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土方歳三没後150年 - 幕末、明治維新
特集210 土方歳三没後150年 - 幕末、明治維新(2019年5月22日〜2019年6月4日 ホーム掲載)
1869年6月20日(旧暦5月11日)、土方歳三没。「選」の字は「撰」とも表記されることがあり、「新撰組」と表記された史料もあるようです。幕末の京都は政治の中心地であり、諸藩から尊王攘夷・倒幕運動の志士が集まり、京都の治安維持にあたっていた京都所司代と京都町奉行だけでは防ぎきれないと判断した幕府は、清河八郎による献策で浪士組の結成を企図。後に近藤勇や芹沢鴨らが清河八郎に反発、京都守護職の会津藩主・松平容保の庇護のもと、発足したとのことです。 京都見廻組が幕臣(旗本、御家人)で構成された正規組織であったのに対して、新選組は浪士(町人、農民身分を含む)で構成された「会津藩預かり」という非正規組織であったそうです。 隊員数は、壬生浪士組24名から最盛時には200名を超えていました。慶応3年(1867年)6月に幕臣に取り立てられ、翌年に戊辰戦争が始まると、旧幕府軍に従い転戦しましたが、終戦とともに解散したとのことです。
書籍一覧
太陽コレクション【日本百景と土産品 江戸明治】全4巻組/'80年(本誌のみ)
モンブランの日本見聞記 フランス人の幕末明治観
(C・モンブラン、他著)
権力者と江戸のくすり 人参・葡萄酒・御側の御薬
(岩下哲典)
【未読品】 京都守護職日誌〈第5巻〉慶応三年九月~慶応三年十二月
(菊地明 編)
明治功臣録 天地二巻
(明治功臣録刊行会編纂局 編)
戊辰戦争展-上野・長岡・会津の悲劇と箱館戦争
(サンケイ新聞社編)
新撰組(新講談) 前,後編 2冊
(白井喬二 著)