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電信電話150年 -電信、電話、通信の世界
特集232 電信電話150年 -電信、電話、通信の世界(2019年11月9日〜2019年11月26日 ホーム掲載)
1869(明治2)年10月23日、東京横浜間で電信電話架設工事開始。「ビクトリア朝時代のインターネット」(1995年NTT出版、トム・スタンデージ著 、服部桂訳)では、その発展に類似点があるとのことです。米英ではすでに1840年頃から商業利用が始まっていたようで、その敷設のスピードは、米では1846年に40マイル(約65Km)が、6年後の1852年には2万3千マイル(3万6千Km)。欧では1849年に2千マイル(約3千Km)が20年後の1869年には11万マイル(17万5千Km)とのことで、約30年で、南極以外の全大陸に、史上初めて世界的通信網が誕生したということです。日本では1854(嘉永7)年のペリー2度目の来日で、米大統領ミラード・フィルモアから「エンボッシング・モールス電信機」が贈られ、後に明治新政府が電信網の整備に力を入れはじめています。電報料金は1972(昭和47)年まではカナ10文字程度が基本料金だったようで、文字数内に収めるための「サクラサク」「チチキトクスグカエレ」「カネオクレタノム」などの短文を思い出します。
書籍一覧
国際通信の日本史 : 植民地化解消へ苦闘の九十九年
(石原藤夫 著)
JLRS 25周年記念誌 (日本女性アマチュア無線の会)
(JLRS 25周年記念誌委員会)
JARL(日本アマチュア無線連盟 ) 四国地方30年のあゆみ
(30年記念誌編集委員会)
NTTドコモ10年史 モバイル・フロンティアへの挑戦