特集201 消費税導入30年 - 税制と財政(2019年3月25日〜2019年4月9日 ホーム掲載)
1989(平成元)年4月1日、日本で初めて消費税が導入。「付加価値税」「物品税」とも。日本の消費税はVAT(付加価値税)に分類されるとのこと。世界各国の導入は意外や新しく、1953年にフランス大蔵省の官僚モーリス・ローレが考案し、フランスで初めて導入された「間接税」の一種とのこと。サービスや物品を提供した者が代わりに徴収し、あとで「間接的」に納付するという意味で「間接税」と呼ぶらしいです。日本における租税の基本原則は大きく次の3つとされていて、日本国憲法第30条での「納税の義務」、租税の賦課・徴収を行うには必ず法律の根拠を要するという、13世紀イギリス「マグナ・カルタ」からの「租税法律主義」、日本国憲法第14条第1項が定める平等原則に基づく「租税公平主義」とのことで、消費税導入前もそれ以来も、違憲ではないかと繰り返し議論されているようです。
書籍一覧
秋田名誉鑑 一名秋田縣直接國税拾圓以上納税名鑑 大正九年改正
(渡辺真英 編)
新長者番付 大阪国税局管内 関西版 昭和58年 普及版
改正国税不服審査制度解説
(早田肇監修 日本税理士会連合会編)
立法資料研究報告(一) 政治資金をめぐる課税関係について
(衆議院法制局)