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向田邦子生誕90年 - 脚本・シナリオを中心に
特集236 向田邦子生誕90年 - 脚本・シナリオを中心に(2019年12月10日〜2019年12月23日 ホーム掲載)
1929(昭和4)年11月28日、向田邦子さん生誕。雄鶏社勤務時代、アルバイトで森繁久彌がパーソナリティを務める『奥さまお手はそのまま』等、ラジオ番組の脚本を分担していて、それらが気に入られた事で、座付作家として『重役読本』の企画が持ち上がり、さらにその評判により、テレビドラマ『七人の孫』や、他のラジオ番組からも声が掛るようになったとのことです。1970年代には倉本聰・山田太一と並んで「シナリオライター御三家」と呼ばれていて、テレビドラマ代表作は1971(昭和46)年「時間ですよ」、1974(昭和49)年「寺内貫太郎一家」でしょう。1980(昭和55)年、短篇の連作「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞。翌年、取材旅行中の台湾で航空機墜落事故にて死去。享年51でした。トットちゃんこと黒柳徹子さんとは、大親友だったとのことで、港区麻布霞町(現:西麻布)や、後の南青山の職場兼自宅マンションは在京の放送局各社が近く、徹子さんは仕事の合間を縫って毎日向田さんに会いに行っていたそうです。
書籍一覧
<日本製映画>の読み方 : 1980-1999
(武藤起一、森直人、フィルムアート社編集部(編))
白い巨塔 ≪新潮文庫≫ 【1〜5巻 全5冊セット】
(山崎豊子 著)
アート・シアター 153号 家族ゲーム(森田芳光監督作品)
(編/多賀祥介)
松本清張原作「黒い画集・第2話 寒流」収録 【キネマ旬報(昭和36年4月増刊号)・名作シナリオ集】
NHK放送文化 昭和22年10・11月号〜昭和39年3月号の内、不揃い175点一括 (各、B5判32〜80ページ 号数その他詳細は、メールにてお知らせ致します)
(昭和22年10・11月号(第2巻第7号)目次より=研究座談会「映画と放送」について…菊田一夫・山本嘉次郎・佐藤秀典・北澤彪・服部正・放送局/放送概論(1)…西田貞一/大衆歌謡について…丸山鐵雄/各国の放送事業形態…宇井英俊/座談会 ローカル放送と地方文化の問題…小熊桿・百田宗治・水島久子・放送局/豆ラジオ記者…マーガレット・ローレンス/アメリカ放送の現況…石原裕市郎/海外短信/学園の放送局を訪ねて/随筆 古谷綱武・富安風生・吉田絃二郎・栗田國衛・宇野信夫/投書月報/無線中継に新方式/ほか)
沈まぬ太陽 一~五 全5冊(新潮文庫)
(山崎豊子)
「向田邦子 暮しの愉しみ」
(向田邦子, 向田和子 著)
テレビジョンドラマ 特集・ラジオびんびん物語りから教師びんびん物語Ⅱ
左岸より 1980年代のエッセイ集
( 倉本聡 著)
華麗なる一族 上中下3冊(新潮文庫)
(山崎豊子)
ヴォルフガング・ボルヒェルト その生涯と作品
(加納邦光)