡し、たまたま近くの三島工場でもらうよう助言、命が救われたという。各地で空襲などの負傷者にも適用、GHQの評価以上に高い薬能があったとされる。
書籍一覧
四部医典系列挂図全集(チベット医療事典)
(西藏人民)
ぼくは町医者 村松博雄選集
(村松博雄選集刊行委員会 編 )
診療漢法医筌 完
(森田幸門・毛利部紫山(共編))
症状による中医診断と治療 全2冊揃
(趙金鐸(主編) 神戸中医学研究会(編訳))
新版ツボ療法大図鑑 ツボの基礎知識と臨床応用のすべて
(芹澤勝助(著))
権力者と江戸のくすり 人参・葡萄酒・御側の御薬
(岩下哲典)
歴史は病気でつくられる
(リチャード・ゴードン/著 倉俣トーマス旭・小林武夫/訳)
からだの科学 通巻200号(1998年5月号) 特別企画-20世紀の医学をふりかえる
(高久史麿・小林登/編 酒井シヅ/20世紀医学年表)
世界医療史 魔法医学から科学的医学へ
(エルウィン・H・アッカークネヒト/著 井上清恒・田中満智子/訳)