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エドガー・アラン・ポー没後170年 - ミステリを中心に
特集230 エドガー・アラン・ポー没後170年 - ミステリを中心に(2019年10月23日〜2019年11月9日 ホーム掲載)
1849年10月7日、エドガー・アラン・ポー没。1841年に発表された「モルグ街の殺人」は史上初の推理小説とも評され、C・オーギュスト・デュパンの天才的探偵像、怪奇性と結末の意外性、クライマックスで探偵が推理を披露するような構成、不可能犯罪やトリックなどは、このジャンルの約束事として受け継がれているようです。恐怖小説のうち「アッシャー家の惨劇」「黒猫」「姦婦の生き埋葬」「赤死病の仮面」などは、B級映画の巨匠ロジャー・コーマンと三大怪奇スターと評されるビンセント・プライスによって映画化シリーズ化されています。江戸川乱歩のペンネームが、ポーから由来するのは周知のことと存じますが、デビュー作「二銭銅貨」の草稿には、「江戸川藍峯」と署名されているとのことです。
書籍一覧
探偵小説 第2巻7号(昭和7/7) 生ける死美人 E.C.ベントレイ
(H・バーカー/R.L.スティヴンソン・他)
模倣犯 ≪新潮文庫≫ 【1〜5巻 全5冊セット】
(宮部みゆき 著)
乱歩傑作選集 全12冊 (「1 黄金仮面」「2 蜘蛛男」「3 白髪鬼」…)
(江戸川乱歩)
探偵小説雑誌 宝石 2月号 第4巻第2号 昭和24年2月 別冊附録百枚読切「二重密室の謎」
(角田喜久雄・高木彬光・大坪砂男・バルザック・香山滋・大下宇陀児・江戸川乱歩ほか)
別冊 幻影城 創刊号1975・9 横溝正史 本陣殺人事件・獄門島
十二の刺傷 世界探偵名作全集2
(アガサ・クリスティ著 延原謙訳)