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東欧革命、64天安門事件30年 - 民主化、民主主義
特集212 東欧革命、64天安門事件30年 - 民主化、民主主義(2019年6月4日〜2019年6月21日 ホーム掲載)
1989年6月4日、中華人民共和国で64天安門事件。1986年5月に共産党中央委員会総書記の胡耀邦が「百花斉放・百家争鳴」を再提唱、言論の自由化を推進。「開明の指導者」と謳われるなど、政治改革への期待や支持が高まっていたようです。しかし鄧小平ら保守派による反発により失脚、事実上の軟禁生活のなか、1989年4月に死去、氏の追悼集会などを契機に、民主化の運動は拡大。6月4日に学生を中心とした一般市民のデモ隊が、北京市中心部の天安門広場へ集結、人民解放軍による武力鎮圧が行われてしまいます。一方ソビエト連邦で共産党書記長のミハイル・ゴルバチョフが、国家運営立て直しのため「ペレストロイカ」を表明、民主化を進めていたなか、東欧諸国では民主化が相次いで、6月18日にポーランド、10月23日にハンガリーで非共産党国家成立。11月9日にベルリンの壁崩壊。11月17日にチェコスロヴァキアでビロード革命。12月25日にルーマニアでチャウシェスク政権崩壊。1991年にはバルト三国の分離独立、同年12月にソビエト連邦の崩壊に至っています。
書籍一覧
民主主義へのとりくみ
(堀本武功, 広瀬崇子 編)
民主主義・植民地主義と文学
(イーグルトン・サイード他)
ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録
(守屋友江(編訳) 根本敬(解説))
民主主義の再検討 (7冊揃い)
(日本国際連合協会京都本文編)
グロテスクな民主主義/文学の力 ユゴー、サルトル、トクヴィル
(西永良成)
民主主義と裁判/法治国家と国民 【教養講座シリーズ12】
(横田喜三郎/田上穣治 国立教育会館編)
韓国民主化闘争資料集
(韓国問題キリスト者緊急会議 編)
天安門事件と鄧小平
(程翔 著 ; 辻田堅次郎 訳)
「中国民主改革派の主張」 中国共産党私史
(李鋭 著 ; 小島晋治 編訳)
東欧革命の肖像 現代ハンガリーの憲法と政治
( 早川弘道 著)
【未読品】アウンサンスーチー : 愛と使命
(ピーター・ポパム 著 ; 宮下夏生, 森博行, 本城悠子 訳)