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NEC PC-8000シリーズ発売40年 - パソコン記念日
特集227 NEC PC-8000シリーズ発売40年 - パソコン記念日(2019年9月30日〜2019年10月23日 ホーム掲載)
1979(昭和54)年9月、NEC(日本電気)がPC-8000シリーズ発売。パソコン記念日は28日ですが、公式な見解は「9月」のみとのこと。初代のPC-8001は本体希望小売価格16万8千円。プリンタ、カセットレコーダ、12インチCRTモニタ、FDD、一式そろえると100万円を超える計算です。当時大卒初任給が平均11万円程度であったらしいので、かなり高価な買物だったのではと思います。OSは N-BASIC他、CPUは μPD780C-1(Z80互換)4MHz8bit、メモリはROM・RAM最大32K、表示は160×100ドット、カラー8色、サウンドはビープ音とのこと。同年5月のマイクロコンピュータ・ショウでの発表直後に数千台のバックオーダーを抱え、出荷開始から1万台近くの受注残を消化するまでに半年以上を要し、81年には日本のパソコンシェアの40%を獲得、83年1月の販売終了までに累計25万台を出荷したということで、NECマイコンショップは、発売当初7店舗であったのが、4年後の83年には200店舗を超えたそうです。
書籍一覧
図解パーソナルコンピュータMZ−80
(緒方 健二/他 著 )
エキスパンド・ブック タルホ・フューチュリカ
(稲垣足穂)
PC-8001 mk2 8001 8801 パソコン・ホビープログラム集
(塩野修)
岩波講座 ソフトウェア科学 16 認識と学習
(安西祐一郎)
エレクトロニクス・サウンド入門 パソコン&シンセサイザーで自動演奏
(金子弘美 著)
コンピュータ・パースペクティブ : 計算機創造の軌跡
(チャールズ・イームズ, レイ・イームズ 著 ; 和田英一 監訳 ; 山本敦子 訳)