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古本・古書の世界 - 古本まつりの季節
特集179 古本・古書の世界 - 古本まつりの季節(2018年10月23日〜2018年11月5日 ホーム掲載)
10月26日-11月4日 第59回神田古本まつり青空掘出市開催。第1回は1960(昭和35)年。「稿本 神田古書籍商史」によると、遡って1年ほど前、「神田スズラン通りの夜店もなくなり、古書店街として神田神保町も廃れたといった批評もあり、挽回策の一つとして期間限定の露店市を開催し、名物にして認知度を上げよう」としたのがきっかけとのこと。当時都電が現在の地下鉄と似たルートを走っていて、新宿、早稲田、渋谷、池袋、本郷方面の学生に便が良かったが、都電不要論が持ち上がるようになり、廃止されれば、特に学生学者先生の客足が遠のくのではと、より危機感を募らせていたらしい。実際、都電廃止は1967(昭和42)年ころから始まり、神保町停留所は1970(昭和45)年12系統の新宿-両国橋線を最後に廃止 。地下鉄神保町駅が開業するまでの数年間は、鉄道の最寄り駅は国鉄(現JR)の御茶ノ水駅か水道橋駅のみになってしまう。1989(平成元)年に半蔵門線神保町駅が開業し、都電のルートに近づくまで約20年かかっている。
書籍一覧
映画スプリクター秋山みよ旧蔵品アルバム4冊
(川島雄三 今村昌平 鈴木清順 谷ナオミほかスナップ写真)
和流最強の砲術秘伝書 坂本天山荻野流兵法書 坂本孫八俊鎧
(天山流砲術ノ開祖、坂本天山ノ秘傳書ノ一括。、天山ノ長子 「坂本孫四郎/俊元/花押」ト奧書有)
プトレマイオス「宇宙誌」(コスモグラフィア) ヴァティカン教皇庁立図書館蔵本複製 解説共揃二冊
(下村寅太郎 織田武雄 今道友信)